妄言集

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備忘録　幕開けと予告口上集 fse.tw/2iC8h#all 痺れるねぇ。

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Darkest fse.tw/3I7Ge#all

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（最後の二文のニュアンスとしては　これ位の痛みはどうって事も口にするほどの事でも無いさ　と言うような。今は刃無鋒の殤不患、と。「いいじゃねぇか、それで」と、告げて返したあの調子を思い出す。傷の痛みも患わず。）

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（RAIMEIは良いし、Darkestも良いぞ。 Eudure the pain, it's easy now In words can I say it? 最後の歌詞はまま彼の人のそれであるのだよ。）

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（そして十三話後に聞き返すとさらりと物語の根幹が潜んでいる事に気付けて面白いと言う。歌詞のはじめのWeの意味とか。目覚めるものが何かとか。 サビに入るまでは劍達の記憶を辿っているような思いにもなると言う。）

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（歌詞にあるeagles、つまりは鷲の事だ。となるとあの羽根飾りは恐らくは。不死鳥ともされる鳥。簪のデザインも鳳凰を象ったものらしい所、彼の人は再生の象徴を身に帯びているのだな。RAIMEIにも 破壊の響きが 再生を紡いでゆく とあると思うと、十三話はまさにだよな、とかなんとか）

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（RAIMEIは殤不患の謳い、Darkestは殤不患と収められた劍達の記憶と旅路の歌い、と信じて疑わない。）

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RAIMEIは殤大哥の謳いであると言う勝手な認識の元での戯れ言であるのだが。 願いの刃を光らせて、願いなら剣のように、侵されぬ剣を抱ける、侵されぬ願い抱いて。 願いは剣と、剣は願いと。 そうして彼の人の剣を、そのありようを、見る。

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真直ぐに伸びたもの。容易には傷付けぬもの。己が意思を通すもの。 正しくあろうとした事を悔やむなと彼は言う。優しさを隠し切れぬと彼は評される。 振るうは刃を潰した鈍刀。刃交えるを厭う事。 斬るとなればその氣を通す。己が決めて己が斬ると。

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彼の人がその腰に佩く剣はそのまま彼の人の姿であり、その剣は彼の人のそれこそ抱くものの体現である、と。 そうしてそれは、どれだけ嘲弄されたとて、誤解されたとて、なにものであったとて、侵す事叶わぬものである、と。 そう思わせる、これまでと、それを表すような歌詞がとても好いのだ。

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「捌き切れない疵も傷みも 眼を瞑りゃいい 躯中に刻んだまま 侵されぬ剣を抱ける」 「傷の痛みも患わず 謀られて尚笑う奴」 そして十二話の題は「切れざる刃」。 RAIMEIの歌詞と予告の謳いとを噛み締める。 #サンファン #TBF_P

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（十二話予告の口上でRAIMEIは殤不患の大哥の謳いであると俺の中で完全に固定された。）

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"傷の痛みも患わず 謀られて尚笑う奴 誰が呼んだか風来坊 西の果てより来た男" "Eudure the pain, it's easy now  In words can I say it? " Darkestのラスサビは殤大哥の有り様と重なるのだよ。

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ところでHis/Story、二番目の歌詞をやっと知ったのだが、これはあの男のかたりだな？ fse.tw/svB2P#all

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thunderBOLTfantasyが殤不患の勝利BGMであるとするならば、四話にて流れた今期EDであるRoll The Diceアレンジは凜雪鴉のそれとなるのだろうかと、ふと。あの歌詞にはあの男の視線、目線を感じられるようで。

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曲調にどことなく感ぜられる哀愁には、いつかに虚淵さんがインタビューで語っておられた「ある種の絶望の人生」との言葉を思い出す。

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"一旦剣を極めてみたら、それが自分にとって全然喜ばしいものではなかった、という。そこからあの人はひねくれていったのだろうな、と。" 歪んだ生き様、と。

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盤上にて賽を振る。安らぎ知らぬ男の、嵐は。

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愉快さと興を注ぐ対極に位置する者。されど、向く方が違い過ぎて背中合わせになる程には、恐らくは、とても近い位置にいるのだろうと。

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本人は望んじゃいないだろうが、殤不患と言う男は凜雪鴉の凪いだ果てない海原に嵐を呼ぶ、呼べる、稀有な人間であるのだと。

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Claymore fse.tw/832kx#all

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つらつら妄言。あの石仏が仮定、地蔵菩薩であるとして。それにも関してあれこれ。 fse.tw/JKhMB#all

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殤不患と言う男の在り方を見て、思い浮かんだのが宮澤賢治氏の「雨ニモマケズ」だったのだよな、と言う事を唐突に告白しておく。 aozora.gr.jp/cards/000081/f…

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鋒、刃物の尖端・矛先、物事の鋭い勢い。 刃無鋒、鋭い刃の切っ先の「無」い。 殺し合うような間柄では無いだろうと対した相手に告げる、剣を収めておこうとする、殤不患を表すに確かにと頷ける通り名であろうか。

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しかし抜いたらば斬らずにはいられぬ事が深い業を思わせる。

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@tbf_yng あとこれは一話を見返しての不意とした思い付きだが、これはむしろ対した相手こそがその刃を鈍らせる故、でもあるやもと。剛剣も絶命に至らせるだろう一刃も殤不患はいなし躱す。その身に届かなければいくら「鋭い刃でも意味は無い」。だからこその「刃無鋒」、と言うような。

