温周妄想まとめ

さわらび @sawarabi_rabi

美味い酒を飲んでいる時の阿絮はとても機嫌が良い。普段はクールで美人だが晩酌をしている時は目元が優しくなり口元が緩む。全体的に可愛らしい印象に変わるのだ。 老温はそれを楽しみにしている。 店で飲んだ時はそこまで阿絮の表情は変わらない。 家だからこそのあの可愛い表情なのだ。

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とりわけ楽しみにしているのはモヒートだ。 阿絮も老温も無類の酒好きで、旨い酒を飲むためなら手間ひまを惜しまない。 取り立てのミントで作る香り高いモヒートは、一度味わったら他のモヒートは飲めないほどだ。 なのでミントの収穫時期は二人でいつもモヒートを晩酌にしている。

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現代AU温周　「ミント」 新緑の季節がやってきた。老温はこの季節をいつも楽しみにしている。庭のハーブたちが一斉に芽吹くからだ。 本格的なハーブ園にはほど遠いがよく使うハーブ類を庭で育てている。 中でも楽しみにしているのはミントの収穫だ。 ミントはお茶にも入浴剤にしても爽やかである。

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老温はかがみ込み阿絮の耳元で囁いた 「後で覚えておいてね」 何か言おうとする阿絮の唇を自分の唇で塞ぐ。 ある程度、阿絮を堪能して満足した老温は今度は阿絮の腰に手を回して連れ立ってカフェに向かった。

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お化け屋敷を堪能した(正確には可愛く怯えている老温を好き放題にスキンシップした)阿絮は、休憩しようと園内のカフェに老温を連れて行こうとした。 「阿絮、こっち」 老温は阿絮の手を引っ張ると人目につきにくいアトラクションの裏側の柱の影に引っ張り込んだ。

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老温は頭をナデナデしてもらったり髪にキスしてもらってご満悦である。 スキンシップをされるのも、するのも好きな老温は阿絮に触れたくて仕方がない。 しかし、阿絮に甘えていたい気持ちもあってゆらゆら揺れている。 そのうち堪えきれなくなって、阿絮に何かするのは目に見えているのに。

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グズる(フリ)老温の髪にキスをしたり頬を撫でたりスキンシップには余念がない阿絮 普段は外だと濃厚にスキンシップはしないが、薄暗いというのと周囲への牽制も兼ねている 世界一可愛い老温は俺のものだ、と見せつけているのだ 普段はクールに見えるが実は嫉妬深いので老温に近づく者は絶対に許さない

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お化け屋敷は大人だと発動前に仕掛けまでなんとなく予想できてしまう作りだった。これだと安心して驚く子供を撮影できる親切設計だ。 二人とも仕掛けも分かっているが老温がいちいち可愛くグズるので阿絮の鼻の下は伸びっぱなしである。 老温の腰に手を回しつつ、空いている手で老温の頭をナデナデする

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余計な事に気を回さないのが一番である。 阿絮はいつもより警戒マシマシで周囲に気を配っていた。 そんな事には気がつかない老温は「今日、いつになく阿絮がカッコいい！私の阿絮はいつもカッコいいが」 などと浮かれていた。 まだお化け屋敷には入っていない。

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阿絮は今日はやけに可愛い老温に気が気ではない。 お化け屋敷はファミリー層が中心にきているが活気盛んな若者たちも来場している。 老温は男女問わず見惚れる容姿であるというのは自他共に認めている。老温をひとりにさせたら、禿鷹に狙われてしまうだろうと阿絮は心配していた。 弱い老温ではないが

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世界一可愛い老温を下心満載の他人の目から守らなければ、と阿絮は老温の腰に手を回し自分の方へと引き寄せた。 普段、ベタベタくっつくのは自分の方なので阿絮に抱き寄せられた老温はそれだけで心がキュンとしている。 ぽーっとした表情で阿絮の真剣な横顔を見つめた。

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下調べ通り子供連れが多く、子供たちが驚いて大人たちはそれをほのぼのと見ていたり、写真に収めていたりと恐怖度は低めのようだ。 老温は、わざとらしく怖がって阿絮の服の袖を掴んだ。 阿絮は呆れたため息をついたが満更でもない。老温が自分の服の袖をちょっと摘まんでいるの姿は可愛くて仕方がない

