ヒロインを虐げた妻と芋虫の夫

にじかれー🦄🦛🐰🐉🌸🐈 @nijikare2

婆が梅干しを叩いて鰹節とあえたものを渡してくれる。目が覚めたら少しずつ食べさせてください、と。そうやって尾の看病をすると、この小さな身体の中に息づく命の鼓動を、自分が止めることもできるのだと思うと、なんだか妙に興奮してしまう。白い首筋に指を当てると、とく、とく、と脈が指を叩く

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この脈をちょっと指に力を籠めれば止めることができるのだ。ああ、彼女が自分を芋虫さんと呼ぶこと、そしてあの時から使っている尿瓶を大事にしている事がなんだかわかったような気がする。これはまずい、相手の全てが自分のこの手にあることが、言いようのない興奮をもたらすのだ。

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私の可愛い芋虫さん……貴女はきっと美しい蝶になるのでしょうね、と呟くU作に応える様に風鈴が揺れている。

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目を覚ました尾ちゃはまだ具合が悪いから婆が冷や汁を作ってくれる。猫の餌だ、と文句言いながら尾ちゃはペロッと食べる。二人で水まんじゅうを食べた。尾はちゃんと使用人の分も買ってきてる。買いすぎた、と素直ではないが。爺と婆は嬉しそうだ。その日はU作が蚊帳を張った。

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湯上がりの妻が隣で眠っている。可愛い可愛い芋虫さん、と寝言を言っている。可愛い、それは妻にピッタリだ、と思いながらもU作も眠りについた。【終】

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たまに芋虫さんをオメガバで妄想する。抑制剤を使ってヒート抑えまくる尾ちゃ……強がりさんだから……

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普段は強気な妻がとろとろになる瞬間って堪らないよね……とどまれない……

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芋虫さんは当たり前にαなんだけど、ヒートが来たら番に…って思っていたら妻が「私はβですので」って言い出す。ちょっとガッカリするけど、自分がちゃんと体調管理して万が一があってはいけない、妻以外を番にしたくないと。けど脳カケのせいかΩのニオイが嗅ぎ取れなくなるU作。

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これならΩに誘惑されることはない。それに妻の甘い香りは嗅ぎ取れるのだから問題ない。一方尾は自分の口から飛び出した嘘に自分が驚いていた。尾は正真正銘のΩだ。しかし社交会では女性体のαが権力を持っている。αは家の管理や社交を、Ωは子を産めば良い、等と揶揄されている。Ωの社会的地位は低い。

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だからか、αの夫が自分をΩと知った時の反応が怖かった。それと同時に夫に運命の番が現れるのが怖い。夫と番になるのが怖かった。番解消は即ち人としての死だ。あんな美しい人に相応しい番がいないわけがない。だからなんとしてもヒートを抑え、番にならないようにしなければならない。

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U作が臥せっている時は良かった。ヒートになっても夫は嗅ぎ取れてないようだった。しかし快癒した夫は、きっとヒートの香りを嗅ぎ取ってしまう。尾はあらゆる機関から大量の抑制剤を手に入れる。抑制剤は副作用もあり、身体には基本大きな負担になる。だが尾は抑制剤を使うことを選んだ。

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一度目のヒートは問題なく乗り越えた。安心した。まるでβの様に過ごせた。2回目は少し体が重かったが、やり過ごせた。3回目は眠れなくなった。身体が重く、顔は真っ青だ。夫は心配そうにするが、原因ははっきり分かっているから心配するなと突っぱねた。抑制剤を飲むのはやめられない。

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飲み続けて一年。最近は何もしないのに鼻血が出たり、不正出血があったりする。起き上がるのも辛い。夫は病院に行きましょう、と言うが断固拒否している。目眩がする。白目も中の血管から出血しているのか左目が赤い。4回目のヒートも乗り越えられる。大丈夫、できるはずだ、と言い聞かせる。

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最近妻の様子がおかしい。3カ月くらい前から顔色が悪く、時折鼻血を出している。身体も重そうで、食事も取れず痩せている。強がりの妻らしいが、体調不良まで隠さないでほしい。病院に、と言うが拒絶されてしまう。一番の変化は妻の香りだ。以前は甘く魅惑的だったが、今は重たさを纏ったニオイだ

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理由は分からない。だがある日妻が吐血した。一層香りが強く、噎せ返りそうだ。だが、それと同時にU作の身体も熱くなる。身体の内側から熱く火照るようだ。だがU作は慌てて主治医を呼び寄せた。今の妻を外に出してはいけない気がした。寝室の布団に寝かせると、妻が身じろぐ。その姿が飢餓感を煽った

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今すぐその身体を暴きたい。白く柔らかく温かい身体をめちゃくちゃに貪りたい。そんな衝動だ。体調の悪い妻を前にして浮かべて良い衝動ではなかった。妻から無理やり目を反らす。するとふと、戸棚からなにやら紙の袋が飛び出している。何となしに開けてみた。なんだ、これは……と声が出た。

