長くなりすぎたので1冊しか読んでいないけどまとめました。 済:Φ、θ、τ、ε、η、λ、α、イナイ、タカイ、β、γ 今回:彼女は一人で歩くのか? (1) https://min.togetter.com/mmuEWiz (2) https://min.togetter.com/PWZ1TBz
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前回(Part2)までの【ネタバレ】森博嗣のGシリーズ初読感想ッ!
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簡易まとめ
・海月くんは加部谷に壁ドンするな!!そういうとこだぞ!!
・「ここで、ソフトクリームを食べます」
・G,Xシリーズ作中の西暦カウントを諦め2010~2013のイメージで

おーかみ @285MHz

#森初読 γで加部谷が壁ドンされてからのセリフを読み上げてタイムを計ったら4分半でした。ありがとうございます。

2019-09-16 22:09:11

p270 壁ドン「少しは自分で考えろ」にこっ→海月去る→少し離れた場所で加部谷をじっと見つめ、すぐに戻ってきて「加部谷、これは単なる仮説だ。一つの解釈だ。真実かどうかはわからない」
まで含めると5分20秒くらいです。おまえ…だから振った女の子にそういうことする……いや、そういうことを過去の出来事と関係なくフラットにできてしまう海月だから好きなんだけどね。でもまだ加部谷が自分に恋愛感情を抱いていたらって考えはないんですか? 海月くん……………

閑話休題

おーかみ @285MHz

#森初読 、次はサイタなんですけど、旅行の荷物の都合で先にWシリーズに行きます。文庫本の厚みで選んだ。椙田、ゴメンネ

2019-09-19 07:40:07
おーかみ @285MHz

#森初読彼女は一人で歩くのか」 第4章まである中で、第2章まで。 電車に揺られながらふらふらと読んだので設定を読み込みきれてないかも。ウォーカロンの説明、p68の内容は箇条書きでまとめておかなきゃ駄目そう。 ギリシャ文字νが出てきてちょっとギクッとするなど。

2019-09-20 00:51:28
おーかみ @285MHz

#森初読 うわ、赤い魔法といえば、すべてがFになるで真賀田研究所が使っていたOSの名前じゃないですか? すべFは94年の話で、これは超未来の話ですよね…?

2019-09-20 15:48:21
おーかみ @285MHz

#森初読 はい、無事ミチル登場です。ありがとうございます。

2019-09-20 16:00:13
おーかみ @285MHz

#森初読彼女は一人で歩くのか?」読了。 まあまあ未来を舞台に、研究者が突然何者かからか命を狙われ続ける話。人工細胞と人工知能で製造された「ウォーカロン」が普及する未来、人間とそうでないものの境とは。 という、真賀田四季の名前が出てくる所以外、これまでと全く毛色の異なる話。

2019-09-20 17:20:36
おーかみ @285MHz

#森初読 ウォーカロンは、ウォーク・アローンから来ている。タイトルの「彼女」は… 私個人は四季がそんなに好きじゃない凡人なので、このシリーズを読んだ先で自分が何を思うのかが気になるところ。

2019-09-20 17:20:36

フォロワ「このシリーズを読むとまがたんも人の子だってわかるよ」
わたくし「我はまがたんに人間味を感じたことがないでござる。張り切って読む。」

おーかみ @285MHz

#森初読 これはネタバレ(元々容赦ないネタバレ感想ばかりですが)作中で、四季の活躍は2世紀前と明言されていました。作中では人々の寿命がかなり伸びているようだけど、もう過去シリーズに出てきた人達は死んでいるのかな、と思うと少し悲しい。人工細胞を搭載して生きていても、それはそれで切ない

2019-09-20 17:20:37
おーかみ @285MHz

#森博嗣 死ねないのは切なくない?と凡人は思う。四季は知らんけど。私はできれば生きた後に死が待っていてほしい… 本はまだ一作目で、世界の紹介と謎の散りばめ、という感じ。他シリーズに出てきた、過去キャラ達の功績などの絡みを期待してしまいます。

