恋は大騒ぎ（１４）

るな@ドール @runadolls7

377-2 実里「私は…」 実里「…」 実里「特に何もないよ」 実里「仲良くしてもらってる」 修二「なに、その一瞬の間」 実里「…帰ったら、お願いがある」 修二「なに？」 実里「キスして」 修二「えっ」 修二「…何かあったの？」 実里「何もないよ」 実里「ただキスして欲しいだけ」 pic.twitter.com/rEKtiX8a3H

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377-3 修二「そりゃ…」 修二「させていただきますが」 修二「喜んでさせていただきますが」 修二「何か思うところがあったら」 修二「言うんだよ」 修二「迷惑かけるから言わないとか」 修二「ダメだからね」 実里「…うん」 実里「ありがとう」 pic.twitter.com/sjmL5yfb10

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377-4 聡太「瑠璃ちゃん、元気？」 聡太「俺、今塾の合宿で山の中」 瑠璃「へー！」 聡太「いい環境だよ、緑しか見えない」 瑠璃「ずっといたら飽きるわね」 聡太「うん、飽きるね」 聡太「そっちはどう？」 瑠璃「味方になってくれる人ができた」 聡太「へぇ」 瑠璃「ホストファミリーの甥っ子の」 pic.twitter.com/JIpEyusqfk

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377-5 瑠璃「弟の方が私をサポートしてくれる」 瑠璃「気にかけてくれてる」 聡太「あの、初日に失礼なこと言ってたやつ？」 瑠璃「そうそう」 瑠璃「私のことを傷つけたって思い込んじゃって」 瑠璃「あれ以来私に優しい」 聡太「よかったね」 聡太「分かってくれる人ができると」 聡太「心強い」 pic.twitter.com/zz1JDHaFFh

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377-6 瑠璃「…妬かないの？」 瑠璃「一つ年下の男の子だよ」 聡太「うーん、妬かないかと言ったら…」 聡太「そう言われてみると…」 聡太「うーん…」 聡太「でも、あなたがそこで馴染んでいるのは」 聡太「嬉しいよ」 聡太「居場所を見つけてくれると嬉しい」 瑠璃「そっかー…」 pic.twitter.com/hJGKNI9suA

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377-7 聡太「なんにせよ」 聡太「瑠璃ちゃん、愛してるよ」 瑠璃「わ」 聡太「これ言っとかないと落ち着かない」 （聡太くんの後ろの方で） 生徒A「聡太先生が彼女と話してるー！」 生徒B「愛してるよーだって！」 聡太「こら、盗み聞きよくないよ！」 瑠璃「…ははは」 瑠璃「愛されてるねぇ…」 pic.twitter.com/LLqDyubGX5

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378-1 （聡太くんの塾の合宿所、夜中） 聡太（採点も終わったし） 聡太（そろそろ寝るか…） ぐすっ…ぐすっ 聡太「！？」 千紗紀「…」ぐすっ 聡太「どした、千紗紀」 千紗紀「眠れない…」 千紗紀「みんな寝ちゃって寂しい…」 聡太「そっか」 聡太「眠れないか」 聡太「辛いわな」 pic.twitter.com/QOtRZa0soM

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378-2 聡太「よしよし」 聡太「少し話しようか」 千紗紀「先生ありがとう…」 千紗紀「先生…」 千紗紀「千紗紀大丈夫かな…？」 千紗紀「お勉強も周りの子の方がよくできるし」 千紗紀「中学入れるかな…？」 聡太「お前は大丈夫でしょ」 聡太「頑張り屋さんだし」 聡太「…どうしたん？」 pic.twitter.com/enx6BCbTIy

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378-3 千紗紀「それに…」 千紗紀「中学生になったら先生とも会えなくなっちゃう」 聡太「…千紗紀はいい子だから」 聡太「絶対好きになる男子が出てくるよ」 聡太「世の中って結構広いし」 聡太「誰と出会うかわからないよ」 千紗紀「千紗紀、5年生の時から先生のこと好きなんだよ？」 pic.twitter.com/iEUogDxZWn

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378-4 聡太「ごめんね…」 聡太「君のこと1人の女の子として答えるけど」 聡太「その気持ちには応じられないよ」 聡太「本当にごめんね」 千紗紀「分かってる」 千紗紀「先生は大人だし千紗紀は子供だし」 千紗紀「先生も困るんだってこと」 千紗紀「千紗紀知ってる」 聡太「…」 pic.twitter.com/DDcMPzot77

