恋は大騒ぎ（２２）

るな@ドール @runadolls7

627-3 智也「こんにちはー！」 智也「先生はいらっしゃいますか？」 聡太「教授？」 聡太「今は授業で出かけてるよ？」 智也「なんだー、残念！」 智也「ロボットで有名な先生に」 智也「お会いしたかったんですー！」 聡太「ごめんね」 聡太「もうちょっと遅くになると帰ってくるんだけど」 pic.twitter.com/iKsIubDsqf

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627-4 智也「みなさんは、ゼミの方々ですか？」 聡太「うん、そうだけど…」 智也「どうぞよろしくお願いします」 智也「取りまとめしてる方はどなたですか？」 篤志「…こいつ」 聡太「え、まだ何にもわかんないよ！？」 智也「あなたでしたか！」 智也「失礼いたしました！」 pic.twitter.com/d9RF3CqCsv

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627-5 智也「失礼ですが、お名前は？学年は？」 聡太「…長山、聡太…3年…」 智也「長山さんですか！」 智也「よろしくお願いします！」 智也「俺、研究者になりたいんす！」 智也「ガンダム作りたいんです！」 智也「今はただのオタクですが」 智也「いつか立って歩く巨大ロボット作りたいです！」 pic.twitter.com/xpZt0i98vs

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627-6 智也「皆さんは何が好きでここにいるんですか？」 智也「俺、なんだかんだで初代のガンダムが好きです！」 淳奈「…みんながアニメが好きで」 淳奈「ここにいるわけじゃないですよ？」 淳奈（私は…マニアックすぎて） 淳奈（言ってもわからないアニメからだけど…） 淳奈（ガチオタなのよ…） pic.twitter.com/2KUpnWVntp

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627-7 智也「えっと、長山さん…えらい人？」 啓「ゼミ長大先輩っすね」 智也「長山ゼミ長！」 聡太「こら、啓」 聡太「変なこと吹き込むな」 啓「ホントのことですし」 智也「じゃ、また来ますが」 智也「先生によろしくお伝えください」 智也「…ゼミ長！」 バタン 聡太「なんだ今の嵐は…？」 pic.twitter.com/ZU9B2iaM69

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627-8 聡太「なんか…テンション高いの来たな…」 聡太「ウチでいいんだろうかアレ」 聡太「部活動の映像研究会とか漫研とか」 聡太「そっちの方が良くない…？」 啓「1年間はお試し期間なんだし」 啓「長山さんから言ってやったらいいんじゃ」 聡太「なんで俺なんだよ？」 啓「ゼミ長ですし」 pic.twitter.com/coFRqWMT84

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627-9 聡太「やっぱ俺、そういう器じゃないよー」 聡太「研究だけしてたい…」 篤志「俺のために頑張ってくれてありがとう」 聡太「今からでも代わってくんない？」 聡太「…まぁいいや」 聡太「花見の支度でもするか」 啓「じゃあ俺長山さんと一緒に買い出し」 淳奈「よろしくお願いしますー！」 pic.twitter.com/aR9DI2bJP7

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628-1 （塾） 瑠璃「うわぁ…」 瑠璃「名前と点数と順位、貼り出されるんだぁ…」 瑠璃「怖っ」 美晴「名前、あった？」 瑠璃「見つからない…」 実里「あ、藤崎瑠璃、ここ」 瑠璃「ホントだ」 美晴「私どこ？」 修二「あった、斉藤美晴」 実里「2人とも特進クラスだ…」 実里「私頭悪いから…」 pic.twitter.com/3iaJbuR4cE

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628-2 修二「大丈夫」 修二「ここにあった、斉藤実里」 実里「うわぁ、ギリギリ特進」 実里「とりあえず良かった…」 実里「修二くんは？」 修二「ここ」 瑠璃「えっ」 瑠璃「修二くんでも特進クラスの真ん中やや上！？」 修二「だってほら、見てよ」 修二「あそこにいる女の子の制服」 pic.twitter.com/gs8Jyhqb2L

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628-3 実里「あれは…桜風高校」 瑠璃「県で一番の進学校か…」 修二「ああいう人達が来てるんだから」 修二「地域で二番手のうちの高校で」 修二「成績が良かったとしてもね」 瑠璃「井の中の蛙ってやつか…」 美晴「ガチで怖いんだけどここ」 修二「ってか我々がこういうところに来なかっただけ」 pic.twitter.com/jjwQt4e1uJ

