旅徒然・東京競馬場

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2023年4月29日。誕生日である。誕生日には休みを貰って出掛けることにしているのだけど、今回はそこまで遠方まで脚を伸ばさず都内で妥協。ということで武蔵野線で府中本町駅に向かい、臨時出口を通過して東京競馬場へ。前回府中を訪れた時は競馬場に入場出来ない時期だったのでそのリベンジも兼ねて。 pic.twitter.com/Y1OlPdzgtD

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府中本町駅から競馬場まで続くフジビューウォーク。思ったより結構な距離を歩かねばならない。通行量も多くて、この人混みが全て競馬場に向かっているのだから不思議な気分だ。フジビュー、という名称からして富士山が観えるのかもしれないけど、この天気では流石に無理か。 pic.twitter.com/scVT3RwEtr

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フジビューウォークから入場ゲートを通過。いよいよ東京競馬場の構内へ。これは……眺望のスケールが桁外れだ……！ pic.twitter.com/3Vj8q7730b

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南関東4競馬場は制覇済み、そして開催日ではないけど中山競馬場も訪問済み、とうとうこれで関東の六つの競馬場を回り切ったことになる。中山競馬場や大井競馬場も相当に広かったけど、東京競馬場のスケール感は段違いというか、思わず圧倒されてしまうような「絶景」ですらあった。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/mYsohejYzk

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極めて人工的に造られた空間に「絶景」という言葉を用いるのも可笑しな話だと思う。けれど、大抵の巨大な建造物ないし建造物群は、それ自体が己の巨大な図体を持て余して眺望を邪魔してしまう一方、スポーツ観戦施設である競馬場は当然ながら圧倒的に見晴らしがいい。ここには「景色」が存在するのだ。 pic.twitter.com/0UlVa7Qc4k

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東京競馬場の芝コースは一周が二キロ以上。ゴールまでの直線距離だけで五百メートルを越える。これ程までに「景色」が雄大だと、本来の主役である競走馬達の存在感すら霞んでしまいそうだ。人工的とはいえここまで広大な草原を馬達が駆け走る様子は、最早スポーツの範疇を越えているようにすら思える。 pic.twitter.com/TeDjENYSUn

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まだ午後一時頃。メインレースまでは時間があるけど既にこれだけの人混み。因みに東京競馬場の入場者数レコードは約19万6千人とのこと。 g-journal.jp/2022/05/post_2… つまりこの施設には福井県人口（現在約75万人）の四分の一ぐらいなら収容出来てしまえる程のスペックがあるのである…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/vHCE2w3Pks

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補足。東京競馬場の入場者数レコードは先述の通り約19万6千人だが、その後にスタンドの改修が行われているので現在では22万人ぐらいは収容出来るらしい……のだけど、この22万人という数字のソースがどうも不明瞭だ。なお中山競馬場のレコードは約17万8千人、あのオグリキャップの引退レースである。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/Tz6bAvNuLb

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余りのスケール感に圧倒されてさっきから周辺の写真を撮りまくってばっかだぞ……競馬を観に来たはずなのに…… pic.twitter.com/aK6nPJBnNh

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そういえば観客席はやたら電波が悪かった記憶がある。写真を撮るには問題ないけれど、レースの出馬表や競馬場の構内図などを調べるには不便。一先ず直近の芝レースを観戦したので一旦スタンド内へと潜る。たとえ東京競馬場だとしても、観戦と発券の機能に特化した「廊下」が広がっているのは同じだ。 pic.twitter.com/nggVox96pO

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引き続き2023年4月29日、東京競馬場。これまではほぼ即興でちまちまと低額を賭けるぐらいだったけど、今回はそれなりに真面目に予想を立てて、この翌日行われる天皇賞（春）の馬券を二千円分購入してみた。G1競争ともなれば出走馬の情報を集めやすいから、馬券の素人でもちょっと強気に攻められる。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/omTazPHqKl

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東京競馬場のパドック。パドック側のスタンドにも観客が溢れている。でもぐにゃーっと湾曲しながらそそり立っていた中山競馬場のスタンドに比べれば、こちらは至極直線的な形状で随分と普通だ。中山競馬場を訪れたのは開催日ではなかったから、人間が詰まったパドックの様子も観てみたかったな…… pic.twitter.com/htBf0ejXom

