#コミックAA 8日で担当させていただきます。モネです。 美術修復家タカラの物語を軽いイラストとツイートで文章を書いて掲載します。日本語を勉強していますが、ぎこちない文章とかあったらすみません··· よろしくお願いします。 pic.twitter.com/EqoEkICtX2
2020-05-17 03:37:12#コミックAA #1話 東のある芸術の街 そこに住む人々は「芸術は魂が宿る」と信じて、自分の作品を残したがっていて、ここに訪れる人々は芸術であれば何でも愛しました。そんな街の路地の隅に、ある美術修復家の店がありました。 pic.twitter.com/5BvLNOO8i1
2020-06-09 01:10:41いつからあったのかさえ分からない店の主人を、誰もが「タカラ」と呼ぶが、本当の名前なのかは誰もわかりません。頑固に昔の迷信を信じる昔の人と言う人もいれば、誠実に自分のルールを守る人という噂もありました。 pic.twitter.com/GQfE0jCIBA
2020-06-09 01:17:37「おはようございます」 彼は朝起きるといつも誰もいないリビングと、フレームの中の絵に向かって挨拶をします。長い時間一人で生きてきたからでしょうか?作業室に入りながら彼らに挨拶をします。 「今日も良い一日ですね」 pic.twitter.com/iNxUn79pd3
2020-06-09 01:24:30「今日はいよいよ彼女を復元すると約束した日ですね。 お客さんが来られるまでは仕上げておかないと」 彼は作業用のエプロンを着ながら、横にある絵に向かって話します。 これを見て気持ち悪いという人もいますが、作品に向かって感想や日常を語ることはこの街の人にはよくあることでもあります。 pic.twitter.com/gy4xNa0Ine
2020-06-09 01:30:00ついにお客さんが来ました。最近この街に住み始めた商人の双子のようです。 「古い店とは聞いたが、この店は電灯がないのか?」 「彼女は電灯を照らすことは好きじゃないと言ったので、しばらく消しておきました...さあ、こちらへ」 タカラが彼の作業室に案内します。 pic.twitter.com/0nlQivLC7x
2020-06-09 01:41:17「顔の部分の損傷がひどく、かなり大変だったですが、やっと修復しました。」 椅子に座って眠っている少女の絵 ある男が娘の肖像画を描いた後自殺したという逸話で知られたその絵は、完全に復元されていました。 pic.twitter.com/VrLU4Q7u3k
2020-06-09 01:53:13「古い額縁の枠を変えなければならなかったので、彼女の魂は今、安定していません。 まず、15日間は光の入らない暗い場所に彼女を置かなければなりません。 そして、他の人に彼女を見せるのなら、ろうそくを灯して彼女の意思を確認してください。 そして···」
2020-06-09 01:56:17「実力は良いが、昔の迷信にとらわれているという噂は聞いたが...もうそんな話は聞きたくない。」 「今の時代には誰も気にしない」 お客さんは彼女を持って、店の外に出てしまいました。 彼の助言ㅡ迷信を聞くのは時間の無駄で、何も起こらないということをすでに他の人から聞いたからです。
2020-06-09 02:01:51お客さんが外に出た後、店を片付けていたところに他のお客さんが来ました。 「タカラさん!さっき、路地で出くわしたお客さんがすごい顔をしているのを見たけど、何があったの? 大丈夫?」 「あ。モナーさん。いいえ、ただお客さんと話していたところで…」 pic.twitter.com/wGsQsnjIgY
2020-06-09 02:15:19「迷信だと怒って出て行ったんでしょ? 最近の人たちはただ迷信だと言うんだから。」 モナーさんはこの街で骨董屋を経営しているので、最近の噂をよく知っています。 「それより、これを見て!ミスタードクオの新デザート!ガナーちゃんにお願いして買ってきたの!」 「わぁ…! 本当ですか...!!」 pic.twitter.com/zGyhwXtDc7
2020-06-09 02:22:48「飲み物を持ってきます。 一緒に食べましょう!確かモナーさんはコーヒーが好きでしたよね」 「砂糖とシロップたっぷり入れたもので!」 ミスタードクオはこの街で有名なデザートのお店です。 pic.twitter.com/S5OuKehHlJ
2020-06-09 02:31:10「今回の依頼は大丈夫だった?その画像を修復しようとする人は幻想が見えるとか、幻聴が見えるとか噂が多かったじゃないか。」 「会話してみると彼女はただ父が帰ってくるまで寝ていただけ.と言われて...特に何もありませんでした。」 「会話か...タカラさんはいつも難しいことを言うね」
2020-06-09 02:39:37「そういえば今日は月がない日だね。この日にタカラさん、7時以降は外出しないだろう? 一緒に夕食を食べたかった...」 「じゃあ、明日一緒に食事しませんか? 肉料理とかどうですか?」 「肉料理大好き - !」 今日も平穏な一日です。
2020-06-09 02:52:13頑固に昔ながらの迷信を信じているという噂のタカラさん。その言葉を信じた人々は何もなかった、時間の無駄だったと言います。しかし、その言葉を信じなければどうなるのかは誰もわかりません。噂されていません。本当にただの迷信なのでしょうか。 それは守らなかった人だけが知っています。 pic.twitter.com/Zuz87QnaRL
