2020年11月末から2021年02月末までの3ヶ月間@trickenアカウントから発信していたファンク&ソウル文脈音源紹介シリーズ #FalettinSouls が、毎週平日冒頭(祝日除く)周期で復活します。Season2も国内外分け隔てないファンクミュージック&ソウルミュージックをよろしくお願いします。 今期はmin.t側での閲覧効率は放置して、ブログ版 https://falettinsouls.info/blog/ に同内容を格納していきます。
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tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

マクロス82-99のインタビューが2016年に公開されてるので、詳しいことはそっちで読んでください。spincoaster.com/interview-macr…

2021-09-21 18:55:35
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Sailor Team と Night Tempo については、以前「昭和グルーヴとフューチャーファンク」特集回( #FalettinSouls s2eX02 falettinsouls.info/20210521_s2ex0… )である程度書きましたのであまり言うことはないんですが、今回のマクロス82-99の曲はだいぶLofi Hiphopとハウスっぽさの強いチューンになってますね。

2021-09-21 18:59:32
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

P5R(『ペルソナ5ザ・ロイヤル』)などのアトラス系ヴォーカル付きEDMが好きな人は、マクロス82-99のこのトラックもきっと気にいるのではないでしょうか。

2021-09-21 19:00:31
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Wink. Mysterious 〜真夏の夜の夢〜. [1991] 2018. 近年の昭和グルーヴ復興の中で竹内まりや・中山美穂・松原みきなどと並んで大きくフィーチャーされることの多いのが、80s末から90s中盤にかけて活躍したアイドルデュオ Wink です。WinkはREMIXで「淋しい熱帯魚」を取り上げましたが、原曲は初。

2021-09-21 19:04:57
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

「体ごと溶かされそうよ」という表現は、時代を感じさせつつも、今聴いても古びないですね。Winkは稀に一夜限りの再結成を何度もしていますが、続々リマスターも出てきてますし、音楽的にまとまった評価が改めて出るのも時間の問題と思われます。

2021-09-21 19:08:14
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Sing Like Talking. Givin' Me All. 1993. 今聴くと「New Jack Swing期のマイケル・ジャクソン感がすっごい!」と思うくらいにはベタベタのニュージャックスウィングですね!(NJSは、ティディ・ライリーというサウンドPが広めたとされる80s-90sにかけて流行ったブラックミュージックの一様式です)。

2021-09-21 19:11:16
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

ただ一方で、このNJS感を日本語にかっこよく落とし込んでいるこのSing Like Talkingというバンドの実力も同時に魅力的ですね。このバンドは解散したわけではなく、休止期間を経て活動30周年を迎えてるそうです。メンバー達が壮年期となっての更なる新音源に期待です。

2021-09-21 19:13:33
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Ebony Rhythm Funk Campaign. 69c. 1976. 前身を Ebony Rhythm Band, 略称をERFCと呼ぶこと以外あまり情報がない。最近「奴らのLPが再発されるぞーッ」とクラブMCあたりからのざわめきが流れてきて、「知らんグループ名だな」と思って聴きました。そしたら、超かっこいい70sファンクじゃん。

2021-09-21 19:15:55
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

たぶん自分が読んだのは島晃一さんのツイートかな? 自分はLP再生機器を持ってないんですが、こういう話を聴くとちょっとLP欲しくなっちゃうなと思いました。この曲がディスコティックになる前の原ファンク的なアレンジを聴いてみたい。

2021-09-21 19:18:46
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Donny Hathaway. (To Be) Young, Gifted and Black. [1970] 2013. orig: Nina Simone, 1969) ダニー・ハザウェイの、生前アルバムに未収録の音源を含めた4枚組のアルバムセット Never My Love: The Anthology がSpotify入りしてます(これ物理で買って持ってるな)。原曲がニーナ・シモンです。

2021-09-21 19:26:07
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

このニーナ・シモン原曲の歌は、ニーナ自身がその年の“黒人たちのウッドストック”こと「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」で、ハーレムの一角に集った何万人もの黒人たちの前で誇り高く歌い上げた曲でもあります。

