プロットのタネ

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 目の前にあるモノから小説のアイディアを着想してみるテスト。 とりあえず目についたもの「カレーライス」「PC」「エアコン」 うーん、カレーライスを食べると暑くなりますよね。PCも熱を発します。エアコンは言わずもがな。PCが熱を発するのは、思考に大して熱を発するということ。

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#プロットのタネ ロボットが熱放射で見つからないようにエアコンの周りに隠れる、というのはどうだろうか。 エアコンというか暖房施設か。 大規模な暖房施設があって、温度管理が重要な施設。よし、宇宙船だな。

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#プロットのタネ 宇宙船でロボットが何から隠れるのか。人間ということでもいいが、インパクト重視で、エイリアンということにしよう。 極低体温の宇宙生物で、熱を発するものを攻撃してくるやつ。船内の人間はすでに全滅し、スリープ状態だったロボットが一体残されたと。いや、まてよ。

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#プロットのタネ ロボット１体では盛り上がるまい。人間の少女が一緒に隠れていることにしよう。べつに少女でなくてもいいのだが、ある程度は意思を持っていてほしいし（赤子では困る）、見るからに無力であってほしいのでそういうことにする。 これで状況設定ができた。

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#プロットのタネ さて、少女とロボットが宇宙生物から隠れているわけだが、隠れ続けているわけにはいかない。ロボットはなんとかして少女を守らねばならない。宇宙生物は体温を感知して襲ってくる。熱源のそばに隠れても、ずっとそこにいるわけにいかない。さて。 そうか、コールドスリープだ。

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#プロットのタネ ロボットは少女を冷凍睡眠機に入れて機外へ逃したい。ちなみに、この冷凍睡眠機とは、宇宙生物がもともと入れられていたものである、と。 ところで、この宇宙生物はどういう生物か。知能はあるのか、ないのか。ちょっと掘り下げてみよう。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 知能のない獣より、「知能はあるが、異質すぎて理解できない」ほうが怖かろう。人間とロボットを別のものと認識する程度の知能はあるが、機械文明の概念がないのでロボットをロボットと認識できない。そういうことにしておこう。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ ということは、ロボットが主人で人類が従属物だと誤解させることができれば、少女は逃げられるかもしれない。ロボットはそう思いつき、少女の腰をけとばして罵る。いかにも役立たずの道具に八つ当たりするように。

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#プロットのタネ ロボットが囮になったおかげで、首尾よく少女は冷凍睡眠機に入り、宇宙空間へ放り出された。助かるかどうかは運しだいである。ところで、宇宙生物は機械を敵性生物と認識した。いずれ地球が彼らに発見されたとき、人類はどうなるだろうか……というところでおしまい。おやすみなさい。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 身の回りのものからストーリーを考えてみる。 金庫。ダンボール。窓。 えーと、段ボールで作った金庫。窓つき？　なんじゃそら。 規模を大きくして、世界観を変えてみよう。 脆弱な壁でできた城に、姫が囚われている。上階の窓から、姫が助けを求めているのが見える。……罠だな。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ どういう罠か。姫自身が魔物だった、というのはありきたりか。では逆に、城そのものが人間側の城で、人間が魔物に見える呪いをかけられた勇者がそこを襲撃する、というのはどうだろう。 勇者といえど城郭を一人で滅ぼすのはリアリティがないが、RPG風ファンタジーならギリギリありだ。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ では姫に見えるものは何なのか。呪いをかけた魔女、というのはどうか。 整理しよう。 面白半分に勇者を誘惑した魔女。勇者がなびかなかったため、怒って呪いをかける。呪われた勇者は、人間が魔物に見え、そのことに疑問を抱かなくなる。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 勇者は自分の出身地である城を滅ぼし、囚われの姫を救い出す。……が、その瞬間に呪いが解け、姫の正体は魔女であったことがわかる。勇者は本当の姫や城の人々を手にかけたことを知り、自害する、と。 うーん、ありきたりな気がするが、今日はこんなところで。勇者より「騎士」かな。

