司会「なぜジョーカーの製作をしなかったのですか?」 スコセッシ「個人的な理由だ。スケジュールが合わなかった。他に理由もある。タクシー・ドライバー、キング・オブ・コメディ、最後の誘惑は闘いだった。」
2019-12-28 01:16:17スコセッシ「タクシー・ドライバーはうまくいき、結果に報いた。前に進み、キング・オブ・コメディを制作したが、この映画はエンターテイメント・トゥナイトでその年の失敗作品と紹介された。全てに背を向けられていたんだ、ハリウッドやフィルムメーカーにも。それがもう一つの理由だ。」
2019-12-28 01:16:47(訂正)フィルムメーカーではなくフィルムメーキングだったので、キング・オブ・コメディのような映画製作はハリウッドからそっぽを向かれていた。それがもう一つの理由。ですね。
2019-12-28 19:29:55バームバック「キング・オブ・コメディが15年後にA24のようなインディペンデントで制作されていたら、面白いですよね。企業は映画と一緒に何をすべきか知るべきだったのでは?」 スコセッシ「まさに。だが79年は地獄の黙示録、80年はレイジング・ブル、十日後に天国の門が公開。それが終わりだった。」
2019-12-28 01:19:31スコセッシ「天国の門が悪い映画だと言ってるんじゃないよ。企業はこういった(予算超過の)映画監督を抱えるだけで精一杯だったから、私達はとどめをさされたんだ。特にニューヨークタイムズだが、一つの批評が、一晩で映画を終わらせていた。」
2019-12-28 01:20:22『天国の門』(1980)は巨額の製作費がかけられた。しかし、『ニューヨーク・タイムズ』に批評家が「災害」と投稿するなど評判が散々だった。また興行成績が思わしくなく、映画製作会社が倒産に追い込まれるなど「映画災害」を引き起こした問題作である。(wikipedia大先生)
2019-12-28 01:36:58スコセッシ「後に最後の誘惑を撮ったが、あと六週間で撮影が始まるという時に、キャンセルになった。やめようかなと思った。」 司会「映画をつくる度に死の脅威に晒されていたのですね。」 スコセッシ「ああでも全て完成したよ。沈黙は見たかな?より快適に製作できたよ。アイリッシュマンもそうだ。」
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