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メインレースまでは時間があるので構内をぶらっと探索。当たり前のように日本庭園がある……競馬場に日本庭園？ pic.twitter.com/vlSXpqaeLT

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スケール感が半端無いのでつい感覚が麻痺してしまうけど、普通に考えたら競馬場にわざわざ日本庭園までくっつけるのは装飾過多であろう。いやしかし、そんな装飾過多が気にならなくなる程の、いわば「格」のようなものがこの競馬場にはある。賭け事の場なだけではない、ある種のスポーツの殿堂として。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/22PtpHoHr0

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東京競馬場でも「廊下」の存在感は強い。でも東京競馬場ともなれば、まるで最新のショッピングモールみたいな豪華絢爛な空間もある。奇抜さすら感じる大胆な内装。とても賭け事の場とは思えないぐらいの清潔感。別に馬券を買わなくたって、ただ館内をうろうろしてるだけで充分に一日楽しめそうだ。 pic.twitter.com/fM4frSRlca

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けれど、それでも……パドック側のベランダへと出れば、そこはやはり真剣な賭け事の場なのである。この密度。この圧力。単純に沢山の人間がぎゅっと密集しているというだけでも空気が重たくなる。大井競馬場の重賞レース前でもここまで重さは感じなかったような。これでまだ第8Rの条件戦なのである…… pic.twitter.com/bT4kJ4nMbK

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引き続き探索……あれ？ これ、メインレースまでに探索を終えられるのか……？ pic.twitter.com/IzFaE0p7gr

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指定席や予約席などのスペースには流石に近寄れないし、下手したらスタンド内の探索だけで一日が終わりかねないので一旦屋外へ出る。そういえば、トキノミノル像にもウオッカ像にも林檎が供えられていた。どうやら競走馬の像に供えるのは林檎や人参が定番みたいだ。 pic.twitter.com/neQPewqDBi

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東門方面へ向かう。遅い昼食を挟んだのもあってもう午後二時過ぎ。さっきから肝心の競馬を観てない。競馬場というか緑豊かな巨大な公園を歩いてる感じ…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/qfhwyzFHze

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競馬博物館。時間は余りないので駆け足。 pic.twitter.com/HE6G10lkDs

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競馬博物館には顕彰馬、顕彰者の活躍を後世に伝える競馬の殿堂という一角があるのだけど、ここだけ写真撮影禁止だった。そして顕彰馬といえば選出について論争が絶えないことで有名…… dic.nicovideo.jp/t/a/jra%E9%A1%… 観覧は三十分程度に抑えて次に向かう。おや、お馬さんだ。牧場の臭いがする…… pic.twitter.com/ZHAS147Gs2

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お馬さん達の厩舎の向こうには乗馬センターがあって、土手に集った人達がグラウンドで行われている何らかのパフォーマンスを鑑賞していた。そして振り返れば公園にアンパンマンとバイキンマンの後ろ姿なのだ……ああ、次から次へと何かが現れるぞ。いい加減にこの広大さに追い付けなくなりそうだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/a1GJLoLlzx

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ここは芝コースのコーナー付近。公園と芝生広場があって、そこで観客達がシートを敷いてのんびりと座ってる様子はまるでピクニックみたいだった。そう、僕は最初から、入場したその直後にはもう、まるで見晴らしのいい近郊の芝生の丘にでもピクニックしに来たかのような人達の存在には気付いていた。 pic.twitter.com/LP7hC5s7Oi

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複合レジャー施設。この一言で充分説明は出来るのだけど、競馬場は巨大なコースに巨大なスタンド（そして隣接するパドック）という特殊な構造を必要とするが故に、どうしたって競馬場の主役は競馬になるはずなのである。でもここでは何もかもスケール感がデカ過ぎて、僕達の感覚が麻痺してしまうのだ。 pic.twitter.com/bcMR8Q2w87

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引き続き2023年4月29日、東京競馬場。ここまで駆け足気味にぐるっと探索してきたけど、まだ馬場内が残っている……メインレースまではあと一時間。間に合うかな？ twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/OibLIKloGF

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馬場内。どうやらお肉イベントが開催中。 pic.twitter.com/LjQONNmzbH

