SSRフェムレオまとめ

縁代まと＠小説 週5更新 @tai_mushi

「レベルマすると髪型とかアイテムじゃ弄れない所も変えられるようになる。…んだが、もうハナっからレベルマなんだよねぇ」 「綺麗にしてましたよね～」 「だから代わりに親密度MAXになったらレオの髪型を弄れるようにしよう！」 「ん？」 「服も君用に色々追加しようかな！」 「ん…？」

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「つまり今なら髪型指定OKってことです？」 「そうだよ」 「じゃあ貴方のしたい髪型で」 「ポニテかな！設定のおかげで久々に髪型を変えられた！どうだい？」 「そんなシンプルなものですら設定されない限り変えられないんだと思ったらなんか悲しくなってきました…」 「おい急なシリアスはやめろ」

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「興が削がれるなぁ、とりあえず戻すよ」 「うう、すみません…あっ、でも普段の髪型も好きですけど、ポニテも似合ってたんでたまには見せてくださいね！」 「んななななっ好っ褒めっなんっ君っ」 「落ち着いて！？」 「ゾロパポス〇%△ゲメ・アパアギギルク！ムパ！」 「言語設定ミスってますよ！？」

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「ま、まったく、急に変なことを言うのはこれっきりにし給えよ」 「急でなかったらいいんですか…」 「た、単に心の準備があれば気にならないだけだ！他意はない！」 「あといつの間にかまたポニテですね…？」 「君のためじゃないぞ！！ランダム表示を採用しただけだからな！！！他意はない！！！！」

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「レオ、レオ、弁当作っておくれよ〜」 「ベントー…ジャパンのアレですか？　また面倒なものを…！」 「っと言いつつ作ってくれるんだよね！」 「ちょっと興味があっただk…」 「装備したら名称が『レオの愛妻弁当』な件」 「へア゛ぁッわ゛ーッ！！！わーわーわーッ！！！！」

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「…？」 「お目覚めかい」 「僕…死んだはずじゃ…」 「付与した不死のおかげで無事に蘇生したよ」 「す、すみません…」 「いいさ。それより死因を覚えてるかね？」 「死因？」 「硫酸の雨だ！」 「ぅわ、なら酷いことに——」 「肉体以外再生しないから今きみ全裸なんだよ、ごめんね」 「オギャー！」

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「——！　生まれたままの姿と赤子の泣き声を掛けたのか！　上手いな！」 「そういうことじゃないんでとりあえず着るものください！！」 「生憎用意がなくてね、でもこないだ君がガチャで出した旧型スク水ならある」 「蘇生してすぐ迫られた全裸と旧型スク水の究極の二択！！！！」

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「ゲームには定期的なイベントが必要だと思わないかね！」 「え、あ、まあ、飽きないのは大事ですよね」 「ってことでちょっぱやで企画してみたよ！」 「なに走らされるんだろ…」 「ジャーン！　名付けて新魔獣の掴み取りイベント！！」 ＼ｷｭｳ〜ｷｭｳ〜／ 「思ってたのとだいぶ違う！！！！」

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「うっ、掴みにくい…！」 「噛まないように躾けてあるから安心し給え！」 「噛むタイプなんですかこれ！　…けどよかったです」 「む？」 「何日も拘束されたり600回周回したり玉を4万個集めたりじゃなくて」 「なんのゲームの話だい？？？」

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「ひらめいた！」 「なんですかって訊いた方がいいですか」 「べつに訊かなくてもいいけど話は聞き給え。レオ、空は飛びたくないかね？　折角だから飛行モードとか付け…」 「S〇yで間に合ってます」 ＼プェ！／　＼プァ！／ 「あー！！　また他のゲームに浮気してる！！！！ 」

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「ムッ！ま〜た他のゲームをやってるな！」 「ソシャゲじゃなくて据え置き機ですよ」 「ええい関係ない！そいつと僕、どっちが大切なんだ！さあ答え給え！」 「そのセリフ人生で初めて言われたんですけど、こないだから僕の初体験を斜め上から掻っ攫いすぎでは！？！？」

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「キキキッ！」 「よし、上がり！…って何見てんすかフェム卜さん、ソニックと人生ゲームしてるだけですよ」 「ふん、じつにオールドだな！そんなゲームをするくらいなら僕と人生を歩み給えよ！リアル人生ゲームだ！！どうだね！！！楽しそうだろう！！！！」 「あの、今親密度どうなってます？？？」