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378-5 千紗紀「でもね、先生」 千紗紀「千紗紀、やっぱり先生のこと好きなんだ」 千紗紀「先生のお嫁さんになりたいんだ」 聡太「…俺の何がいいの？」 聡太「どっちかというともっさりしてるし」 聡太「特に気が効くわけでもないし」 千紗紀「好きになるってそういうことじゃないの」 pic.twitter.com/zTKcCgSa59

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378-6 千紗紀「一緒にお喋りしてたいって」 千紗紀「思うから好きなの」 聡太「千紗紀は大人だなぁ」 聡太「本当にごめんね、気持ちには応えられないけど」 聡太「いい子なんだから」 聡太「いい恋をしてほしいと思うよ」 千紗紀「もうちょっと」 千紗紀「卒業するまで好きでいさせてくれない？」 pic.twitter.com/uB1PJ7i2dQ

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378-7 千紗紀「…そういうのも困るか…」 千紗紀「そしたら勝手に好きでいる」 聡太「…」 千紗紀「お話できてよかった！」 千紗紀「寝るね」 聡太「お、おやすみ」 千紗紀「おやすみなさい」 千紗紀「…聡太先生？」 聡太「ん？」 千紗紀「だーいすき！」 聡太（なんと言ったらいいやら…） pic.twitter.com/C9YEMYwWu6

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379-1 （薫くんの塾） 理人（もう21時か…） 理人（あ、窓の外、人が出てきた） 理人（特進クラスは先に終わったんだな） 理人（うちのクラスが遅くなってるだけなんだけど） 理人（あ、柴田の彼女がいる） 理人（…っていうか、スズコさん…） 理人（綺麗な人だよなぁ…） 理人（スズコさん…） pic.twitter.com/Mk5EFhlLWB

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379-2 理人（あ、正面向いた） 理人（ホント可愛いなぁ） 理人（きっと、優しい人なんだろうなぁ） 理人（俺はこうやって） 理人（あの人を遠くで見ていられるだけで十分） 理人（理想のスズコさんを見せておいてもらえれば） 理人（それで十分…） 講師「おい、生島」 理人「…はいっ！」 pic.twitter.com/ipKnbP5PGK

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379-3 講師「この頃ぼーっとしてることが多いな」 講師「疲れてないか？生島」 理人「…大丈夫です！」 理人「頑張ります！」 講師「頑張りすぎも良くないぞ」 講師「特にお前の場合」 講師「ずっと頑張ってるからな」 理人（漫画描いてるか勉強してるかの） 理人（こんなただのオタクなんて…） pic.twitter.com/ibKcMBeBfY

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379-4 理人（スズコさんに相応しくないんだ） 理人（だから見てるだけでいいんだ…） 理人（あ、柴田だ） 理人（ホントに仲良さそうだな） 理人（柴田は…どんなやつなんだろう？） 理人（まぁ、生物部の雀鬼だし） 理人（さわやかじゃない度は） 理人（俺と似たり寄ったりか…） pic.twitter.com/i4HeU46tu0

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379-5 理人（スズコさん…） 理人（帰っちゃうのか…） 理人（もっと見てたかった…） 理人（ってか） 理人（せめて勉強では柴田に勝たないと） 理人（やってらんないな） 理人（ここんとこ浮ついてるから） 理人（気を引き締めないと） pic.twitter.com/E87xG78AMK

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380-1 （ボランティア先の老人ホーム） 美晴「おやつ配られましたか？」 ？？「…」 高齢者A 「あら、美晴ちゃん」 高齢者A「佐橋さんには声かけなくていいわよ」 美晴「佐橋さんって、あのおじさん？」 高齢者B「あの人ホームレス上がりでね」 高齢者B「気難しくて」 高齢者B「誰とも喋らないの」 pic.twitter.com/mu5m3BiWJv

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380-3 ？？「私まだプリンきてないわよ」 修二「はーい」 伊藤「私、伊藤真紀子」 伊藤「よろしくね、修二くん」 修二「伊藤さんですね」 修二「よろしくお願いします」 高齢者E「あら伊藤さんが積極的ね」 高齢者F「いつものことじゃない」 高齢者F「伊藤さんは元気だもの」 pic.twitter.com/XrfVc9Gncf

