盾の勇者の成り上がりの霊亀編がどんな話か分からない人向けの解説 twitter.com/karashi_Minami…
2023-05-01 13:29:44霊亀編嫌う人々ってだいたい何の話してるかわからん言ってるように見受けられる…波から世界を守る守護獣が波の向こうの世界の眷属器の勇者に乗っ取られて世界を滅ぼす側になったのを討伐する話じゃよ
2023-04-30 22:12:31霊亀編嫌う人々ってだいたい何の話してるかわからん言ってるように見受けられる…波から世界を守る守護獣が波の向こうの世界の眷属器の勇者に乗っ取られて世界を滅ぼす側になったのを討伐する話じゃよ
2023-04-30 22:12:31霊亀編には前触れがあって、メルティ誘拐の冤罪で追われている時に出会ったフィトリアが「勇者は選択の時が来る」という話をしたのがそれですぞ
2023-04-30 22:14:40四聖勇者は波に対抗するべく異世界から適正者が選ばれて召喚されるよ。 霊亀などの守護獣は波から世界を守る為に守護担当の世界の魂を集めて波が発生しなくなる結界を作る事ができるよ。 どちらも波に対抗するための存在だよ。
2023-04-30 22:19:20勇者が波に対抗できる強さを持たない時には守護獣の封印を正しい手順で解いて魂を集めさせて世界を守る事になるよ(ただしその世界で暮らす命は多大な犠牲を払うことになるよ)
2023-04-30 22:20:32勇者は人々を守るべく霊亀に頼らず過酷な波の戦いに挑み続けるか、波に対抗できる力がないと判断して人々に犠牲となってもらい霊亀に世界を守る結界の生成をさせるか、選択することができるよ。これがフィトリアの言っていた選択の話だよ
2023-04-30 22:32:10勇者に波を退ける力が備わっているかを判断するのも霊亀ら守護獣の役割だよ。彼らはどんどん熾烈になっていく波の難易度に対する腕試しな強さを誇っているよ。勇者がそれを倒せないならそのまま魂を集めて結界を作るよ
2023-04-30 22:39:15それなのに波の向こうからやってきたキョウという本の眷属器の勇者が霊亀を支配して「魂を集めても結界を作れない」「結界に必要な魂を刈り取る以上に暴れて世界を滅ぼす行動をさせられる」状態になってしまったので、オストが盾の勇者に私を殺してくれとお願いに来たよ。
2023-04-30 22:42:20フィトリアが最初は霊亀放置派だったのに途中で討伐に参戦したのは「魂を集めて波から世界を守る結界を作る」行動が不可能になっており「討伐しないと世界が滅ぶだけ」の状態である事が判明したからだよ
2023-04-30 23:28:13フィトリアが何故「勇者で波を対処する事を諦めて霊亀に守らせた方がいい」と考えていたか、それはあの時点になっても四聖が結束できていなかったから
2023-04-30 23:30:46盾以外の三人は元の世界で召喚された異世界と地形もモンスター分布も町のようすもスキルや魔法も一致しているゲームを攻略本が不要になるほどやりこんでおり、「死んでやりこんだゲームの世界にやってきた!知識を活かして活躍できるぞ!」という先入観に捕らわれています
2023-05-01 00:01:59三勇者が「ゲーム感覚で勇者している」というのは我々読者が自分達に使う「ゲーム感覚=遊び感覚(不真面目)」というニュアンスではなく「ゲームの世界に入り込んだ気持ち」
2023-05-01 00:06:20なので彼らはゲームの仕様に反する修行は無意味だとしか思えなかったし、彼らは全員自分の知る最適化された攻略情報に沿って仕様の範囲で全力で強くなる世界を平和にする努力をしていたのです
2023-05-01 00:08:49まずはじめに、三勇者は「尚文は弱いハズレ引いて不憫だな~」位でいくらゲーム知識がないと言っても「ヘルプを見たら基本的な事は載っている」ものだと思っていたので特にシステムを詳しく教える事はなかったし仲間外れにするつもりもなかったのです
2023-05-01 00:13:36そこへマルティによる冤罪事件が発生し、三人が国から与えられた仲間達も実は「盾の勇者との不和を招くよう情報操作を命じられていた」ため盾の勇者の事を信用できない状況へと誘導されました
2023-05-01 00:16:17そして女王が帰還し冤罪が証明されますが、尚文が受けた仕打ち+逆に元康が尚文から受けた仕打ち(鳥を使って元康の股間をしつこく潰そうとしたり元康をアイアンメイデンで殺そうとしたり)色々と心証を悪くしていたため互いに「はいこれで仲良し!」とはならず
