140字SS、自分用まとめ。
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良崎 @kanfrog

4/22 ダイヤモンド原石の日 相方を探してオーディション開いたアイドル光忠とマネージャー鶴丸とたまたま客席にいた長谷部

2024-04-24 23:46:13
良崎 @kanfrog

現世での討伐。歩道橋の上で脇差とやり合う長谷部くん。一方僕は地上で薙刀や大太刀に囲まれた。一人でやれないことはないけれど。「光忠ァ!」声と共に長谷部くんが降ってきた。大太刀を脳天から圧し斬る皆焼、ひらめくカソックの裾とストラが鮮烈だ。「無事か」「ありがとう、惚れ直したよ」「煩い」

2024-04-25 06:42:00
良崎 @kanfrog

燭台切が歩道橋から飛び降りて大太刀を叩き割るバージョンもかっこいいね 燕尾の裏地の華と珍しく乱れた前髪が長谷部くんの眼に灼きつく x.com/kanfrog/status…

2024-04-25 07:32:58
良崎 @kanfrog

飼育しているペンギンに求愛された。餌のバケツに目もくれず、俺を見上げ盛んに声を上げてくる。「わかったわかった」分かってないとでも言いたげに、翼でぺちぺちと叩かれる。「俺も好きだぞ、ミツタダ」ぺちぺち。満更でもないが、生憎今世ではヒトとペンギン。「来世では一緒になろうな」ぺちぺち。

2024-04-25 06:51:25
良崎 @kanfrog

世界ペンギンの日🐧

2024-04-25 06:51:44
良崎 @kanfrog

水族館で飼育員さんに求愛するペンギン見てきちゃったので自分の文章への解像度が爆上がりした🐧 x.com/kanfrog/status…

2024-04-29 06:30:25
良崎 @kanfrog

燭台切と偶然入浴時間が重なった。二人きりだねなんて言うから意識してしまう。分厚い体、火照った肌。後ろに撫でつけられた黒髪。金の両目の視線の熱量だけでのぼせてしまいそうだ。「そんなに見るな」「僕は見たい」「馬鹿」ぶくぶくと息を吐きながら深く湯に浸かる。これではいつまでも上がれない。

2024-04-27 18:49:49
良崎 @kanfrog

具とパスタの入ったフライパンにケチャップを入れ、手早く炒める。盛り付けの仕上げに乗せたのは卵黄だ。「すごく美味しい」「そうか」「僕、君のナポリタン好きだよ」「これだけしかできないがな」照れながらパスタを巻く長谷部くん。「僕、きっと永遠に君に惚れ直すんだろうなあ」「それは光栄だ」

2024-04-29 06:54:33
良崎 @kanfrog

ナポリタンの日 些細なことでしあわせ〜ってなる燭へしが好きです こういうのが好きだからそれはもう仕方ない 劇的なものは書けないけど

2024-04-29 06:55:48
良崎 @kanfrog

主と本丸の皆の計らいで、俺と光忠は今日からこの離れで暮らす。襖を開けると、部屋の中からは瑞々しい藺草の香り。「おお」「すごいね、新しい畳だ」思わず出た声に光忠が笑う。新たな暮らし。しかし、隣にある笑顔は何一つ変わらない。「緊張してる?」「お前と共にいるのに、か?」「敵わないなあ」

2024-04-29 17:53:22
良崎 @kanfrog

「貸出期間は二週間です」「はい」週に一度繰り返されるやりとり。しかし今日は違った。「そのシリーズ面白いよね」「はい、すごく」「僕も昔夢中で読んだよ。良ければ感想教えてね」黒髪の司書さんが笑う。どう答えたか覚えていない。本の内容も頭に入らない。けれど、これほど楽しみな返却日もない。

2024-05-01 06:01:52
良崎 @kanfrog

シャッ、シャッという音に顔を上げると燭台切が小刀で鉛筆を削っていた。「古風なことだ」「こういう下準備は好きだから。例えば君のために爪を短くしたり」「は?」「君も好きだろう」僕に整えられるのが。そう言って手をぐっと開き、黒手袋の指を見せつける。「ねえ。答えて」沈黙は何よりも強い是。

2024-05-04 00:09:25
良崎 @kanfrog

小さい僕らに乞われて糸電話を作った。早速、紙コップを持った二人は庭へ。「ぼく、はせくんがすき」「おれもみつがすき」筒抜けな告白にほっこりしていると長谷部くんが通り掛かった。「何を笑っている」「二人が可愛くてね」ふん、と背を向けて去っていく。彼とこそ糸電話で話してみたい、そう思う。