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628-4 修二「薫が通ってた勇林学園」 修二「まぁ兄貴もそこだけど」 修二「桜風といい勝負なんだよな」 修二「そういう連中が『特進クラス』」 瑠璃「えー、我が湊高校は」 瑠璃「入ってきた生徒がアホになって出るという」 瑠璃「のんびり高校ですが…」 修二「そういうことだよ…」 pic.twitter.com/xcs2pJuH90

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628-5 美晴「私達…どうなるんだろ…」 美晴「でも、特進コースに居続けないと多分」 美晴「望んでる大学は無理よね…」 瑠璃「みはるん、大学どこ狙うか決めたの？」 美晴「うん」 美晴「長砂大…」 瑠璃「えっ」 瑠璃「私と同じ！？」 美晴「あそこの社会学科を狙おうかと…」 pic.twitter.com/bnzR8e4OAZ

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628-6 修二「…その話」 修二「兄貴に言ってもいい？」 修二「多分喜ぶよ」 修二「後輩増えるって」 美晴「言ってもいいけど」 美晴「もちろん受かるとは限らないからね」 修二「そりゃみんなそうだよ」 美晴「修二くんはどうするの？」 修二「まだ絞れてない…」 修二「どうしようかな…」 pic.twitter.com/jxMgp064hH

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628-7 修二「俺らが薫と同じクラスになるのって」 修二「正直厳しいと思うんだけど」 修二「頑張るしかしかたないよね」 実里「修二くん、お勉強教えて…」 修二「俺だってついていけるかわかんないからね！」 実里「私、大丈夫かなぁ…」 美晴「そんなこと言ったら私も…」 瑠璃「私もだよ…」 pic.twitter.com/iaDWWiDOWa

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627-8 修二「まぁ、そう言っててもしかたないから」 修二「教室入るか」 瑠璃「うん…」 美晴「やっぱ聡太さんが恋しいよう」 実里「私も聡太先生がよかったー」 修二「兄貴喜ぶよ、多分…」 修二「あの人怒んないしね…」 修二「いいのかどうなのかわかんないけど…」 pic.twitter.com/2dJz8PcU3E

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629-1 （市営プール） 修二「痛い痛い痛い」 修二「急に曲げないで」 康太郎「ごめん」 康太郎「力加減こんな？」 修二「それだと弱い」 修二「もうちょっと押して」 逸海「そうだよなー」 逸海「膝やれれるってこういうことだよなー」 康太郎「お前は気をつけろよ」 康太郎「プロになるんやし」 pic.twitter.com/5cgkWO7KuE

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629-2 修二「しかしビビったなー」 修二「お前、マジでプロへの道開けたんじゃん」 逸海「いや、ここからどう親を突破するかだ」 康太郎「ホントお前ん家の親勝手だもんなー」 逸海「俺も勝手やらせてもらうよ」 逸海「今、いい話が来てるんだ」 修二「なにそれ」 修二「痛た」 康太郎「ごめん」 pic.twitter.com/qxrZFKKP89

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629-3 逸海「プロチームの方がね」 逸海「親と掛け合ってくれるって」 逸海「俺が18歳になるまで」 逸海「それでもダメなら」 逸海「高校出るまでの学費と」 逸海「一人暮らしのための部屋を」 逸海「用意してくれるって」 康太郎「18歳…そうなりゃ大人か」 康太郎「自分で決められるってことだな」 pic.twitter.com/wjZh6lb4as

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629-4 康太郎「お前誕生日いつだっけ？」 逸海「11月30日」 康太郎「まぁまぁ先だな」 康太郎「そこまでは交渉か」 康太郎「あ、俺6月14日ね」 康太郎「誕プレ待ってます」 修二「なにぶっ込んで来るんだお前」 修二「痛」 康太郎「ごめん」 修二「いや、謝らないで」 修二「いつもより曲がってる」 pic.twitter.com/Lvzj9Tcoi2

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629-5 逸海「だいぶいったな」 修二「うん」 修二「正座できるようになったらゴール」 康太郎「まだ少しかかりそうだな」 修二「…プロチームってどこだっけ？」 逸海「青森」 逸海「もうすでに八戸に1チームあるんだけど」 逸海「もう一つ青森にできる」 逸海「そこから声がかかってる」 pic.twitter.com/frUdPEfbSo

