ARK編過去ログ🆕ARK爺記⓪【プロローグ こうして爺の冒険は始まった】

IkuS@FF14:雑煮処 @IkuSFF14

爺、ARKの大地に立つ。 かくして、爺がARKの地に降り立ちました。 果たして爺はこの先生きのこれるのか？ めくるめく冒険の日々がここから始まります。 なお、ARK編更新用に #ARK爺記 タグを用意しました。 このタグで一連の更新を辿れますｗ #ARK #ARK爺記 (↓なお、パンイチなのは仕様な模様ｗ) pic.twitter.com/3fr1JQV3n0

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まぁ、開始３０秒で殺されたんですけどｗｗ そのままボーッと河畔を眺めていた所、 背後に忍び寄っていたディロフォサウルスからの奇襲攻撃。 そして良く分からないうちに殺されリスポーン画面に。 この世界。 立ってるだけで殺されるのであるｗ #ARK #ARK爺記 (↓即オチ2ｺﾏでフラグ回収した爺ｗ) twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/NuVTcWoRVn

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だが、ARK世界の厳しさはこんな程度では終わらない。 チビ恐竜に懐かれ、 なんやペットかいな？と頬を緩めれば、 別の恐竜に襲われた途端、牙を剥き袋叩きにあい死亡。 川岸を下っていたら、 どこからともなく後頭部を攻撃され続け、そのまま死亡。 爺のレスキル受難はまだ続くｗ #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/VvwUiqpuOk

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陽が暮れて状況は更に悪化。 走って川岸を下れば、 こちらの走りより足の速いユタラプトルの飛び蹴りを食らい死亡。 川面に逃げ込めば、メガピラニアに食い散らかされ死亡。 森に逃げ込めば、光る目の獣に襲われ死亡。 じっとしていても、メシが無くなって餓死。 正に地獄である。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/neKy6dSQa7

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必死で逃げ回り、 迷い果て、 森の中で怪獣大戦争（ティラノvsディプロドクス）に遭遇し、 その威容に呆然と佇む中。 容赦なく噛み付いてきたティラノサウルスの顎に食いちぎられ、 十数回目の死を味わいながら爺は悟ったのである。 …逃げてるだけでは、決して生き残れない。 と。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/bNGKt3IfFL

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正に満身創痍の有様で河を必死に下り。 身も心もズタボロのまま、夜明けと共に河口に辿り付き。 眼下に広がる海岸を眺めながら、 爺は心の底から誓ったのである。 …食われるより食おうと。 逃げるのはここまでだと。 こうして、爺のARKでの冒険が始まったのである。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/hFTRWoy8CG

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食わねば、人は生きられない。 そう。 よちよちと海岸を歩くドードーことドードー鳥。 この可愛げな見た目の鳥ですら、 愛でるよりも食らわねば生き残れんのだ。 生き残るとはそういう事なのである。 …覚悟を決めたらしく、 爺は渾身の力を込め拳を振り下ろした。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/3dtIVVJSUh

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クエェェと悲鳴を上げながら、 それでも反撃する事なく、ただただ逃げ回るドードー。 だが、爺も逃がさない。 せめてひと思いに仕留めてやるのが慈悲とばかりに拳を振り下ろす爺。 やがて力尽き崩れ落ちるドードー。 だが、何か様子がおかしい。 「…え。なんで気絶してるのコイツ」 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/tZBa3P4njn

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ぶっ殺すつもりで殴ってたのに、 普通に気絶されて困惑する爺。 そして「食料を入れてテイム」の文字。 彼は困惑しつつ、その辺のベリーを摘み取ると、 そっとドードーに押し込んだ。 かくして爺。 今日の糧を得るハズが、 今日の仲間を手に入れてしまったのであるｗ #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/qKZMKdFguJ

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「うむ。 やはり拳はイカンな。 …友情が芽生えちまうもんな」 高く蒼い空を見上げながら爺は呟く。 そんな爺の事など露知らず。 背後に控えるドードー戦隊は胸を張る。 爺は呻いた。 「…どうしてこうなった」 今日の昼飯になるハズだった者達に、 昼飯のベリーを与えながら。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/7jywrVnJ3y

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ドードー鳥と拳で友情を深めてしまい、 へっぽこ戦隊「ドードーズ」を率いる事になった爺。 だが、彼は一つ思いついた。 「…この肉壁… もとい数の暴力なら勝てるんじゃね？」 そう言って指差す方向に居るのは、 一匹のディロフォサウルス。 爺は拳を固めると猛然と襲いかかった。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/KhIsKvTWZg

