マグミオまとめ

F @kuwahu

兄を抱える腕とは反対の手が伸びてきた。恐怖は微塵もなく、大きな指がするりと髪を梳いていった。 「君は連れていけないが」 「お兄ちゃんはどうなるの？」 「守るよ。大事にする」 「どこにいくの？」 「いつか会える」 なんと言っているのだろう。 「、お兄ちゃん……っおにいちゃぁん！ 」

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「ああ、」 その大きな人が何を言ってるかはわからなかった。ただ、泣いてすがる私に、吐息のような声を漏らしたきり、何も言わなかった。 私の背中を何度か撫でて、去っていった。 最後に見た、穏やかに眠る兄。 あざだらけの兄の顔が白い光とともに脳に焼きついて忘れられなかった。

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マグー様はニンゲンの営みを眺めるのが好きだったけど、飼う予定はなかったんです。 あの日たまたま日本の上空にいて、豪雨だから見えないだろうとステルス機能を切ってた。 傘ばかりで人間の顔が見えないな、と高度を下げたところで死にかけのミオくんを発見。保護という名目で拉致の手続きをとった。

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ミオくんはマグー様の腕が大好きだといい。 目を覚ました瞬間から「ずっと守ってくれてた」って嬉しくて泣いちゃって、脇に顔を埋めて泣き出したミオくんにマグー様はたじたじ。 「！？起きたのか、えっ？泣いてる？……」私が異性人だとわかってないのか？怖くないのか？めっちゃくっついてくるひぇぇ

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「く、くすぐったい……というかつぶしそうでこわい。警戒心はないのか……？あんな目にあっていたのに」 巨躯を小さくして、壊れ物を扱うようにおそるおそる包帯を巻く人が悪い人である訳がなく。 ちょっと腕が疲れたっていって寝台に下ろすと寂しそうにするのでたまらず反対の腕を差し出すんですよね

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ミオくんが恋人になって、動画投稿し始めるじゃん？ 案の定コメントで 「彼が星に来たころの動画はないのか？」 って質問が大量にきて、めっちゃ悩むマグー様。 「おれは全然いいよ」 「しかし……あまりに痛ましい」 「でも、おれ、幸せだったし」 「ミオ」 ※不思議と成り立つ会話

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【閲覧注意】ミオが△△に来た日 ってクソ不穏なタイトルが、公開待ちの欄に現れて一時騒然とする。 「このチャンネルで【閲覧注意】の4文字を目にする日が来るなんて」 「えっミオくんって幸せな拉致じゃなかったの？？」 「今のミオくんを知ってるからこそ怖いんだが」 「ご主人様…？」

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動画のはじめに、ご主人様とミオくんが隣り合って座ってるカットが入る。 今のミオを知る人からすると、ショックを受ける映像かもしれないこと。ミオは公開していいと言っていること。 そんなマグー様の語りが終わり、動画が始まる。

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1日目から全身ボロボロでやせ細ったミオくんが映り、固唾をのむ視聴者。 マグー様の腕の中で縮こまって泣き続ける様子に「もう無理見れない」のコメントで埋まる。 2日目、腕の中。マグー様が片手でせっせと包帯を変えたり、傷の消毒や、薬を飲ませている映像が続く。ミオくんはずっと眠っている。

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3日目、二人で寝台に横になっている様子が映る。カメラのアングルでミオくんがほとんど見えず、「ご主人様の肉体美しかわからない」「お尻がきれい」と少しふざけたコメントが増える。

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4日目、腕の中。 熱がある、というテロップが入る。眠いのか、舟をこぎながら食事を口に運んでもらっているミオくんの様子。マグー様が「ミオ、ミオ」と呼ぶ声が入っている。 「名前を教えてもらったんだな」 「めっちゃ優しい声」 「弱ってるミオくんを可愛いと思う自分を殴りたい」

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7日目、腕の中。 何か喋っている二人。 「ミﾞオﾞくﾞんﾞ！！！！！」 「笑顔が、笑顔が……！！ご主人様のこと大好きって言ってる……」 「なんだこれ前が見えない、、」 「？？？言葉通じてない、んだよね……？？」 「何言ってるかわかんないのにお互い話しかけてるの尊すぎる」

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10日目、膝の上。熱が下がったというテロップ。 手当を受け終わり、片付け途中のマグー様の首に抱きつくミオくんの姿。視聴者は無事死亡。そのまま寝室に消えていく二人。カメラが切り替わってインカメラ。マグー様の胸筋に埋もれてすやすやなミオくんに視聴者は再度死亡。