2021-09-21 19:29:04
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

その1969年のライヴについては、今年封切りされたドキュメンタリ映画『サマー・オブ・ソウル』をご覧いただくとして……(まだ劇場公開してくれてるだろうか)gqjapan.jp/culture/articl…

2021-09-21 19:32:55
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

この (To be) Young, Gifted & Black を早くにフィーチャーした人物が二人いたのですね。1人は、ご存知アリーサ・フランクリンによる1972年のブラックロック色の強いアルバムの表題『Young, Gifted and Black』および収録カバー曲、そして1970年にカバーした、ダニー・ハザウェイのこの音源です。

2021-09-21 19:37:02
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

どうしてこんなにも早期に他の黒人ミュージシャンに愛されたのかといえば、このニーナの歌に込められたメッセージが、公民権運動に傷つき続けてきたアメリカ黒人たちのブラックパワーを改めて信じ抜き、祝福する内容だったからでしょう。

2021-09-21 19:40:20
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

オーサカ=モノレールの中田亮さんによる訳詞を紹介します。osakamonaurail.com/nakata/2017/05…

2021-09-21 19:40:36
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

>気持ちが鬱ぎ込んでしまったとき この偉大な真実を思い出してほしい 若く、才に恵まれ、黒人として生きるーー あなたの魂はぜったいに負けない!

2021-09-21 19:42:28
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

ここ数年、BLMに呼応して、アフロにルーツを持つ世界中のミュージシャンが、黒人であることを誇りであると謳う曲をそれぞれ出しています #FalettinSouls でも幾つか紹介してきました)。そしてニーナ・シモンによるこの曲もまた、まさに公民権運動時代のBLMアンセムだったと言えるはず。

2021-09-21 19:44:16
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

ダニー・ハザウェイは、大好きなソウル系ミュージシャンの中でも個人的に殿堂入りのひとなので、いつか機が熟した時に特集したいですね。まだ先になりそうですが。しかし、なんかダニーのカバーにかこつけてサマーオブソウルを語るような内容になってしまったな。

2021-09-21 19:50:09
島 晃一 @映画・音楽ライター、DJ @shimasoulmatter

エボニー・リズム・ファンク・キャンペーンの未発表曲「69 Cents」、今のところspotifyとかにはないですが、一応bandcampだったら聴けます! >下RT ebonyrhythmfunkcampaign.bandcamp.com/track/69-cents

2021-09-21 23:23:42
島 晃一 @映画・音楽ライター、DJ @shimasoulmatter

エボニー・リズム・ファンク・キャンペーンの前身、エボニー・リズム・バンドの曲は、spotifyで聴けますね。Now Againが希少価値の高いシングル曲と未発表曲をコンパイルしたアルバム。 open.spotify.com/album/6Npnh9kz…

2021-09-21 23:30:19
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

#FalettinSouls s2e21(今週のSpotify6曲)の解説をします。プレイリストはこちら。 open.spotify.com/playlist/74wxy…

2021-09-30 18:15:58
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

CRO-MAGNON. Life Traveller. 2006. 金子巧(Key.) 大竹重寿(Dr. & Per.) コスガツヨシ(Gt. & Bass) の3人組によるバンド。1990年代からLoop Junktion として活動していたらしいですな、2004年に今のバンド名に変更。以降6枚アルバムを出しています。今回紹介したのは改称後2年経ったころの音源ですね

2021-09-30 18:18:07
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

公式プロフィール cro-magnon.jp/profile/ クロマニヨンズとは違うバンドですのでその点はご注意ください。

2021-09-30 18:18:42
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Rivage. I Need Your Love. [1981] 2020. Twitterタイムラインから掘り当てた1980s初頭のレアグルーヴ情報から辿りました。1977年結成のファンクグループ Mighty Riders のメンバーが関わっているそうです。検索してもLP発売情報しかヒットしません。完全にクラブDJ向けの素材として再評価されてます

2021-09-30 18:22:06
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Billy Preston. Outa-Space. 1971. 「5人目のビートルズ」としてもおなじみ、ビリー・プレストンが1972年にグラミー賞Best Pop Instrumental Performance部門を獲得した記念すべき一曲。売上としても前年に全米でもチャート2位を獲得しています。こんなカッコ良い曲がちゃんと売れてた米国素晴らしい

