しらない、ということがつみになったひ やみのおくをのぞくためにめをひらいたきみよ そこにかれがいる 偽音がいる ぼくらのせかいをおしえてくれるモノ でもいつもきみをねらっている たべるために
2018-11-03 20:39:33あのやさしいやみのむこうへ しあわせをねがったってつみじゃないでしょ? うたえ、うたえ、たたえよ、たたえよ はぜるうたはかみではなく ぼくらかくうのにんげんのために
2018-11-03 20:37:39かみさまだってないものねだり ぼくのかみのけのくろをほしがったのだから すこしのあいだまねをしてみたくなった きみのために せいぼになってみたいと
2018-11-03 20:36:18「わたし」がせかいにぞうしょくしていく ぼくらのせかいをおびやかすなにか それはみちなるウィルスのように ぼくらは「わたし」の ぼくめつをねがおう へいさしたせかいは やがてくちをあけて あたらしいものをたべていく
2018-11-03 20:34:56わがさいこうけっさくのめがみのぞうよ たましいがやどるまでいきられないのがざんねんだ あるおとこへ やさしいあくまがおとずれて やさしいひかりをあげました なにもみえないわたしはしあわせでした みえるあなたもしあわせになれますか おとこにといかけるめがみのてには ひびがはいっていました
2018-11-03 20:33:02どんなにいろとりどりのひかりでも ひとつにあつまればしろくなると まっしろなこうえんのかのじょはいった そのかのじょは だれかがつくりだそうとしているもの せっていがおもいついたら かのじょにそそがれて このこうえんからでていくだろう ぼくはさいしょのもくげきしゃになりたい
2018-11-03 20:29:29かれはいう かがやくつばさはとうにすてた いざゆかん いまだしをしらぬちじょうへ まぶたのうらにちらついたえいぞうは ずじょうのかみすらおもいつかない オリジナルのせかいをみせてあげよう
2018-11-03 20:27:39かみのそんざいなどとわずとも ぼくらにはきみがいるじゃないか きたれ、あおじろきほのおよ かくてかつてのせかいはせんめつせらる
2018-11-03 20:25:27あのひとをみてきみはなにをおもう? なきこいびとのすがたをみるなら きっといつもとちがうあさがやってくる めをひらきよくみてみようよ ゆめをみてのばしたてのむこうがわが ほんとうにじつざいするのかどうかを
2018-11-03 20:23:51わすれるスピード どうしてこんなにもはやいのだろう パーティもさんげきも きおくのかたすみへとおいやられていく えいえんにくちをとざすのはかんたん でもえいえんにかたることはむずかしい たにんのくちをかりて せいかくなでんごんゲームをつづける まちがいさがしをするものずき
2018-11-03 16:14:24はしりぬけるじかんは かならずいつもはやいとはかぎらない ゆっくりすぎてつらいこともある かべがもろいときもあれば とてもじょうぶなときもある げつようびにちじょうへダイブ でもそのまえに てをとってくれるひとのにんずうが おもってたかずよりちがってた
2018-11-03 16:12:14ぼくのてあしにむすばれたいとがきれるまで ぼくとかれのせかいはつづくよ ちゅうやとわずおそいかかる あたまのなかのばけものと たたかうためのつるぎをもって
2018-11-03 14:02:23はればれさいたそらのした むせびなくのはだあれ たくさんのものをなくした これからもなくしていく かくごしていてもやはりつらいよ にくらしいほどにあかるいそらを ころしてやりたいくらいだった そうかたったひとがだれか ぼくはしっていた
2018-11-03 01:54:38ぼくらはそれぞれじぶんのせかいをもっていて おたがいふくざつにせかいがからみあっていて むすばれてほどけなくなっていく だけどほんとうは しらなくてもいいことだったんじゃないか
2018-11-03 01:45:25くらいよるがあけることや つめたいあめがふることが えいえんじゃないことくらい わからないほど ざんねんながらぼくらはばかじゃない それでもね そのいつかをあのひとはもうまてないんだ じゅうぶんきずついたあのひとに わらうよりないてほしいんだ
2018-11-03 01:41:07ぼくらはむりょくかもしれないと いつもおもっているけれど このせかいを がれきのなかからつくれたじじつは ゆるぎのないことだ ゆずれないこころを やまないあめにうたせたままのきみ せめてかさをさしだしたいとおもった
2018-11-03 01:36:45なにもかも おかねでかいけつすればいいのに ぼくはちかくにいるはずの きみのなみだをかんじている ひとりじゃないと いまこそつたえたい ぼくらのせかいはせまいのだから いますぐにことばをかわせるのだから いくらでもくるしみをはなてばいい かまわないよ
2018-11-03 01:33:32ねむりのふちでなくきみは あささえのぞみすらしない おそれるできごとがあるとしっているから ひるまもゆうぐれもばんも にげだしたいくらいかげに おいつめられてひびをつかいはたして そのみかえりがあるとはしんじられずに
2018-11-03 01:30:32かれはじぶんをしばるほうりつなどないと ぼくのせかいのすみずみまでとびまわる ごみばことかしたかこのがれきのなかを あさってあさってみつけたのは かつてのぼくのかげだった かげをみつけたかれは おおきなくちをあけて のみこんでしまいましたとさ
2018-11-02 23:00:44そらにはしるしろいきずあと いっとうりょうだんするきれあじの かたなのもちぬしはあのひこうき もうあえないだれかをのせて すてたいみれんをそこにたくして きれいさっぱりわすれられたら ぼくはむせびなくあのひとは どんなかおをするのか ちょっときになったんだ
