みえろ
@segmenterin
役割や使命という言葉が強調されるミュだけど、源氏兄弟（特に兄者）に課された役割のひとつは永遠を謳うことなのかなって思う。そしてその立場から歴史を見、記憶し、語ること、あるいは語らないこと
2019-10-11 12:33:23
みえろ
@segmenterin
曽我物語の史実と虚構 - 株式会社 吉川弘文館 安政４年（1857）創業、歴史学中心の人文書出版社 yoshikawa-k.co.jp/book/b33711.ht… @yk_salesさんから #週一課題図書 今週はこれ読んでた
2019-10-13 23:08:23
みえろ
@segmenterin
この国に生まれてこの歳まで曽我物語を知らずに生きてきたのはまじで不覚だと思ってるんだけど、それはそれとして曽我物語を知らない状態で双騎を見られたのは最高にラッキーだったとも思う
2019-10-14 00:34:04
みえろ
@segmenterin
@yk_sales とりあえずめっちゃグッときたとこ→"しかしその中にも一つだけ動かしがたい史実がある。それは、決死の覚悟で刃を研ぎ澄ます二人の若者が、その夜、富士の狩野、伊出(井出)の屋形のどこかにいたということである。" #週一課題図書レポート
2019-10-14 00:42:49
みえろ
@segmenterin
曽我兄弟の仇討は、脚色や虚構を多分に含む物語なわけだけど、それは人々の共感や同情、こうであってほしいという思いを反映していて、なぜそのような脚色がなされたのかを考えることは、当時の人々にとってその「物語」がどんな意義を持っていたのかを明らかにすることでもあるということ
2019-10-14 00:42:49
みえろ
@segmenterin
先に読んだ同じ作者の本にもあったけど、権力者にとって都合の悪い出来事を、兄弟の敵討ちを前面に押し立てることで隠そうとした、という説、例えば十番切りの逸話はその時起こっていた武力衝突による損害を、全部兄弟に被せるためのものだとか、そういうのはやっぱり読んでてワクワクする
2019-10-14 00:43:20
みえろ
@segmenterin
時代によって物語が姿を変えることを、"「歴史」が「物語」「虚構」を成長させていく"と表現していて、やっぱり双騎もそのひとつの姿なんだな、と思う。令和の曽我物語
2019-10-14 00:48:19
みえろ
@segmenterin
真名本『曽我物語』は、表面的には「年代記」の形式をとっているけど本質的には「物語」である、というところで2部1曲目が「クロニクル」なのを思い出さずにはいられないじゃないですかー。光も影も切り裂いてありのままのChronicle……？
2019-10-14 00:48:20
みえろ
@segmenterin
あと、"真名本『曽我物語』と『吾妻鏡』の記事に見られる、似ているようで似ていない、また似ていないようで似ている微妙な関係" という記述に反応せずにはいられなかった。似ているようで似ていない……似ていないようで似ている……
2019-10-14 00:48:54
みえろ
@segmenterin
"しかし、事件の首謀者たちは決してその事実を語ろうとはしない。世の人もまた、陰謀の醜悪な姿を喜んで受け入れはしない" 「ゆめのあと、どこに続く」と「黙して行かん、稀代の剣」ってそういうことを表してるのかな、と前から思っていたり……物語を求める人々の思いと、真実を知っている者と……
2019-10-14 00:50:06
みえろ
@segmenterin
というかミュの2部の歌詞が1部を意識した感じになったのはいつからなんだろう……そんなイメソン腐女子に優しい仕様に……ありがとうございますありがとうございます
2019-10-14 02:15:18
みえろ
@segmenterin
家戻って休憩がてらSOGA2部を見る。ジャスタイ可愛すぎるんだ……弟の、鮮やかな手つきで腰布外してクルっと回りながらアンサンブルさんに渡す動きが何度見ても良い……
2019-10-14 13:38:33