(書き散らかせば散らかすほど手の内見せてるだけのような気がしないでもないけど、まあ引き出しなんてしれてるからいっか と思うなどする)
2021-10-18 21:01:02即興怪談…じゃないなこれ…変な話の気分 実害が出たので後味が悪いかもしれないし合わない辻褄はさらっと流していただければ嬉しいです pic.twitter.com/yPxZj3Btas
2022-06-23 12:43:59海の掟は弱肉強食! 弱き者から消えるが野生の定め! パン魚は強く、そして可愛い! 可愛いとは強さである! 強さと可愛さが両方そなわり最強に見える! 正気に戻ったので眠らせてましたが眠る前なので放出します おやすみパン魚 今日は楽しかったね 明日はもっと楽しくなるよね
2022-06-21 23:08:04@_hnkhnk (失くしときました! 魅力的なタイトルをありがとうございました) pic.twitter.com/5uP69MPCgH
2022-06-08 07:57:54@kmbk_bear (ワクワクなお題をありがとうございます! 設定を活かしきれたかどうかはさておきたのしかったですよろしければどうぞ!) pic.twitter.com/4HW7fsBYMI
2022-06-08 07:25:29@Maruokasyuuzou2 どこにだって朝はやってくる。そして夏の朝はなによりも早い。海にぷかぷか浮かぶみずだこは白みかけの光の中目が覚める。しまった。キラキラの光はもう遙か頭上に突然みたいに輝いていて手が届かない。明日こそ朝を捕まえるんだ!小さなみずだこはいちばんにきらきら光る海の縁目指して旅に出た。
2022-06-08 05:43:51「やまないでしょ」ざあざあとばちばちの向こうから微かな声がする「ここはずっと雨だから」湖は毒だから何も住めなくて、なのに声は確かに聞こえた「あなたも雨になりにきたの?それとも水溜まり?」指先に毒が落ちる。永遠の落下か、停滞か。雨は湖を産み湖は雨に還る。なら寂しくないかもしれない。
2022-04-21 22:11:15たとえば絶対に入っちゃいけない近いてもいけないって言われてる大きめの池があって、水も綺麗で澄んでて時折ぱしゃぱしゃ音も鳴るし魚がいそうな気がするんだけどなあ、そういや深夜だか早朝だか笑い声も聞こえるって噂もあるから遊んでる人もいるってことだよな。ちょっと見てみようかな
2022-04-20 12:44:43例えばおひさまがさんさんと降り注ぐ公園にいつの時間にも日の当たらない木があって、年に一回綺麗な赤い花が咲くんだけどあの木の名前誰も知らないんだよね 立て札?あるけど錆びてて古くて読めないし、うーん人の名前なんじゃないかなあ…埋めた人?かな? 良い匂いだよね
2022-04-20 12:27:29怪談の旬は夏とされるけれど冬の寒さにぽつりとつったっている怪異もいるし春の花に攫われた先の世界もあると思うので、なんかこう、今欲しい気分ですね… 怪談…
2022-04-20 12:17:58退職する人間から花束を貰った。今夜旅立つから処理に困る、を30枚位オブラートに包んだ言訳に頷いた結果だ。成程合理的。そして奴から物を貰うのはこれが最初で当然最後だと思ってしまった挙句使った事もない花瓶をどこだどこだと探す俺は非合理この上ない。投出した百合が場違いに香る。花に罪はない
2022-04-02 20:16:11そうこうしている間に沢山の夏毛の生き物が集まってコロニーになりあったかいなあ幸せだなあと思っている間に信号は紫になりヌーの群れが大挙して道路が封鎖して、で、今朝は遅刻したということです。不可抗力です。はい、ごめんなさい。
2022-04-01 12:23:59いつも嘘ばかりついているのでたまには本当のことでも書いてみようか。4月にもなったというのに今日は寒い。冬毛から夏毛に衣替えしたばかりなのになかなかの仕打ちである。横断歩道の前で震えていたら同じような夏毛のペンギンがひっついてきた。ちょっとあったか。ぬくぬくは幸福。
2022-04-01 12:23:39深夜の即興怪談…怪談?ふんいき不気味なおはなしのコーナー 桜をテーマにしたかった pic.twitter.com/uupJFckMfq
2022-03-30 23:45:05恋は嫌いだ。恋なんて、と君が口にする恋は特に嫌いだ。時にチョコレート菓子のようにうっとりと、時にシガレットみたく苦く語られるそれこ向こうには特定単数の人間の影がぽつりと立っている。その影をかたどるように言葉を紡ぐ、その表情を見るたびに恋なんて、と。涼しい顔を取り繕う自分が大嫌いだ