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380-4 職員「それじゃ2人とも」 職員「お茶のやかん渡すから」 職員「飲みたい人のコップに入れてあげて」 美晴「お茶どうですか？」 高齢者G「俺んとこにちょうだい」 美晴「はーい」 高齢者A「私も欲しいわ」 修二「今いきまーす」 高齢者B「感じのいい子達ね」 高齢者C「ほんとに」 pic.twitter.com/lmH6mn7lgW

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380-5 美晴「佐橋さんは？」 佐橋「…」 美晴「もし飲めたらどうぞ」 美晴「熱中症にならないように」 佐橋「…おう」 美晴「良かった」 職員「美晴ちゃんすごいね」 職員「佐橋さんと普通に話してる」 修二（みはるんすごいなー） 修二（あのおじさん話しかけるなオーラ出てるもんなー） pic.twitter.com/tABpUGh8Xa

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380-6 （今日のボランティアの終わりに） 修二「みはるんすごいなー」 修二「きびきび働いて」 修二「お年寄り達ともお話ししてて」 美晴「修二くんだって話してるじゃん」 修二「俺は話しかけてもらう一方で」 美晴「私、昔おじいちゃんっ子で」 美晴「佐橋さんなんか懐かしい気がする」 pic.twitter.com/Ds49FRBqo7

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380-7 美晴「おじいちゃんもおばあちゃんも」 美晴「子供の頃死んじゃったんだけどね」 修二「そっかー」 美晴「修二くんはみんなに可愛がられてていいね」 美晴「おばあちゃん達から大人気」 美晴「どこに行ってもモテますなぁ」 修二「ありがたいことです…」 pic.twitter.com/JLPRj2qKtF

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381-1 レヴィ「遊びにきたよ」 リアム「また話聞かせてよ」 瑠璃「こんにちは」 瑠璃「今日は何の話する？」 リアム「そうだな、日本の鉄道の話とか」 瑠璃「私でわかるかな…？」 レヴィ「ミーナ」 レヴィ「君とは、君の普段の話が聞きたい」 実里「えっ…」 レヴィ「普段はどんな人なの？」 pic.twitter.com/yAvSblbyEC

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381-2 実里「どんなって…普通…」 レヴィ「例えば、彼氏とはどんなお付き合いなの？」 実里「えっ…」 実里「どんなって…」 実里「仲良しだよ」 レヴィ「羨ましいな」 実里「…」 レヴィ「俺はミーナのことが可愛いと思うし」 レヴィ「ガールフレンドにしたい気持ちだ」 実里「それは、ダメ」 pic.twitter.com/knsnlWt1bk

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381-3 実里「私は彼のことが大好きだし」 実里「彼も私のことが好きだと思う」 実里「だから、私は他の誰も」 実里「ボーイフレンドにはできないよ」 レヴィ「どんなやつなの？そいつ」 実里「んっと、学校で一番頭が良くて」 実里「お友達もたくさんいて」 実里「それに…」 実里「とても優しい」 pic.twitter.com/nxCuhOblyI

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381-4 実里「私がどう足掻いても敵わないくらい」 実里「とってもとっても優しい人」 実里「だから私」 実里「あの人のことが大好き」 レヴィ「そうなのか…」 レヴィ「すごいやつと付き合ってるんだな」 レヴィ「やっぱミーナ可愛いからな」 実里「そんなんじゃないよ…」 pic.twitter.com/ihnhIHJjeN

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381-5 リアム「日本の鉄道って」 リアム「車要らないくらいすごいんでしょ」 瑠璃「私の家には車はあるけど」 瑠璃「親が使うだけで」 瑠璃「私は電車で移動するよ」 リアム「すげー」 リアム「行ってみたい」 リアム「普段どんな電車乗ってるの？」 瑠璃「えっと…検索するね…これ」 pic.twitter.com/RJPOFAqvgn

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381-6 リアム「すげー」 瑠璃「電車で3駅出ると横浜駅って」 瑠璃「大きな駅に出るの」 瑠璃「そうすると関東だったら大体のところに行ける」 リアム「すっげー」 リアム「日本の鉄道はヤバいって聞いてたから」 リアム「乗ってみたいなぁ」 瑠璃「乗ると普通よ？」 瑠璃「特に変わったことはない」 pic.twitter.com/KwGuW1maM4

