推しと行くザンビ THE ROOM

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢それじゃ、一組目。進んでくれ。｣ そして最初の一組目が、扉を開け、中に入って行った。 流夜達の番は三番目の為、前の一組が進んだら、自分達の番になる。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

最初の一組目は、20代くらいの男性と乃木坂メンバーの吉田綾乃クリスティーの二人組だった。 その後、２分もしないうち、綾乃の声らしき悲鳴が上がった。 祐希｢あやてぃーめっちゃ叫んでるやんw｣ 流夜｢そうだね(笑)｣ 史緒里｢あやちゃん結構怖がりなんだよね。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そうこうしている内に、流夜の前の番の一組が呼ばれ、扉を開け進んで行った。 前の一組は、男性一人と、メンバーの伊藤理々杏と梅澤美波の三人組だった。 理々杏と美波に至っては、既に泣きじゃくっていた。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢あの二人大丈夫かな。｣ 祐希｢みなみん、お化け屋敷ダメだったんだ。｣ 史緒里｢みなちゃんも苦手だったんだ。｣ それからまた２分もしないうちに悲鳴が上がった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢では、次の組。進んでくれ。｣ それから数分後、ついに流夜達が進む番となった。 隊員｢いいか？ザンビには絶対に挑発や接触行為はするなよ？｣ 流夜｢はい。｣ 隊員｢もしどうしても、進めなくなったら、ここに戻って来い。戻る事も不可能になったら助けを呼べ！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢わかりました。｣ 隊員｢彼女二人を守ってやるんだぞ？｣ 流夜｢はい！｣ 流夜はそう言って、扉を開け、中に入った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢二人とも大丈夫？｣ 祐希｢私は平気だよ。でも、久保ちゃんが。｣ 史緒里｢うぅ〜〜〜〜(´；ω；｀)｣ 流夜｢じゃあ久保ちゃんを真ん中にして進もっか。｣ 流夜と祐希は史緒里を真ん中に挟むような形で進む事にした。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

その中の通路は、薄暗く陰湿な雰囲気が漂っていた。 所々、赤いランプで照らされているのもまた、不気味さを物語っている。 流夜と祐希は史緒里を庇いながら、進んで行く。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そしてある所に、差し掛かった時だった。 ザンビ役｢グアアアアアア！！！！｣ ザンビ役のスタッフが、脅かして来たのだ。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢おっ！？｣ 史緒里｢ぎゃあああああああああ(´；ω；｀)｣ 驚かされた史緒里は号泣し、流夜と祐希にしがみつく。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢久保ちゃん、大丈夫だからね。｣ 祐希｢驚きすぎっちゃろ(爆笑)｣ 史緒里｢だってぇ〜！怖いんだもん(´TωT｀)｣ 流夜(てか、久保ちゃんに抱き着かれた！！オレ死ぬのかな///) 史緒里に抱き着かれ、流夜はかなりドキドキしていた。 その後はなんとか、通路を進み、扉を開け、中に入った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

次の部屋には、椅子に座った状態で鎖に繋がれたザンビ役のスタッフらしき人がいた。 流夜｢与田ちゃん、これって。｣ 祐希｢うん、そうだよね。｣ それは明らかに後々、動き出し、驚かそうしてくる様な雰囲気だった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

史緒里｢ねえ〜早く行こうよ(´；ω；｀)｣ 流夜｢よし、行こう。すぐに奥の扉を開けて進む感じで行こう。｣ 祐希｢そうやね。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢ほら、オレの腕に掴まってていいからね。｣ 史緒里｢うん(´；ω；｀)｣ そして、扉の前の来たその時だった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

ザンビ役｢グオオオオオオオ！！！！！｣ ザンビ役のスタッフが突然動き出し、流夜達を驚かしにかかる。 流夜｢ヤバい！行くぞ！！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜はすぐに扉を開け、祐希と史緒里を先に行かせ、自分も扉の中に入り、急いで扉を閉めた。 流夜｢フゥ、やっぱり動き出し高。｣ 祐希｢予想通りやったね。｣ 史緒里｢こ、怖かったぁ〜(´TωT｀)｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

