確かに花影で長義くんは自分の銘に言及してるんだけど、あの長い銘に含まれる四つの要素のうち一つしか開示してなくて、自分で歌ってた「誰の手で生み出された」「誰の手を渡り歩いた」の部分には触れてないんよね
2023-12-25 10:20:00花影2部衣装、第1形態第2形態第3形態の3種類なのはいつも通りなのだが、第3形態になる前に第3形態の上に第1形態のコートを羽織る「プレ第3形態」があるのでなんかお得感ある
2023-12-25 20:15:19カゲくんは別作品でも描かれてきたような、正統な男士にはなれない「できそこない」の存在のひとつなのだけど、既存のものとは違って「幼さ」を強調した造形ではなかったのが個人的には良かった
2024-01-02 15:55:08花影、メインキャラとしては歴史に名を残した人間と現在まで残った名刀しか登場しないのだけど、名刀があるということは名刀ではない無数の刀があるということ、炎の中に飛び込んででも守りたい物があるのならそこまでして助けるほどではない物や人もあるだろうこと、
2024-01-02 17:55:31権力者の思惑ひとつで歴史から消された存在があったかもしれないことが想像されるつくりで、いま顕現している男士であっても何かが少し違えばそちら側だったのかもしれないよっていうことを言ってるんよね。一寸先は闇一寸隣は影
2024-01-02 17:55:31花影は人と刀(ある特定の一振りだけでなく刀一般としての)の関わりが描かれた作品であり、「名のあるものの裏には名も無きものがある」というのがひとつのテーマなので、逸話が不吉だからと処分されそうになるのを回避する場面は、そんな曖昧な理由で処分された刀もあることを、
2024-01-03 17:54:13命からがら持ち出だして焼失を回避する場面は、そういう時に持ち出されなくて燃えた刀があることを同時に示していると思っている。今に残ってる物から見て残らなかった物は「いつだってすぐそばにあった可能性」だし「壁一重紙一重」
2024-01-03 17:54:13長義くんの言う持てるものが何を指しているのかは未だ明らかでないけど、現在まで名前や物が残ったこと(残っていることそれ自体が自分に与えられた優位性であるという考え)、なのではないかと以前より思っており、まあこれは妄想なんだけど
2024-01-03 17:54:14花影長義の「誰がいなくなろうと顕現されたもの達で歴史を守る。それだけだ」の台詞でちょっと妄想が現実に近づいたのではないかと思っている
2024-01-03 17:54:14長谷部くん、ミュ審神者の「へし切長谷部」呼びを最初は訂正するのに、一度聞いたら忘れ得ぬ名ですのやり取りの後は自分で「この『へし切長谷部』」って言うのな。「この『長谷部』」じゃなくて
2024-01-03 21:33:36長義の「偽物が……」に対する小竜の「本阿弥光徳が選んだのなら……」のやりとり、何をもって本物とするか何をもって偽物とするかという話
2024-01-03 22:57:13花影、秀吉の人たらしで柔和なおじいちゃんな面も見せはする(最初の一期との会話とか)けど、暴虐に関しては情状酌量の余地なく暴虐として描いてるところが好きだよ
2024-01-03 23:03:40「あるのは名だけ」ではないんだよなあ。残ったという事実と、それと背中合わせの「残らなかったもの」があるんだよなあ。光なくして影はない影を生まぬ光はない twitter.com/segmenterin/st…
2024-01-03 23:59:46やっぱり長義が言うように真打のほうに統合されているのが(2205年基準の)本来の状態で刀のほうと男士のほうに同時に揺らぎが発生したせいで統合されてたものが分離するというイレギュラーが発生した、ということじゃないかな。生涯ただひと振りの、という物語由来なので、
2024-01-04 00:09:15本阿弥サン、鬼丸の前で心をさらけ出して泣いて、お前にしかできない仕事をしろと言われ、自分の心に従い嘘をついて刀を守ることではなく「偽らないこと」を選ぶ
2024-01-04 00:28:50山姥切ズは別に取り合ってないけど一期とカゲはまさしく名前を取り合っているんよななぜなら「一期にただひと振りの太刀」が物語なので
2024-01-04 00:36:36一期はカゲの存在を認識し自分が影のほうになるという経験もした上で「生涯ただひと振りと言われる太刀」を名乗るし、カゲを自らの手でぶった切るし、「残らなかったほう」も自分を構成する一部として忘れないという
2024-01-04 00:36:59まさ派双騎は男士の個体発生を垣間見ていたのかなって前に呟いたけど、さしずめカゲは発生の過程で吸収された一期の双子の兄弟って感じか
2024-01-05 08:01:24みほとせパライソへのカウンターになってる面もある気がしてきた花影 成り代わっても結果が同じならOK 数が合ってれば誰が死んでもOK じゃあ自分が当事者なってもそれでいいの? っていう
2024-01-05 12:56:56この、「なにがなくともあなたはわたしの大切なあなたである」という友愛のかたちが好きだなと思っていた奴なので花影の長谷部→一期の演説がめちゃくちゃ効きました。「いつも通りだ」まで含めて完璧だった
2024-01-05 23:08:34花影のすきなとこ、一期の可哀想さばかりを強調しなかったこと。焼けて記憶がなくてがらんどうかも知れないけれど、彼はまぎれもなく「持てる者」でもあるわけで
2024-01-15 20:55:01花影、「歴史を作るのは人間」を描いているけど、同時に光徳が己の心と信念の狭間で悩んで苦しんで泣いたことは何の記録には残らないし、葛藤の末にどちらを選んだとしても歴史には影響がなかった、ということも描いているんだよなあ
2024-03-07 00:09:08花影、鬼を切った刀鬼丸の自認がブレない鬼丸さんに、notへし切but長谷部のやりとりを対審神者と対長義で二度もやってる長谷部に、原案で「本歌、山姥切」と名乗るキャラでありながら本歌とも山姥切とも書いてない銘が証であると歌う長義と、
2024-03-07 13:52:47刀ミュの2部フィーチャリング映像がいつから存在しているのかはよく知らないんだけどわたしがフィーチャリング映像の存在を知ったのは源氏双騎でその時はなんて羨ましいんだろうと思っていた。あれから数年、わたしはいま推し(長谷部・長義)のフィーチャリング映像が存在する世界に生きているぞ
2024-03-07 20:28:39