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#プロットのタネ 今日も身近なものから小説のアイディアを考えてみる。 「鞄」「ゲーム機」「道路」。 この３つから連想する光景。道路に鞄が落ちている。中には携帯ゲーム機。それを主人公が拾う。すぐ警察に届けるべきだが、それでは話が終わってしまう。鞄ごとネコババすることにしよう。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 単に物欲でなく、ゲーム機に見覚えがある、というのはどうだろうか。どこかで見たような傷のある古いゲーム機。持ち帰って起動すると、セーブデータにも覚えがある。昔、転校していった幼なじみに、餞別にとムリヤリ押し付けたゲーム機だったというのはどうだろう。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ それ以来連絡もとっていなかったが、鞄を拾ったのをしおに連絡先を調べると、幼なじみはかなり前に死んでいたことがわかる。ではこの鞄は何か。幼なじみはゲーム機を中古屋に売ったのか。それとも誰かに譲ったのか。人手に渡ったにしては、昔のセーブデータが残っているのはなぜか。

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#プロットのタネ 主人公は謎を解こうと鞄の持主を探す。……結局、ゲーム機は渡してすぐ主人公の親に返却され、家の隅で忘れさられていたことがわかる。鞄は妹のもので、興味本位でゲーム機を持ちだしたところ鞄ごと紛失したのだった。うーん、オチが弱いなあ。でも今回はこのへんで。

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#プロットのタネ 周りにある適当なモノから小説のネタを考えてみるシリーズ。「カレーライス」「ナンバーキー」「花」どうだ。ナンバーキーといえば金庫。ということは、金庫にカレーが入っている。なんじゃそら。

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#プロットのタネ なんじゃそら、では困るので、理由づけをする。入っているのはカレーそのものではなく秘伝のカレーのレシピ。本来の持ち主は亡くなっていてナンバーが不明。遺族がなんとか開けようとする、ということにしよう。

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#プロットのタネ 花は……そうだ、カレーの隠し味に意外なものが入っているというのは定番の展開だ。花が入っていることにしよう。それも思い出の花。よし、できた。

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#プロットのタネ 熟年夫婦。妻が亡くなり、金庫が残される。金庫は古いもので貴重品ではなさそうだが、何か軽いものが入っている。ある日、夫は妻が作っていたカレーを再現しようとするが、うまくいかない。妻は昔、有名な洋食屋で働いていた。夫は金庫に洋食屋のレシピが入っているのだと考える。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 生前、レシピについて妻に聞いたときのことを思い出す。「二人の思い出」だと言っていた。金庫のナンバーが二人の思い出の数字だと考え、いろいろ試すがうまくいかない。妻の味を再現できないことに悲しくなり、思い出のアルバムを見る。菜の花畑でデートした写真。

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#プロットのタネ 感傷から、菜の花を買ってきて台所に花瓶を置く。調理中に花瓶を倒してしまい、菜の花が鍋に入る。そのとき、たまたま娘がたずねてくる。二人でカレーを食べ、妻の味だとわかる。では金庫の中身は。

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#プロットのタネ 金庫の話をすると、娘があっさり金庫を開ける。ナンバーは「１２３４」。「お母さん、なんでもこの番号じゃん。不用心だって私がいつも言ってたのに」。中身は、学生時代、夫が妻にあてたラブレター。おしまい。

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#プロットのタネ 身近なものから小説のアイディアを考えてみるシリーズ。「アイス」「髭」「餅」。餅アイス、というのはありふれている。髭とアイス、うーむ。サンタクロースの白ひげ、あれがアイスになるというのはどうか。髭がアイスになるなら、餅になってもよい。わた飴というのはどうだ。