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現代AU温周お化け屋敷デート(リベンジ) 前回、凝りに凝ったお化け屋敷に行ったためホンモノに遭遇してしまった。老温は反省を教訓としてファミリー層でも楽しめるお化け屋敷をデート場所に選んだ。 デート前に葉白衣がやってきてお札を渡すイベントが発生していないことを確認して、二人は出かけた。

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二人はお化け屋敷で見たホンモノについて深く言及するのはやめた。施設側では確認できなかったからだ。 後日、遊びにきた葉白衣に老温手作りの白菜の餃子と酒がたくさん振る舞われた。

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その後は普通のお化け屋敷で二人とも無事に出ることができた。 このお化け屋敷では、何箇所かカメラで撮影されていて記念に購入する事ができる。 老温が悩んだ末に選んだのは、阿絮が老温をお化けから守るように映っているものだった。 「こんな事したか？」 「カメラの角度が絶妙なんだよ」

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「この間葉先輩が遊びに来ただろう。その時に持っているようにと渡された」 「あの妖怪、自分を退治する道具まで扱ってるのか」 何かと葉白衣と言い合いをしている老温はムッとした表情だ。 自分の知らないうちに阿絮と会話をしていたのが気に食わない。 「先輩のお陰で助かった。さ、あと少しだから」

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「なに、アレ」 息を切らしながら老温は、隣で息を整えている阿絮に尋ねた。 「知らない、が、ホンモノらしいな。嫌な予感がしただろう？」 老温は何度も首を縦に振った。 「それにしても私の阿絮は何でも持ってるね。ホンモノに効くお札まで持ってるとは」 老温は阿絮の手をとってすりすり撫でる。

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ている。 気配を感じて思わず老温が振り返ると、黒い絵からニュルッと白い手が伸びてきている。 「うぁーっ何アレ！」 「構うな。振り返るな」 老温を捕まえようとする白い手に阿絮は懐にしまってあった札を投げつけた。 次の部屋の扉を開き、二人で雪崩れ込んだ。

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「出口はあそこ」 阿絮は反対側の壁を指した。分かりにくいが次のルートへ行く扉がある。 「駆け抜けるぞ」 「アレがでてこないとは限らないでしょ」 「戻るわけにもいかないだろ？」 阿絮と老温は呼吸を整えて走り出した。途中で作り物のお化けが驚かせてくるが、そんなものよりも怖い物が壁に下がっ

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で塗りつぶされている。 部屋の様子に流石に息を呑んだふたりだったが、壁の絵を見て思わず二人とも後ずさった。 老温が阿絮の胸元に縋りついた。 「ね、アレ見た？」 わざとではなく本当に顔色が青ざめている。 おそらく自分も同じ顔色だろうと阿絮は思った 「アレはよくないモノだ」 「どうするの」

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扉を開けると壁一面に落書きをされ部屋の中央にぽつんと椅子が一脚だけあった。壁の落書きは全て「ごめんなさい」で埋まっている。どす黒い血飛沫が壁に散っていて犯行現場の証拠だと訴えている。 落書きだらけの壁にひとつだけ、絵が飾ってあった 5センチ四方ほどの額に入れられた絵で真っ黒いインク

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攻撃こそ最大の防御と考えている、手の早い阿絮は老温が自分の腕を捕まえていてくれるので阿絮が暴挙に出るのを止めてくれていた。 そんな中、二人の第六感が「これはヤバい」と告げるものがあった 「被害者の部屋」と設定されている部屋の前までやってきた ここで、一人娘が監禁されていた設定なのだ

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仕掛けは大変よくできていて、老温は気兼ねなく阿絮にへばりつく事ができた。阿絮の筋肉質な腕をがっちりホールドしてひっつき虫の如くぴったりと身体を寄せている。 最初は歩きにくいと言っていた阿絮も何も言わなくなった。 阿絮の場合は驚くと防御反応で手が出てしまいそうになるのだ。

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いよいよ二人の番になった。老温は入り口で雰囲気たっぷりに驚かされて、思わず阿絮の袖を摘んだ。 お化けは怖くないが驚かされたらちゃんと素直にビックリする。 阿絮もびっくりしていたが老温の方がよりビックリしていたので老温は気がついていない。

