園児ゆうさくにホッぺちゅーを教え、あにさまにやってみろイケイケとけしかける杉を受信。されて固まる尾、ひっくり返って笑い転げる姿、キャーってテンション上がっちゃう勇、おがたもゆうさくにやれよ!とか言われてまた固まる尾、まぁ見えないし勇から尾にほっぺた寄せてちゅーにしちゃうんだけど。
2019-03-06 17:32:29暫く勇のいない大人だけのときに尾に冷たくされる杉(声かければいいのに白杖でつつかれまくるとか)。あとで勇に「すぎもとさんはあにさまにちゅーしないの?」とか聞かれて困ればいいさ。
2019-03-06 17:32:30現パロ 幼い勇作を独りで育てる弱視尾と出会った杉の話 書けたとこまで晒し1 地味な話で萌えどころなさげなんですけど、達成感積み上げはモチベーション維持に大事だから…! pic.twitter.com/wzn36USxBM
2019-03-07 23:33:49現パロ 幼い勇作を独りで育てる弱視尾と出会った杉の話 書けたとこまで晒し2 地味過ぎて誰が読むんだこれ、って感じですけど気長に続ける…つもり… pic.twitter.com/yq7KGsgNsb
2019-03-07 23:33:50盲がっこうであんまマッサージの授業も受けてた尾、たまに多くなる慣れないPC仕事に肩凝ったぁってうるさい杉にマッサージしてやる。体格や筋肉を触って確かめたりしながら昔のことを思い出したりする。おんぶ、その体温、確かさ、力強さな。杉はほえーって蕩けてて気づいてない温かい休日 を受信。
2019-03-08 13:22:30もだもだ長いけど見えないから(名目含む)スキンシップは多い。道歩くときは腕に掴まることもあるし、掴まらなくても、停まるよ、次こっちだよ、みたいな時に背中や腰をぽんって合図するエスコートを杉は尾を徹して自然に学んだ。
2019-03-08 13:40:54とは言いつつ実は逸脱することも。お互い認めないけど。 「ほんとに見えねえの?俺の顔、忘れちまった?」 「覚えてるし今でもわかる」 両手で杉の顔を包む尾。 「触るのは見るのと同じだ」 大人しく触られる杉。尾の手は白くしなやかだ。 「傷痕、同じだな」 するする滑る指。西日のさす黄昏時
2019-03-08 13:40:54じっと触られてる杉、もう気持ちはかなり好き寄りのむしろ愛してる(←?)だから気持ちは募るしでも手は出せないし目の前には尾のお顔が無防備にあるし有り体に言うと抱きしめたいしちゅくらいはしてしまいたいが我慢しつつ小出しにする。「俺もお前の顔、触っていい?」「ハハッ意味が判らんな」
2019-03-08 18:51:39返事をせずに親指で触れる。態度が拒んでなかったし実際触っても怒らなかった。指の腹で感じる薄い顎の傷痕。「お前も傷、あるのな」「転んだ」「お前が?」「もしかしたら悪意があったかもしれないがわからん」怒りでギリッと奥歯を噛み締める杉「わからんし今怒ることでもないぞ」
2019-03-08 18:51:40「怒るだろ、そんなことってあるか!」大切なものを傷つけられたら怒るに決まってる。本当はそう言いたかった。言わない代わりに思わず抱きしめていた。「うわ」予告なしだから驚かせてしまったけど。「ごめん、でも俺やだよ」「泣いてるのか」「泣いてねえ(涙ぐんでるだけ!)」尾の手が背中に回る
2019-03-08 18:51:40「お前は優しいな」優しくないよ、お前を好きなだけ。「…おがただって優しくなったよ」「優しい、ねぇ…」信じてない風に尾が呟く。ククッと笑って付け加えた。「お前、鼻の脂俺に擦り付けるなよ」「!」「勇も帰ってくる時間だろ、夕飯の支度してくれ、俺は仕事の続きする」
2019-03-08 18:51:40背中をぽんと叩かれ剥がされる。「やっぱりお前性格悪い…」今度洗顔シート買おう😢でも尾はちょっとだけ機嫌よさそうだった。腹いせに離れ際、頭のてっぺんに軽くキスしちゃう杉。「あ、こらお前今何かしたろ!」「してないよ~」「目の不自由な人に親切にしろ!」「大切にしてまぁす!」「嘘つけ!」
