山本右近さん @UkonYamamoto#1日1ゲーム紹介 でほぼ毎日投稿されてるゲーム紹介について、選定に独特の色があり内容も素敵なので読み返したいと思いまとめました。 ※山本右近さんご本人より許可を得てまとめ・公開しております。 現在、2023/10/06の投稿までまとめています。(2023/10/07~本タグの投稿は休止中です)
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目次を飛ばしてさっさと本編を読みたい!という方は、目次冒頭の「本編はここから!」からどうぞ!

本編はここから!

2023年6月

Triora: City of Witches (2023/06/30)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

深夜なので持ちゲー紹介 Triora: City of Witches(2019) 魔女狩りの村として有名なイタリアのトリオラが舞台。ここで仲間を殺された魔女たちが復讐にやって来る!ゲームシステムはワーカープレイスメントだが、4色のハーブを上手く育てて調合し薬を作るという独特のリソースマネジメントが面白い。 pic.twitter.com/7DckV0GYO9

2023-06-30 02:52:31
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ワーカーは魔女と使い魔が各1つ。アクションコストはハーブの調合によってできる9種のポーションとお金。だが目立って強いアクションを行うと異端審問官に魔女であると疑われてしまう。異端審問官の動きにも注意が必要だ。独特なインタラクションが感じられる。 pic.twitter.com/XZScbrMuin

2023-06-30 03:00:04
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

村人を買収することもできる。村人を買収すると定期収入が受け取れる他、ゲーム終了時のセットコレクションやエリアマジョリティ得点にも寄与してくれる。コストは高いが価値がある選択肢と言えよう。

2023-06-30 03:02:43
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

#1日1ゲーム紹介 するっての、どこかで見かけたけどやってみようかな? twitter.com/UkonYamamoto/s…

2023-06-30 19:43:19

Naramata (2023/06/30)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

暇なので持ちゲー紹介 Naramata(2022) Parksのような一方通行のワーカームーブメント。カナダのワイナリー観光地で観光客をワイナリーに案内してどれだけ満足させられるかで勝負。まずは客をドラフトで獲得していくが、1枚取るごとにその客にコミットするかを決めなければならない。運ゲーか? pic.twitter.com/3gef4ewJ3d

2023-06-30 15:26:45
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

客の嗜好が近い方が効率良く得点化できるので、あまりに嗜好が異なる客は数多くは取れない。しかし近い客ばかり集めていると出来ないアクションも増えるため、良い塩梅こそが正義!美しく牧歌的なアートワークながら、アクションスペースはラウンドが進むほどに減っていく。普通増えない!? pic.twitter.com/ohZG2H4ODl

2023-06-30 15:32:17
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

手番はタイムトラック方式でテーマを上手く再現している。が、アクションスペースがどんどん減るので、せっかく牛歩していても気づいたら使えるアクションスペースが全く無くゴールするしかない自体もまあまあ起きる。苦しい楽しい!個人能力が得られるカードは強力で、ゲームを大味にしているかな? pic.twitter.com/6HSE5BANSw

2023-06-30 15:36:29
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ゲーマーズゲームのような苦しさ、雑味のあるゲームバランス、ファミリーゲーム的運要素、そしてプレイ時間の長さ(フルゲームは不要かな)と変なところでクセツヨだけど、憎めない愛すべきゲームという感想です!

2023-06-30 15:39:30

2023年7月

Myraclia (2023/07/01)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

日付が変わったので所有ゲームから #1日1ゲーム紹介 Myraclia(2020) ドラフトフェイズで得た資源をテラフォーミングフェイズで使用し惑星Myracliaをテラフォーミングするゲーム。リソースはラウンド毎に全て捨てられるので、リソースマネジメントの要素は薄く、読み合いとドラフトが中心となります。 pic.twitter.com/EqagvRecD2

2023-07-01 00:37:21
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なかなか良質な中量級で、インディーズ感溢れる見た目よりルールはとても良く練られている印象です。まずドラフトは不思議な方式に見えますが、テラフォーミングフェイズを見越した手番順争いの側面が大きいでしょうね。テラフォーミングフェイズは基本的に先手番が有利です。(続 pic.twitter.com/9rK7rxi2Cq

2023-07-01 00:40:44
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各プレイヤーはゲームの最初のテラフォーミングのみ任意の場所で行えますが、それ以降は誰かの手によってテラフォーミング済みの土地に隣接した土地しかテラフォーミングを行うことができません。テラフォーミングを行うと、そこに隣接する土地をテラフォーミングした各プレイヤーにも点が入ります。

2023-07-01 00:52:51
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

テラフォーミングする際、勝利点を支払って予約する事も可能で、これは事実上の資源の持ち越しとも言えます。この隣接ボーナスの他、テラフォーミングした土地の種類によるセットコレクション、最も長く連続した地域のテラフォーミングなどの得点要素があり、最終的な勝利点が決まります。(続