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プレミア公開後すぐにライブを取る二人。 マグー様の膝の上で「元気だよ～」と手を振るミオくんにコメ欄が爆発するし、マグー様がたまたま空にいたことを話して、「あのときミオを見つけられて本当に良かった。私の権力はあの日のためにあった」って言うから言葉にならない叫びがすごい勢いで流れる。

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「おれも見つけてたよ」 「？？なんだって？」 「あの星、マグー様だったんだね」

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有名になってからというもの、街歩くとガチでファンに攫われそうになるので常に抱っこがデフォになるマグミオ。 「おれの運動不足解消のための散歩なのに、歩けないって……」と肩を落とすミオくん。 ニンゲン同伴限定の公園とかないのだろうか。 マグー様のタブを借りて調べてみる。

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あったけどなかなか遠いなと思っていると、覗き込んできたマグー様に変な顔をされる。 「そこは……うん？？待て待て。なぜそんなところを調べてるんだ？行きたいのか……？」 「え？」 「行けないこともないけれど、私はあまり連れて行きたくは……」 「そうなの？テーマパークっぽいけど──」

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直後、とんでもない画像が出てきて2度見するミオくん。 「な……えっ、これって」 屋外や室内、いろんな場所で人間同士がえっちしているらしい際どい画像がギャラリーにずらりと並んでいた。首輪をつけたペットたちが淫らに絡み合い、複数人でまぐわっているものもある。飼い主は映っていない。

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「ミオが行きたいと言うなら……そうだな、ルケシュくん達となら…………」 「！！！？？エ！？」 「とりあえず、1エリア買って知り合いを──」 「ま、まっ、まっ！？」 「あぶない、落ちるよ。……あれ、イヤ？」 「嫌っ！？ていうか……マ、マグー様？」

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『ニンゲンには発情期がなく、気に入った相手と好きなときに交尾するらしい』という情報から作られた(間違ってはないけど動物的すぎる)ハプバーの規模でっかい版みたいな施設。 ペット同士のイチャイチャを公然と最後まで見られるのが売りで、政界の重鎮が自分のペットを自慢するために連れてきたりも

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でもマグー様は興味ない(し、ミオは自分だけが愛でたい)。ただ、人間にとっては必要なのかもなーって思ってる。

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「(おれのこと誰にも触らせたくない風なのに、あり？ありなの？？)」 「……悩ませてしまったかな」 「マグー様は、お、おれが他の人に抱かれてるとこ見たいの？」 「ミオ？……大丈夫か？とりあえずやめておこう」

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ルケシュが聞いたら絶対 「君とセックス？……無理でしょ」って言う。 でも挿入が無理(お互い挿れられたいから)ってだけで、ルーくんが相手なら手前まではイケるとか思っちゃうミオくんはいる。ルケシュもたぶんとろとろになったらどうでもよくなるタイプだし、

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ぶっちゃけスワッピングなしの4Pなら楽しめそう(黙りますね) 番とのえっち中に受け同士がちゅっちゅするの性癖なんですよね。愛されるの気持ちいいねって喘ぎ合う天使たちが見たいだけなんです。

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「ミオが例の施設のことを知ってしまって」 「例の？？…………どれだ？」

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「ペット同士にさせる系」 「ああ、はい。行きたいって？」 「それがわからない……気になってるのかと思って検討したらめちゃめちゃ動揺されて」 「ふーん。ミオくんは結構したがりなの？」 「……週4はしたがりか？？」 「したがりかも。知らんけど」

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「週4か。頑張るな、お前は手だけだろ？俺らの発情期は年4だし」 「流石にノーコメントだ」 「は？？？勃つのか？？？？？」 「ノーコメント！！(勃たなくても挿れてる)」 「いいなあ、俺もルケシュに触りてえ～～」 「触ってるじゃないか」 「最近甘えてくる(なでなで)」 ※ルー君います(膝で寝てる)

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「もう一回聞いてみたらいい」というアドバイスで、帰宅後に「ハイかイイエで選んで」ってやるんだけど、ミオくんは選べなくてちょっと泣いちゃう。 「ッ！！！？！み、ミオ、ごめんよ、ごめんごめん、行かないしもう聞かない。やめよう」 「な、なんかちょっと、わかんなくなって……」

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「おれのことめちゃめちゃ愛してくれて、大切にしてくれて、独占欲強いのも、すき。満たされてたから、びっくりして、」 でも、見てみたいと思われてるのかって、ちょっと興奮した。でも── 「……でもﾞ～～……うﾞうﾞ……マグー様がいい……」 「だれか翻訳を……ッ」

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「ハイもイイエも取らなかったってことは迷ってるってこと？」 「……」 「イヤだった？」 「……すこし」 「私が見てみたいと言ったら行く？」 「…………や、やだ……けど……」 「嫌だけど、気になるところもあるのかな」