2021-09-30 18:25:29
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Curtis Mayfield. Future Shock. 1973. カーティス・メイフィールドはSeason1から何度も紹介していますが、今回は名盤 Superfly の次に出たアルバム Back to the World からの1曲から。1973年はベトナム戦争終結の年。カーティスによるベトナム戦争批判のアルバムでもあります。

2021-09-30 18:27:32
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

大まかに歌詞の内容を読み取ると、「ベトナム戦争の凄惨な現場から復員してみれば親兄弟は貧困に喘いでおり、そんな(黒人の)我らに向けてヤクの売人が買え(或いは売れ)と手招きしている……」というようなお先真っ暗な社会のことを歌っています。

2021-09-30 18:39:28
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

実際にRolling Stones 英語版では、「これはサントラとして売られた 前作 Super Fly よりもなぜかサウンドトラック的に聴こえる」と、復員後にヤクの売人に身を窶したアメリカ黒人の物語として読み解いていたりします。(これ、紙の同雑誌の当時=1973年のレビューなのか?)rollingstone.com/music/music-al…

2021-09-30 18:42:41
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Gong. Cat In Clark's Shoes. 1976. プログレッシブ・ロック・バンド「ゴング」は、基本的にはDaevid Allen と Gilli Smyth の2人が中心となって活動した息の長いバンドです。他方でデビッド・アレンは生き方がロックな人物らしく、ジリ・スミスと一緒に自分のバンドを脱退していたりします。

2021-09-30 18:46:20
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

そんな(Gong全体の歴史から見れば)中心核の2人がいなくなった時のGong名義の活動では、一聴してプログレらしくないさまざまな“分家”サウンドが呈示されることになりました。そして今回の曲が、アレン&スミス脱退直後に、残ったフランス人ドラマー、Pierre Moerlenが主導したアルバムからの一曲。

2021-09-30 18:48:43
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

この時代のゴングの曲群を、「ピエール・モレンのゴング」と呼ぶそうです。ウェザーリポートやイエスも特定メンバーの在籍状況やイニシアチブの取り方で時代を区分して聴いたりしますが、ゴングは初期ゴングからの暖簾分けが、(半解体と言えるほど)多彩みたいですね。

2021-09-30 18:51:07
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

さて今回の曲、プログレロックと当時のジャズフュージョンの手法とが混じって、複雑かつ長大になってますね。「うわープログレ聴いたわ〜そういやプログレって長かったわ〜」と約8分の終わりで思い出す感じですね。でも局所局所がファンキーで良いので取り上げました。付き合わせてしまってすみません

2021-09-30 18:54:31
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

Deniece Williams. That's What Friends Are For. 1978. 今回はクロマニオン→リヴァージ→ビリー・プレストン→カーティス・メイフィールド→ピエール・モレンのゴングと、5曲ぜんぶ deep な選曲になって、正直疲れてしまいました。なので最後に優しいソウルを入れたくてデニース・ウィリアムスに。

2021-09-30 18:56:31
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

厳密には Johnny Mathis とのコンビでの発表となります。デニースは、スティービーワンダーのバックバンド「ワンダーラブ」のコーラスに参加、;EW&Fのモーリス・ホワイトに師事し、1975年ソロデビューという流れですね。コミュニティに育てられつつ本人も才気煥発と言ったところでしょうか。

2021-09-30 19:00:07
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

これで6曲です。ハァー今回は解説が激ムズでした。特にGongはファンク文脈ではあまり紹介されないでしょうから、自分の耳を信じて調べてたらめちゃめちゃプログレバンドで驚きました。テリーライスさんにはGongの変遷の件で色々教わりました。ありがとうございます。

2021-09-30 19:02:18
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

今週は本当はLachey Doly 特集したかったんですが、明日できるかしらね。まだ6曲絞り込めてないわ。今晩がんばれたら明日の朝にプレイリストを出します。お楽しみに。

2021-09-30 19:03:42
alt38000 @alt38000

@tricken 公式プロフィールもわかり辛いですがLoop Junktion解散→cro-magnon結成でメンバーも減ってんで改名では無いです。Loop Junktionはラッパーの山仁がいたのでイメージが結構違うと思います(あんま知らん)