2023-05-01 00:29:55そして四人の勇者は各々の持つ情報を勇者会議で共有します。しかし尚文の持つカーススキルは目覚めていないとヘルプにも載らない為いまいち信用されませんでした。また、三勇者同士の知る武器の強化方法も全て異なっていたため「尚文に嘘を教えるんじゃない!」とケンカになります
2023-05-01 00:30:34尚文は本当に心の底から信じたら三人が教えてくれた強化方法が全て使えるようになる事に気づきます。これは重要な情報だと女王派の影に三勇者へその旨を伝達させました。しかしカルミラの波が始まって三人の戦いぶりを見てみると勇者ではないラフタリアより劣って見えました。これはおかしい
2023-05-01 00:38:36三人は「信じたら全員の強化方法が使える」と聞いても「本当に心の底から信じる」事ができなかったためそれは彼らにとってガセネタでしかありませんでした。そう、「元の世界で遊んでいたゲームの知識」という先入観が問題だったのです
2023-05-01 00:41:37しかし三人のゲーム知識がないとそもそもの強化方法なども不明になる為全部参考にならないわけでもない。という状況です。バイオプラントなどゲーム知識の不完全さが招いた事件もありましたが、前述した情報操作により槍の勇者などはその事件の事を知らないので彼らに状況を看破するヒントもありません
2023-05-01 00:43:58尚文の冤罪を見破れなかったという負い目、カルミラの波で三人の強化方法を使い突然チートレベルに強化された尚文、修行で勇者には習得できない仕様にない技を覚えろと尚文に強いられる、これは復讐に違いない。ならば自分達の知る強力な装備を入手して追いつかなくてはならない、三人は思いました
2023-05-01 00:48:41三人がどれくらいあの異世界をゲームの世界だと思っていたか、それは「勇者は絶対に死なない。治療院に運ばれて復活できる」「グラス戦は負けイベントなので勝てない仕組みだった」と言う位。尚文を殺そうとした件についても錬は不可能だと思っていたし元康は元の世界へ追放されるだけだと思っていた
2023-05-01 00:51:23この問題を解決できず勇者が結束できないことに繋がり、霊亀戦は多大な被害を出す結果となってしまったのです。三勇者にとって霊亀は弱い美味しい強力な武器の入手手段で我先に状態で結束するなんて発想にはならなかったし、そもそも全員の強化方法が使えない状況になってしまっている為惨敗なのです。
2023-05-01 00:55:14フィトリアは四聖が結束しない=波には勝てないと知っている為に仲良くできないなら霊亀に人々の命を犠牲にして結界を作らせる方が良い、と判断していたのです。
2023-05-01 00:57:18Q:世界を守護する立場の霊亀なのに、なんであの世界の人々は討伐に躍起になっていたの? A:本来の役割が伝承されていないのでただの世界を滅亡させようとする害獣だと思われていましたし、守るには世界の人々が命を捧げないといけない為受け入れられませんでした
2023-05-01 01:05:40尚文はそんなオストを害しようとする人々に「勇者が犠牲になるのはよくて、自分達が犠牲になるのは受け入れられないのか!」と憤ります。オストは同じ「波から世界を守る事を課せられた立場」
2023-05-01 01:12:45霊亀との戦いは正しく強化された(全員の強化方法を適用した)勇者とその加護を受けた仲間達以外、いたずらに犠牲を増やすだけの足手まとい。盾の勇者PTを主体として全力で挑みます。霊亀が出現している間は波のカウントダウンも止まっているのです。
2023-05-01 01:16:32使ってはいけない憤怒カースの盾にも頼らざるを得ない。そこでオストが尚文に降りかかる呪いを肩代わりして呪いの盾を使える時間を増やしてくれます。尚文は何度も死にかけながら回復魔法や薬で傷を癒しながら霊亀の前に肉壁として立ち続けます。オストは共に苦しみ立ち続けた戦友となります
2023-05-01 01:21:17尚文は思いました。三人の勇者から強化方法を聞いて全て実行してなかったなら、とっくに殺されていたと。しかし、耐えるだけが極端に強くても霊亀は討伐できない。同じように強化された攻撃できる勇者が一人でもいたらこんな状況にはならなかったはずだ。
2023-05-01 01:24:42霊亀の侵攻は凄まじく、どんどん圧されてとうとうメルロマルク城が視界に入ってきます。進路の周囲にある村々も消し飛ばされて行きます。そんな絶望的な状況を経験して四聖が結束する重要性、共に戦える強力な仲間が少数のままでは今後世界を守れないという事を痛感するのです。
2023-05-01 01:30:09