2024-05-04 00:41:30
良崎 @kanfrog

「ラムネ飲むかい」燭台切だった。見慣れない瓶を二本持っている。「主からの差し入れ」「飲む」「何だか分からずに言ったね?」試行錯誤の末に蓋を開けた。思い切ってごくりと飲むとまるで喉が焼けるようだ。助けを求めて隣を見ると、涙目の燭台切。「お前も知らなかったんじゃないか」「……まあね」

2024-05-04 22:09:40
良崎 @kanfrog

木陰で汗を拭いていると長谷部くんが顔を出した。東袋を手に提げている。「お疲れ、光忠」「どうしたの」「差し入れだ」袋から出てきたのは麦茶と、味噌を添えた胡瓜。畑を眺めながら二人でぼりぼりと齧る。「沁みるなあ。ありがとう」「いや、その、お前の真似をしただけで」「……暑いね」「暑いな」

2024-05-05 10:34:18
良崎 @kanfrog

「大きい俺たち、番にならないのかな」はせくんが首を傾げる。大きい僕と長谷部くんは誰が見ても両想い、けれどずっと親友でいる。「二人だともっと強くなれるのにね」教えてやりたいな、と呟くはせくん。「好きな気持ちって強いんだってこと」本刃より、素直なこどもの方がわかることだってあるのだ。

2024-05-06 00:30:04
良崎 @kanfrog

5/5 こどもの日 ラブラブな小さい燭へしと、素直になれない両片思いの大きい燭とへしのいる本丸

2024-05-06 00:31:40
良崎 @kanfrog

長谷部くんが来る。余計なものは片付けた。最後は彼が座るであろう床のラグとベッド。コロコロと粘着クリーナーをかけていると、心も落ち着いて――はこない。このベッドに腰掛ける彼を思い浮かべれば、疾しい妄想が湧き出して止まらない。自己嫌悪と期待に溺れそうになりながら、僕は手を動かし続ける。

2024-05-06 11:59:13
良崎 @kanfrog

コロコロの日 元気な青少年DK光忠くんと、幼馴染で友人で光忠が恋する長谷部くん

2024-05-06 12:00:31
良崎 @kanfrog

「長船光忠です。連休明け、ちょっと辛いなっていう人もいたんじゃないかな?」深夜、スマホのラジオアプリから流れ出す声に、半ば気を失いかけていた俺の意識が浮上する。「一日、お疲れ様」労いの言葉が沁み、涙がこぼれた。そうか、俺は疲れてたのか。心をデトックスしながら優しい声に耳を委ねる。

2024-05-09 06:43:00
良崎 @kanfrog

5/8 声の日 声優の長船光忠くんとヘビーリスナー社畜長谷部くん 番組名は「長船光忠の真夜中カフェ」です 略してまよカフェ

2024-05-09 06:45:05
良崎 @kanfrog

貴金属店のポスター。『琥珀』の文字が目に留まった。伴侶の瞳に似た色に惹かれ、店を覗いてみる。なんでも、ヨーロッパでは結婚十周年に琥珀を贈る習慣がある、と。「あっ!」声が漏れる。俺と光忠も一緒に暮らし始めてちょうど十年。十年、と呟いて年月を噛み締める。今度の休み、彼と一緒に来よう。

2024-05-09 19:28:05
良崎 @kanfrog

長谷部くんが、僕の抹茶アイスを羨ましげに見つめている。「食べる?」僕からスプーンを奪い、彼はアイスを口へと放り込んだ。「旨い」戻されたスプーン。それを咥えていた唇。不埒な妄想で頬が火照るけれど、意識しているのは僕だけらしい。「ありがとう。俺の、食べるか?」無邪気な問いが恨めしい。

2024-05-09 21:45:43
良崎 @kanfrog

アイスクリームの日

2024-05-09 21:46:02
良崎 @kanfrog

DKどうし、親友ポジのふたり 長谷部くんだって意識してるからこそ、光忠くんのスプーンでアイス食べるとか、試すようなことをしてるんだよなあ……

2024-05-09 21:58:13
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まとめたひと
良崎 @kanfrog

一次・二次創作を書いたり描いたり。創作のことも日常のことも呟きます。漫画/ウクレレ/吹奏楽/妖怪/昆虫/ポケモン/DQ1〜6/シャウト/年の差/人外/楽天イーグルス/震災。twnovelは虫好き男子の恋愛物>サイトにまとめ。気軽にフォロー・リム・ブロックしてください。創作関係の方中心にフォローしてます。