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競馬場だけど……やっぱり子供が沢山いる。レース開催日でない中山競馬場にも親子連れは沢山いたけれど、今回は普通にレース開催日、スタンドで大人達が真剣な顔して賭け事に興じている一方でこちらでは子供達が賑やかに遊んでいる。東京競馬場は「親子連れが沢山訪れる複合レジャー施設」なのだ。 pic.twitter.com/CXgrmKHoei

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以前、中山競馬場→葛西臨海水族園と梯子したときに、この世には「水族館に連れてってもらった子供」だけでなく「競馬場に連れてってもらった子供」もまた相当数いるのだということに気付いた。競馬場のない福井県産まれには先ず想像し難い「子供の頃の記憶」が、ここでは平然と紡がれているのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/mSetOLiFrX

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馬場内を探索。因みに中山大障害・中山グランドジャンプで知られる中山競馬場は障害コースが馬場内を縦断する複雑な形状をしているけれど、東京競馬場はそうではないので馬場内の視界は良好、大空に雲が棚引き、広大な芝コースの内側に抱かれて、穏やかなピクニック気分が芝生のうえを漂っている。 pic.twitter.com/tic55SBTxb

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午後三時。間もなく第10Rが始まる。芝コースまで距離があって良く観えないし、ターフビジョンも余程に近付かないと角度的に無理だから観戦には向かない。でもスタンド側よりは全然混雑してなくて楽。かつて観客が十数万人もいた時代ともなれば、この馬場内も観客まで埋まったりしていたのだろうか…… pic.twitter.com/y5dlYGt9EE

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第10R……スマホの写真では競走馬が小さくて拡大しないと分からない。そして写真には歓声が残らない。最初のうちは無数の叫び声がただバラバラに、無秩序に飛び交っていただけなのがとある一線を越えた瞬間、一つの見えない巨大な音の壁へと進化を遂げる……まるで一匹の怪獣の咆哮のようになるのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/OJHmySPSUU

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僕達の感覚器官は、最初のうちは個々別に身の回りの情報を拾おうとする。けれど一度に処理出来る情報量を越えてしまっ場合、僕達はそれ等を個の集まりではなく、一つの塊として簡略化して受容するようになる。その切り替えは無意識に、反射的に行われるけれど、その働きを「実感」する機会は少ない…… pic.twitter.com/KUTBzpojMI

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補足……てか文章の修正。 「僕達の感覚器官は、最初のうちは情報の一つ一つを個々別に受容しようとする。けれど一度に処理出来る情報量の限界を越えてしまった場合、それ等を個々の情報の集まりではなく、一つの巨大な情報の塊として大雑把に受容するようになってしまう」 twitter.com/lousism/status…

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聴覚でこれを実感することは珍しいけど視覚ではわりと頻繁にある。典型的なのが絵画における点描や筆触分割だろう。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%82%B9… ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%86… 近くで観れば個々の点の集まりでも、離れて観ると個々の点は認識出来なくなり、同時に全体が一つの作品として浮かび上がる。

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スタンド側に戻ってきた。今回のメインレースは三歳限定G2競争、青葉賞である。 dic.nicovideo.jp/t/a/%E9%9D%92%… 二着までに日本ダービーへの優先出走権が与えられるトライアル競争なのだけど、未だに「日本ダービー馬を排出したことがない」というちょっと残念なジンクスを持つことでも有名である…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/h0e3RjDnmn

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青葉賞パドック。ふふふふ、混み過ぎて全く近付けん。この距離からでは馬の調子を判断するのは困難。直ぐ隣では、大学生らしき青年が連れ合いに各馬の解説をしている。そして散々辛めに値踏みしておきながら、まぁ多分当たらねぇけどな！ とそんなに人気のない馬に五千円をぶち込もうとしていた…… pic.twitter.com/V24Reb9A99

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本馬場入場。わりと前の位置を取れた。 pic.twitter.com/V1W5v8WKTT

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どうやら期せずしてパドックから本馬場に繋がる出入口のところに陣取れたようだ。僕も含めてみんなカメラ構えてる。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/1wUZycAJlO