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それはあらゆる薬局名が書かれた薬袋だった。いずれもヒート抑制剤と書いてある。おかしい、妻はβなはずだ。ならヒート抑制剤など要らないはず、なぜ……。しかし薬袋の大半は空で、あまり薬に詳しくないU作ですらこの量を飲めば身体に悪い事は分かる。まさか、妻はΩなのか。ならなぜヒートを拒むのか

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医者がやってきて診察をうける間にもニオイは強くなる。医者はαなのだろうか。他のαに尾を近付けたくないが、仕方ない、と本能を理性で抑えつける。医者はU作が見せた薬袋を見聞し、抑制剤の副作用だろうと結論付けた。暫くは服薬させないように、と告げられる。そして貴方が拒まないのなら番に、と

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医者はとにかく安静にさせなさいと言って帰っていった。最善の治療は薬を与えないこと。一体どれだけの間、妻は堪えたのだろうか。安穏としていた自分に腹が立った。妻は三日三晩目覚めなかった。香りは次第に重怠いものから甘く柔らかなものへと変化する。これがΩがαを誘う香りなのだろう。

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脳が欠けて、Ωの香りを認識できなかった訳では無い。最愛のΩが近くにいれば他のΩの香りなど要らないはずだ。妻は運命の番に間違いない。U作は確信する。熱く滾る下腹部を気合で制しながら妻を看病した。白い項に歯を立てたい衝動を抑えるのに何度も唇を噛み切った。自分にこんなにも忍耐強があるとは。

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妻が目を覚ますと、泣きたくなるくらい嬉しかった。世話を焼こうとすると、陸軍将校がやることではありません、と言われてしまう。しかし無視して世話を焼く。苦虫を噛み潰したような表情の妻。だが妻の世話を焼いているのは心地よかった。我儘を言うと、これを使いますよ、とおまるを見せる。

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途端に静かになった妻に訥々と話しかける。どうして、私と番になるのは嫌でしたか？と問うと、妻はきょとりとしている。運命の番が現れたら困りますよね？と。U作はぐっと唇を噛む。妻は自分が運命の番かもしれないとすら思わないのだろう。悲しかった。こんなにも愛おしく、妻のためなら本能にも抗う

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ポロポロと涙を流しながら妻を抱きしめた。妻は困惑しながらもU作の頭を撫でる。私は悲しいです、私は、と言うと妻は困り果てた顔をしている。番にしたい、と言うと身体を強張らせる。運命の番が現れても、私を番のままにするなら、と呟いた。結局、妻は私に弱いのだ。だからもう服薬を止めてほしい

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妻は視線を彷徨わせながら頷いた。次のヒートまで、ゆっくり約束をしましょう、と付け加えて。ぽうっとしている妻を押し切った形になるが、それくらいで良いのだと学んだ。如何に自分が愛されているかをしっかり教えないといけない。そうしないと居なくなってしまいそうだ。誰にも渡す訳には行かない。

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次のヒートには番になって頂きます。とU作は契約書を作った。番になること、番破棄は許さないこと、U作が違反した場合にはU作の命と全財産を尾に渡すことが書かれていた。尾は、私に有利すぎますよ、と言う。なら、とU作は契約書に付け足す。U作から逃げようとした場合には尾は今後敷地から出られない

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尾は目をパチクリさせる。そしてまた苦虫を噛み潰したような顔をした。私から逃げられませんよ、と微笑むU作。芋虫の癖に、としか返せなかった。だが尾はそこにサインするしか無いのだ。隠さないでくださいね？香りですぐわかりますから、と釘を刺す。脳が欠けても貴女の香りは分かりますから、と。

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逃げられない、αの番に対する執着を垣間見る。U作からはαの香りはしない。意図的に抑えて居るのだろう。小賢しい。本能のままに囲われたのなら抵抗もできるのに、甘い目で見つめられたら奥底に仕舞い込んだΩの本能が顔を見せ始めるのだ。愛して、孕ませて、囲い込んで、なんて本能が訴える。

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3カ月毎日の様に抱きしめられ、淡い快楽を与えるような接吻と愛撫。稀に繋がる事もあるが、慈しむような繋がりだ。愛されているかの様だ、と呟くと貴女は愛されているのですよ、なんて笑うのだ。あぁ、小憎たらしい男ですこと、そんな嫌味も通じない。医者が定期的に診察し薬の影響が無くなった。

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精神的に不安定になることもあり、U作の胸で孕ませて、捨ててくれと泣きじゃくった事もある。忘れさせようとU作の頭を殴りたかったが手元に尿瓶しか無かった。無念である。自分がΩだと言うことを突き付けられている気がした。Ωは子を生むのが役割だ。だけどそんなのは嫌だったのに。

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Ωで良かったことなんてない。下卑た目で見られ、αに迫られた事もある。元婚約者から夜を迫られ、断ると一層邪険にされた。Ωなんて、損なことしかない。だから、αもΩも大嫌いなのに。U作は別かもしれない。αの癖に一人で何もできなくて、尾の掌の上で生きていた癖に。急にαとして囲い込むなんて、酷い