2020-06-09 03:02:55#コミックAA #2話 カーテンの間から漏れる光。 タカラさんはベッドから起きて、眠い目をこすりながら絵に向かって挨拶をします。 「おはようございます...」 今日も穏やかな一日の始まりです。 pic.twitter.com/CNQignRSPY
2020-07-08 21:01:58「ああ、やっぱり今日は太陽がない日ですね。」 彼は服を着替えて、カーテンを開けて外を眺めました。 空は赤く染まり、太陽の代わりに黒い穴が街を照らしていました。 pic.twitter.com/Q1DwgDgSII
2020-07-08 21:04:31太陽がない日。年に一度、3日間続き、 年に一度、3日間続くこの日は芸術として宿ることができなかった魂が世の中を恨んで漂うという伝承があり、人々は黒いベールと黒い服を着て彼らの目を避けます。 pic.twitter.com/SwgAq2sBDv
2020-07-08 21:07:05今はそれを信じない人も多いですが、自分たちを芸術として残さない芸術家を呪い、体を奪うという話が今も語られ、黒い服を着なければ彼らに体を奪われると恐れる人もいます。 だからこの期間にはタカラさんを除いて、誰も店を開けません。
2020-07-08 21:08:09「こんな日は特別なお客さんが来るものです。 紅茶を入れておきましょう」 「スコーンとチョコレート、皆さんはどれが紅茶に合うと思いますか?」 彼は絵と話し合い、店に来るお客さんのための準備をします。
2020-07-08 21:09:19お客さんが来ました。 太陽のない日でなくてもいつも黒い服を着るこの人は、この街で"不幸で哀れな女"と呼ばれており、街の人々からあいされているようです。 「すみません。ここがタカラさんのお店ですか?」 pic.twitter.com/1v0YZgBGHI
2020-07-08 21:13:21「どんな絵も完璧に修復するという噂を聞きました。 どうか私の依頼を...」 「急がなくても大丈夫です...紅茶を飲みながら話しましょう」 彼女は紅茶をしばらく眺めた後、話をしました。 pic.twitter.com/HjKtRAQcrw
2020-07-08 21:16:39「幼い頃、孤児だった私は雨の中である女性と出会い、家族になりました」 「しかし、事故で両親と姉を亡くして、それが姉の婚約者と親戚による意図的な死だったという事を知ってから、復讐のためだけに生きてきました」 「周りは私を見て不幸だとか、残酷だとか言いましたけど…...」 pic.twitter.com/luZeVCYBe7
2020-07-08 21:20:51「唯一取り戻したのは私と出会う前に描かれた家族の絵だけ。しかし、その絵は復讐を終えた日からだんだん黒くなって...修復できないと言われました」 「私はもうあまり長くありません。 その前に一度だけでも家族の姿が見たいです...どうか」 彼女は真っ黒になったブローチの中の絵を彼に見せました。 pic.twitter.com/LBfr1rlem6
2020-07-08 21:23:28彼は静かにブローチをハンカチで包みました。 「この依頼、受けましょう。明日午後6時にここに来てください。」 彼女を見送った後、彼はブローチを持って作業室に入りました。
2020-07-08 21:26:15暗い作業室の中でろうそくを灯した後、後ろを振り向いて言いました。 「さあ, 私たちもこれからお互いに話し合いましょう。お客さん」 ブローチと彼女の周りでうろついていた黒い影の話を聞きながら、作業を始めます。 pic.twitter.com/8TNOvuvpce
2020-07-08 21:30:45次の日、彼女は再び店に来ました。 「あ、タカラさん」 「すぐのところに来ていると話を聞きました。さあ、こちらへ」 彼女を作業室に案内します。 pic.twitter.com/bCJ1hgCTIK
2020-07-08 21:33:46「この絵には、あなたが幸せになることを願う家族の意志が込められています。 だからすべてが終わった後、自ら不幸だと思った瞬間、今まで周りから話されてきた"不幸"が重なってあなたを襲う前にそれを吸収して真っ黒に染まったのでしょう」
2020-07-08 21:37:49「毎朝彼らに挨拶をすること、外に出る時は常に着用すること、そして眠る前に今日の出来事や楽しかったことを話すこと。この3つを守れば、彼らはあなたをいつも守ってくれるでしょう」 彼女はブローチを受けて、泣き出しました。
2020-07-08 21:40:00「もう周りが私を不幸だと言っても構いません。これまで家族から受けてきた愛は真実ですもの」 「悲劇のヒロインでなければ受けられない周りのあいより、今まで受けてきた愛を信じて私のために生きたいです」 「ありがとうございます。タカラさん」 そう言って、彼女は店の外へ出ました。 pic.twitter.com/4J0jYkw5No
2020-07-08 21:44:411ヶ月後、彼女が死んだという知らせとともに、彼女のブローチがタカラさんに届きました。 そのブローチをタカラさんが保管してほしい...それが最後の言葉だったようです。