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「じゃあされたいかどうかで聞くね。 人前で私にされるのは？5段階で」 「(なにこれ恥ずかしすぎない？) 3か、よ、4」 「他の人に抱かれるのは？」 「……1」 「ルケシュくんが相手なら？」 「2か、3かな……」 「それを私に見られるのは？」 「…………4か、……」 「なるほど」

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人に見られるのは問題ではないみたいだ。むしろ興味があるのかな？ それに、私以外で気持ちよくなっているところを「私に見られる」というシチュエーションもやぶさかではなさそうだ。 ただ、気になりはしても、実際、私以外に抱かれるのは嫌だというところかな

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「じゃああの施設はやめとこう。本音を言えば、私以外の誰かに君が抱かれてるところは見たくないよ」 「うん……」 ほっとした顔で頷くミオくんを抱きし寄せる。 「ごめん。人間の性欲についてあまり詳しくなくて。君に必要なのかと思った」

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「でも今回のことで、君ともう少し刺激的なこともできそうだなって思って喜んでる自分もいるよ」 「はあ、あんなふうに聞かれると思わなかった……」 「ふふ、首まで赤くなってる」 「あ、ぁ、ちょっ、舐めな……」 「もっと見たいなぁ」 「いっつも見てるでしょ」

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迷走がすごかった(墓) いずれミオくんは別の施設に連れてかれてあの手この手で気持ちよくさせられるし、マグー様に観察されるのが好きなんだってわからせられる。グズグズになったミオくんを前に、施設のスタッフを呼びつけ「見てもらおう」って囁くマグー様の悪い顔に新しい扉を開かれます。わーい！

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ルーくんのハウォ様に振り向いてもらおう大作戦も見たい。 リスナーに相談しながらハウォ様にアタックするの。かわいいね。

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何でもない日常、 朝活配信で「おはよ〜」って現れたミオくんが、明らかに昨晩はお楽しみでしたねの様相で『エッ………』っで埋まるコメ欄。 『何事』 『それご主人様の服？』 『待ってベッドの上から配信してる？？？？』 『首筋が痛そうすぎる』 『いま発情期の季節だもんね！！！！！！！』

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「ベッドの上だよ〜うごけない」 「寝てる人です」 『ご主人様wwwwww』 『ちょっww晒すんかいww』 『草』 『とても健やかに寝ていらっしゃる』 『ずるい』 『朝から何を見せられてるんだ』 『肉体美』

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「えっBANされますか？これ」 『なんて言ってる？？』 『BANって言った？』 『局部が出なければ兵器では』 『ご主人様が寝返りうったらアウト』 「そっか、よいしょ、よいしょ」 『鳴き声が天使……』 『俺も毛布かけられたい』 『腕の跡もやばいな』 『あっ！見え……見え……』

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そういえば投稿しなかった連ツイがあるので補足すると、億バズのあと、このチャンネルは条件付きで管理委員の公認になります。 ちなみにハウォ様とルケシュくんと共同でやってる。 頻度 動画投稿：マ→ミ→ル→ハ ライブ：ミ→ル→マ→ハ コメ欄降臨：ハ→ル→マ→ミ マグミオのほうが積極的

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『ニンゲンの魅力』って雑誌の特集でミオくんとルケシュくんの悩殺ショットが見れるらしい。飼い主二人の対談もある(割とレア)。

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笑いましたwwwあるあるwwあります 一触即発期→対立期→氷河期→何だコイツ期→……みたいな感じで遅々として関係が進まないですけど、ちゃんとくっつくと思います！(ちょっと自信なくなってきた) pic.twitter.com/q9pgbiv0iB

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マグー様が前戯をやりすぎた結果ミオくんは精液も潮も出し尽くしてへろへろになってしまって、なのにマグー様がまだ手を伸ばしてくるもんだから無防備な肢体をよじって「ふーっ……ふーっ……」って弱々しく睨むミオくんに対して、こっそり(こんな顔を見たのは初めてだな)ってゾクゾクしちゃうマグー様

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軽くお尻の穴に触れただけで小さく悲鳴をあげて期待とおそれが綯交ぜになった瞳を潤ませるので、さっき散々奥までねぶった穴の、今度は浅い所だけで遊んじゃうマグー様。するするとお尻を撫でたかと思えばくぷっと軽く指を入れ、しかしすぐにお腹や他のところを撫で始める。いつでも好きに犯されてしま

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う、遊ばれているとミオくんも気づいて、震えて後ずさるけど次はどうされてしまうのかと下半身から目を離すことができない。 そんなミオくんの様子を見ながらマグー様はミオくんの小さな性器を思いつきでいじって、あっあっと焦った声が聞こえてきたら手放し、片手で強めに乳首をつねっては弾き、