2022-03-22 22:10:09多くの人が好むとはいえそれが健全である、つまり良いものかどうかは話は別だ。舌が好むものは過剰な摂取を招く。あと溶けるとべたつくし焦げると後始末は面倒だ。それでもどうしようもなく甘くはあって、一度覚えてしまえばもう止まらない。本来恋なんて厄介でしかないのだ。
2022-03-22 21:59:35桜の花は桃色だと聞いていたがいざこの目で見ると些かズレているように感じた。赤が混ざっているとはいえ白過ぎるのだ。それならばいっそ肌色のほうが近い。血の通った白い肌。白粉を叩く前の素のままの皮膚。それが春先の薄く濁った空色の空の下満開に咲き誇り、そして散る。似合いだと思った。
2022-03-21 22:30:05庭に椿が咲いたから。おすそわけ。そんな口実で人間と椿がうちにやってきて、で、人間は日が暮れる前に帰ったので椿だけが部屋に残された。花瓶は無いのでカレー皿に水を張って首を浮かべる。少しでも深い方がまだマシだと思った。押し付けられた花は何も言わない。まだつぼみだし、あと花だからね。
2022-03-17 23:42:41昔ママがいっていたの。かわいいだけじゃダメ。でもかわくないのもダメ。大事なのは両方よって。 え、ママは言ってない? じゃあパパかしら? まあどうでもいいのよ誰が言ったかな…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:狡猾な宿命 制限時間:30分
2022-03-13 16:07:28今日も雨らしい。そんな匂いがする。窓をしめきっていても、どうしようもなくわかるものはわかる。 雨の日は湿気たような土くれのような匂いが重い暗い灰色の空気の中をけだるく漂う…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:肌寒い春雨 制限時間:30分
2022-03-13 15:25:28「どうだ!」 自信満々に出された黄色い物体は今日も今日とてぐちゃぐちゃで、それでもちゃんと黄色いしバターと卵の混ざった香りはきちんとした食べ物匂いだった。 気を抜いたら流れ…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:簡単な絵画 制限時間:15分
2022-03-13 14:54:14「やはり執筆期間が夏だったのが大きかったですね。秋が提出〆切りだったこと、そこに大いに助けられました。お恥ずかしながらぎりぎりにならないと筆が進まないもので」 …続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:限界を超えた小説新人賞 制限時間:15分
2022-03-13 14:37:52暗いから。寝転がってるし。音楽も静かで、後ナレーションが理科の教師に似ていた。微睡む条件は揃っていた。目を閉じていることに気づき目を開く。オリオン座とあの日の担任の声がする。どう頑張っても人間には…あれ、ひとつ少なくないか…?でもいつも説明の途中で寝るから正確なことはわからない。
2022-03-09 00:24:30最初はただの雨だった。と思っていた。 梅雨の季節にはじまった雨は梅の終わりをすぎてもこの村に居座り続けた。 雨は降った。梅の花を散らして、桜の花を散らして、ついでに…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:恐ろしいぬるぬる 制限時間:30分
2022-03-04 21:59:57「キミも懲りないなあ」 丘の上の彼女は、茜色の空と空の狭間の黒の中で薄いくちびるをほころばせた。 にっこりと微笑む彼女の長い髪はは茜色の光を浴びてなお美しく白く輝いた。 変わ…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:馬鹿な道 制限時間:15分
2022-03-03 23:41:28月には兎がいるなんて単なる言い伝えに過ぎなくて実のところ居るのはウとサギだ。鵜と鷺。水の無い海に浮いてるのが月の鵜で、風も無いのに飛んでるのが月の鷺。鵜は白く鷺は黒い。好物は両方餅だ。月餅。恐らく地上への伝言ゲームの最中に取り違えたのだろう。38万㎞も離れているのだ、無理もない。
2022-02-13 18:54:56眠るならもふもふとしたものに包まれたい。可愛ければ尚良い。そんな欲を常時抱いていて最近はもっぱらペンギンのおなか、あれがもふもふしてたらなあ、5メートルくらいのペンギンのおなかに突っ伏して寝たいとか考えている。それだけ大きければ人間ひとりくらい塵と同じだろう。塵に腹を貸して欲しい
