海宝ディミトリ、禅ヴラドを見にきたところはありますが、やはり麻実れい皇太后の圧迫面接()を見ないと帰れないと思いました。 あの佇まいだけで間を持たせられる圧倒的な「存在」、もう何度も観れるもんじゃないですし…再演でも続投で本当良かったっす…
2023-09-22 19:36:19アナスタシアと再開したあと、皇太后が優しい紫色したゆったり過ごしやすそうなドレスに着替えていたのめちゃくちゃホッコリしますね。 あと、「もしかしてお元気になる日が来れば」とリリーがそのドレスを用意していたかもしれないと思ってニコッッッ…!ってなった(
2023-09-22 19:38:56そういえばペテルブルクで酔っ払いに絡まれるシーン、宝塚版ではアーニャが角材をブン回していたけど、今日の木下アーニャは背が高くてフィジカル強めな感じなので、振り回すのが枯れ枝で良かったなと思いましたね(((( 角材だったら死者が出たぞ((((
2023-09-22 19:43:51「ロシア人のロシア人に対する誓い」って言ってるのに、当のロシア庶民は「名前変えたってここはペテルブルクですが〜?腹減ってんのは変わりませんが〜?噂話で時間潰すしか娯楽がありませんが〜?」してんのが虚しすぎて笑う。 twitter.com/harimarin/stat…
2023-09-22 19:45:30冒頭のグレブが演説で「これはロシア人のロシア人に対する誓いだ」って言い回ししてるの、社会主義だから神とか持ち出せないのを反映してるんだと気づいた。
2023-09-22 19:00:54むしろディミトリよりも暴力担当なアーニャちゃん、そして詐欺や陰謀はディミトリ担当なので、この2人のその後について何も心配がなくて笑うんだよな☺️ 第二次世界大戦が迫っているけど、あの2人ならアメリカまで渡ってても不思議じゃないな
2023-09-22 19:48:30ディミトリがフランス語覚えるのちょっと大変かもだけどカンの良い器用な男だし、アーニャのフランス語はヘタなフランス人よりちゃんとしてる()と思うので、マジで心配事が一切ない。 当面の路銀はドレスとティアラ売っ払えば数年は困らないだろうし。
2023-09-22 19:52:02グレブがアーニャのことを「哀れな少女云々」言うたびに心の中のデルウハ殿が「ちゃんと本人見ろ!そんなか弱くねえだろ!!」とキレる。(なおグレブは吉永よりは現実を見られるので「目の奥に力が」とかは気づく)
2023-09-22 19:52:46だから余計に「任務失敗したのでロシアに帰ります。どんな罰も受けます」って顔してた堂珍グレブがクソほど心配になったよね笑笑 死を覚悟してたよね…最後、アナスタシアなんていませんでした報告もめっちゃ一所懸命に隠し事してる感じだったし。 お前この後のレニングラード包囲戦、乗り切れる…?
2023-09-22 19:55:01ところで冒頭で宮殿に雪崩れ込んでくる「赤い動乱」とか、ラストシーンのグレブとアーニャの対決の後ろで銃を向けられる皇帝一家という構図のおかげでアーニャの悲劇性が高まるわけですけど、特に銃を向けられる皇帝一家の絵面で「血の日曜日事件」を思い出したんですよね…
2023-09-22 19:56:21そういう暴力を先に振りかざしたのは貴族側であり、ロシア農民が抱いていた「親愛なる皇帝陛下」という幻想を自ら崩壊させたのがアーニャの父親だったわけで。 そういう成り立ちを持った「新しいロシア」で、皇女アナスタシアに引き金を引けなかったグレブ……優しすぎるおまえ。
2023-09-22 19:59:38皇太后もその辺りは責任とかぜんぜん考えてなさそうだし、皇女アナスタシアという自己を取り戻しつつ、「かつての栄光あるロシア」とも「新しきロシア」ともしがらみを持たないディミトリという男と共にアーニャとして新しい人生を始めるのは、彼女にとって最良の選択でしょうね
2023-09-22 20:04:31皇太后がヴラドを「あの人好きじゃない」で済ませてくれるのめちゃくちゃ優しいよな…。偽貴族という、皇室に対するド不敬はたらいてた男を個人的な好き嫌いのレベルに落としてジャッジしてくれるの、彼女も新しい時代を少し受け入れられた表れなのかなと思う。
2023-09-22 20:06:37ロシア皇族としての身分を選んだら、そういう血生臭いものも同時に背負わなくてはいけなくなる。もう皇室は存在しないので、ある意味でいちばん低いところにいる身分かもしれない。 「時代」を背負うことの重さは皇太后を見てると察せられるしね…
2023-09-22 20:07:04感想戦で面白かった会話 先輩「フランス、なんであんなにロシア貴族が楽しそうにのさばってんだ」 ぼく「ですね、しかもヨーロッパで最初に王侯貴族の首を切り落とした国なのに」 先輩「ほんとだァwww全くフランスって国は意味不明だな」
2023-09-22 20:10:15まーた年表つくりたくなってきた笑 皇女アナスタシアの史実通りの年齢を採用すると、本編1927年時点でアーニャ26歳、ディミトリ28歳のはずですね。 1917年二月革命のときは16歳と18歳。 WW1は13歳および15歳から約4年間。 1905年日露戦争&血の日曜日事件のときは4歳と6歳かぁ…
2023-09-22 20:30:41そしていずれ来る第二次世界大戦は38歳と40歳で迎えるので、家族が…増えてるだろうな…… 2人の未来に心配が全然ないちは言ったけど、頑張って乗り越えてくれと思います。
2023-09-22 20:33:03前回見たのは2021年宝塚版だったためロシアの軍事侵攻前だったわけですが、今回初めて「その後」に観劇して、いろいろ思うところがあるなあと思いました。
2023-09-22 20:36:57特にロシアを離れる場面。数日前に、戦争教育が深まっていくロシアで息子にそんな教育を受けさせたくないとロシアを離れた母親のインタビューを見たばっかりで… 母国がその在り方を、かたちを、行く先を変えたとき、ぼくたちはどうすべきなのか、とてもとても悩ましいですね…
2023-09-22 20:38:42ましてや我々の母国は、今のロシアと同じ「侵略」の道を先走っていた国です。 時代の差はあれどその事実は変わらない。 島国だとあのように国境を越えることも難しいし…いろいろ考えてしまうなあ。
2023-09-22 20:41:48アアア〜〜そうだアナーキストの息子なんだディミトリ… 「これまでのロシア」は既に存在しない幻影で、「これからのロシア」に皇族は必要ないという、どっちにしてもどん詰まりのサンドイッチになっているアーニャがその状況から自ら抜け出せたのは、ディミトリっていう居場所があったからだよね… twitter.com/harimarin/stat…
2023-09-22 21:31:56グレブは皇太后を正面から撃ち殺したり狙撃で暗殺したりはできるだろうけど、皇太后のドレスの裾を踏んづけられるのはディミトリだけなのよ
2023-09-22 23:34:36