その次の部屋にたどり着くと、再び隊員役の人が二人いて、流夜達に話し掛けてきた。 隊員｢三人とも、無事か！？どこも噛まれていないか！？｣ 流夜｢はい、みんな無事です。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢そうか、よかった。｣ 隊員はホッと胸を撫で下ろす仕草をしながら、そう言った。 ここでまだ他の参加者が来ていない為、流夜は隊員と少し話をしてみる事にした。 それもザンビの世界の人間の役としてだ。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢隊員さん、少し伝えたい事があります。｣ 隊員｢なんだ？言ってみてくれ。｣ 流夜｢神人についてです。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢神人？なんだそれは？｣ 流夜｢神人とはザンビの成れの果てで、不死身のバケモノです。｣ 隊員｢ザンビの成れの果て！？不死身のバケモノだと！？｣ 流夜｢ザンビが一定期間経つと、自身で繭を作り、そこでまた一定期間過ごし、神人に成り果てます。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢では、いずれ東京は。｣ 流夜｢いずれ神人達の巣窟になるでしょう。｣ 流夜｢神人は、殺す事は出来ません。たとえ、頭を撃ち抜いても…何をしてもです。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢そうか、わかった。教えてくれてありがとう。我々も気を付けよう。｣ そんな感じで話をしていると、祈祷室を選んだ参加者全員が集まった。 そこで、ある放送が入る。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

？(放送)｢皆さん！助けに来てくれたんですか！？｣ 隊員｢楓くん！？楓くんか！？｣ 楓(放送)｢はい、山室楓です！｣ その放送の主は、齋藤飛鳥演じる山室楓だった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

楓(放送)｢助けに来てくれてありがとうございます！｣ 隊員｢無事なのか！？｣ 楓(放送)｢今はロッカーの中に隠れていて無事です！｣ そこで、楓からの説明が入る。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

楓(放送)｢今、皆さんの前には二つのの扉があると思います。その扉のどちらかを選んで私を助けに来てください。｣ 隊員｢わかった。みんな聞いたか！？｣ 参加者達｢はい！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

楓(放送)｢皆さん！！ありがとうございます！！信じて待っています。｣ そこで、放送は終わった。 隊員｢さて、君達にはまたこの扉のどちらかを選んで進んでもらう。選択はこれで最後だ。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢この選択によって君達が迎える運命が決まる。しっかり考えて選んでくれ。｣ 隊員｢では、君達に選んでもらおう。左手の扉が浄化のお札、右手の扉が誘惑のお札だ。｣ 隊員｢どちらか一つを選んでくれ。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そこで、参加者達は一斉に考え始めた。 最後の選択だけあって、参加者達は真剣に考える。 流夜達も、静かに話し合いを始めた。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜｢オレ的に浄化のお札だと思うんだけど、どう思う？｣ 祐希｢うーん、誘惑のお札で自分にザンビ惹き付けてその隙に楓を逃がすっていう手もあるけど。｣ 史緒里｢それってかなり危険な賭けだよね。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

祐希｢やっぱり浄化のお札かな。｣ 流夜｢わかった。それで行こう。｣ 史緒里｢そうだね。｣ 最後の選択は、浄化のお札に決定した。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

隊員｢決まったようだな。｣ 隊員｢では、それぞれ自分の選んだ扉の前に並んでくれ。｣ 隊員｢よし、それでは付いてきてくれ。｣ 参加者達は、それぞれ隊員の指示に従って隊員について行った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そして、次の部屋に来るとモニターがあり、その前に立った隊員が話し始める。 隊員｢それでは君達が選んだ結末を見てみよう。これが君達が選んだ結末だ！！！！｣ 隊員のその一言で、モニターに映像が流れ始めた

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

〜モニターの中〜 隊員｢この奥だな。山室楓くんがいるのは。｣ 隊員はザンビに見つからないように、物音を立てず、楓のいる方向へ向かっていた。 隊員｢浄化のお札。ザンビにこれが効くとは思えんが。やってみるか！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そして隊員は、ザンビ達の前に飛び出した。 ザンビ達はそれに気付き、隊員に襲いかかる。 隊員｢これでどうだ！！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