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見ながら老温に教えた。 入り口でお化け屋敷の成り立ちとちょっと驚かされてお化け屋敷に入るようだ。 最初から腕にしがみついていられるチャンスだと、老温は呑気な事を考えている 並んでいてもちょっと怖がっている風を装う 阿絮は全てお見通しである。それでも可愛いからいいかと好きにさせていた

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人気のアトラクションなのですでに行列である。待っている最中に今から入場する人たちの顔がモニターに映し出される。 皆一様に緊張した顔に最終的には悲鳴をあげて奥へと入っていく。 「このお化け屋敷は元々とある金持ちの持ち物だったがそこで殺人事件が起きた設定らしい」 阿絮がパンフレットを

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現代AU温周お化け屋敷デート 凝り性の阿絮がチケットを用意したのは「リアルに怖い」と有名なとあるテーマパークにあるお化け屋敷だ。 老温は下心満載で阿絮のデートを楽しみに指折り数えて待っていた。 怖がるフリをして阿絮にべったり抱きつこうと言うわけだ。頭をナデナデしてくれたら最高である

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缶を見ては、阿絮との思い出を振り返ってニヤニヤしている老温。 阿絮はなんでニヤニヤしているか分かってないから不思議そうにしている。 理由を説明されて阿絮は照れたように笑ってる。 老温が喜ぶならまた行ってもいいし、違うテーマパークでもいいかな？と凝り性の阿絮が調べ始める。

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ぬいぐるみは、まだ産まれてもいない妹夫婦の子供用。新婚なのでいつ産まれてもいいように阿絮が買っている。 老温は気が早いと言っているが満更でもないが素直になれない。結婚は認めたけどーっみたいな。 自分達用にもチョコなどの定番お菓子を買う。缶は老温が再利用する。

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パレードは老温がノリノリで見てる。ドラマの岳陽デートのアレ。 微笑ましそうに阿絮が老温を見つめている。こう言う時に老温は気がつかない。 阿絮はお酒が飲める海ランドの方が楽しそう。 ショーを観ながらお酒飲んだり。 お土産も身内用に買う。ぬいぐるみも買っちゃう。

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アトラクションは老温の言う通りに共に乗る。たいして怖くないのに、老温は何かにつけて阿絮に触れる。 背の高い二人が、ビューポイントでイチャイチャしながら写真撮ってる。目立つ。 阿絮は気がついていない。 老温はこっそり見せつけている。 パレードも一番前取る。

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現代AU温周デートネズミーランド編 頭にキャラの耳つけるのは老温。 阿絮は嫌がるけれど老温の上目遣いに説得されてつける。 お揃いでもいいし、違っても。選ぶのは老温。 老温、ポップコーンも喜んで買いそう。 めちゃくちゃはしゃぐ。ドラマの岳陽デートは最低ラインのテンションの高さ。

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温周、そういうことはお互いに積極的に色々試みそう。

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こういう日は老温は阿絮にキュンキュン甘えている。 大型犬に懐かれているみたいだなぁと阿絮がほのぼのしていると突然狼にクラスチェンジする。 もしくは阿絮が色々しはじめる。阿絮は割と老温を貪る。

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「老温とは付き合いが長いのに甘えたスイッチがわからない」と阿絮は困惑している。 体幹鍛えている阿絮は背の高い老温が張り付いていても、なんとか料理を完成させた。 食べると老温の好きな味付けで、ますます老温は阿絮にメロメロになる。 老温からキラキラした目で見られてますます阿絮は困惑する

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きゅんきゅんしたまま老温は甘えているんだけど、阿絮はがっちりホールドされていて大型犬に「構って」って懐かれている気分。 「老温、ちょっと離れてくれないとやりにくい」 「やだ」 老温、阿絮に惚れ直してべったり張り付く。

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阿絮も抱きつかれればわかるはず、と老温は料理をしている阿絮に背後から抱きつく。 器用なタイプなのに慣れない手つきで一生懸命に料理をしている阿絮。老温はキュンとしている。 覗き込んだ横顔は真剣そのもので老温はキュンキュンしている。 阿絮の細い腰をぎゅっと絞めて、阿絮の後頭部にすりすり