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そんな事を3カ月間ずっと伝えてきた。その度にU作は嬉しそうに微笑むのだ。何回か尿瓶を使ってやったのに。赤い顔をして震えながらはいにょーするU作はやはり可愛い。ずっとこんな可愛い夫なら良いのに。ヒートが近づくとU作はよく尾の項に鼻先を擦り付けてきた。もう少しですね、なんて言って。

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そしてある日ついに来た。どくんどくんと動機が激しくて息も荒い。身体が熱くてぐんにゃりとしてしまう。まるで軟体動物の様だ。尾には分からないがU作の鼻にはその香しい甘い香りが届いていた。U作は尾の身体を抱き上げ、寝室に連れていく。使用人夫婦には以前から尾のヒート時のことは伝えていた

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食事や水分のこと、そして軍部にも報せを出す。伴侶のヒート時は出勤を免除されるのだ。一週間の間、U作は尾に集中できる。はぁはぁと息を吐いている尾の帯をゆっくりと外す。まるで贈り物の包みを開けるような気持ちになる。ゆっくりゆっくりと着物を脱がせれば、白く柔い体が白日の下にさらされる。

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柔らかい胸に触れ、吸うと一層香りが甘くなる。か細く震える声で名前を呼ばれて抱きしめられる。普段の強い姿を見ていると、目の前の妻はとても弱くて可愛らしい。これがΩのなせる業なのだろう。妻の様に強い人でも、こうも弱弱しく庇護欲をそそられる存在にしてしまうΩと言う生物の本質が恐ろしい。

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脚を開かせれば淡い茂みの向こうから甘い蜜の様な体液が流れ落ちている。その誘惑は抗うことが難しく、U作は舌を伸ばした。硬くなったしこりをちゅくちゅと唾液を絡ませて吸った。甘い声が一層大きくなる。尾の手がU作の坊主頭を退けようとするが、躾をするように強く吸って歯を立てる。

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悲鳴を上げてのけ反る尾を押さえつけ陰核を吸う。にょーど口とdhiつ口を指でいじる、ひ、ひ、としゃっくりを上げるような声を出してびくんと身体が強張った、ぶしゃ、と潮が吹き出す。一層強くなるその香りに、U作のﾁﾝ…は痛いほど固くなる。獣のような息使いをしながらU作は褌からﾁﾝ…を取り出す

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先端を宛がえば、そこはちゅうちゅうと吸い付き、奥へと引き込んでくる。抗うことなく中へと推し入っていくと、だめ、いれちゃやだ、と泣きごとを言う。貴女が引き込んでいるのです、と告げると目を見開いた。可哀想で可愛い妻の無意識の欲求を叶えるためにU作は細腰を掴んで一気に子宮口まで押し込む

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声も出ないのだろうか。衝撃で漏らしてしまうほどだ。戦慄く唇を塞ぎ、尻を掴んで揺さぶる。くぐもった声が口内で響いている。舌をしゃぶり口内に引き込むと、しゃっくりを上げているせいでびくびくと舌が震えている。それでも腰が止まらない。子宮を押し上げるほどの強さなんて今まで見せたことない

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自分にこんな凶悪な一面を持っているなんて知らなかった。だけどこの胎内を自分の精でいっぱいにしたかった。泣きじゃくる身体を押さえつけ何度か突き上げると尾は潮を吹きながら何度目かの絶頂を迎える。U作はその締め付けに一度その中にしゃせーした。だがそんな一度の絶頂で止まる訳もない。

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U作は尾の身体をうつ伏せにする。そして後ろから獣の様に突き上げる。Ωのヒートの匂いがαのU作にラットを引き起こす。尾の身体を抱きしめて羽交い絞めにする。快楽でのたうち回るのを阻止し、U作は何度もうなじに甘噛みする。始めは制止するような言葉を口にしていた尾だった。

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だが次第に尾はもっと、はやく、と口にするようになる。どこか笑みを浮かべているような表情をみたU作は、頭が沸騰するような興奮を感じてしまった。尾に圧し掛かり、奥を奥を突きあげた。尾の尻がそのせいで赤く腫れあがってしまう。そうして何度目かの絶頂を迎える。

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収まりきらなかったせーえきがchiつ口からあふれてくる。そしてU作は尾のうなじに深々と歯を突き立てた。その後もわずかな休憩と睡眠を挟みながら五日間、U作は尾を味わい続けた。甘い香りが次第に突き上げるような衝動を産むものではなく、安らかな気持ちにしていく。漸く終わりを迎えた。

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尾の身体を清めている内に使用人夫婦が新しい寝具を出してくれた。これで妻が孕むことは間違いない。U作は尾を抱きしめながら布団にもぐりこむ。すやすやと眠る妻の身体は甘くて柔い。心が頑なな時もあるけれども、この愛おしい人を手に入れたことが何よりもうれしかった。首筋に残る噛み痕を撫でた。

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ぱちと尾が目を開ける。何度か眠そうに瞬きをする。U作はその目を見つめた。お疲れ様ですと言ったのは尾だった。くつりとU作は笑いその瞼にキスをする。貴女も、お疲れ様です。ひと眠りしたら、食事にしましょうね、穏やかな声で話せば尾はゆっくりと目を閉じた。あぁ可愛い、とU作は満たされた【終】