島根県芸術文化センター グラントワ内の島根県立石見美術館で開催中の企画展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」(2023/9/16~12/4)を見るため、2023年9月に島根県益田市に行ってきた。 pic.twitter.com/5RJ1wU7rSP
2023-10-05 22:09:22これから内藤廣展に行かれる建築関係者・建築ファンの方もいるだろう。グラントワの写真はネットや専門誌で見ることができるので、それ以外の益田市の現代建築をアップする。建築巡りの参考になれば幸いである。 pic.twitter.com/KCbTvh3b3f
2023-10-05 22:10:08とはいえ、やはりグラントワも少し出しておく。 島根県芸術文化センター グラントワ(内藤廣、2005・H17、島根県益田市) pic.twitter.com/kYu6wIeto2
2023-10-05 22:11:32では、グラントワ以外の現代建築を。まずは市の玄関口である益田駅(国鉄の営繕部門?、1961・S36、島根県益田市)。現駅舎は2代目。竣工年の情報はウィキペディア「益田駅」による。詳細は私の先日のツイートを参照。 twitter.com/take_all_a/sta… pic.twitter.com/ssQ4mjxA9R
2023-10-05 22:13:13益田駅は、島根県のほぼ西端に位置する益田市の玄関口だ。山陰地方の日本海沿岸を通る山陰本線と、山口・島根を縦貫する山口線の2路線が乗り入れ、山口線は益田駅で終点となる。現在の駅舎は1961・S36に完成した2代目にあたる。 pic.twitter.com/b33OnFCXDq
2023-10-04 22:20:03益田市立市民学習センター(設計者 未確認、1979・S54、島根県益田市) 壁仕上げまで石州瓦のグラントワは極端としても、石見地方の建築を象徴する石州瓦を最大限に見せるなら、大屋根という形状になる。ケラバを出さない片流れの大屋根は1970年代に多いね。 pic.twitter.com/WAR8qf0RDN
2023-10-05 22:16:20益田市役所(設計者 未確認、1960・S35、島根県益田市) 庁舎建築の名作 島根県庁舎も1959・S34の竣工だけど、益田市のような小規模自治体がこの年代の庁舎をこんなにキレイに使っているとはすごい。 pic.twitter.com/Cq88tSYybQ
2023-10-05 22:18:39益田商工会議所(設計者・竣工年 未確認、島根県益田市) pic.twitter.com/1WD6YfaK7G
2023-10-05 22:20:19ここまで上げた建築は益田駅とグラントワの間に点在し、徒歩で巡れる。鉄道で益田市入りした場合、内藤廣展とこれらを巡り歩いて1日が終わるだろう。
2023-10-05 22:23:10現代建築ではなく近代和風建築だがついでにこれも紹介しておく。ここに行くなら駅前でレンタサイクルを借りた方がいい。 益田市立歴史文化交流館 / 旧 美濃郡役所(設計者 未確認、1921・T10、島根県益田市) pic.twitter.com/pGXItBow4q
2023-10-05 22:23:44そして、益田市立歴史文化交流館の近くで見つけたのがこちら。 学校法人七尾学園 益田東高等学校 体育館(設計者・竣工年 未確認、島根県益田市) pic.twitter.com/PSg5hZHFLz
2023-10-05 22:29:19サッシが木製建具ということは1960年代かなあ。内側にもサッシ(後年の改修?)があることが透けて見える。同校公式サイトの写真から屋根は鉄骨造と思われる。 iwami.or.jp/nanao/gyouzi.h… pic.twitter.com/V4xg7njld3
2023-10-05 22:31:10益田東高校は、益田学園高校と(私立)益田工業高校が統合して1978・S53に開校した。デザイン的に校舎と体育館は統合前の建築と推測するが、詳細は分からない。 pic.twitter.com/Vaq9tTcB5Q
2023-10-05 22:33:10時間が無くて現地に行けなかったのでストリートビューのキャプチャで紹介すると、益田市役所 匹見総合支所 / 匹見タウンホール(1977・S52)は、島根県庁などを手掛けた安田臣氏の設計だ。陸屋根が勾配屋根に変わった以外はおおむね竣工時の姿を保っている。 pic.twitter.com/dqRO1ahy8G
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