2019-09-20 17:20:37

ウォーカロンとはなんぞや~を、森博嗣著「彼女は一人で歩くのか?」講談社タイガのp67、68、92から抜粋
間違えていたらごめん、そして私も分かっていない部分があります(最下部)


200年前(西暦1950~2000年)
人口減少の傾向
100年以上前(2100年)
細胞を人工的に作るようになる
70年前
ピュアな細胞を作ることに成功。先天性疾患やガンのリスクがなくなった。
50年以上前(2150年以前)
ロボットの技術が高まり、人々は骨や筋肉を機械化していた(サイボーグ)
※脳のみ倫理的な制約からか、機械化はされず。
 技術的には脳の機械化も可能。

~~~

50年前(2150年)
・人工細胞の技術が登場、実用化
・人工知能が進歩
人工細胞
 本物の細胞を人工的に培養したもの。無機物から生成されたものではなく、自分の細胞を培養するので、遺伝子情報もそのまま。

.
人工細胞と人工知能が発展した結果
1.ウォーカロンの大量生産
 人工細胞から培養され、培養液から製造されている。
 「本物の人間」ではない。「人間ではない」と形容される。
 ロボット同様、労働に使われる。
 人間と同じ見た目だが、子供を作ることはできない
2.人工細胞を人間の肉体に搭載
 機械ではなく、本物の細胞で体の部位を代替できる。
 人工細胞で作った脳を、部分的移植することも可能。

※なお、人工細胞で作った頭脳へ、人工知能をインストールすることも可能になったが、これは禁忌。

.
人工細胞が普及(2200年現在)
・人間の寿命が半永久的に伸びた。老いても人工細胞で代替し続けることができる。
人工細胞を移植した生物は子供を作れない。受精しない。
→人間がウォーカロン化している。

現在、ウォーカロンは増え続け、人口は減少し続けている。

.
電車に揺られつつ読んだせいで理解しきれてないところ
ウォーカロンは人工知能を搭載しているんですよね…?
アリチ博士の奥さんの描写で「生命活動をしていない肉体に対して、人工か天然か見分ける方法が難しい。脳細胞の分析から統計学的に判別する(p78)」とあるので、頭蓋には脳が入っているんですよね…?
でも物語冒頭の「人間ではない」警察官の受け答えは人工知能によるものですよね。
脳自体は頭蓋に入っているけど生命維持にしか使われていなくて、知能部分は人工知能で処理しているの…??
ていうか人工知能ってどういうことができるの(そこから)
生命維持とか五感に携わる部分は生まれ持った脳みそで、それ以外の思考を担当しているのが人工知能さんなんです??
その前提が分かっていないので分からないまま読み進めちゃった…。

おーかみ @285MHz

#森初読 「彼女は一人で歩くのか?」は、SF設定のせいもあるけど、コンビで動いたり爆発したり銃弾が飛んできたり、なんだか映画みたいだね

2019-09-20 09:42:02
おーかみ @285MHz

あー、そして百年シリーズに行った方がいいのかなという印象を抱いた。

2019-09-20 17:24:10

百年シリーズについては、1、2作目を予習済なので、読むなら3作目かな?
でも「Wをあらかた読んでおいた方がいいよ!」「3作目は幻想小説だからいつでもいいかも、漫画で補完おすすめ」という助言をいただいたのでちょっと保留。悩むな~。

そういえば森ミスってコミカライズされてましたよね。Vだっけ? 私はむしろVをドラマでやってほしいやつですね。
と思ったら黒猫の三角ってドラマ化してたな……

死なない体、生きている体、生きていく体

「You80歳? 若いね! 俺190歳!」
みたいなやり取りがあるので、Wシリーズの西暦が2200年くらい、Gをざっくり2015年、海月を25歳くらいだとすると、もし海月くんが生きていたら210歳だって…なんだそれは…高齢者萌えはしたことが無いから困惑しちゃうな……

どうやら顔の整形技術も超進化しているようだし、お金さえあれば体を永遠にメンテできる時代なので、意外とみんな若いころの風貌のまま生きてたらいいですね…いや、おじいちゃんになった海月くん(顔メンテあり)も見たいけど、やっぱり嫌かな…