2019-03-08 18:51:41文句言ってるけど尾も本気で怒ってないし、見えないから安心してニヤニヤしながら杉もキッチンに立つ。勇が帰宅、「なんかいいことありました??」「「なんもないよ」」「(明らかに雰囲気いいのにこの大人たちは自覚ないのか?)…いただきます」から始まるおいしい晩御飯。
2019-03-08 18:51:41弱者尾のやつ備忘 「昔話がしたいか杉モトサイチ」 引っ越してきたとき、言った顔はあの頃の尾そのものだった。そういや昔話をする暇がなかったからと思って深くかんがえずに あ?うん、位の返事はしたきがする。だけどそればかりじゃない。今ははっきりとそう思う。
2019-03-27 02:27:42「あの頃の俺は酷かっただろう」目の前にいる尾が言う。いまは違うから関係ないといくら言葉を尽くしても伝わるかどうか。今までは目を見て話せばわかると思ってきた。だけど。「俺は」「正直なところ、お前が俺のサポートをする意味も俺にはわからん」好きだからと言ってしまいたい。
2019-03-27 02:27:43「俺も酷かった」「?」「でも覚えてるってことはちゃんとやり直せってことなんじゃねぇの?バチとか因果応報とかじゃなくて」尾は考えもしなかった。「お前、今は全然酷いとこなんかないし、そりゃたまに意地悪だけどさぁ勇もちゃんと育ててるし」「そりゃあいつがたまたましっかりしてるから」
2019-03-27 02:27:44「わかんねぇけど、勇だってお前を苦しめる為に生まれて来てねぇよ、あいつお前の事大好きじゃん」「子供は身近な大人にすがるしかねぇ」「俺も、 …今のお前は全然違うと思ってるし」好きだよ。心の中でつけ加える。多分あの頃から本当はお前ともっと違う形で関わっていたかったのかもしれない
2019-03-27 02:52:21「おめでてぇな」 前髪をかきあげ、そんなことをいう尾の姿が懐かしい。そう思うくらいにはもう過去の事だし、尾の口調はやわらかい。 「俺だってコロした数ならお前に負けちゃいねぇよ、でも傷がある位で他に何もバチはあたってない」「俺とお前は違うだろう」「とにかく俺は因果なんて信じねぇから」
2019-03-27 02:52:21勇のお迎え(スポーツクラブ(無料のやつ)か図書館とか?塾)の時間もあって切り上げる。杉は勇を迎えに出ながらもう強引にキスとかしちまった方が早いんじゃねえかとかいやいやあの調子だとそれもバチがあたった一つにしか思わないかもしれない。その点だけは恨むぜ尾のバァチャン
2019-03-27 02:52:22よく見たらこのシーンの備忘スレッドの始まり、弱視尾じゃなくて弱者尾になってた(;´Д⊂) 内田の誤字脱字は仕様です…仕様です…仕様です…(ヒロシです風) なんで杉尾がこんな話をし始めたかっていうと杉に尾が結婚とかした方がいいんじゃないのか、そろそろいいトシだろ、と。言い出したから。
2019-03-27 12:58:28「結婚?考えたこともなかった」 「俺と勇に構ってたらあっという間にくたびれたオッサンになるぞ、お前子供好きだろう」 「うん、勇可愛い」 「ばか、自分の子供欲しくないかって話だ」 「今は勇を見守りたいなぁ」 「アイツの成人待ってたらお前いくつになると思ってんだ」 「お前はどうなんだよ?」
2019-03-27 12:58:29「(聞かねえなこいつ😠💢)…勇で手一杯だ」 「俺もだよ」 「お前はただの隣人だ」 「俺を仲間はずれにすんな!勇に言いつけるぞ!」 「アホか」 「バカって言った方がバカなんだぞ!」 「言ったのはアホだ、バカめ」 「ほらバカって言ったバカって!」 「勇が小学生だからってお前まで何なんだ(呆)」
2019-03-27 12:58:29「なぁ、俺ちゃんとお前の役にたってるだろ?なんでそうゆうこと言うんだよ」 尾は長いため息の後「…お前は前世が懐かしいのかもしれないが」 前世?いやまぁ確かにそれが無ければ知り合ってなかったけど?杉は意外な話の飛躍に驚いた。 「俺はあまり思い出したくないし関わりたいと思ってもいない」