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渾身の右ストレートを先制して叩き込む爺。 そして、一斉に襲い掛かるドードーズの面々。 「もろたで！」 爺は勝ちを確信した。 ディロフォサウルス「バ○ス」 だが次の瞬間、爺の目に吹き付けられる毒液。 「目が…目がぁあああ！」 激痛と共に一面緑に染まる視界に爺は絶叫した。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/rcSFli4ZG4

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ぼやける視界と激痛に耐えながら、 構わず拳を振り下ろす爺。 やがてその拳が敵を捉える。 「そこかっ！」 そこに必殺の拳を叩き込む。 ようやく涙が毒液を洗い流し、 はっきりとした視界に映る光景に爺は絶句した。 …累々と横たわるドードーズの面々。 爺。 致命的にやらかす。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/apjUfOcxx7

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まさかの光景に混乱し動揺する爺。 だが、そんな隙をディロフォサウルスが見逃すハズもない。 一瞬の隙を突き、爺の喉元に襲い掛かる。 ドウッと地面に崩れ落ちる爺。 薄れゆく意識の中、 ドードー達の断末魔が木霊する。 「すまぬ……すま…ぬ…」 爺の意識はそこで途切れた。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/wdL6INMDP8

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リスポーンし全力疾走で現場へ戻る爺。 「まだだ！まだ…！」 だが、滑り込んだ現場の光景に爺は呆然とする。 無残に並んだドードーズだったと思しき五つのアイテムBOX。 そして腹を膨らませ、悠々と闊歩するディロフォサウルス。 「…野郎、ぶっ殺してやぁぁる！！」 爺は叫んだ。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/8P9wqqyqws

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が、叫んだ直後、 爺は何故か全力で背後の森の中に逃走する。 やがて鬱憤を晴らすかのように、 次と周囲の樹木を殴りつけ破片を拾いながら呟く。 「…ステゴロじゃ勝てねぇ。 ならこっちは得物を使う！」 6対1でも素手では勝てない。 ならば武器を作る。 この男、意外と冷静である。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/zSpHi1wNrq

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浜辺で拾った石で火打ち石を加工。 そして拾った木片やワラを使い棒に固定。 出来上がった物をクルクルと小器用に回す爺。 そこには一振りの原始的な石斧が握られていた。 ﾃﾚﾃﾃｰﾝ♪ 【爺は道具を使う事を覚えた！】 マッパの類人猿が、 マッパの原人に進化した瞬間である。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/hVT3ANz9CW

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「うし、準備万端じゃい！」 出来上がった得物の出来に満足しつつ、 爺はニンマリと笑う。 やがて表情を消すと、 溜まった鬱憤を発散するかのごとく叫ぶ。 「…野郎ぉ、 ぶっっ殺してやぁぁる！！」 石斧片手に浜辺を猛然と駆けるパンイチ原始人。 …絵面的には大分アレである。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/xiObJIEelL

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Q.ARK更新一色だね。 A.ｱｯﾊｲ。 とりあえず冒頭のプロローグ部分を終わらせないと、 ゲーム本体がいつまで経っても初期から進められないので、一気に更新しようという腹です。 Q.これFFアカだよね？ A.ｱｯﾊｲ。 だから、ARK編のプロローグ部分が終わらないと、 FF部分とも絡めないんですよ（ぇ twitter.com/IkuSFF14/statu…

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宵闇に包まれた浜辺を、 一筋の矢のごとく疾走する爺。 その瞳が標的を捉える。 返り討ちにあい一目散に逃げ去った獲物が、 武器を手に再び襲い掛かってくるなど ディロフォサウルスに想像出来るハズもなく、 気付く気配もない。 絶殺マシーンと化した爺の刃が 今、その喉元に迫る。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/2dpeVCqmRr

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だが、運命の女神は爺には微笑まない。 次の瞬間、爺は踏み込んだ右足に焼け付くような痛みを感じ顔を歪める。 視線を落とせば、ふくらはぎに噛み付く黒い影。 そして闇の中に炯々と光る瞳。 夜のハンター。 闇夜の死神トロオドン。 爺は脱兎のごとく森の中へと踵を返した。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/gv79qVFzPi

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「マズイ…！ 噛まれた…噛まれちまった！」 先ほど噛まれた右足は既に痛みどころか感覚すら無い。 だがトロオドンは容赦なく他の腕や足にも噛み付く。 噛み付かれた場所の痛みはすぐに無くなる。 即効性の麻痺毒。 それがトロオドンの死神たる所以。 やがて爺はその場に崩れ落ちた。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/rYHfic5SPs

