2022：観劇・コンサート等感想まとめ

かんな @srzw_kanna

ガートルードは本役の法月さんが母としての側面が一番強かったな。逆に橋本さんはしらっとしていて、ハムレットからは理解できない女性だったのかなと感じた。中村さんは登場シーンの印象もあってか、人間としての内面が表れて見えた。立花さんは「弱き者、お前の名は女」を体現してた。儚かった...

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こうやって登場人物の色んな側面が多様に演じられるなか、主人公のハムレットはずっと１人だから、注視し続けているとその言動の乱高下についていけなくなって、狂気に飲み込まれそうになってとにかく怖い。どこまでが演技でどこからが狂気か分からなくなる。これ役者さん側もしんどそうだな...

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個人的にはラスト、クローディアスが死した椅子がそれまでハムレットが座っていた椅子だったというのにゾッとした。結局彼は公に裁かれることなく、王としてその生涯を終えた。ホレイショーが言い伝えるとはいえその事実は変わらないわけで、じゃあハムレットは何のために...とやるせなくなる

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何となく岡宮さんって一見純真そうで実は一癖も二癖もある、みたいな役をやってらっしゃることが多いイメージなんだけど、このハムレットはまっさらというか純真なんだろうなと思った。だから王や母がしたことを許せないし、先王のことを盲信してしまう。母と対峙するシーン、めちゃくちゃ怖かった...

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中村さんのラスボス感すごくてめちゃ怖でした。クローディアスを演じていらっしゃるときの顔つきや所作とか言葉尻がまさしく悪役のそれで、絶対に信用しちゃいけないと思わされるというか。ギルデンスターンの時のあの間抜けな感じとは全然違う。個人的には王の顔色を伺うポローニアスも好きでした。笑

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法月さんめっちゃ表情豊かでしたね...台詞よりも表情見た方が流れ理解しやすいレベルでころころ変わっていて面白かった 劇中の半分以上女性役で出ていらした印象だけど、特にガートルードのしなを作る感じとかまさに(ちょっと嫌な)女のそれで。あとはドレスひらひら～させるオフィーリアかわいかった😊

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橋本さんは怒りや憎悪や絶望とか負の感情を表現されるときのエネルギーの強さに圧倒された。終盤にかけてのレアティーズは勿論、ハムレットに三行半を突きつけられたオフィーリアがあまりに哀れで痛々しくて直視できなかった。彼が劇中で笑顔を見せていた記憶が無いな...多分私が忘れてるだけだけど...

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立花さんはにじみ出る人の良さというか、どの役を演じていらしても人間らしさとか善の部分が垣間見えていたなと。てか彼、喋り声というか語尾がめちゃめちゃ優しいんですね...すっと抜ける感じ(だから悪役とか怖い役のときにあんなに語勢が荒くなるのか) ラスト、「わかった」の一言がとても苦しかった

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面白い舞台だったな～よく知っている話だけど、ああやって演劇の形になるとまた全然違う印象を受けた💡 Act1ってことはそのうちAct2もあるのかな？？リア王あたり観てみたいな😊

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唯一円盤持ってない回なので観てる 解けない魔法めっちゃ曲好き～～～～～ #刀ミュ無料配信

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佐藤さんダンス素敵よね

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大平さん全部の瞬間で今剣だよなあ プロすぎる

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蜂須賀さんのデレがこの頃は控えめ

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#endlessshocketernal 5/4夜・初観劇🌆 場所: 帝国劇場 instagram.com/p/CdIwWj1JSBo/…

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実は2020年公演のチケットを取っていたんですけど、上演中止になってしまい観られず仕舞いで...今回念願の初観劇でした😊 いや～～～やっぱジャニーズの舞台って派手ですね！！！笑 開幕から終幕までギラギラピカピカの連続で飽きなかった✌️

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光一さんは6年前？くらいのミス・サイゴン帝劇楽のカテコに飛び入り参加されてたのを拝見したのが最初で最後だったんですけど、今回舞台上で拝見して、オーラというか貫禄というかすごい方だな～と思いました。ダンスのキレもすごくて年齢を感じさせないなぁと。とっても華がある方ですね...流石だ...