2018-11-02 22:58:28ずじょうをまわるとりたちのむれ こんなよるはよくないと さけんだこえにさそわれた ふらつくひとびとのむれに かれはつばさをばらまいた ぼくをみたかれは 「まもなくとけてなくなるよ」 とひとびとをゆびさした こんなおわりはよくないと さけんだこえがとどくまで
2018-11-02 18:06:22しんらばんしょう ふぐたいてん わきあがるエネルギーのげんせんは よくもわるくもぼくらのくせで あいもかわらず おあいにくさま わらうのがだれかしっている いっさいがっさいをおしつぶすいかりで あらたなせかいをひらけるだろう
2018-11-02 15:04:09あそこになやめるきみがいる かれはときどきいじわるをして かなえられないねがいとか のりこえられないしれんを ぶつけてくるしゅみがある でもすなおにあくしゅみとよべない もともとせかいがあくしゅみだから? なんもんをつくっているのはきみだった
2018-11-02 15:00:14ねがいはかなえるためにある しれんはのりこえるためにある りくつをじじつにかえられるひとがいて せかいはかくじつにかわっていくよ
2018-11-02 14:58:36ぼくらはせいかいをしらない だってなにがもんだいかすら わからないのだもの そのもんだいをだしているのはだあれ そのもんだいにこたえるのはだあれ
2018-11-02 14:56:02いまないているきみが つくってしまったうそのてき たちむかっても えられるものはないとしっている しばられてしまったおにのいと きりきざんでせかいからついほうしたい きみはくちびるをかみしめながら ねむりについてあしたをむかえる
2018-11-02 01:58:15ねむれないよるだから わずかにめにとびこむひかりが りんかくとなるゆうれいに はなしかけみたくなった さいしょからだんぜつした コミュニケーションのはしっこは あんがいあしもとにあるもので
2018-11-02 01:54:55しっていても なにくわぬかおをする そんなひとがすきだ じぶんのおもいをかくして ききてにまわるひとが だからちゃんと いつかはなしてね
2018-11-01 18:00:15たとえばぼくが たとえばかれが きえたとして きおくのかたすみに すむことにせいこうすれば ふくせいひんのぼくらが みみもとでこたえをささやくだろう
2018-11-01 17:58:21偽音がらんぼうに ふみだいにしたれきしは つくりばなしのなかにきえる そのおとぎばなしも しだいにやわらかなかいへんをへて こどもたちにとどいている こどもはおもうほどばかじゃないので そのうちほんとうのことだときづくよ
2018-11-01 17:56:26なぜぼくらがうまれたかなんて りゆうをほしがるひとのわるいくせ そこいらのいのちとおんなじなのに べつのものとおもいたいから そんなよわねをはいて だけど いまさらなもんだいだと きづくんだ
2018-11-01 17:54:00おおきなとりがとぶのをみた ふってくるはねをひとつてにとれば そらのきっぷになるようなきがしてる いきつくさきはどこだろう ぼくのしっているせかいなら まちがかいたくされるし ぼくのしらないせかいなら ぼくらのせかいをおいていくかも
2018-11-01 17:51:51きずながいつかよりあつまって ふといなわになったとき ちゅういしないといけない うっかりくびにまきついて ぶらりぶらりとくうちゅうに ぶらたれたらいみがない
2018-10-31 20:46:49かなでることばは あちらこちらに ひがんとしがんむすぶなわ それじゃあ きずなつむぐいと よりあつめればそうなるの ためしたいからぼくは かれのなかにねむる かれがたべたえいゆうの たましいによびかけた
2018-10-31 20:37:37ぼくやかれがむすうのせかいの かけはしになるきはかけらもないけど もしきみがぼくやかれをつかいたければ せかいへのかぎにするといい ぼくは「環(たまき)」 かれは「偽音(ぎおん)」 なまえがからだのものふたり
2018-10-31 18:38:13せかいのはてにあいがあるなら せかいのしっぽみてみたかった あいなんてこのせかいに くさるほどあまねいていて ひあいをつくるためにあるかのように じゅうたんのようにひろがっているよ
2018-10-31 18:32:57しあわせでしたと かたるのは こどものようなえがおのひと むくなこころとはさよならしていた かくごがきっとあったのだろう へいたんならばそのために くなんをつくり のりこえるためのあしをもつ しっているだろ このよには あまりにつよいかぜがふくこと
2018-10-31 18:27:35おおきなとりが かなでることば みみをすまして きくぼくら なぜかなくなる かなしみいかり あかるいことばで はじめよう なにをかは いわずもがな
2018-10-31 18:22:42すくなくともぼくはいきている あやつりぬしがぼくをいかして あたらしいことをはじめたらしい せかいのがれきなど すぐにあつめられるくらいに せかいはちいさかったけれど みわたせるからよかったと むりょくなあやつりぬしだったと
2018-10-31 01:39:10あらくれもののすなあらし しがないけだものでしかないのだもの さあのぞむところだ ぜんぶうちぬいて ぜんぶうけとめて なにもないばしょへなげすてる それがかれのやくわりだ ぼくはわりとかれのよこがおが すきなのかもしれない
2018-10-31 01:36:12こわだかになにをのたまう よるのかけはし ぼくらぼくらの せかいせかい せいかいはとうに じゅうをかぞえて はなのじゅうたん あかくひろげる あかいいろのしょうたいを ぼくらがしらないはずかないんだ
2018-10-31 01:00:48