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「でもコレ、ＨＬ産で面白いんでフェム卜さんもやりましょうよー」 「う、うぐ、やるもんかい！ええい、猿もそんなやらないの？みたいな目で見るんじゃない！」 「ほらほらサイコロどうぞ」 「おのれ…！誘惑に負ける…！」 「待て、突然子供が2万4000人できたぞ、こわい」 「ＨＬ産パネェ〜……」

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「ドンドンパフパフ！暇してる君に朗報だ！新イベント、フェム卜あつめ！！」 「なんですかそれ、ねこあつめ的な？」 「バラバラになった僕の四肢と胴体と頭を集める」 「ミート君だ…」 「全部集めると真の力を発揮するぞ！」 「ちがう、エクゾディアだ」

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「まぁまぁ、きっと楽しいからやってみ給えよ〜」 「人生ゲームの時のお返しですか…！？ や、やですよ、どうせ強敵をひとりずつ倒して取り戻せとかそういうやつでしょう…！」 「いや、このボールで捕まえる」 「ポケ〇ンだこれ！！」 「ちなみに戦闘はない」 「優しいポケG〇仕様！！！」

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「最近どうだね、バイトの方は」 「いやー、それがピザ屋が爆発しまして」 「あっけらかんと！生き下手だなぁ、僕をもっと上手く使って金を稼げばいいものを」 「碌でもないことされそうですし…」 「ぐぬ！君な、短絡的思考は——」 「それにパートナーを金儲けに使うなんて嫌なんです」 「レオッ…！」

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「パズル要素とか…組み込んだ方がいいかな…？」 「昨晩からなんか真剣に悩んでると思ったら…！」 「しかし人類向けの難易度調整が難しい。とりあえずこれ、ルービックキューブとジグソーパズルでもやっといてくれ給え（ぽいっ）」 「スケールでかいのに雑〜〜！！！」

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「とりあえずジグソーパズルでもやっとくか…（ぱち）」 「……！？このジグソーパズル、柄がステーキだ…！センスやべえ…！」 「わはは！今夜の夕飯はステーキだよってメッセージだよ！喜べ！」 「それを伝えるのになんでこんな凝り方を！？！？」

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「あー…また死んだんですか僕。この街即死イベント多い…」 「もう少し気をつけ給えよ、逃げ遅れた子供なんてヒーローに任せておけ」 「心配してくれてるんです？」 「そ、そうだよ、バカめ！」 「あはは、ありが……」 「あ、オメデトウ、実績『10回死んだ！』がアンロックされた」 「台無し！！！」

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（ふふふ、今日もレオをからかってやるか…） 「おはようございます〜」 「すぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせすぐにけせ」 「なんすかそれ」 「ジェネレーションギャップだと！？」

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「フェム卜さんをバイクに乗せるのって初めてだな〜」 「ああほら、ボーッとするんじゃない。そこはインド人を右へ」 「も〜、人間を目印にしないでくださいよ！」 （ふぅむ、やはり前回同様こういうネタは通じな——） 「ゲーメ〇トでしょう」 「これは通じるのか！！！！」

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「伝わってるならなんであんな切り返しをしたんだい？」 「丁度曲がらないといけないところでしたし、それに…」 「それに？」 「いたんですよ、曲がり角にインド人」 「……」 「……」 「それは仕方ないな」 「これは仕方ないでしょう」

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「じゃん！しょっちゅう死ぬ君のために特殊アイテム『レオの身代わり人形』を用意したよ！なんと石5個と交換できる！」 「人形が可哀想なんでやめときます」 「えっ！？せ、折角一つ一つ夜なべして作ったのに！？」 「これも手作りっすか！」 「在庫が13万個ある！」 「僕何回死ぬ想定！？！？」

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「そんな大量の人形どこにしまってあるんですか…」 「亜空間に倉庫を作ってある。覗き窓とリンクさせた手鏡を見せてやろう（ﾋｮｲ）」 「ウ、ウッワァ！！ 見渡す限り続く僕！！」 「…」 「…」 「…」 「見渡す限り！？ 続く！？ 僕！？（パワーワードに二度驚く）

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「そういや昔は携帯ゲームをやってるとよく電池がなくなったな〜」 「（少し弄ってやるか…）ふふふ、じつは僕の主食は電池なんだ！内緒にしててごめんね！」 「えっ！？あっ、じゃあ今日の夕飯は単一電池で（ゴロッ）」 「はっはっは！ いやぁ困ったな！！！！」