2021-09-30 19:06:55
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

@alt38000 解説をありがとうございます。ちょっとプロフィール内でドラマ仕立てにしていて文脈読み取りづらいなと思ってましたが、そういうことでしたか。ブログ版の方では直します。

2021-09-30 19:09:38
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

おはようございます。一年で一番過ごしやすい季節が来ましたね(※秋花粉のひと除く、念のため)。今週の #FalettinSouls をお送りします。s2e22 (Season2, Episode 22) です。open.spotify.com/playlist/6qIwp…

2021-10-04 07:53:35
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

岡村靖幸. ぶーしゃかLOOP. Emma-Jean Thackray. Green Funk. kiki vivi lily and Sweet William. New Day. Maceo Parker. Chicken. CAN. Hallekuhyah. The Three Degrees. Woman in Love. でお届けします。岡村靖幸とMaceo Parker は既出、Emma-Jeanも2回目、他が初紹介です。

2021-10-04 07:57:25
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

#FalettinSouls の宿題が溜まってるので喫茶店詰めになって仕上げます。s2e22から。

2021-10-08 18:21:02
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

岡村靖幸. ぶーしゃかLOOP. [2011] 2016. 邦楽ファンクを沢山紹介する #FalettinSouls ではスガシカオと並んで常連の岡村靖幸です。新しいメンツを紹介したほうがいいのに敢えてこの曲にしたのは個人的な理由があります。

2021-10-08 18:34:23
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

この曲の初出は、二度の覚醒剤使用により実刑判決から戻ってきたあとの最初の新曲トラックとして出たこの2011年のYouTube動画です。 youtube.com/watch?v=sTC65i…

2021-10-08 18:36:35
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tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

この10年前の(……10年前の!?)動画から10年間、過去のノリを保持しながら、家庭を持つ父親としての側面もパフォーマンスの中に覗かせる新生岡村靖幸としていろんな曲を繰り出してきたのですよね。

2021-10-08 18:37:50
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

(※覚醒剤使用は2度ではなく3度だった、訂正) で、こないだの10月01日に緊急事態宣言が終わりましたよね。その日は金曜で、サイゼリヤがだいぶ暫くぶりにワインを解禁してくれたんですね。で、デキャンタL(500ml)を2杯飲んでしまった。

2021-10-08 18:39:11
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

サイゼリヤで肩肘張らずにワイン(と飯)がいただけることですっかりアッパー側に酔ってしまった自分はだいぶ酩酊したのですが、その時に自分の大脳新皮質の下の方から訴えかけてきたファンクがこの「ぶーしゃかLOOP」の“ぶー!” の部分だった。

2021-10-08 18:40:19
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

「ぺんぺんぺんぺんぺんぺん草」「たぶん23才 アッ――」 あたりのノリが、完全に酒が入った時の気分と一致して、岡村靖幸の本能(というか理性を剥がした時)に訴求する力を10年越しぶりに喰らったような思いがしました。

2021-10-08 18:41:43
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

ところで、この「ぶーしゃかLOOP」は、2011年初公開から5年かけて、アルバム『幸福』に別アレンジで収録されました。今回紹介しているのもそのバージョンです。そしてこのバージョン、リズムマシンの刻む音に乗せて“少年のヴォーカル”がファンキーに乗ってるんですよね。

2021-10-08 18:43:02
tricken(手術後復帰チャレンジ中) @tricken

『幸福』のアルバムジャでは、おそらく父であろうPOVが風呂場の浴槽の中に沈んでおり、その股の間で子供が剥いた蜜柑を差し出しているという、図像的な意味に溢れた構図になっています。エロティックな表現を得意とした岡村靖幸が「親子」「家族」という表現を得たのだなあ、と思ったものです。

2021-10-08 18:44:59
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Emma-Jean Thackray. Green Funk. 2021. エマ=ジーン・サックレイは、現在注目のUKジャズミュージシャンです。連名では紹介済ですがデビューアルバムがついに出たのでもう一度紹介しています。

2021-10-08 18:46:35
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