2023-07-01 00:55:09
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

見た目のクセの強さやヘンテコなドラフトなどから受ける印象と裏腹に良く出来たゲームで、人数問わず遊べ、2人で遊んでも面白いです。コンポーネントは決して豪華ではありませんし色弱にあまり優しくないのは欠点ですが、収束性も良くタイパはなかなかのもの。意外なほどの良作と言えるでしょう。(終 pic.twitter.com/qHtFp0RV47

2023-07-01 00:58:33
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Now or Never (2023/07/02)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

なんとなく今日も所有ゲームから #1日1ゲーム紹介 Now or Never(2021) Above and Below, Near and Farの続編となるライアンローカットによるアルジウム3部作の完結編。プレイヤーは個性豊かなヒーローの1人となり魔物に故郷を追われた村人達を助け、彼らの故郷を取り戻すというのがテーマ。(1/5) pic.twitter.com/KzXlv5Vu4k

2023-07-02 00:12:05
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

手番に行えるヒーローアクションはアクションポイントを使った移動と到着した場所でのアクションや戦闘となりますが、その他にお金を使ってスペシャリストを雇用しその効果を使うという選択肢もあります。つまり、お金があれば手番が増えるということです。(2/5) pic.twitter.com/hWj98z8wty

2023-07-02 00:12:07
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

助けた村人に建設した施設で働いてもらうことができ、リソースの収入が増やせます。リソースはセットコレクションを作り売却することによって換金でき、それを元手にまたスペシャリストを使い建設などのアクションを行っていきます。テーマとは裏腹に、いかにお金を稼ぐかが中心になります。(3/5)

2023-07-02 00:12:08
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ゲーム中旅することになるマップは広く、魔物もたくさん蠢いています。選ぶヒーローによって移動が得意だったり戦闘が得意だったりと特徴があるので、それに合わせた動きが必要ですし、能力の強化も楽しめる要素のひとつとなります。(4/5) pic.twitter.com/jKvySmi7Sv

2023-07-02 00:12:10
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

最後のラウンドが終了すると、それまで貯めたリソースは全て破棄します。その後最後の収入を全てお金に換算し、村人のコレクションやカードと建物の点数などを追加してそれを勝利点とします。少し長いゲームですが没入感は高いです。キャンペーンモードも是非遊んでみたいですね!(5/5)

2023-07-02 00:12:11

After the Empire (2023/07/03)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

起きたので #1日1ゲーム紹介 After the Empire 自国を蛮族から守るタワーディフェンス系ゲームです。それぞれの盤面は干渉していないのですが、アクションはワカプレでの奪い合いとなります。勝利点を挙げるほど襲来する敵が強くなり、毎ラウンド蹂躙された城を立て直すことに。(1/3) pic.twitter.com/RnowXWZhSq

2023-07-03 08:25:08
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ラウンド前半はワーカーを使ったアクションで、兵士の雇用や砦の強化を行なっていきます。アクションスペースは基本的に排他的なため悩ましい!また襲来する敵の予測も困難ですので常に不安が付き纏います。砦の建設はミニチュアを使って表現されていて、箱庭感がありアガりますね!(2/3) pic.twitter.com/Izopk98wnA

2023-07-03 08:25:10
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

どの方角から何体敵がやってくるかはカード次第なので、手薄な箇所から敵が来てしまうと一気に崩壊してしまうことも。運要素が強めですが、これはこれで楽しいですね!一応それらを和らげる手段はありますが、やられた後にいかに立て直すかの方が重要となります。(3/3)

2023-07-03 08:25:12

Formosa Tea (2023/07/04)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

今日も持ちゲームから #1日1ゲーム紹介 Formosa Tea(2019) 台湾の製茶の歴史を追体験するという台湾版Union Stockyards(ゲーム性は違います)。インタラクションは遊びやすい程度ですが、自分が得をすると他人も得する系インタラクションがあり、他のゲームとは異なる悩ましさを味わえます。(1/5) pic.twitter.com/PbTlS56IeG

2023-07-04 00:07:05
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

共通の畑から3種のお茶を収穫し、それを茶師駒で製品化し国内外に販売する。お金の概念がなくリソース管理は茶葉のみと非常にシンプルでわかりやすいのが特徴的です。茶師駒は製造を終えると手元に戻り再利用できるので、そのやり繰りがこのゲームの最重要ポイントでしょう。(2/5) pic.twitter.com/j6f0MDMudZ

