うー、う…とうなりながら公園を行ったり来たりしているのは、もちろん池ヶ谷守雄その人である。 (……うー、なんだよ……なんなんなたよ……いねーじゃねーかよ) かわいいなあ
2023-11-19 10:19:44カレイド来てからももうちょっと話してるか…なんらかのいつものあれで聞こえさせてくれなかったかもしれないな
2023-11-19 10:31:48姿を消したシーン、本当にこの時……なのかな………………………… 🍳になって暮らしてて欲しいんだけど
2023-11-20 19:41:18あっという間の読了 後で例の映画のことも思い出したりしながらまとめるかも とにかくわたくしから今申し上げられることは、彼がさいごになんということのない時間を楽しかったな、という思い出にできたことにめちゃくちゃ救われるってこと… pic.twitter.com/BgQM7muM7K
2023-11-21 17:40:24追記・ゲゲゲの謎のここととか
ゲゲゲの謎を見たら、無性に酸素鏡が読みたくなった。その謎を突き止めるため我々は酸素鏡を再読する。以下、映画のネタバレもあると思います。
読み始めてすぐに、「謎」を追うという骨組みの中に、例えば電車で移動中に急に周囲の雰囲気から切り離されて謎の男がよくわからないことを言ってくる…であるとか、部外者であったはずの水木が全ての謎が明かされたここぞというシーンで「その時彼はまぎれもなく世界の支配者だった/ゼロサンダーだった」みたいな言動をする…であるとか、………確かに存在したはずのものが失われてしまうところであるとか、ふわっと想起させるような要素はそれなりにあったな、と感じる(それ以外の要素ももちろん多いが)。
何度も酸素鏡を再読していく中で、その他の上遠野作品ではあまりないような憎めなさがある人物に描かれている江賀内を割と気に入っているところがあるので、登場直後の水木はゲゲ郎や子どもとの距離感、出世欲あたりに江賀内を感じたりもしたな、とか。
でも酸素鏡終盤になって、健輔との短い交流が「柊」が世界を最後に肯定するため大切な思い出になり、「良かった」で世界から消滅してしまうところでゲゲ郎最後が…ゲゲ郎と水木の村での短い交流がワッとフラッシュバックしてあ〜〜〜もうこれは酸素鏡です!!!!!ってね。そりゃそうよ。
昔はよくオキシジェンが目玉のおやじ化して楽しく暮らしててくれないかなあ…とか思ったりもしたけどゲゲ郎が目玉生命体になれるならオキシジェンもなれるでしょこれ。ね。(?)
なるべくゲゲ郎をオキシジェンとしては見るまいと意識していたけれどこの作画でこのアクションをするオキシジェンが見たすぎて無理でした。声もそのままで問題ないと思いました。そういえばオキシジェンと金田一の対話とかをある程度こなした経験があってのゲ謎、準備完了すぎたかもしれない。
改めて読む酸素鏡のテーマ、酸素について、人と人との認識について過激な言葉を使うけれども、友人とわずかな時間過ごすだけで「なんとなく楽しかった……それだけだ」が柊を満たすことができる、そういう世界を支配したたった一人について書き切ってくれていて本当に最高だな………………と思いました。
あまり考えないようにしてたけどあの別れ方、健輔は世界でたった一人、柊を看取った……ということかな…。