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629-6 修二「遠いな…」 逸海「親から離れられて、サッカーできて」 逸海「いい環境だとは思う」 逸海「お前らとはなかなか会えなくなるし」 逸海「なにより大学に行けないのは痛いけど…」 康太郎「お前、頭いいもんな」 康太郎「大学行きたいわな」 逸海「ちょっと考えてたんだ」 逸海「国際関係」 pic.twitter.com/4V3vjMcs5c

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629-7 逸海「いずれは外国でプレーできたら」 逸海「最高なんで」 逸海「国際関係やるか、スポーツ学をやるか」 逸海「大学もそんなの考えてた」 康太郎「…」 逸海「でも、プロになれたら」 逸海「それはそれで夢が叶うんで」 逸海「あとは活躍することだけ考えれば」 逸海「俺としては満足」 pic.twitter.com/KG3oXmn9hw

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629-8 逸海「…さてと」 逸海「俺ら少し泳いでこない？」 康太郎「うん」 修二「リハビリ付き合ってくれてありがとう」 修二「俺、歩行訓練してるわ」 修二「温水プール様々だ」 修二「なんか今日だいぶリハビリ進んだ気がする」 康太郎「俺様のおかげだ」 修二「ありがたいけどなんで偉そうなん？」 pic.twitter.com/VvEnEOPioQ

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630-1 （カフェ） 薫「…」 美晴「…」 美晴「いい天気になった、ね？」 薫「桜はそろそろ終わりかな…」 美晴「そうだね…」 薫「うん…」 薫「暑くなったな…」 美晴「日焼けしそうね」 薫「肌痛いよね…」 美晴「うん…」 美晴「えっと…」 美晴「大学、どう？」 薫「うん」 pic.twitter.com/NMlYRx3FZv

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630-2 薫「僕、正直頭はいいと思ってたんだ」 薫「厳しめのウチの塾でも大体トップだったし」 薫「でも、国立に行くと違うんだよね」 薫「僕なんかより頭のいいやつはごまんといる」 薫「…自信無くなっちゃったよ…」 美晴「そうなの…？」 美晴「薫なのに…そんなふうに考えるんだ…」 薫「うん」 pic.twitter.com/BLfRITFReR

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630-3 薫「正直僕じゃついていけないかもしれないって」 薫「すごく不安になる」 薫「こんな気持ち初めてだよ」 薫「勉強でついていけなくなるなんて」 薫「思うなんて」 美晴「私はいつも勉強では不安だから」 美晴「そういうのすごいなって思うよ」 美晴「あんまり気持ちをわかってあげられない」 pic.twitter.com/Qt75Gv1lTb

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630-4 薫「うん」 薫「いいよ、大丈夫」 美晴「ごめんね…」 薫「美晴はどう？あの塾は」 美晴「うん、多分大丈夫…」 美晴「でも中の下ってところなんだけど」 薫「特進クラスの？」 美晴「うん」 美晴「あ、でも、修二くんは上の方」 美晴「さすがだなって思う」 薫「修二はね、出来るだろうね」 pic.twitter.com/fECdWZ6rSk

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630-5 美晴「私、長砂大に入れるかな…？」 薫「今からやれば大丈夫じゃない？」 薫「友達が普通クラスから頑張って」 薫「長砂行ったよ」 美晴「ホント！？」 薫「ただし、すっごい頑張ってた」 美晴「うん」 薫「思い詰めて泣くぐらい頑張ってた」 美晴「…うん」 美晴「頑張れるかなぁ…」 pic.twitter.com/rgDxamVYm3

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630-6 美晴「私も自分に自信ないから」 美晴「ちょっと怖くなる」 美晴「…ちょっとじゃないかも…」 薫「…疲れた」 美晴「えっ」 美晴「話してて疲れる？」 薫「いや、ごめん」 薫「大学で緊張しててここんところ」 薫「ずーっと疲れてるんだ」 薫「せっかくアフタヌーンティー来たのにごめんね」 pic.twitter.com/j2RZVFHlUb

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630-7 薫「…美晴こそ」 薫「僕と話してて楽しい？」 美晴「えっ」 美晴「楽しい…よ…？」 薫「そっか…」 美晴「そうだよね…疲れるよね」 美晴「新しい環境だもんね…」 薫「友達はできたよ」 薫「まぁ、学籍番号が近いやつだけど」 薫「僕が53番」 薫「僕の前の番号の柴崎とか、後ろの城田とか」 pic.twitter.com/lNA5Uf8PV0