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「焚き火、暖かいﾅﾘｨ…」 道具を使う事を覚え、 そのまま火を使う事まで覚えた爺。 結局あの後、意識だけを残し全身麻痺のまま、 生きながらトロオドンに食われる拷問を堪能(しかも2度)。 SAN値がゼロに。 再々リベンジもトロオドンに再び阻止され 真っ白に燃え尽きたのである。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/YpMviR5hgi

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「見よ！このそそり立つ槍を！」 朝も早よからﾄﾝｶﾝﾄﾝｶﾝと何やら組み立てていた爺は、 完成した一本の槍を天高く掲げた。 どうやら新兵器を開発した模様。 「ﾌﾋﾋﾋ…どうよ。このご立派さ」 出来上がった槍を文字通り舌舐めずりしながら愛でる姿は、 正にHENTAIである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/S0jWbiivVH

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ひとしきり出来上がった槍を愛でた後、 不意に真顔に戻る爺。 「…ヨシ。行くか」 槍を構え、息を吸い込む。 そして大声で叫んだ。 「野郎、ぶっ殺してやぁぁある！！」 3度目のぶっ殺宣言の後、 槍を手に爺は全速力で駆け出した。 …この男、まだ懲りていないのである。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/91TXplef6M

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3度目のぶっ殺挑戦に挑む爺。 だが、この男。 別に考え無しに挑んでいるワケではない。 接近戦では有利な長柄武器。 そして夜行性のトロオドンは昼間は襲って来ない。 なんだかんだでこの男、 冷静なのである。 やがて、近くの草むらで動く影が。 「奴か！」 爺は素早く反応した。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/FjUQXmDUNx

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草むらから飛び出してくる影。 だが、その大きさは想定より明らかに大きい。 そして、相手と目が合い爺は気付いた。 「ユ…ユぴっ」 全て言い終える前に、 ユタラプトルの飛び蹴りが炸裂し、 爺の首が直角にへし折れる。 一瞬で爺の意識が飛ぶ。 後は文字通り、八つ裂きである。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/OIfAU4tcOn

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降り頻る雨の中、一人爺が佇む 結局あの後、ユタラプトル相手に散々死んだ。 そして気付いた。 トロオドンおろか ディロフォサウルスも居ない事に。 …全部、奴に食われた事に。 ドードーズも仇も妨害者も爺も 奴の胃袋の中でとろんとろんに。 これが弱肉強食か。 爺は思い知った。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/ntOfC0tuIV

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昨夜から一晩中続いた雨が止み、 嘘の様に晴れ渡った朝。 アテもなくとぼとぼと爺が浜辺を歩いていると、 波打ち際に転がるソレを見つけた。 見覚えのある緑色の体色。 鳥のように羽根の生えた前足と尻尾。 見まごう事なき昨日のユタラプトル。 ソレがゴロリと浜辺に転がっている。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/zw1GD0HOYM

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腹に風穴を開け絶命したソレは、 特に食われた様な形跡も無く。 まるで打ち捨てられたゴミの様に転がっている。 そこに昨日の強者然とした面影は一切無い。 爺は小さくため息をつくと、 石器を取り出し、皮を剥ぎ、肉を削ぎ落とす。 丁寧に丁寧に。 まるでその死を悼むかの様に。 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/D4mG3UHP7B

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解体を終えた爺はそのまま焚き火を用意し、 次々と肉を焼べていく。 やがて立ち込める肉の焼ける香ばしい匂い。 一切れを摘むと、 おもむろに口に放り込み咀嚼する。 「…硬ぇし臭ぇし不味い」 不貞腐れながら、次々肉を口に放り込み。 全て平らげてから呟く。 「…取ったぞ。仇」 #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/SnJhAMMI4p

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弱肉強食の掟に従い、 仇を肉として処した爺。 彼はさっぱりとした面持ちで、 昨夜コッソリと仕上げた品を装備していく。 麻で出来た布のシャツとズボン。 足元に布の靴。 頭にバンダナをキリリと巻く。 最後に先ほど出来上がったウッドボウに矢を番える。 爺。 パンイチを卒業す。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/wsCmLnAMER

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かくしてパンイチを卒業し、 一人前のサバイバーになった爺。 彼の冒険の旅はこうして始まったのである。 …いや、決して話が進まねぇ！とか、 ちょっとマジメ寄り過ぎて次の展開が面倒になったとかでは無い。 無いのっ！ とーにーかーくー！ 冒険の旅が始まったのである（ｷﾘｯ #ARK #ARK爺記 twitter.com/IkuSFF14/statu… pic.twitter.com/P3Z8a9LeRN

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