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#プロットのタネ 絵本にありそうな話になってきたぞ。サンタがくるくるっと白髭を巻くと、わた飴になり、アイスになり、子供は大喜び。サンタの仕事を終えて帰ったあとは、残った髭をくるくるっと巻いて餅にして、正月の準備。サンタが日本人になってしまうが、まあよかろう。では、おやすみなさい。

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#プロットのタネ 久しぶりに、身近なものから小説のネタを考える遊びをやる。今目の前にあるのは、パソコン、ペットボトル、壁。ということで、えーと、ペットボトルに入るパソコンというのはどうだ。サイズが小さいというだけじゃなく、不定形、スライム状のPC。

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#プロットのタネ ペットボトルに入れて持ち運び、出力は自ら発光して壁に投影。入力は音声入力と、机上にバーチャルキーボードを投影。充電式で、専用の端子をペットボトルの口から突っ込んで給電する。ちょっと面白いアイテムだと思うが、これだけではストーリーにならない。

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#プロットのタネ で、液状である意味。誤飲するのだ。それも盛大に。試作品のこの液状コンピュータを、新作の炭酸飲料か何かとまちがえて、もしくは寝ぼけて、まるっと一本飲んでしまう。試作品であるから、誤飲時の健康被害なぞ考慮されていない。どうなるか誰にもわからない。

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#プロットのタネ 胃洗浄し、吐きだす。いっけん問題ないようである。しかし、体外に排出されたコンピュータの量が、飲み込んだ量よりも少ない。検査をした結果、一部が体内にとどまっていることがわかる。血管を通って全身へ。しかし、生活に支障はない。

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#プロットのタネ やがて、液状PCは市販化され、販売される。専用ケース入りで、絶対に誤飲しないようになっている。主人公もそれを使う。やがて、主人公は「コンピュータが頭の中でささやきかける」ような感覚を味わう。無線で世界中のPCに接続できるような。ただの妄想か、現実か。

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#プロットのタネ 主人公は妄想？をふくらませてゆくが、誰も本気にしない。最終的に、ダムに液状PCを流しこもうとしたところを逮捕される。一見落着━━と思いきや、液状PCが「飲む麻薬」として流通していることがわかり、破滅を暗示して終わり。どっとはらい。

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#プロットのタネ 身近なものから小説のアイディアを考える遊び。今日のお題は「自動車」「ポット」「雲」。ええと、雲を貯めておけるポット、というのはどうだろう。なんかこう、メルヘンな感じで。なんのために貯めておくかというと……ええと、燃料なんですよ。自動車の。

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#プロットのタネ 雲（メルヘン）を燃料にして動く車。やっぱり空を飛んでいただきたい。ポットというよりはボンベの方がそれっぽいかな。「雲の入ったボンベ」を売っている男がいる。そこにガス欠の車。ガソリン代わりにこれ、いかがですか。半信半疑で雲を注入すると、車はスーッと空を飛ぶ。

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#プロットのタネ 空中をしばらく走ると、マフラーから出る雲（排気ガスじゃなくて雲が排出されるんである）のために、ガソリンタンク内の雲が足りなくなって来る。ガス欠が早いんである。このままでは落ちてしまう。

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#プロットのタネ なんとか燃料補給しようと窓からボンベのホースをのばすが、うまくいかず車は落下。あわや地面に激突、というところで、ボンベが先に落下して雲が噴出し、クッションになって車を受け止める。めでたしめでたし。ということで、以上です。メルヘン雲は弾力のある固体なんです。

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#プロットのタネ 身近なものから小説のアイディアをひねり出す遊び。今日は、「じゃがいも」「充電池」「手帳」。ええと、大事な手帳がじゃがいもの中に入ってしまったというのはどうだ。どうと言われても。とにかく、このセンで練ってみよう。

