京のかたな展で長義がどういう場所にいたかというと、京のかたなの復興、堀川国広の時代のところにいたんだ。堀川国広を語るためにいたんだ
2019-08-05 23:14:58南北朝時代の大太刀の磨上げ刀のような姿こそが新しい美の形とされた時代だ。長義は美しい刀で、美しいその姿を、刀の新しい時代を築くための礎として捧げたようなものだ。これをもてあたと呼ばずしてなんと呼ぼうか
2019-08-05 23:14:58それなのに、自身の写しにして刀工の最高傑作が、どうせ写しの刀なんてと自分を卑下しているのは、そりゃあ許せんだろう、許せんだろうな……という気持ち……………………
2019-08-05 23:15:49伏兄があまりに器の広い男すぎてなかなかそこに思い至らなかったんだけど、同じ刀工の刀がいるのに、自身を最高傑作と言った同じ口でどうせ写しにはと卑屈になるの、色んな方面に(主に刀工と兄弟刀に対して)だいぶ失礼では……
2019-08-05 23:21:46なんかしんどさの理由が掴めてきたかも? まんばちゃんの本歌だからという理由で会う前から身構えられて、折れても譲れないような覚悟を顕現したてだから未熟だからと受け止められてそのまま終わってしまったからだ……
2019-08-06 08:17:26これは山姥切国広くんではなくてそういうセリフを書いた人に言うべきなんだけど、本歌が無ければこの世に生まれなかった存在に「俺が写しでなければ」みたいな台詞を言わせるのは、ひどいことするなーと思うよね……
2019-08-07 07:23:35「守れなかった」のはただの刀だったころ、ただの物だった頃のだから、当然、それは自分で考えて行動した結果守れなかったのではない。守れなかったとは、主の想いに応えられなかった、ということなのだと思う
2019-08-07 21:53:09長義が背負ってるのは、応えたかったのはどんな思いかと考えている。ただ刀であった頃の長義さんに一番大きな思いを寄せたのは、もしかしたら、刀工堀川国広だったのではないか? だって最高傑作、これを越える刀を生涯作ることができなかったということ
2019-08-07 21:55:51守り刀に、どうか守ってくれという想いが託されるように、刀がそれに応えようとするように、そこには良い写しを打たせてほしいという想いがあったはずだし、本歌はそれに惜しみなく応えただろう。だって彼は持てる者なのだから
2019-08-07 21:56:58そうして打たれたのが長義の写しにして国広の最高傑作。刀工が長義の寄せた想いも、素晴らしい写しの存在までも、長義の守るべき誇りの範疇なんだ
2019-08-07 22:55:56そもそも山姥切問題だって、本歌と並び立つような写しと言う前提が無ければきっと生じ得なかった。本歌>>越えられない壁>>写しの時に、号がどちらのものかなんて、人々の興味の的になりっこないだろう
2019-08-07 23:08:17山姥切国広→山姥切国広極で刀帳説明から「山姥切の写しとしてな」が消えたのがつらすぎるというか、ほんと、主の刀になるために大事なものを捨ててきたんだな? っていうtwitter.com/segmenterin/st…
2019-08-07 23:31:35極める前はまだ向き合える余地があったけど、修行に行って帰って来たあとは、長義と国広、本歌と写しが、なんというか、違うレイヤーに立ってしまったような感じがある
2019-08-07 23:42:23山姥切国広おそれることが、飽きられること、使われない事で、逆に嬉しいのは使ってもらえること、なのはどこから来ているのか? そもそも写しが作られたころには、長義は家宝として子孫に受け継ぐべきものであって、戦場に持っていくような刀ではなかった。写しは一体何との比較を厭っているのか
2019-08-07 23:51:10ちょっとネガった感想を言いますと、良くない出来事を写しであることのせいにする山姥切国広が本当に受け入れ難くて(少なくとも原作では俺が写しだからか/俺が写しでなければ、とは言って無いはず)、だからステのまんばちゃんは見ていて結構キツイところがあるんだけど
2019-08-08 00:30:49けれど今回梅津さんの長義がほんとうにすばらしくて、そちらを見ずにはいられない、痛くとも触れずにはいられない、しんどくても考えずにはいられない、というような気持ち
