よるなんてときにあさよりやさしくて おもわずあまえてしまうけれど うすっぺらなばけものが ときおりくちをあけてねらっているよ めをやきつくすようなひかり それがあさでも かわりばえしないせかいよりは ずっとたのしいよ
2021-05-18 17:37:46むらさきのこころ けむりくゆらすあやしいほほえみ ゆうわくのいろはいつしかきりのなか むちゅうになっておいかけてきえる ゆうかいじけんのしんそうなんて ゆうかいしたからだのおくに おしこめられてこえはでないよ
2021-05-13 14:13:32あいいろのこころ あおざめるかおでかみつく ふるまわれたごちそうは おそらくてんしのしたいだろうさ あばきたてるほど じぶんじしんのほねぐみをしる おろかさはじゆうに ならべたおさらにはきもどして くいしんぼうのおなかにくいを
2021-05-13 14:11:16あおいこころ むしのはねすかしみるちじょう わがてにあるのはがらんどう ほしがりさんのめにうつるのは いつまでもあきつづけるあな なんでもかんでもてにいれて うめつくしてうずたかくつめ このみにすくうかいぶつに つめあとをつけられるまえに
2021-05-13 14:07:35みどりのこころ めいしゅまどろむゆめがふち なまけもののからだでひとつ ゆめにこごえたしたいごっこ こまったなこまったな ばかじゃないからこまったな うごけなくなるまえに ぬけがらのかみさまに いのりたかった
2021-05-13 14:04:42きいろのこころ よみへとおくるかれつなしょうどう あてさきふめいであとさきふめい いきあたりばったりばかりのくいだけのこる むきだしのいかり だいこうかいとさらされるけがれ ちにふせてさばかれよ
2021-05-13 14:01:32だいだいいろのこころ とうみつかおるほのかなあこがれ とどかないのはうでがないせい ねたみにみあういろがないせい かいせいのよぞら きりきりまいのながれぼし おちろ おちろ こっちのみつはとってもあまい
2021-05-13 13:58:28まっかなこころ ありのままだからこそ あんきはそだつ おもいなやみにおもいこみ こみいったじじょうはごみにだせ ごうまんなこぶしをあげて れつをなすありをだれがけちらすの
2021-05-13 13:54:15さんさんとふりそそぐあめ むすうのやのかたち おかしいな かがやくたいようのつもりでいたら そこにいたのはくもだった うすくれないのなみをひきつれ にじいろのななつのつみをかたりだす
2021-05-13 13:48:11しりたいのだろ かなしいのだろ 偽音はわらった なまえのとおりのそんざいか かれはうそとほんとをまぜる かがみのようにうらがえし つまりぼくにとってのXXXXX
2021-05-12 23:04:26しょうたいふめいのよるをかけよう つばさのいろはなにいろがいい どこにいてもわかるいろがいい きまぐれないろはあしたもかえる
2021-05-12 22:59:12しにいたるきぼうとやらは どうやらぜつぼうともちがうらしい、 かれはふいににんげんをうたう はへんをつなぎあわせればぼくがいて かれはぼくをてらすひかりをはなつ それはけっして しろいひかりとはかぎらなかったけど
2021-05-12 22:56:09ふるぼけたせかいのはしで もうわすれさられただれかさん きおくはきろく ろくにおもいめぐらすこともなく しりたいな かつてあったせかいのことを
2021-05-12 22:46:16きっとぼくらのせいだろう にんしきがつうようしないせかい おとされたのか ふじょうしたのか それさえわからずふわふわり ぼくらはあわいちだまりのなかで あたらしくふきでるなみだをみてる いってきいってきをあつめたら うみはすぐそこにある
2021-05-12 22:44:55いつかいつかとまちわびる いまよいまよとはらいのける どうして「いま」のきょむにばけるの ふりかえった「むかしのいま」は あんなにもいろこくあるのに
2021-05-10 11:30:43あまりにもあまりにも ふりつもることばのはへんはするどくて さいしょはかるかったはずなのに いつのまにかおもたくなった がらがらとくずれたままで ほうっておかれたおもいでとやらは いつかゆるされるのか
2021-05-10 11:28:52みないうちにかれは たくさんのすがたをてにしていて ぼくののぞむすがたも きっとそのきになればできる もちろんかれはそんなこと するわけない げきじょうにはさまざまなひとたち いりみだれて げきじょうにまかせて
2021-05-09 13:38:38あいかわらずだなと 在処偽音はわらう ぼくらがいなくなってもこわれなかった ぼくらのせかいはここなのか しばられて くさったくさりにむすばれた ぼくらはとほうもないきょむをあるく それがぼくらだ ぼくらでしかない
2021-05-09 13:37:39ぼくのなかにふきぬけるかぜは いったいどこへむかうのだろう だれもしるはずがないことばは かえってあたらしいほうかいの だいいっぽとなるのだろうか?