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結局その後、二人で楽しむのだけど、阿絮は「老温の欲情スイッチどこなんだろう？」って不思議がるほど老温はがっついていた。 阿絮は老温が歳下だからか？とか思っているがそうではない。 老温は、なにかと試されている。

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老温は出来上がるまで悶々と過ごし、阿絮と食事をしている時も疑問符でいっぱいになる。 阿絮はそんな雰囲気ないし、また自分だけ？それにしてもなんであんな事を？と振り回されている。 阿絮は、なんか老温返事鈍いな、疲れてるのかな？と別の意味で心配している。

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料理を作っている老温は気が気ではない。 阿絮はあの後抱きついてこないし、キッチンにはいないし。 「もしかしてお誘いだった？？？」とすごく悩む。(料理をする手は止めない) 阿絮は自分のやりたいことやってるし、お誘いではない。 以前の目元真っ赤な老温の理由に気がついて可愛いなと思ったから

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阿絮は勘もいいので後から老温の期待に気がつく。 別の日に老温が料理をしていると阿絮は背後から抱きついて首筋にちゅっとして離れていく。 驚いたのは老温。 「つ、続きは？これだけ！？あーしゅーっっ」 下拵えをしながら、老温は言うけど邪魔をしたくない阿絮はフェードアウト。

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「なんでそんなに目元が赤いんだ？」 「だって阿絮がぁっ」 「くっついてて暑かったか？」 「そうじゃない！」 老温、期待はしぼむ。 膨らんだ分、ガッカリも大きい。 気づいていたら阿絮だって何かしたはずなのに気が付かないから。おあずけ。

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老温は手際よく料理しながら「阿絮に色々される(マイルドに意訳)」と考えている。期待膨らむ。 阿絮は、期待膨らむため体温の上がった老温を「ぬくい。可愛い。手際いい。覚えよう」ぐらいしか考えていない。 スキンシップで幸せ 料理が完成して期待に濡れて目元を真っ赤にしている老温を不審がる阿絮

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老温は甘えてくる阿絮に「これはキッチンでってこと！？」とすごく期待するんだけど雰囲気にならないし、触れているだけで阿絮は幸せそうなので、老温も体温を感じて幸せになっている。 阿絮は顔をすりすりしつつ、手際をじっとみているため老温が期待に濡れた目で見ていることは知らない。

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老温が料理をしていると、阿絮がやってきて背後からぎゅーっと抱きつく。 猫みたい。 甘えるために老温の首筋にすりすりしていたんだけど、「手際覚えたら料理作れるんじゃ？」と阿絮は気がついた。 老温の好きな物を作れるようになるために、甘えて老温を堪能しながら料理を覚える日々。

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阿絮は老温を驚かせようとして、料理作って食べさせる。 老温、嬉しくて泣く。阿絮オロオロする。 片付けまでちゃんとやるし、料理上手から見たら、まだまだな簡単な料理だけど全部老温の好きな物を阿絮は作る。 老温が作ってる時に背後から抱きついて老温を堪能しつつ手際も見てるよ。

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年中薬草干してるから、一年中だいたいいい香り。 薔薇の季節になると老温は頻繁にミルク風呂薔薇の花びら浮かべるをやる。 二人で入って楽しんでもいいし、一人で入る時に阿絮がいちいち驚いてくれるから。そして、阿絮もそこそこ嬉しそう。 薔薇もハーブだし、効能ありそう。

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老温はときおり摘んだ花を阿絮の頭に乗せてからかってる。 阿絮に呆れた顔をされる。前世の再現。 阿絮はホースで老温に水をかけたりするし。 簡単な野菜ぐらいは育ててるかなぁ？そこまではやらないかなぁ？？ 初夏はラベンダーの花束を天井から吊るすから家中いい匂いがする。 乾燥させて備蓄する。

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薬草園で二人で手入れをすると老温の機嫌が良いし自分も楽しいので、おうちデートの場所のひとつ。 夏は暑かったらホースから水出して直接水をかけあったり。 四季山荘での生活を再現してそう

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阿絮は育てるのが難しい品種も育てそう。愛情たっぷりに育てられたハーブを老温は時折恨めしげに見ている。 ハーブにまで嫉妬する老温。 「阿絮に優しく世話されて……！」とか思っている。危険。 阿絮は様子が変なことには気がつくが老温の機微までは分からない。