2019-03-27 12:58:30て流れで「昔の俺は酷かった」に繋がります。ほんと、順番に思いつかないなぁwいつもパッと途中のシーンだけ思い付いて後から隙間埋めてくの。同じ脳が考えてるから絶対埋まるんだけど。常に適当綱渡りww
2019-03-27 12:58:30ちなみに杉は「因果応報を身をもって感じてると思い込んでる尾(俺が解放したい)」で頭がいっぱいだけど、尾は尾で「結婚の話はぐらかしやがって💢ホモてもあるまいし💢」っていらっとしてる。 ハハァ尾ちゃん残念でした、ホモでーす\(^O^)/
2019-03-27 22:39:21昨晩遅くに上げた弱i視尾と小さな勇ちゃんのお話、画像と文字のバランスが見づらかったので再度生成のうえあげ直し。一応イブのお話です。ちょっとだけ杉の事にも触れています。画像三枚。 pic.twitter.com/jvTBJiVM4e
2019-12-24 23:07:06当たり前のように杉はモテる。新卒の時は大学の時の連中が家に押しかけてきて飲み会したりが2~3回あって、 そん時に元カノらしいのと玄関前で話してたのも尾には聞こえてたし、風邪ひいたときに会社の女子社員らしいのが立ち寄ったりしてたのも知ってる。
2020-06-07 01:11:49尾は自分は因果にまみれてこんなだけど杉は普通なんだから前世関係なく普通に生きていけばいいと思ってる。 勇がお外に遊びに出ているときに杉に「お前もさっさと結婚しろ」とか言っちゃう。 なんでそんなこと言うの?ってなりつつ杉は「今はちょっと考えらんないー」っていってはぐらかす。
2020-06-07 01:11:49健康なんだしお前に気がある女もいるんだし、俺とゆうさくに構うことはないとまで言われちゃったから杉も 「…まじれすすっとさぁ、多分俺前世の記憶あるやつとしか最終的に分かり合えないっつーかそういう感じもあってさ。「うまくやる」ことは出来たとしてもしっくりこない気がするんだよね」
2020-06-07 01:11:50杉の方としてはあんまり先のことは考えてなかったけど尾と勇のことしか考えてなかったから…。 それまで前世がある人と関わらなかったからわからなかったけど、杉だって前世の記憶があるってだけで負担はあった。 それが尾と出会って一気にわかってしまった。だから今更無関係になるつもりはない
2020-06-07 01:11:50尾にはその感じがわからないから、なんで因縁引きずってるわけでもないのにそんなこと言うんだ、って理解できないんだけど、 重ねて「お前今幸せ?」って聞かれてそんなこと考えたこともないし杉がそんなこと聞いてくる理由もわかんなくて「お前には関係ない」とか言っちゃう
2020-06-07 01:11:51「いや、あるんだよ」 「ハァ?」 「俺が気になるし、俺が幸せにしたいから」 「意味が分からんな」 「わかれよ」 「その傲慢になんで俺が付きあわなきゃならん」 「傲慢でも何でもねえ、俺には必要なんだよ」
2020-06-07 01:12:38前世の勇作さんの話をしただろう。ああいう因縁はお前にはないんだから、と尾は思う。 「わからんな」 「わかれよ! お前の役に立つのが必要なんだよ」 「…とりあえずお前が図々しいのはわかった」 話を続ける気がなさそうなので杉も黙った。夕飯の支度しなきゃだし、そろそろ勇を迎えに行く時間だ。
2020-06-07 01:14:36勇を迎えに行った杉のいなくなった部屋で、尾は一人で考える。 視力を削がれ、思うままに生きられないまま殺した男を育て、不自由なまま因果にまみれて生きている自分と違って 杉は前世のことなんか覚えていたとしてもそれはそれとして忘れて生きていくことだってできるのに何を言っているんだろう
2020-06-07 01:14:36知っている。未亡人や父を失った子、そういうものがあいつは好きなんだ。 「可哀そうな奴」を庇護することで「役に立った」と思いたいのだろう。 因果にまみれて生きるのは自分だけでいい。あいつを解放してやらないといけないだろう。