2023-07-04 00:07:07
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

製造を早く済ませると茶師駒が早く手元に戻りアクションが増やせますが、品質が低くなる可能性が高くなります。ワーカーを増やすという実装でなくワーカーを上手く管理することでアクション数が増やせるという実装は珍しく感じますし非常に面白いですね。パズルとしてもシンプルで良いです!(3/5)

2023-07-04 00:07:08
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

販売先は海外と国内で効果が異なります。海外は品質や需要に左右されますが、国内販売は品質は無関係で需要にもインタラクションはありません。センテッドティーを製造すると自動的に売却できたりとか、選択肢の用意の仕方が上手くとても悩ましいゲームです。(4/5) pic.twitter.com/RQIsGczQRN

2023-07-04 00:07:10
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

上級ルールになると歴史上の人物カードが配られ個人能力が付与されます。元々リプレイ性の高いゲームですが、それぞれ特徴的な能力があり長く楽しませてもらえそうです!(5/5) pic.twitter.com/kTigrSvem7

2023-07-04 00:07:13
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Empires: Age of Discovery (2023/07/05)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

気が向いたので持ちゲーから #1日1ゲーム紹介 Empires: Age of Discovery(2015) Eagle Gryphon Gamesによる豪華大箱シリーズ初期の作品で、Kickstarterでも成功を納めています。今日現在BGG評価2200件で平均7.9と高い評価を受けているゲームです。Age of EmpireⅢのリメイク作品でもあります。(1/5) pic.twitter.com/RnDdT5voET

2023-07-05 00:42:31
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箱もコンポーネントも品質は高く(ただしタイル類の裁断は若干粗い箇所あり)、大量のフィギュアが同梱され、当時のゲームとしては画期的なほどの高級感を誇っていました。ゲーム内容はタイトルの通り大航海時代がテーマで、プレイヤーは欧州列強となりアメリカの新大陸に入植していきます。(2/5) pic.twitter.com/FYnaU2g9xD

2023-07-05 00:42:33
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ゲームシステムはワーカープレイスメントでプロット型の処理になります。エリアマジョリティが有効な得点手段の一つで後手番もプレイし易いのですが、収入源となる交易品や強力な効果をもたらす建物タイルなどは早取りですので、これらが強力なジレンマを生み出します。(3/5)

2023-07-05 00:42:34
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

植民地内ではプレイヤー同士の戦闘が頻発し、これらを制するのも勝利への道のひとつです。多人数ゲームですので、各地域で漁夫の利を狙う第三者にも注意を払わなければいけません。また、このゲームには多数のバリアントルールが公式に提供されており、ルールブックで確認することができます。(4/5)

2023-07-05 00:42:34
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

拡張も同梱されており、細かい味変を楽しみながら何度もプレイできる傑作ゲームのひとつと言って良いでしょう。私のお気に入りのゲームのひとつです!(5/5)

2023-07-05 00:42:35

East India Companies (2023/07/06)

山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

仕事終わったので、持ちゲーから #1日1ゲーム紹介 East India Companies(2023) メビウスが和訳付きを東インド会社という邦題で流通を開始させている新作ゲームです。商品をアジアで買って欧州で売るという経済ゲームですが、ほぼCoC方式の値動きをするシンプルな株取引の要素もあります。(1/5) pic.twitter.com/bSo3YMxixw

2023-07-06 02:24:31
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

ルールは本当に簡単かつシンプルで、BGGウェイトは2.9と評価されており、これはガンジスの藩王(2017)とほぼ同じ数値です。簡単がゆえに地味に感じてしまうプレイヤーもいるかもしれませんが、非常に濃密なプレイヤー同士の駆引きのゲームだと思います。(2/5)

2023-07-06 02:24:32
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

各ラウンドは5つのフェイズに分かれており、それぞれのフェイズで各プレイヤーは異なるアクションを行います。大まかにはワカプレによる特殊効果の獲得や設備投資、株の買い付け、航海、商品の仕入れ、商品の売却という流れとなります。(3/5)

2023-07-06 02:24:33
山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

このゲームの魅力は何と言っても、他のプレイヤーをだし抜ける機会が張り巡らされていることだと思っています。他人が挙って商品を買い付ける中1人だけ停泊し次のラウンドの優先権を得たり、需要と供給を適切なタイミングで操作し他社の利益を削ったり、株価を上手く操作することも大切です。(4/5) pic.twitter.com/O9dGmhCIL6

2023-07-06 02:24:35
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山本 右近 🗿 @UkonYamamoto

駆引きが楽しいゲームなだけに感想戦も楽しいですね!遊んだ記憶を振り返るたびに色々な作戦が浮かんできて思わずニヤリとしてしまったり、リプレイ欲がかなりそそられるゲームのひとつだと思います。(5/5) pic.twitter.com/mTMIfvROnW

2023-07-06 02:24:37
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Tiny Epic Dinosaurs (2023/07/07)

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