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「次はこの機能、その次はあの機能って考えてると楽しいぞ。絶対無駄な機能でも付けたくなる！」 「凝ってますよね〜…あれ？」 「なんだい？」 「そういや課金要素なくないです？ 石も拾ってるし」 「だって実装してもどうせ使わない機能になるだろうし…」 「付けたくならない方の絶対無駄な機能…」

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「コラボイベとかやってみたいがコラボ先がない」 「他の13王は…」 「僕がゴスロリとか真っ裸になる！」 「あー…」 「そうだ！秘密結社君達とのゲームも一種のコラボだろう！今度は何かド派手なやつにしよう！」 （あの人達も大変だな〜…） 「成功報酬はコスプレ服百年分！」 （あの人達も大変だ）

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「レオ、またバイクに乗せておくれよ〜」 「味をしめてるなぁ…」 「僕が運転手でもいいぞ！」 「フェム卜さん、バイク運転できるんです？」 「うむ、たしか乗り物全般の運転技能がスキル欄のこの辺に…（パッ）」 「あっ！！！ ちゃんとプルダウン式になってる！！！！！」

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「あの、フェム卜さん、大事な話いいですか」 「なんだね、やはり今の関係が嫌になったか？だがこの契約は強固だ、それに今更手放すはずが——」 「スキル一覧に『スモウ』があったのが見えたんですけど」 「スキルコレクションの一環として入れただけだよビックリさせるなバカめ！！！！バカ！！！！」

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「リンゴバナナパフェが食べたい！」 「キキッ！」 「今月キビしいんで我慢してください」 「えー…」 「キ〜…」 「よし！レギュラーなら少し安い！僕がリンゴ、猿がバナナで半分こにして合成しよう！」 「キッ、キー！」 「こういう時だけ団結する！！！！」

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「とにかくダメっすよ、こないだピザも食べたし」 「あれはうまかった」 「期間限定バーガーも食ったし」 「それもうまかった」 「パンケーキも…」 「うまかったね」 「……あれ…僕ら食べてばっかだな…？」 「まずい！レオが余計なことに気がついた！！！」

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「なんか食い過ぎなのはさておき、今日は我慢！ 我慢ですよ！」 「ぬう、君がそこまで言うんなら仕方ないな…」 （あれ？ なんか思いのほか素直…？） 「代わりに明日のログボをリンゴバナナパフェにしよう！（テテーン！）」 「うっわ！ ずっる！！ うっわ！！！」

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「着た服に見合った能力や技能を得る機能とかどうだろう？ ポリス服なら拳銃を上手く扱えるとか」 「お着替え系魔法少女だ…。あ、でも」 「む？」 「フェム卜さんならその職の服を着なくても同じ技能を持ってるんじゃ？」 「あ！そうか！服に合わせたら弱体化するな！」 「そっちか〜〜〜」

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「やったー！新しいバイト先が決まりました！」 「ほう、そこで何を着るんだ？メイド服か？バニーガールか？シスター服か？それともチアガールかね？」 「僕のその印象どこから仕入れたんです…！？」 「そりゃあもちろん薄い本からだよ」 「なんて！？」 「別次元のだが」 「なんて！？！？」

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「新しいバイト先でホームページ作成を任されたんですけどちんぷんかんぷんなんですよね…」 「わはは、それなら僕が代行してやろう！」 「え！？さすがフェム卜さん！」 「………動く文字にゴシック体にオルゴール音楽にキリ番報告…」 「何が言いたい？」 「化石」 「何が言いたい！？」

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「無駄に凝ってるのは流石というか何というか…」 「ふふふ、これくらい朝飯前さ！あとこのサイトにはじつは——」 「あ！裏ページまである！」 「なんで即座に見つけた！？」 「この目なら一発です」 「クッ、僕の最高傑作の隠匿術式を用いたのに…！」 「やべえ、この裏ページ国家機密より隠されてる」

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「デザインで裏ページってすぐわかりましたけど一体何を載せてるんですか…？」 「クリックする勇気もないのか」 「そりゃまあ…」 「君のプライベートショットだよ」 「僕にとってもバイト先にとってもブラクラなんですが！？」 「さあクリックする勇気を持て！！」 「なんで応援するんです！？！？」

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「久々に掃除すっか〜…あれ？こんな所にドア？（ガチャ）」 「あ」 「え…どうして床下に部屋が…！？」 「や、やあ！ようこそ隠しエリア『ひみつのへや』へ！」 「混乱の極みですけどフェム卜さんが何かゴリ押しで誤魔化そうとしてるのはわかりますよ！！！」