2020-06-07 01:15:04杉が勇ちゃん連れて帰ってくる。かなり汚れたらしくいつもならすぐ抱き着いてくるのに風呂場に連行されていた。確かに助かってはいるのだ。 ご飯食べてからくつろいでるとき、勇ちゃんが胡坐かいた尾の膝に上って来るから適当に抱っこしてたら 「兄様は今幸せ?」っていきなり言ってきて、
2020-06-07 01:17:09なんか気配で杉の「いけ!いけ!」みたいな空気を察知してチッとなる尾。 そもそも尾は自分が幸せになろうとか考えたことも無いし、幸せであるべきかどうかも関係なく生きてきた。 「そうだな…」と考えるふりをしてはぐらかしながら、すぎもとの入れ知恵か、とピンとくる。
2020-06-07 01:17:09幸せなんだろうな、とか答えておけばいいか、と考えているところに「勇は幸せ!」ってきゅっと抱き着いてくるから仕方なく「そうか」っていうけどその向こうで「いいなー勇ちゃん、おれも幸せになりたいー」とかすぎがすらっとぼけて言うし
2020-06-07 01:17:10「兄様がぎゅっとしてくれると幸せになるよ!」とかいうので杉まで調子こいて抱き着いてきた。 「ほんとだ幸せ~!」 キャッキャッと笑いあう勇と杉の重みを感じながら尾はこれは何なんだろうと思う。
2020-06-07 01:17:10前世の因縁、殺した罪、そういったものをすべて引き受けて生きていくのだと思っていた。 「俺は諦めねぇからな」 勇を間に挟んだまま、その上空で尾の耳元で杉の強い意志が届く。どうでもいいけどスンスンとちょっと匂いを嗅がれてる気配もあってマジでなんなんだお前。
2020-06-07 01:18:41そう思ってもその手を尾が振り払えるわけもなく(物理的にも間に勇がいるし)尾としてはちょっと気が重いような、戸惑うような…苦々しいような…。完全に自分の意思無視されてるし、素直に受け入れられるもんじゃない。 ちなみに杉は逆にやる気になりました。
2020-06-07 01:20:20尾ちゃんが折に触れお前は結婚しないのか、子供が好きならとっとと結婚しろ、みたいなことを言って俺から離れろって圧を掛けてくるので杉はちょいちょいイラッとするんですよね。杉はもう前世の記憶を共有できる人間に出会ってしまった以上無視なんてできないし、
2020-10-16 00:39:21前の人生に振り回されるんじゃなきゃいーじゃんって思ってるから。でも尾は「お前は忘れて生きてこれてただからそのままそうやって生きればいいだろう」とか言うんですよ。そんなこと言ったら杉尾の杉なんだからますます執着しちゃうじゃんねぇ。
2020-10-16 00:39:22尾にしてみれば、目の事とか弟のこととか前世の因縁としか思えないことを抱えて生きていかなきゃいけない自分と違って、杉は今までそんな因縁なしに生きてきたんだからって話なんですけど、杉から言わせればイヤイヤいちばんでっけぇ因縁がお前なんだよっていう。
2020-10-16 00:41:58さて、そんなこんなやってるうちに勇ちゃんも中学生になりまして、兄様のために部活はせず、その代わり小学校の頃の柔道倶楽部の指導の先生の伝手で週3回道場で練習させてもらったりしてる。塾はなし。
2020-10-16 00:46:11フライパン一つで〇〇とか簡単なのならご飯もつくれるようになったから杉と勇が半々で晩ごはん、朝は尾、みたいな分担になってきた。たまに勇ちゃんにお弁当が必要な時は杉と勇で調べて夜のうちに作るし、そういう時は会社お昼の杉や在宅の尾の分もお弁当があります(かわいいね)
2020-10-16 00:46:12まぁ尾ちゃんが朝ご飯担当と言っても、お米は前日のうちに杉か勇がしかけておくし、尾ちゃんはお味噌汁作って卵焼いて、あと漬物とか作り置きの煮物とか納豆とかをに出すだけなのでそんなに手間ではないです。前はパンの時もあったけど杉が「パンなんておやつだ!米じゃねぇと力がでねぇ!」って…。
2020-10-16 00:46:12