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（拙劍の紹介にあった「剣の切っ先が鈍く、鋭利でない様」、と言うのはまさしく「刃無鋒」のそれでもあるのだよな。 「鈍刀」と呼ばれたようなものを気に入ったと笑った彼の人に思いを馳せる。）

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刃無鋒。刃無き剣、そして、刃の無きも剣とす、と二重の意味に捉えられる名であるのだなぁ。殤不患に似合いの名であるよなぁ。

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改めて。 拙　つたない・へた・まずい・おとっている・おろか・運が悪い・不遇・役に立たない・用をなさない。また、自身の事をへりくだって言う語。 説明文にあった内容も相まって何とも言えぬ滋味があるな、と。

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（拙劍無式、拙い剣、それは或いは、抜く事になった抜かずに済ませる事ができなかった、抜けば斬る事避けられぬ、そのような己の剣を自嘲したものであると言うのもあるやも知れん、などと。）

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（きゃくじん、客人、まれびと、稀人。常世の国から来たる者。海の彼方、山の上、天より訪れる、死霊住み賜う国からの来訪者。来るが稀である故にまれびとと。それは神と同義とされる。 常世、或いは幽世（かくりよ）とも。）

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（もたらすものは富や知識や命であると。 どこまで持ち込んで良いやらわからんが、ちと面白い。）

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（西に幽かと、境を越えて。）

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（西の果て。西とは日の沈む場所。故に衰退・死の象徴。しかして幽か遠くには西方浄土がございましょう。苦哀を胎ませ楽土を馳せる、西の果てに在るのは何ぞ。）

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（西幽。そも国の名に何の謂われがあって幽の字など当てたのかと。かくす・かくれる・くらい・夜、あの世・黄泉路に鬼神ときたら、とじこめ・とらえる・おしこめる。おおよそ国の名にするには相応しいとは言えないような意味合いばかりを孕む字なのだ。 西に幽か。その国には、何が在る？）

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（魔神との関係をにおわされた今回、そうとなればおおよその見当はつきそうではあるが･･･） 東離。東に、離れ。 はなす・わける・とおざかる・すてる・さる・そむく 分け隔てられた、隔てた、東には、天刑劍。では、西には。

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東に魔界の境あり、西に呪いの荒野あり。そこを越えれば幽かに見ゆる。幽世、かくりよ、隔離の世。東は離れていったのか、離れようかと行ったのか。言葉遊びは楽しやね。

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神誨魔械、神仙の教えの元に創り出された、魔法の武器、或いは、魔のものに対する刑具。誨は教え諭す事、械は器または武器、そして枷・刑具。 文字の意味からして、滅すると言うより拘束しておくものであろうか、と。

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天刑、天は神の意、刑は罰の意、すなわち神罰となれば、天刑剣はそれに等しい威力を持った剣、とそう言う事であろうか。

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（荼、雑草、くるしみ、または害悪、 黎、おおい、黒い、また黒い土、頃、 妖荼黎、妖しの害あるおおくのもの。 人界と魔界、隣り合う世界。幽世を越えて来る害あるモノ達。成る程、人界を脅かしたと言う魔神を表すに適当な名であろう。）

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（･･･黒い土、黒土とはよく肥えた農作に適した地を指して言う。 黎元、黎民、黎とは民衆を示す言葉に使われる字でもある。 魔神、と言われるようになった者、或いは「者達」。それは本当に魔界より来たものか、とも考えるのも面白いやも知れない。）

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目録の並びが回収した順であると言うであれば最初の一振りは聖劍・蕩塵と言う事なる。蕩には洗い流す・すっかり無くす、と言う意があり蕩塵ともなれば塵一つ残さず洗い流す、とそう言う意味合いであるだろうか。

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そして聖劍と冠されている所、神により洗い流された世界、ノアの箱舟のような逸話でもあったりしそうだ、とかなんとか。 最初の一振りは魔剣でも邪剣でも妖剣でもなく聖剣、なのだな。それでも回収されたものの内にある所、それは何かしらの悲劇を呼んだのだろうと。扱う者次第。聖なるかなものでも。

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寒 には おののく・ぞっとする・恐れる の意があり 赫 には あきらか・かがやく・勢いがさかん・ばらばらに裂ける の意がある 勇名馳せようとしていた青年の事、この字でもって通していた事に彼の理想が見えるもので。

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己が名を知り恐れおののき槍を揮えば勢い盛んに敵を討つ。

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そうして勇名轟き響けば輝くような未来が待とう。

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（人の生き死にに敏感なのも、善なるを信じたいとするのも、だからこそ貧乏籤をひいてしまう事も、剣を抜く事の葛藤も、それでも選び取ろうとする意思も、どれもこれも好ましい人であり。）

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ほう、弔われる事の無い霊魂、の意もあると。フルネームで翻訳通すと戦に苦しむ事は無い（意訳）になるのも通り名ともあわせるとますます面白い事でもある。魔脊山、幽世に二百年の昔より大戦で果てた霊魂が囚われたままあった事も思うとまた。

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瞬間的に沸騰はするがすぐに凪になるのだよな。一話雨中の印象が強い事もあり、殤不患のイメージは水であるのだが、あながち間違えてはいない気もする。詰られても嵌められても最終的にはそれこそ水に流したようにさらりとして向き合う。（怒り続けるのも虚しいと言う思いもどこかしらにありそうな。）

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ところで、凜雪鴉には彼が持つ煙管や火を扱う術など、それでいて目的の為であれば周囲に火の粉振りまくような言動も辞さない所、己が首をも賭けられると言う苛烈さからその名とは裏腹、火のイメージを持っているのだが。