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381-7 瑠璃「なんかリアムとだと話しやすい！」 瑠璃「だいぶ気を遣ってもらってるけど」 瑠璃「話せるようになってきた」 実里「私…だんだん話しづらくなってきた…」 瑠璃「どしたの？」 瑠璃「…ううん、なんでも…」 pic.twitter.com/4SsKufIVUG

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382-1 瑠璃「みのりんなんか元気ない？」 瑠璃「なんか表情が曇ってる」 実里「なんでもないの…」 実里「ちょっと疲れちゃってるのかも」 瑠璃「えー、大丈夫？」 瑠璃「美味しいもの足りてない？」 瑠璃「次は何食べに行く？」 実里「そういうわけじゃなくて…」 pic.twitter.com/k0DmAqExh2

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382-2 瑠璃「あ、足りてないのは修二くんか」 瑠璃「そろそろビデオ通話だけだと寂しいよね」 実里「あ、うん…」 実里「うん」 実里「私は修二くんのことが大好き」 実里「うん…」 瑠璃「どうしたの？」 瑠璃「何が足りない？スモークサーモンとか？」 実里「美味しいものは食べてる…」 pic.twitter.com/MCqCBn7iSG

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382-3 実里「その…瑠璃ちゃんは、リアムとは」 実里「仲良さそうだけど」 実里「…なにもない？」 瑠璃「なにもって？」 瑠璃「すっごく良くしてもらってる！」 瑠璃「なんか気を遣わせちゃって悪いくらい」 瑠璃「リアムのおかげでだいぶ」 瑠璃「喋るの怖くなくなったよ」 実里「そう…」 pic.twitter.com/Fsr56L0N1L

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382-4 瑠璃「あ」 瑠璃「レヴィと喧嘩でもした？」 瑠璃「あの人みのりんのこと気に入ってるし」 瑠璃「仲良くしてるもんね」 実里「それが…喧嘩はしてないけど…」 （コソコソ） 瑠璃「えっ」 瑠璃「マジ！？」 実里「…うん…」 瑠璃「それは…やりづらいね」 瑠璃「なるべく一緒にいよう」 pic.twitter.com/05MM32sidS

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382-5 実里「いい人なんだけどねレヴィ」 実里「落ち着いてるし」 実里「いつも私が困ってないか見ててくれてる」 瑠璃「でも」 瑠璃「そのレヴィがみのりんを一番」 瑠璃「困らせてるじゃん」 実里「悪いことされてるわけじゃないから無碍にもできないし」 実里「…困るよね…」 瑠璃「…うん…」 pic.twitter.com/eCyQz8qz9F

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383-1 （聡太くんの塾の合宿所） 千紗紀「今日で合宿最後かー」 聡太「よく頑張ったね」 聡太「国語なんかトップとったじゃん」 千紗紀「うん！国語得意！」 聡太「俺担当の算数も得意だといいな…」 千紗紀「はうう…」 千紗紀「先生と一緒で楽しかった！」 千紗紀「やっぱ先生好き！」 pic.twitter.com/VEFpahx5Pl

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383-2 聡太「楽しかったならよかった…」 千紗紀「怪談怖かった！」 千紗紀「先生が死んじゃってたら会えなかったもんね！」 聡太「そうだねぇ…」 千紗紀「先生」 千紗紀「分かってるから」 千紗紀「千紗紀は先生が好きだけど」 千紗紀「先生は千紗紀のこと恋人にはしてくれないんだよね」 pic.twitter.com/97PeVMHUKx

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383-3 聡太「ホント、ごめんね…」 聡太「千紗紀が良い子じゃないって」 聡太「ことじゃないからね」 聡太「千紗紀は良い子だからね」 聡太「幸せになってほしいなとは思うんだよ」 千紗紀「うん」 千紗紀「千紗紀はこの先も先生のこと好きだけど」 千紗紀「先生と会えればそれで良いや」 pic.twitter.com/cOinfPm1Zu

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383-4 千紗紀「でもやっぱり千紗紀可愛いなって思ったら」 千紗紀「待ってるからね」 聡太「千紗紀…」 聡太「大人になったね…」 千紗紀「だって私もう12歳だよ」 千紗紀「先生に初めて会った時は10歳だったんだよ」 聡太「そっかー」 聡太「大人にもなるよなぁ…」 千紗紀「うん」 pic.twitter.com/5aAZEnNO7I