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ドリボの時も思ったけどやっぱりジャニーズの舞台ってダンスすごいですね🕺一体感があって息を呑む。今回だと特に４人(越岡さんと松崎さんと高田さんと原さん)が踊ってるときとか惹き付けられた。ターンとかめちゃ綺麗で、あぁジャニーズが理想とするショーってああいう感じなんだろうなと

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綺咲さんもさすがダンスお綺麗ですよね🌸和服の時とかめちゃ素敵だった 前田さん御年73とか信じられない😮あの年齢であのお衣装着こなしてるのすごすぎる あと佐藤さん、小顔なんだろうな～とは思ってたけど実際に拝見したら想像の100倍くらい小顔でびっくらこいた 豆粒？？さすが顔面国宝👏

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演劇というよりは全体を通してひとつのショーという感じでとても楽しい舞台でした💡SHOCKの代名詞たるフライングも、階段落ちもめちゃめちゃすごかったな✨ 事前勉強してなくてEternalが外伝とは知らなかったので、いつか本編観たいです！笑 またひとつ、ずっと気になってた舞台を観られて幸せでした🥰

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ミュージカル「刀剣乱舞」東京心覚、配信で観ました⚔️乱舞祭までには...と思いながら早数ヶ月、ようやく！ dmm.com/digital/cinema…

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過去一まとまらない、かつ長い感想です😂青江単騎と江水は未見、かつ「初見の舞台は事前知識を入れずに楽しむ」というこだわりを持ってるので、何の解説も読まずにこれ書いてます。なので見当違いなこと言ってる可能性大です。自分の観劇記録的に残してるのでスルーしてやってください🙇‍♀️

かんな @srzw_kanna

初見時の正直な感想は「えっ...これで終わり...？」でした。拍子抜けしたというか。ただその時めちゃめちゃ体調悪くて頭も回ってなくて、そのせいかな～と思って２回目視聴したんですが、やっぱりどこか呆気なくて。演出以前に、ストーリー構成が今までの刀ミュとは随分方向性が違うなと。

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私自身刀剣にすごく詳しいわけでもないし、歴史も教科書レベルの知識なので勉強不足かな...と思っていたのだけど。２回目を観た結果、情報量が多い上に整理整頓されているわけではないので一発では理解しづらい、どこをたどれば話の本筋になるのかがわかりづらい...ということなのかな🤔

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個人的に刀ミュの大きな特徴のひとつがストーリーの分かりやすさだと思っていて。最悪「刀剣乱舞」の知識がゼロだったとしても、一般常識さえあれぱストーリーを理解できるような作りになってる演目が多いと思うんですよ。初めて観た時、めちゃめちゃ親切設計だな～と思ったのをよく覚えてる💡

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たとえばあつかし、むすはじあたりは「分かりやすい」最たる例で。ものすごい極論だけど、前者は「源義経は頼朝と仲違いして自害した」、後者は「土方歳三は新撰組の生き残りとして最後まで戦った」ということさえ知っていれば、話を理解できる

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もちろん知っていた方がより面白い情報は山ほどあるけど、話の大筋としてはそれさえ認識していれば問題ない。どちらも教科書レベルの知識だし、かつ公演の中でも(付帯情報含めて)逐一丁寧に解説してくれる。これほど親切な舞台はそうそうない、というのが個人的な印象でした

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みほとせのメインは「信康の自害」という若干マイナーな話だけど、劇中で順を追ってきちんと見せてくれる＋大倶利伽羅が観客に近い目線(知識量)を持っているので理解しやすい。つはものは今剣・岩融の実在の是非がポイントだけど、説明がちゃんとあるし、ベースがあつかしと同じなので分かりやすい

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なお天狼傳は初見時に(刀ミュ比で)若干ややこしいと感じたんだけど、これは新撰組の衰退という史実だけでなく、個々の刀の事情、特に虎徹の真贋を主に扱っているからだろうなと。勿論劇中で解説されるので複数回みれば分かるけれど、ここを知らないと話が理解できない作りになってる

かんな @srzw_kanna

要するにむすはじあたりまでの刀ミュのわかりやすさって、①史実に沿っている(登場人物と観客とで目線を共有できる)、②時系列に沿って話が進む、③どうしても必要な知識(刀剣男士の事情など)は劇中で解説される、という３つが全て満たされていたからこそ成り立つもの。というのが個人的な解釈です💡

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あおさくあたりから刀ミュの雰囲気が変わったのは、この①が崩れたからじゃないかなぁと。刀剣男士たちの出陣のゴールが見えづらくなった、彼らの裁量に依る部分が大きくなったというか。言い換えると「歴史への介入が、戦力的な意味での『史実の調整』に留まらなくなった」からかなと考えている🤔

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この、あおさくで物部への言及があったことは勿論、(本丸の要の一人と見られる)鶴丸、(『何か』を知っているっぽい)明石、(事情を抱えてそうな江の一振)篭手切江が登場したのは、今後の展開あってのことなんだろうな。とぼんやり考えていたのだけど、心覚を見てやっぱりな～という気持ちになった

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心覚に話を戻すと「ストーリーが展開される世界線(観客と共有すべき認識)がそもそも史実になく、かつ劇中で特段解説がなされない」「(恐らく)ストーリーが発生順通りに並んでいない」「個々の刀の事情が絡んでいるものの、はっきりとは言及されない」ということで、①②③すべてが崩れている