2019-08-08 00:30:50写しは偽物ではない、はその通りだ。長義は写しだから偽物と言ってるんじゃない。むしろ逆で、『写しでないならば』偽物だと言ってるのではないかと……ちょっと思考が取っ散らかってうまくつかめないんだけど
2019-08-08 23:22:25生まれを肯定できないならその名を名乗るなということなのかもしれない。だとすれば長義はむしろ国広極にこそ強く当たらなければならないし、それはきっといばらの道だけど、顕現したばかりの状態で本丸最古参に真っ向勝負を挑むのが長義くんだから……
2019-08-09 07:44:56ふたつの山姥切回想、最初に聴いたときに「俺がいる以上」という言葉にちょっと引っかかったんだけど、いまでもやっぱり引っ掛かる。俺がいる以上というからには、俺がいないならば、もあるわけで
2019-08-09 22:41:44俺がいない場合とは、当然、長義がまだ実装されてないときのことを指すわけだけど、もうひとつ、いつかいなくなったときでもあるのかな、と
2019-08-09 22:41:45あの回想のタイトルは、ふたつの山姥切。でも極前の国広は 認識されるべきは俺だ、に答えられず、極国広はそうかもしれない、と返す。長義が求めていたのは、俺「も」山姥切だ、という答えだったんじゃないの
2019-08-10 00:02:08写しは、写しとして生まれた以上「比較される」というのは宿命のようなものだと思うんだ。そこを否定してしまうのはやっぱり、本歌に対して、オリジナルに対して失礼だと思うんだよなあ……
2019-08-10 06:31:03写しでなければ偽物、をまだぐるぐる考えてるけど、極前に言うときと極に言うときでは、偽物の意味合いが違うのかもしれないな? twitter.com/segmenterin/st…
2019-08-10 07:09:56山姥切と認識されるべきは、と、物と伝承は必ずしも一致している必要はないということ。伯仲の出来、と、物語を託されるにふさわしい名刀という言葉。ここらへんなんだけど、もうちょっとで掴めそうなんだけど、時間切れだから仕事に行く
2019-08-10 07:26:04心臓を半分やろう拍動の毎思い出せ生まれた意味を #刀剣短歌 #特命調査報告歌会再 本歌から写しへ/目を背けることは許さない
2019-08-11 11:00:39RT『写し』であることで価値を傷つけられるなんて…、というの、でも国広君から『写し』を知った人は、写し≠偽物 はよく理解しても、同時に写しはただ写しというだけでネガティブなことの原因にされるらしい、というのもくっ付いてきてしまう……これは他でもない国広自身の言動によって
2019-08-12 08:42:01山姥切長義が背負ってるのは「本歌」としての物語だから、本歌から生まれた写しが「写しとしてではなく俺を見て」と言い続ける限り、長義にとっては自分の物語が毀損され続けるようなものなんだろうな……
2019-08-17 15:12:39俺こそが長義が打った本歌、という顕現台詞、国広が先にいることが前提なのかとはじめは思ったけどこれ違うな。長義が先にきてたとしても同じこと言ったと思う。写しも含めて彼の物語だからこそのこの名乗りなんだ
2019-08-17 15:43:18長義、自分がいなければ写しこそが山姥切と認識されるのも仕方ない、って言うんだよ。しかも次も、俺がいる以上、と再度言う。個人的にここがとても気になる
2019-08-18 01:20:40長義の偽物くん呼ばわりは、初めて聞いた時は正直ぎょっとしたしそこにどんな真意があろうと直球の失礼発言であることは動かせないと思ってるんだけど、国広極が自己紹介(刀帳説明)から写しであることを抜いてしまったことにもまた同じようにぎょっとしてしまうわけで……
2019-08-18 02:24:28@tos あ、なんかストンと来た。高慢と傲慢にすごくしっくりきてしまったぞ。国広極は本歌と写しの物語から脱却して、ひとりで立てると思ってる。写しが本歌と同じ、いやたとえより優れた出来であったとしても、元になった作品に触れることなく評価してもらえると思うことは傲り。それが彼の傲慢なんだ
2019-08-18 09:49:11