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「あの猿め！僕のおやつをネコババするとは！」 「こないだフェム卜さんがソニックのおやつ食ったから…」 「次に会ったら魔獣の餌にしてやる！」 「ところでさっきガチャで出た服、めっちゃ小さいんですが」 「アップデートで猿用のも出るようにした。着せてやるといい」 「じつは仲良しですね？」

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「さあガチャタイム！面白いの出しておくれ！」 ＼ﾃﾞｭﾜｰﾝ／ 『SSR：ウェディングスーツ』 『SSR：ウェディングスーツ』 『SSR：ウェディングスーツ』 『SSR：ウェディングスーツ』 以下同文 「…何の啓示だ…？（ごそごそ）」 「もう着てるし！被りは売りましょう」 「啓示が泣き喚くぞ！！」

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「僕も事前登録キャンペーンとかすべきだったかな〜。普通は100年くらい経たないと叶わない特典で。僕にウェディングスーツ着せたり寝食共にしたり一緒に馬鹿やったり…」 「…」 「…」 「…」 「君いつ事前登録した？」 「してないって言いたいんですけど段々言い切れなくなってきたところです」

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「実機なら予約特典として何かグッズでも付けたんだがなぁ」 「ぬいぐるみとかフィギュアとかっすか」 「そうそう、あとよくあるのは…」 「サントラ…？」 「……」 「……」 「よーし、その辺の喧騒でも録音してくるか！くだ巻いてるオッサンの会話とか！」 「ちょちょちょっと思い直して！！！！」

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「しかしぬいぐるみっていうのは良いな、特別に後付け登録特典として用意してやろう」 「後付けなんて初めて聞いたんですけど…」 「——で、なんかいつの間にか僕の身代わり人形の隣に並んでるんですよね～」 「良い出来だろう！！！！」 「そんでもって今までで一番得意げな顔してるんですよね～」

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「ガ、ガチャの新作に僕の好きなゲームの衣装っぽい服が…！？」 「参考にしてみた」 「ありがとうフェム卜さん、僕本気出します！」 「おお、凄いやる気だ！」 「まずはイメトレから…」 「お、おお、衣装を引いたイメージコラージュを作り始めたぞ！凄いやる気だ！！！」

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「おっと、手鏡を落とした」 「これこないだの倉庫の窓と繋がってるやつですか？ あ、やっぱs（ひょい）uuuぅうううウッわッ！！！！見渡す限り続く僕とフェム卜さん！！！！！」 「僕のぬいぐるみも君と同じだけ作ったんだ」 「計26万個の僕ら！！！！！！」

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「そういやこないだ雨具ピックアップガチャとか色々ありましたけど、他にもピックアップってあるんですか？」 「バレンタインピックアップとかあるよ」 「わ、時期的にどんぴしゃり！　やりたいです！」 「よかろう！　はい、チョコと花束（スッ）」 「普通に…渡してきた…」 ※海外式バレンタイン

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「また３食B級グルメ？少しくらい僕の食生活に歩み寄り給えよ」 「フェム卜さんこそ私生活のアレコレでもっと歩み寄ってくれてもいいんですよ」 「手本を示せということか！仕方ないな…安物の服でも我慢し部屋の掃除を担当し偶に自作バーガーを振る舞ってやろう」 「そっちからの歩み寄りがすごい！」

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「バーガーの具まで指定してもいいぞ！」 「細かいところまで歩み寄ってる…」 「あと毎日の光合成にも付き合ったげよう」 「あの」 「服が破れて困ってる時は繕ってやってもいいぞ！」 「あの」 「なんだね、裁縫の腕が不安かね？」 「あなたがずっと僕が光合成してるって思ってた可能性が不安です」

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「兎にも角にもあなたがそれだけ歩み寄ってくれたんなら僕も応えなきゃですね！」 「レオ…！」 「手始めにこってりカップ麺をカロリーハーフにします！！」 「レオッ…！」 「ナゲットもチーズinじゃないレギュラーに！！」 「レオッ…ありがたいが…そういうことじゃ…ないんだなぁこれが…！！！」

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「ニャ！ニャニャニャ！（助けてください！起きたら猫の姿になってたんです！）」 「うん？言っただろう、BSは通るって。猫化のBSだよそれ」 「ニャェー！（えー！）」 「ちなみに…」 「？」 「そのBSは僕にもちょっと通るニャ」 「ニャ゛ーーーー！！！！」