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だから「よく分からない」という印象になるんだなと思った。何回か繰り返し観ると少しずつ頭のなかで整理がつくけど、そもそもベースの「史実」がないので、何回考えても推測の域を出ない。でもたぶんそれでいいというか、すべて理解されることを前提としていないのが心覚なんだろうな、と感じた

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印象として心覚は、これまでの刀ミュ本編で描かれなかった話を集めたものなのかなと。源氏の対比としての平将門、新撰組の対比としての勝海舟、武力以外で江戸幕府を支えた存在としての天海＋太田道灌、かな🤔だから過去公演の曲と似たメロディが繰り返されてるんだよね、たぶん

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そもそも心覚自体、本当に「パライソの後」なのかな？？いや、パライソより後なのは確実なんだけど、「パライソよりずっと後」なんじゃ、というのが個人的な印象だった。たとえばあつかしと天狼傳との時間差よりもずっと大きそう。江水は観ていないから、そちらとの関係性は分からないけれど

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そう思った理由のひとつが三日月の存在。終盤に水心子&清麿、江の四振と対峙するシーンがあるけれど、ここでの三日月って本当にその場にいるんだろうか？？刀ミュ本丸の男士たちが主(天の声)と話してるときって目線が真っ直ぐ客席を向いてる印象があるんですよね。過去作も、今作も含めて

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一方で今回三日月と対話するとき、特に江の四振りは天に向かって話しているような目線だったので、少し違和感を覚えた。もしかして心覚での三日月は、大侵寇の時同様に顕現が解けてしまった、或いは文字通り天にいる？水心子の「三日月を助けたい」はここからくるのかな～と感じました

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というかどこが現実で、どこが水心子の思考空間だったんだろうか...偉人たちに問うてるところ、特に太田道灌とのやり取りは水心子の頭の中の出来事だったと思ってるんですけど、同じように三日月との手合わせ？も思考空間の話なのかな、というのが個人的な解釈です

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原作ゲームの方でもたびたび考察されてますけど、やっぱり「正しい歴史」では刀剣が滅びるのかなと。で、期せずしてそれを知ってしまった水心子が「はじめから無かったのと同じではないか」と苦悩しているのが心覚なのかな～と思いました。その意味でも、パライソよりずっと後の物語なのかなと

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それに対して豊前が「その答えを持ってるのは俺じゃない」と言うのは、そもそも豊前は存在していたかどうかがあやふやだからかなと。だから水心子は、確実に存在していた偉人たちに同じ問いを投げ掛けたんだと思ってるんだけど...この解釈で合ってるかな...

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豊前の「どうやら俺たち江は」のあと、初見では「時間遡行軍だったみたいだ」だと思いこんだんですけど、２回目に観たときは「人間だったみたいだ」なのかなと思いました。三日月の「人と、人ならざるものとの架け橋となれ」がすんなり来るし、今作でやたら現代の東京を示す演出が多いのもそれかなと

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あやふやな刀たちだから、存在している人間をよりしろにして刀剣男士を生み出したのかな。或いは時間遡行軍に対抗するために逸話から作られたのかもしれない。他の刀剣男士と比べて江が現代人に近い容姿をしているのも、あいどるという現代の文化に精通してるのも、もとが人間だからかなと思うなど

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人間だった...と思ったもうひとつの要因が、大倶利伽羅と豊前の違い。みほとせを経た大倶利伽羅は、パライソでは他者に対する己の感情をすべて呑み込んだ上で任務を全うすることを選んだ。一方でパライソを経た豊前は、心覚では他者の人となりを知って心に刻んだ上で任務を全うすることを選んだ

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どちらも「悪役を買って出た」という結果に変わりはないんだけど、後者はものすごく人間的な思考だな、と感じました。そのあとの、五月雨に対する「できればお前には歌だけ歌っていてほしい」という台詞も含めて。鶴丸は、旧友たる大倶利伽羅をある種の共犯者にしたから。勿論性格の差もあるんだけどね

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いずれにせよ江は刀剣男士としてはイレギュラーな存在で、だからわざわざ歌合で神々が集って儀式を行ったのかな、と。篭手切や豊前がどう顕現されたのかはわからないけど、すべての刀剣に対してああいう儀式をやってる、というのは少し考えづらい。まあ五月雨と村雲は普通だったよね？とも思うけど🤔

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ところでやっぱり江は、稲葉江を含めた七振りですべてなのかなぁ...今回出てきた「北斗七星」も関係あるのかなと思ったり思わなかったり。まあでも映画には倶利伽羅江も出てきたし...これはさすがに考えすぎかな🤭

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全体通しての感想としては、(コロナ禍に上演されたってのが大きいんだろうけど)とてもメッセージ性が強い作品だなと思いました。「問わず語り」という曲のタイトルひとつ取っても様々な意味が込められてるんだなと。刀ミュというコンテンツを続けていく上で避けて通れない話だったんだなぁ