2022-02-11 03:04:2818時にカンザス州のペンギンを眺めていた。日本の18時は向こうの3時なのに起きているペンギンはいて、歩き回ったり周りのペンギンを突いて喧嘩になったりしていた。夜更かしだなと思った。深夜3時に目が覚めたので晴れて私も夜更かしのペンギンだ。カンザス州は正午。ペンギンは寝たり起きたりしている
2022-02-11 02:56:00これはこの前の即興をちょっと加筆したただ薄暗いだけの雰囲気短文「手を洗う」 明るい話では無いので諸々ご注意 pic.twitter.com/etSIlZS5Dd
2022-02-03 22:35:06蛇口を捻ると水が出る。当然である。捻れば捻るだけ水が溢れる。 いつもより余計にネジを開く。だって手を洗わないと行けない。今すぐに。滝みたいに水が落ちる。 「あ」 じゃあじゃ…続き→ sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=6… #即興小説 お題:汚い人間 制限時間:15分
2022-02-01 21:13:39目を開いたらまっくらで、床を青く照らす非常灯以外誰もいなかった。観客も、従業員も、大水槽の中ひしめいた大小さまざまな魚も、もちろんペンギンだってだれもいない。ひとっこひとりいない水の中をただ漂う。そうか、夜はみんな家に帰ってねむるんだ。じゃあ私の家はここだったんだろう。目を閉じる
2022-01-28 01:53:07ばちゃん。瞼を開けると真っ暗だった。誰もいない。ぼちゃん。眠ってしまった群れの中で夜更かしのペンギンが一羽、水に飛び込んでは上陸しを繰り返している。ばちゃん。そういえばペンギンを数えていたんだった。ぼちゃん。ばちゃん。もう一度最初から。ペンギンが一羽、ペンギンが二羽、ペンギンが
2022-01-28 01:08:11になったよ!あーちょい待って魔法の持続時間は私がカエルになってる間で、解いたら意味が、あ「本っ当に貴女は」「私のファーストキス…」「お陰で消える気も無くなったわよ…」カエルの魔法の解き方は古来から決まっていたけれど。唇に残る淡い熱に、戻ったばかりの肺呼吸も忘れてしまいそうだった。
2022-01-25 23:46:45法でもなきゃ無理だし、どう考えても君は本気だった。で、魔法でならあったんだ。反動は確かにまあ、うん、見てのとおりかなり大きいけど死ぬわけじゃない。そう、これが1番大事だと思うんだ。死ぬわけじゃないんだぜ。確かにちょっと不便でヌメヌメだし声だってゲコゲコだけど、あ、泳ぎとかね!上手
2022-01-25 23:46:27消えたがる君を引き止めたかった。「そんな理由で?」君は大きな瞳をぱちくりさせて叫ぶ。その声量で身体が吹き飛びそうになる。踏ん張って耐える。「たったそれだけの理由でカエルになっちゃったっていうの?!」「ゲコ」はいそのとおりでございます。だってさあ、他人の感情をどうこうしようなんて魔
2022-01-25 23:46:12黒森 ハクトさんには「消えたがる君を引き止めたかった」で始まり、「呼吸も忘れてしまいそうだった」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以上でお願いします。 #shindanmaker #書き出しと終わり shindanmaker.com/801664 やってみますか
2022-01-25 23:32:49久々に夢を見た。やらかした。夢の中の自分は若く、故郷の村にいて、寝台で眠っていた。昔の話では無い。生い茂る木々の上、月の満ち欠け位しか時間を計る術が無い以上断定は出来ないが。口を開く。牙の奥から欠伸が漏れる。まだ人間だ。まだ。でも。夢を見るのは良くない。意識を保ったまま目を閉じる
2022-01-22 00:27:23勿忘草という花がある。あれは野草なので温室にはない。だから未練はない。執着もない。植物の寝息だけが充ちた温室の中で湿った土の上横たわる。このまま根が生え茎が伸び全てを忘れられたら。手折ってくれるまでただあり続けるだけの存在になれたなら。意識はありもしない花の匂いと混濁する。
2022-01-19 06:04:46オレンジ・ペコは葉っぱの等級でオレンジの匂いがする訳ではない。キャンディはKandyであってCandyでは無い。単なる地名だ。でもアールグレイは柑橘系のフレーバーを指す。罠だらけだと思いつつ本日の紅茶を啜る。諸々聞きそびれたが聞いても正直分からない。でも温くて良い匂いはする。それで十全だ。
2022-01-18 12:32:16