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630-8 薫「これがずっと続くのは思えないけどね」 薫「とりあえず近くにいたやつと固まっただけ」 薫「…仲良しクラブは疲れるよ」 美晴「そうよね…」 美晴「薫はそうよね…」 薫「そうなんだ…」 美晴「紅茶美味しい…」 薫「美味しいね…」 薫「…」 美晴「…」 pic.twitter.com/Bbx8jZRFT9

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631-1 （大学ゼミ室） 啓「山上くん」 啓「なんできみが一番大きな椅子に座ってんだ」 啓「きみは下っ端なんだよ？」 啓「パイプ椅子ならそこだよ？」 智也「これが一番座り心地が」 智也「良さそうじゃないですか」 智也「選挙権持ったら人間平等ですから」 智也「空いてるとこ座っていいでしょ？」 pic.twitter.com/HUvvufXDJR

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631-2 啓「長山さん、我々にも秩序は必要です」 啓「なんか言ってやってください」 聡太「…そうだよね…」 聡太「まぁでも、椅子くらい…」 啓「そういうの良くないと思いますよ？」 淳奈「私もそう思うけど」 淳奈「啓くん高校までバスケ部のキャプテンだもんね」 淳奈「バリバリ体育会系」 pic.twitter.com/7vvgNCwvUa

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631-3 智也「俺、そういうの嫌なんですよね」 智也「実力で勝てればいいんでしょ」 啓「実力は大事だけど」 啓「年長者を敬わなくなると」 啓「絶対社会が破綻するよ！」 篤志「勝手にやっとけ」 篤志「俺ら好きにやってるから」 聡太「…助けてよ篤志…」 聡太「仲違いは避けたいんだよ…」 pic.twitter.com/4QnsHXXn12

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631-4 ？？？「あのー」 篤志「ん？」 聡太「なんか聞こえた？」 篤志「うん」 ？？？「すみません…」 篤志「聡太、行ってこい」 聡太「なんで俺が」 篤志「だからゼミ長だろ」 聡太「小間使いの間違いだよなこれ」 啓「俺行きますか？」 聡太「いや、いいよ」 聡太「どちらさま…？」 pic.twitter.com/QHc4kioc0s

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631-5 ？？？「あの、こちら、鈴木貴文先生の」 ？？？「ゼミですよね？」 聡太「そうです」 ？？？「あの、私、興味があって」 ？？？「見学させていただきたくて」 ？？？「私、川島ライサと申します」 篤志「…外国人？」ｺｿ 淳奈「でも川島さんって」ｺｿ 篤志「だけどあの顔…」ｺｿ pic.twitter.com/2gVs2JFQ21

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631-6 篤志「ものすごい目が大きい…」ｺｿ 淳奈「迫力の可愛さよね…」ｺｿ 聡太「今鈴木教授授業に行ってて」 聡太「ゼミ生が溜まってるだけなんだけど」 聡太「そんなでいい？どうする？」 ライサ「もしよろしければ…」 ライサ「お話が聞けたら…」 聡太「バカみたいな話しかしてないよ？」 pic.twitter.com/hme8s3oZ9a

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631-7 聡太「ってかお前ら」 聡太「もっとアカデミックな話してろ」 聡太「威厳が示せないよ？」 智也「あれ、ゼミ長はそんなの気にしないですよね？」 聡太「川島さん」 聡太「そのでかい奴の隣に座って」 啓「長山さんは？」 聡太「椅子持ってきた」 啓「パイプ椅子…」 pic.twitter.com/rTmZoOWnxn

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631-8 聡太「えっと」 聡太「山上くんは、きみと同じ1年生」 聡太「ここに来るようになって数日だね」 聡太「あとは、この2人が2年生」 聡太「俺とこいつが3年生」 ライサ「ありがとうございます」 ライサ「皆様、よろしくお願いします」 ライサ「川島です」 聡太（川島さん、目、でっか…） pic.twitter.com/YFGEowH56i

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631-9 智也「俺のことは智也って呼んでくださいよ」 聡太「…じゃあ、智也…」 ライサ「あっあの…」 ライサ「私のことも…」 ライサ「ライサって呼んでください…」 ライサ「川島さんって呼ばれると」 ライサ「他人のことみたいで…」 ライサ「いつも名前で呼ばれてるから…」 pic.twitter.com/KNlufh7ZSO