2019-02-23 23:56:29なにくわぬかおできないひとびとの してきちてきのりろんぶそう がらくたにまみれてたおれているよ すこしくらいさいりようできないの いつもこえはあたまのなかから
2018-11-16 17:37:11うじがわいてしまうものです おおかみしょうねんのあたまには しかしがらんどうなのです かわいたからだのなかは がらくたのがれきのなかから ぼくはうまれてきたけれど せかいはなにもおしえてくれない ちがう、なにもないから ぼくらがかきくわえるんだよ
2018-11-11 23:10:20こんがりとやけただれたあさやけに くらがりにあこがれるだれかさん あんしんしてよ しぬまでぼくがとなりにいるから なくなりはしないよ
2018-11-11 22:50:16ぼくはね このとおくにある でもちかくにある きょりかんのばらばらなせかいが どうしてかすてられないよ だけどね こんなおおくもある でもすくなくもある じょうほうりょうもりだくさんのことばが どうしてかはがねのつるぎになるんだ
2018-11-11 22:47:40あしもとをぬらしたどろみずは あなたのあしをかざりましたか きたないはずのまだらもようが きれいなかいがになりましたか でもあしもとがかわくころには ずじょうににじがかかっていて ぐうぜんしあがるうつくしさを たやすくかくしてしまうのです それがくやしくて いきるのでしょう
2018-11-11 18:24:22にたようなことばをかさねて にたようななきごとをつらねて しぼりでるのはくさいなみだ いつまでもみえないみちは がめんのむこうへきえていく きょう このじゅんすいなどろみずに けりをつけるんだ
2018-11-11 03:25:19こんがりやけたゆうぐれは どっとやけすぎすみになるよる あたらしいあじがほしくて あさひのいろのこしょうをかける きのうというおりょうりは ぺろりときょうがたべてしまった いったいだれがちょうりしてるの? しらぬかおしてぎょうぎよくする
2018-11-07 19:35:53やのごとしかはてさてどうか じかんのながれにはるばるきたる いぶつはとうにおまえのなかに みあげるぼくはあしもとをみない あしもとでなくのはみくだされたひと だからみないんだ、 よいほうほうではないけれど なにくわぬかおで環はいるよ
2018-11-07 19:32:02ぼくのもつわっかは すべてをめぐるわっかにしたい かれはときをつむぐわっかにしたいらしい ぐるぐるどうどうめぐりのあたま くるくるくるめくちらつきが みちをきりひらくひらめきのしょうたいだと きづくまであとどれくらい?
2018-11-05 17:53:52ぼくは環で かれは偽音 めぐりめぐったわっか かれはただしいおとをねじまげる ねじれているからこそ このわっかはらせんじょうに かいだんのようにのぼりおり すくなくともぼくらは あのころのじぶんをみている あのこたちにばつをあたえたい ぜんにんのふりしても きえないきずがすぐそこに
2018-11-04 23:33:52いったいいつになれば このせかいはこわれるのか のぞんだものたちが ぶきをてにてにあるきだす きっときまぐれで かれはそのものたちに おそいかかったりするのだろうけど たまにぼくも なぜこのせかいがうまれたのか わすれないようにしたいな
2018-11-04 23:30:56かれにはちがかよっていないらしくて にんげんにばけているときは まっしろすぎるはだいろだ もっときちんとばけたら?と ぼくがそうつっこんでみても ほんにんはきにしていないらしい まあそれをいったら めのいろだってにんげんとちがうし かれにとってはそのかおは きごうでしかないのだろう
2018-11-04 23:28:39せいぎのみかた うつべきあく おとぎばなしみたいに かんたんにわけられたらよかったのに かれはいう かったものがせいぎ まけたものがあく あとであくときめつけてしまうだけだと じぶんがせいぎとおもったときに みえなくなるものがあると なんだもう そんなことばがすでにあるじゃん
2018-11-04 23:22:30かれはえいゆうのかおにばけて えいゆうのかがみぶった えいゆうのことばとは まるっきり ぎゃくのことをいったりひていして かれはそんないちづけだ かれはえいゆうとたたかって かってくってしまった ついでにえいゆうのかおをうばい いまもときどきつかっている かれはわらう
2018-11-04 23:19:19なまぬるいかぜがふく なまぬるくなったちをすする かれはそんないちづけで きょうはあるえいゆうをわらった ひとりころせばさつじんしゃ いっぱいころせばえいゆうだ きげきおうのことばをかえす えいゆうは そのめいよのかげの むくろのかずなんか かぞえているわけないよね
2018-11-04 23:16:09よるをこえていくとりは いちわもかえってこなかった ひとびとはそういうけれど ぼくのめにはいろをかえたとりたちが おおきなはねをひろげて かえってきたのがみえていた ひとにしられることなく かわっていくすべては じぶんもそうなのだと きづくこともなく
2018-11-04 23:13:30いったいだれが このせかいを かみさまを さいしょにきらったのだろう ぼくらはだれかがそらのうえにあけた おおきなあなをみあげている ひろがるひびと おちてくるはへん ひろいあつめてなにをつくる ひまじんのやること でもそれがたのしいんだ
2018-11-04 20:01:25ものごとの「ぜったい」をしる きっかけとはなんだろう せかいのはしっこをみつけて むこうとをへだてるかべに かなづちでなぐりかかればわかる いがいとかんたんなことなのだ 「ふかのう」よりはね
2018-11-04 16:10:05ぼくらはなぜうまれたかって ふかいいみをかんがえて ほりさげるのはきみたちだ ほんとうのところは ぼくは環をめぐるだけで 偽音はにせもののせかいに おとをたてはやしたてるだけ きみたちがせかいをひろげることもある
2018-11-04 16:05:41そのむかし ゆうぐれまでしかあそべなかった とあるちいさなこどもは わかれのじかんにほほをなでる つめたいかぜがきらいだった まだあそびたりないから ともだちにてをふりたくなかった いえにかえるといいにおい ばんごはんをたべながら よいゆめをみたがった
2018-11-04 16:01:30