「時縁」（同じ時間感覚のなかで生きる者同士のつながり）

永太郎（ながたろう）／重永瞬 @Naga_Kyoto

地縁＝場所を媒介とした縁に倣って、同じ時間感覚のなかで生きる者同士のつながりを「時縁」と呼ぶのはどうだろうか。深夜という時間が生むあの共同体感覚。仕事仲間、家族、あるいは恋人とのカレンダーの共有。通勤電車でいつも見かけるあの人。

永太郎（ながたろう）／重永瞬 @Naga_Kyoto

時間の貧困は縁を断ち切ってしまう。他者によって決められたスケジュールへの従属は、「誰といつ出会うか」に関する決定権を奪われることを意味する。暇が生む時縁はあなどれないなぁ。

永太郎（ながたろう）／重永瞬 @Naga_Kyoto

遠くへ出かけるときにはいつも夜行バスや18きっぷを使う。夜というマージナルな時間を選ぶことで安く抑えられる夜行バスと、速度を代償に安価な移動を手に入れられる18きっぷ。時間の使い方は対照的だけれども、そこで生まれる時縁のあり方はどこか似ている。あの感じ、嫌いじゃない。