2020-07-08 21:47:11その日の夜、タカラさんは日記を書きます。 「そういえば来週、モナーさんとレモナーさんと3人で夕食をすることにしました。とても楽しみです」 「その前にやるべきことは全部やっておかないと」 日記を書いた後、静かに箱を開けてブローチを見ます。
2020-07-08 21:52:19元々は3人の家族絵でしたが彼女の死後、眠っている赤ちゃんの絵が加わり、4人の家族絵になりました。 家族と一緒にいたいという彼女の願いが魂になって宿っているのかもしれません。赤ちゃんの表情はとても穏やかに見えました。 「おやすみなさい」 明日は静かな一日になりそうです。 pic.twitter.com/Jec2mQiin4
2020-07-08 21:57:36#コミックAA #設定 遅くなってすみません... 今回は3話の代わりに1話の設定絵を持ってきました。 <街の全体構図> 中央の時計塔を中心に、その周辺にあるお店は人々に人気があり、繁盛しています。 塔から遠いほどほど人気がない店です。絵の赤いところにタカラさんの店があります。 pic.twitter.com/P7HGH4VkxK
2020-08-08 21:05:25<タカラさんのお店構造> 1階はリビングとキッチン、そして右側に作業室があり、2階は客室と生活空間があります。 この街の隅にある店は日も当らず湿気も多いので、普通は店と家を別々に持っていることが多いですが、タカラさんは店で生活してます。 pic.twitter.com/HtFzNjrsDj
2020-08-08 21:15:20タカラさんは月と羽毛の飾りが好きで、よくかけておくほうです。たまに外出するとき、きれいな鳥の羽毛を拾って、レモナにこれで飾りを作ってもらうようにお願いしたりします。店の門の前の飾りもレモナの作品です。
2020-08-08 21:19:59<タカラさんの服装> タカラさんは左目の視力が悪くて、作業をするときは片目メガネをかけます。現在、作品では10月末で、夜になると寒いので上着を着ていることが多いです。 右側の服は太陽のない日に外出するために着ます。もっと寒くなったらコートを着て外出します。 pic.twitter.com/ZBQDWFQdvN
2020-08-08 21:26:23<モナーさんと彼のお店> 最初は通りすがりの客1として出てくる役でしたが、設定が変わるにつれ骨董屋の主人になりました。かばんの中には書類が入っているようだけど実はおやつがいっぱい入っているとか...でも、実際におやつを入れてるから、それは変わらないかなぁ… pic.twitter.com/QY4t9jzir4
2020-08-08 21:35:18モナーさんはいつも記号を逆に使うという特徴があります。 音符とか、絵とか、字とか···どうしてそうやって使うのかと聞くと、すぐ相手の口の中に飴を入れて本人もお菓子を食べ始めるので聞きづらいです。 お店のお客さんは面倒くさいと言いますが、彼が扱う品物は珍貴で利用するしかありません。
2020-08-08 21:42:201話で彼の店も出る予定でしたが、次回に持ち越されました。 多分4話···? 5話···?に出るんじゃないかな。 モナーさんのお店は時計台に近くて日当たりがよく、窓も多いです。 植物を育てることが好きで、店には植物が多いです。 pic.twitter.com/LmLMWsbXOe
2020-08-08 21:50:32#コミックAA #3話 太陽のない日が終わり、市場には買い物に行った人々でにぎわっていました。 タカラさんも久しぶりに外に出たようです。 「牛肉、タマネギ、コショウ…あとはろうそくを買えばいいですね」 pic.twitter.com/SpsDjI39o4
2020-09-08 23:20:06ろうそくを買いに行く途中、だんだん空は曇ってきました。 どうやら雨が降りそうです。 「 雨が降らないうちに急いで行きましょう」 pic.twitter.com/uVOH7u9jtH
2020-09-08 23:24:57雨が降る前に、無事に店に着きました。 カバンの中にはろうそく屋の主人さんがお願いした絵があるからです。 「あら、たからさん!」 ちょうど間に合ったようです。 pic.twitter.com/vcPMopgMPB
2020-09-08 23:38:16「こんなに急いで来るなんて、大丈夫?」 「雨が降ったら大変ですから」 タカラさんはかばんの中から依頼品を取り出して渡しました。 「いつもありがとう」 pic.twitter.com/Xq1ozhQG0I
2020-09-08 23:45:14「この絵はね。 あの子と初めての肖像画だから、タカラさんが修復してくれてとても嬉しいの」 今は遠くにいても、辛い時はいつでも戻ってこられるようにここで待つのが、私にできることだから」 彼女は寂しそうな表情で遠くを眺めました。 pic.twitter.com/KUP3y3rtxs
2020-09-08 23:56:01雨がやんだ後、タカラさんは外に出ました。 「じゃ、これ、お願いしたろうそくだよ。 このごろ赤いろうそくを買うなんて珍しいね。」 「タカラさんが好きなお菓子も入れたよ。」 pic.twitter.com/wKNol04crb
2020-09-09 00:03:12赤いろうそくは太陽のない日にだけ使う特別なもので、これを使えば怨魂から無事でいられるという言い伝えがあります。 pic.twitter.com/kURlPncbx2
2020-09-09 00:11:55