犀川、島田、海月は生きていたら面白いわ。あと赤柳も。まあでも、できればそこは普通に死んでいてほしい…いや、この頃の「普通」の生命観は分からないけど。

なんかな~死なないって気持ち悪いなあ。凡人の倫理観です。
生命活動をしていても、死なない変わらないって、なんだかモノみたいだなって感じちゃう。

少し前、ips細胞による角膜移植に成功したニュースがありましたね~。
例えばだけど、このままどんどん技術が進んでいったら、いつかこの物語のように、自分の細胞から作ったパーツを定期的に交換し続け、ずっと若々しい肉体をキープできる時代が来るのかもしれない。
でも、こんな形で老化に抗い続けるってどうなんだ? なんか素人感覚でもバグりそうだよね~くらいは想像しちゃうや。がん細部みたいに。そのバグが「子供ができない」ってやつなんだよな。

作中でも少し触れていたけど、みんな別に望んで死にたいわけじゃない。でも死なない、生まれてこないって、生命体としてはもう限界というか、どん詰まりというか、これ以上の進化が無さそう。
そうなったら、恐竜が進化して鳥になったように、海の生き物が四足を作り出し陸へ上がってきたように、次の生命体が地球に蔓延る時代になりそう。
ええ…それが人間(というか四季博士)の生み出したウォーカロンってなあ…
でも四季さんの発想的には、別に人間の子宮で細胞分裂が行われなくても「頭脳の電気信号さえあればそれすなわち生命なり」感あるだろうしな……

これは前にも書いたけど、人間社会の労働力として新たに登場したものが人間と全く同じ形というのが精神的に受け入れがたいのかも。精神的にって、すっごく頭の悪い発言ですみません。
いや、でもやっぱり、人間の形が本当に最適なのか、考えてしまいます。

少し話がそれますが、「人間の形」について思考実験していることを友人に話したら、若いアニメーションアーティストさんで、人間がスライムみたいに形を変えて生きている様子を描いている方がいることを教えてもらいました。その人の作中では、例えばコップを持つ手もウニ~ンと形を変えてベストな形で水を飲んだり、人間も生殖を細胞分裂的に行うらしい。
人間は自分たちに便利なように道具や機械を作ってきたけれど、その作家さんの作品ではそれが逆転して、人間がモノや環境に合わせて自身の形を変えるそうです。
それを聞いて、「あ、それは完璧だな」と私は感じました。
話を戻しつつまとめると、仮にウォーカロンが人口を超えて普及し、人間に取り替わるのであるなら、せめて人間と全く別の造形をしていないと精神的にきtttttっつ!!という話なのでした。
ああ、人間は生存戦略に負けちゃったんだな~、みたいな。

ここまで書いていてあーと思ったのが、私は生命は「生きている」だけじゃなく「生み出す」ことも重要だととらえているらしい…。

フォロワ達からの熱い「早く読んで(要約)」リプを頂戴する

っょぃ

・読む順番
・このシリーズの先に見えてくるビジョン
・私が読みこぼしていると思しき部分の補完
・登場人物たちの関係性について補足など

のリプライいただくの、めちゃくちゃありがたいですね…

「あーこの辺はシリーズか。四季ってやつなら4冊完結だから初めてでも読みやすそう! あとコッチの短編集なら平気だよね。森博嗣、新書が良かったから小説も読んでみましょーかー」
思いっきりシリーズに関わっている本を手にしちゃった過ぎし日の私に会ってあげて……

おーかみ @285MHz

森ミスファン、初読に対したいへん上質な読書体験を与えようと尽力してくださって頭が上がらないし、みんな「でね、この後な…ふふふ…」という感じなので好きですね

2019-09-21 17:35:21

サムネ用

OOKM @512Hz

森博嗣のGシリーズより山吹、加部谷、海月 pic.twitter.com/dSLWvvp0ij

2019-09-01 13:05:41
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まとめたひと
おーかみ @285MHz

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