鼻炎ちゃん先生『女性の自立をはばむもの：「主婦」という生き方と新宗教の家族観』いのうえ せつこ著 を読む

鼻炎ちゃんວຽງຈັນ @bhavanti

今日の朝日書評でみて気になって購入。一挙に読んだ。すごい本だ。 女性の自立をはばむもの：「主婦」という生き方と新宗教の家族観 amzn.asia/d/hxutcV5 #Amazon

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諸悪の根源は家制度の残滓、ということなんだろう。 pic.twitter.com/12geNFAFhs

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結局のところ、家制度的なもので利益を得るのは誰かというと、まあ統治者でしょう。前近代の法人のような「家」と近代的個人との間に位置するような「家」であるが、それにしても、なぜ我が民族はこうも長子相続的なものにこだわるのか。

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ある種の保守反動ということなんだろうけど、家概念を法的にも実際上も、戦前の形に戻そうとする暗い情念が何に由来するのか、またその目的は何なのか、よくわからない。戦前にも既に民法典は実情に合わないと改正されていたはずだ。単なるノスタルジーとしてもおかしい。

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今ある社会や制度のありかたを保ったままで何とかしようと足掻いた結果こうなってるってことなんだろうけど、あからさまな歪みが出てきている以上、こんなものはそう長くはもたないだろう。壊れる時には一気に壊れる。あと10年くらいかな。

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その時は根幹が揺らぐでしょうね。何が根幹なのかよくわからないけど、まあ家制度の象徴のようなものがそれを利用し尽くしたメカニズムとともに…(あまりいうと変な法律にひっかかっちゃうかもしれないんで、この辺で。その時は、経済だけでなく、原発も大きな論点になってるんでしょうね)。