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スタンドはこれだけの盛況。G2でこれなのだからG1ともなると凄いことになるのだろう。千葉の友人なんかはG1は混雑がヤバいから絶対止めとけと言っていた。これだけ人間がいると、その無秩序っぷりに思わず、ああ、動物園に迷い込んだみたいだな、なんて思う。自然に秩序が整う限度はとうに越えている。 pic.twitter.com/mgA1Rj6xog

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発走まで暇を持て余して同じような角度のスタンドの写真を大量に撮りまくってる……青葉賞は日本ダービーと同じ距離とコースで、東京2400mのスタート地点はスタンド前。スタンド前からスタートしてスタンド前でゴールするのだ。いよいよスタート、したのだけど、写真で撮るにはスタート位置が遠いな。 pic.twitter.com/4WZfOO3AAZ

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青葉賞、結果は1.7倍の絶対的一番人気と5.7倍の二番人気によるカッチカチ決着。一方で三着には単勝144倍の穴馬が突っ込んできたのでそれ絡みの馬券は一気に跳ねた。一応一番人気を軸にしてワイドを200円×4組買ってたのだけど、そうか、馬券の基本は「絞って厚く」か「広げて薄く」かなのかと理解する。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/QtiKDCeKWV

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手元に800円あり、絶対的一番人気を軸に馬券を買おうとする。 race.sp.netkeiba.com/?pid=race_resu… 結果から考えれば ①二番人気とのワイドに全額 ②二番、三番人気との馬連に400円ずつ ③下位人気の八頭とのワイドに100円ずつ が正解だった。つまり人気どころに絞って厚くするか、穴を狙って広げて薄くするか。 pic.twitter.com/HhazXfOO6I

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中途半端が一番いけない。軸を決めたのなら絞るか広げるか腹を括らねばならない。仮に③を実行してれば、3150円が戻ってきたのだ……なんて反省をしながらコース内の様子を窺っていたら、眼の前のスペースにスタッフやカメラマン達が集まってきた。暫くして、今回の勝ち馬が地下から戻ってきた。 pic.twitter.com/ARCGMjS04D

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2023年4月29日、東京競馬場。青葉賞勝ち馬の口取り写真撮影中。ところで、僕の後ろからカメラを持った青年がすいません、すいませんと言いながら観客を掻き分けて前に進もうとしたけど、僕を含めて皆さんどっしりその場から全然動かなかったので諦めて離れていった。レース後ですら場所取りは過酷…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/3nPOUIfwWB

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続いて表彰式。わっ、本物のルメール騎手をこの距離で観られるとは。 keiba-specialschool.net/jocky/jockey_w… 因みに競馬には厳しい負担重量が設定されているので、ジョッキーは概して小柄で絞られた（減量が大変なのだそうな）体格をしている。例えば青葉賞の負担重量＝騎手+馬具の重さは、三歳牡馬で56キロ。 pic.twitter.com/thhktxkw0Z

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表彰台に登っているのは、右から厩務員、騎手、馬主、調教師、生産者。 supokane.com/jra-keiba-syok… 中央競馬における賞金の配分割合は馬主が80％、調教師が10％、騎手・厩務員が5％となってるらしい。因みに青葉賞の一着賞金は5400万円である。また生産者にはそれとは別に生産者賞が交付されるそうな。 pic.twitter.com/dEq0vbufpB

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メインレースは終了したけど、一応最終レースまで残ることにする。中央競馬のメインレースが一般に11Rである理由は、軽く検索した感じではやはり混雑の緩和が目的であるようだ。あとはメインレースの負けを取り返そうと最終レースでの逆転に賭ける馬券師の需要を見越している、という説もあるらしい。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/w4pLAHOBzs

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最終レースはダート。中央競馬のダートコースは芝コースの内側にあるので遠い…… pic.twitter.com/6pcj4fThkJ

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最終レースはダート2100mなのでスタート地点はスタンド前。なのだけど遠いもんだからスマホの写真ではよう分からん。 pic.twitter.com/E4SKpALSTw

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コースを一周するレースだとスタートのゲートが邪魔になってしまうので、馬達が戻ってくる前に速やかに片付けてしまわねばならない。万が一ミスがあって競争が中止になれば大事だし、何より馬や競走馬に危険が及ぶ。裏方は裏方で迅速で正確な仕事が求められているのだ…… これで最終レースも終了。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/niv8ROr69z

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