襲いかかってくるザンビ達に隊員は、浄化と書かれたお札をかざした。 すると、ザンビ達の動きが鈍くなり、その隙にロッカーを開け、楓を保護した。 楓｢嘘、ザンビの呪いに効くなんて。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

楓はそう様子に困惑していた。 隊員｢まさか、本当に効くとは。楓くん、今のうちに逃げよう。｣ 楓｢はい！｣ 隊員と楓はその隙に、その場立ち去った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そして画面が切り替わり、楓が正面に立っている画面になった。 楓｢ありがとう。あなたのおかげで無事に脱出出来たよ。｣ 画面の中の楓はそう言って、抱き着く仕草をした。 楓｢こんな世界になっちゃったけど、お互い生き延びようね。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

そこで再び、画面が切り替わった。 そして、浮かび上がった。 GOOD ENDの文字が。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

〜戻ってザンビ THE ROOM内〜 参加者達｢よっしゃぁぁぁ！！！！｣ 隊員｢みんな！よくやった！！楓くんを無事に助け出せたぞ！！！！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

祐希｢いぇーい！！｣ 史緒里｢やったね！！｣ 流夜｢よかったぁぁぁ！！！！｣ 三人はそこでハイタッチをした。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

無事にGOOD ENDを迎える事が出来た参加者達は喜びながら、出口へと向かい、グッズ売り場を通り、スタッフに誘導され、ある一室に通された。 その部屋には、最初のあの司会者が立っており、ゲーム内イベントの景品もそこにあった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

司会者｢皆さん、リアルイベントの方、お疲れ様でした。いろいろな結末があったと思いますが、楽しんで頂けたなら、幸いです。｣ 司会者｢そしてここで、ここにいるメンバーから直接手渡しで、景品があるので、受け取って下さい。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

司会者がそう言うと、その場にいた乃木坂メンバーが景品を取りに行った。 そしてそれぞれ、自分の同行した参加者達に景品を渡した。 流夜も祐希から景品のトートバッグを、史緒里からはクリアボトルをもらった。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

祐希｢今日は本当にありがとう。｣ 史緒里｢私も怖かったけど、君が守ってくれたから、安心出来たよ。｣ 流夜｢こちらこそ、ありがとう。めちゃくちゃ楽しかったよ。｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

祐希｢これからも乙女神楽をよろしくね。｣ 史緒里｢一日も欠かさないで遊んでね。｣ 流夜｢もちろん。いつか必ず摩耶と杏奈も助けに行くよ。握手会も行くね！｣ 祐希＆史緒里｢待ってるね！｣

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

司会者｢はい、皆さんありがとうございます。それでは残念ながら、乃木坂メンバーはここで退室となります。｣ 司会者｢皆さん、拍手でお見送りしましょう！！｣ 乃木坂メンバーはそこで、退室していく。 参加者達は、笑顔で拍手をしながら、それを見送った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

祐希と史緒里も笑顔で手を振ってくれ、流夜も笑顔で手を振り返した。 そして乃木坂メンバーが全員退室すると、司会者が締めの挨拶に入った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

司会者｢それでは、皆さん今日は本当にありがとうございました。｣ 司会者｢スタッフ一同、心より御礼申し上げます。｣ スタッフが一斉に一礼をすると、参加者達の温かい拍手に包まれた。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

司会者｢それでは皆さん、また会う日まで〜！！｣ 司会者はそう言って、退室して行った。 そして、スタッフから退室の合図が入り、参加者達はそれぞれ退室して行った。

アルベル@イグニスター妄ツイ垢 @mousou08nogizak

流夜も退室し、グッズ売り場などでグッズを買うと、渋谷ヒカリエを後にした。 流夜｢楽しかったな。しかし、与田ちゃんと久保ちゃん可愛すぎたな///｣ 流夜は先程、史緒里に抱き着かれた事を思い出し、ドキドキしていた。