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631-10 聡太「うん、分かった、ライサさん」 聡太「2人とも」 聡太「入ったばかりなんだし、半年は」 聡太「気になるところをいろいろ」 聡太「見てまわってね」 聡太「後期になるとおよそ固定になるから」 智也「おれ、ここしか興味ないっす」 ライサ「…私も…」 篤志「熱いな…」 淳奈「うん」 pic.twitter.com/MGtFFxJ7pm

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632-1 （塾） 瑠璃「…そうなんだ…」 瑠璃「辛くなっちゃうんだ…」 美晴「うん」 美晴「もう恋人としてお付き合いするのは」 美晴「無理だと思う」 美晴「…友達に戻りたい…」 美晴「あの頃って楽しかったから」 瑠璃「完全に別れたいわけじゃないのね」 美晴「人としては大好きなんだ…」 pic.twitter.com/AAVQgFnfQm

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632-2 美晴「お互い好きとかなんとかから」 美晴「解放されたら」 美晴「楽になると思うんだ」 瑠璃「…ずっと考えてたもんね…」 瑠璃「私はみはるんが幸せになることを」 瑠璃「応援するよ」 美晴「ありがとう」 美晴「薫も幸せじゃないと思う」 美晴「辛い思いをしながら一緒にいるのは違う」 pic.twitter.com/AnPSDQNDbC

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632-3 瑠璃「うん、わかる」 瑠璃「別に兄妹とかじゃないんだから」 瑠璃「幸せでないなら一緒に居なくていい」 瑠璃「…私だって、聡太さんといるの」 瑠璃「幸せだからそうしてるんで」 瑠璃「お互いが辛くなったら違う」 瑠璃「…でも」 瑠璃「みはるんは薫ちゃんのことを考えてあげるんだね」 pic.twitter.com/df3fkEM47A

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632-4 美晴「多分、根本的には私」 美晴「薫のことが好きなんだと思う」 美晴「不幸になってほしくない」 美晴「彼が私とスッパリ別れたいならそれでいい」 美晴「そうじゃないなら、お友達に戻りたい…」 瑠璃「みはるんは優しいね…」 瑠璃「優しすぎたんじゃない？」 美晴「そうなのかな…」 pic.twitter.com/MbqXBFoRsS

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632-5 理人「…お？」 理人「美晴さんと瑠璃坊」 美晴「え」 瑠璃「…理人さん！」 瑠璃「なんでここにいるんですか？」 瑠璃「卒業したはずじゃ」 理人「俺、希望してた大学落ちたんよ」 理人「晴れて浪人生活」 理人「昼は別の予備校に通ってて」 理人「夜は慣れたこの塾の自習室借りてる」 pic.twitter.com/bhVL8KaOcC

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632-6 理人「え、あの子…」 理人「美晴さんそっくり…」 美晴「あれは私の双子の姉です」 美晴「実里って言います」 理人（こんな美人が2人もいるなんて…） 理人（世の中間違ってる…） 理人「え、じゃあ、美晴さんと双子のお姉さんと瑠璃ちゃんと」 理人「みんなでここに来たの？」 pic.twitter.com/znNty0Gg70

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632-7 瑠璃「みのりんの彼氏も一緒ですよ」 理人「あー、あの子彼氏なんね」 理人「これから一年、よろしく頼むよ」 理人「仲良くしてね」 瑠璃「わぁ、息抜きにオタ話しましょー！」 理人「よろしくね、瑠璃坊」 瑠璃「何その『坊』って」 理人「親しみを込めて」 瑠璃「『美晴さん』と随分な差…」 pic.twitter.com/wDzoygybyr

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632-8 瑠璃「こないだから始まった夜アニメ」 瑠璃「なんか見てます？」 理人「『野生少女ウージャージャー』と」 理人「『異世界転生したつもりが元の自分でした』」 瑠璃「あー、『テンモト』は見始めました！」 瑠璃「『ウージャージャー』面白い？」 理人「面白いよ、骨太のSF恋愛もので」 pic.twitter.com/7kENrzhLcE

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632-9 修二「…何あの人」 修二「瑠璃ちゃんと妙に仲が良さそうだな…」 美晴「薫の親友」 美晴「瑠璃ちゃんのオタ友達だよ」 修二「オタ友達かぁ」 美晴「ここに恋は芽生えないだ思うから」 美晴「心配する必要はないよ」 実里「修二くん、ホントお兄ちゃん思いね」 修二「だって…」 実里「かわゆ」 pic.twitter.com/4AHYscPNrb

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