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#プロットのタネ 地中に埋めておいたらじゃがいもが植えられてしまい、芋が形成されるに従って内部に取り込まれてしまったと。じゃがいもに取り込まれるくらいだから、手帳といってもかなり小さなものである。なぜ小さいのか。なぜ埋められていたのか。もちろん、秘密の手帳だからだ。

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#プロットのタネ いいかげん手帳ではムリがあるので、マイクロチップということにしよう。最新型充電池に関する企業秘密を盗んだ産業スパイが、追っ手をごまかすために、とっさに民家の庭に画像データの入ったマイクロチップを埋めたのである。

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#プロットのタネ その後、産業スパイの派遣元と、電池を開発している企業側が、それぞれチップを回収しようとするのだが、いっこうに見つからない。さては相手が先に回収したかと疑心暗鬼に。さらには無関係の民家の住人にまで疑いの眼を向け、在処を聞き出すために強硬な手段に出ようとする。

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#プロットのタネ あわや惨劇、というところで、その家の子供が腹痛をおこし、救急車が呼ばれる。騒ぎになっては困るので一時休戦するが、スパイの一人がそっとその場をぬけ出す。数日して家族が帰ってくる。「いやあ、まさかあんなものを飲み込んでいたなんてなあ」はっとするスパイ達。

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#プロットのタネ 身の回りの適当な単語からストーリーを考えてみる遊び。今日は「湖」「お茶」「カビ」。湖で発見された新種のカビ。人体に有害。お茶といえば殺菌作用、しかし飲んだりかけたりしてカビを除去するというのは普通すぎる。茶畑がカビの繁殖を食い止めていたというのはどうだ。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 湖から海へと続く川。宅地開発により、農地だった川岸の土地が住宅地となる。やがて住宅街で新種のカビが発見され、その毒で人々が死んでいく。原因は川の水、遡れば湖にあるらしい。試行錯誤の末、湖の周囲と川岸一帯で栽培されていたお茶畑がカビの繁殖を抑えていたことがわかる。

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#プロットのタネ お茶の成分を土壌に埋め込んで繁殖を抑え、最終的に住宅街は取り壊されて茶畑に戻る。一帯は茶の名産地である。一件落着した後、主人公は茶を前に考える。この地域のお茶の味が良いのは、カビが生む何らかの成分が茶に作用しているからではないか？

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#プロットのタネ カビの繁殖は抑えられているものの、根絶したわけではない。カビ、茶、茶を栽培し消費する人間。危ういバランスが崩れたとき、次は何が起こるのか。みたいな。無理くり社会派っぽいメッセージをでっちあげつつ、終わる。もちろん全部嘘っぱちです。では。

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#プロットのタネ 目についたものからお話を考えてみる遊び。今日は「クジラ」「線路」「雲」。くじらに雲といえば「くじらぐも」だが、そのまんまではいけないので捻ってみよう。くじらと線路で、「くじら列車」というのはどうだろうか。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ 朝、少年が駅で、たったひとりで電車を待っていると、くじら列車が汽笛を鳴らして通りかかる。くじら列車は少年の前で止まって、「乗っていくかい？」と声をかける。学校にあまり行きたくない少年はよろこんでくじらの背に乗る。

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#プロットのタネ くじら列車は縦横無尽に走ったあと、もとの駅にもどって止まる。これで終わりか、学校に行かなきゃなあと少年が思ったとき、列車が大きく煙を吐きだす（蒸気機関車のイメージ、そしてくじらの潮吹きのイメージ）。少年は煙に乗って、空へとんでゆく。

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#プロットのタネ 煙は雲になり、少年はどんどん高みへ。地上がほとんど見えなくなったあたりで、雲が薄くなっているのに気づく。あわてる少年。もうほとんど足場はない。悲鳴をあげて落ちる━━と、少年はもとの駅のホームに立っている。

楠羽毛 @kusunoki_umou

#プロットのタネ すべては空想だった。本来乗るはずの電車がやってくる。ざわつくホームで、少年は電車に乗るべく歩きだす。おわり。