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383-5 千紗紀「先生は、千紗紀が」 千紗紀「先生みたいな人と」 千紗紀「出会うことがあると思う？」 聡太「俺よりもいい男なんて」 聡太「めちゃくちゃいるからね」 聡太「どっちかっていうと俺底辺の方だよ？」 千紗紀「そんなことないもん」 千紗紀「先生ダサいけど」 千紗紀「カッコいいもん」 pic.twitter.com/xcPGuGrw3O

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383-6 聡太「ははは…ダサいのは認めるわ…」 千紗紀「千紗紀憧れてるもん」 千紗紀「カッコいいもん」 聡太「まぁ、アレだ」 聡太「冗談だとしてもありがとう」 千紗紀「だから冗談じゃないんだって！」 千紗紀「先生、手、貸して」 聡太「ん？」 千紗紀「握手」 聡太「うん」 pic.twitter.com/lOQDrRCsJf

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383-7 千紗紀「千紗紀がもしも大人になって」 千紗紀「先生がひとりぼっちだったら」 千紗紀「千紗紀がもらってあげるから」 千紗紀「女子高生と別れてね」 聡太「それはヤダ」 千紗紀「大人げないなぁ…」 千紗紀「うんって言っときゃいいのに…」 pic.twitter.com/Z3MHXG4fJw

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384-1 （夜、山のキャンプ場、ビデオ通話） 聡太「もしもし、俺」 聡太「瑠璃ちゃん、今日も元気だった？」 瑠璃「聡太さん、どこにいるの？」 聡太「合宿所の近くのキャンプ場」 聡太「ここに来たくてキャンプグッズ買った」 聡太「ソロキャン」 瑠璃「えー、いいなー」 瑠璃「私も行きたい」 pic.twitter.com/r4HzRYMevl

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384-2 聡太「今度一緒に来ようか」 聡太「…お父さんお母さんが許してくれればね…」 瑠璃「それは多分大丈夫」 聡太「…そうだね、そんな気がする…」 瑠璃「そっちは合宿終わったのね」 瑠璃「おつかれさま」 聡太「うん、疲れた」 聡太「さすがに寝不足」 聡太「今日はゆっくり寝るよ」 pic.twitter.com/YO0Q2YHk9D

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384-3 瑠璃「あの子、来た？」 聡太「あー、千紗紀ね」 聡太「あの子、大人になったよ」 聡太「俺の立場もわかってくれるって」 瑠璃「そっかー」 瑠璃「子供って大人になるの早いね」 瑠璃「お正月には睨まれたのに」 聡太「ははは…」 瑠璃「でもあなたのこと好きな気持ちは分かる」 pic.twitter.com/Vf8SRbRFFg

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384-4 聡太「そっちはどう？」 瑠璃「元気に楽しくやってるよ」 瑠璃「リアムのおかげですっかり馴染めた」 瑠璃「めちゃくちゃだけど話せるようになってきたよ」 瑠璃「…ああ、もうすぐ2週間か…」 瑠璃「早いな…」 聡太「楽しめてていいじゃん」 聡太「良かったね」 瑠璃「うん」 pic.twitter.com/lmVENm8o6l

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384-5 聡太「じゃあ、また明日ね」 瑠璃「行ってきまーす」 聡太「おやすみなさい」 聡太「…さて」 聡太「寝るか…」 聡太（周りにはたくさんキャンパーがいて） 聡太（俺は初心者だから飯もバーナーでテキトーに） 聡太（なんとなく作って食べただけだけど） 聡太（非日常って楽しいかも…） pic.twitter.com/UeLUBPr42M

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384-6 聡太（秋には瑠璃ちゃんと来られるといいな） 聡太（無趣味で勉強しかしてこなかったけど） 聡太（何か趣味になるものがあると） 聡太（楽しいな） 聡太（…あ、あと趣味は…） 聡太（道端の植物の観察…） 聡太「ふわあああ」 聡太「ねむ…」 聡太（よし、寝よう） pic.twitter.com/H4jv0X2PUq

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385-1 （日本時間22:30、ビデオ通話） 実里「修二くーん」 修二「どしたの、なんか冴えない顔してるね」 実里「うん…」 修二「話してごらんよ」 修二「みのりんがそんな顔するのは」 修二「よほどのことだから」 実里「うん…」 実里「でも、言ったら修二くんが」 実里「嫌な思いしちゃうかも」 pic.twitter.com/jMQgpkgZvf

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