刀ミュ 花影ゆれる砥水 長義のセリフにもの思うよた話まとめ

長義のセリフについて

ここにいないはずのミュんば先輩の影が、いたるところでチラチラしてて、気になって仕方なかった。
私が。

前提として。
どうも、長義が強い物言いをしているときは、裏腹に隠したいことが別にあったりする。
柔らかい言い方のときは素。
強い物言いと、剣戟の合間でグーパンするわローキックをノーモーションでかますわな南北朝ヤンキー殺陣するわで、お行儀がいいだけじゃない風だけど。
隠し事がなければかなり素直な長義とみた。
そして、隠しごとの大半が写し絡みなのは、原案ゲームどおり。

気になったセリフ①

冒頭から小竜に殺陣が似ていると言われて
「似てる、似ていない以前の問題」（かたどおり）
「好きで似ているわけではない」
本科-写しだから、もあるでしょうが、似せておく必要があるんでしょうね。

気になったセリフ②

「本阿弥光徳が価値をつけなかったために刀剣男士になれなかったとしても、そいつが戦力として残らないだけだ。
俺たちの戦力を削るために〜無駄な努力だ！
誰がいなくなろうと、顕現されたもの達で歴史は守る！」
〈01:01頃〉

ここのセリフ、めちゃくちゃ強硬姿勢なんですけど、どうにも写しへの愛情を感じてしまって仕方ない。
前半の、「光徳が〜」には、”写しはヒトの評価でゆらぐような自我じゃない”っていう信頼を感じる。
だって、写しは「俺は俺だ！」だし。
「対等なうえで、俺のほうが上だ」だし。
後半は、写しが不安定だから、自分の顕現名を操作してまで本丸にきた疑惑の長義が言うんかい！
誰がいなくなろうとも、が大嘘で、自分が守るものがばれないように強い言葉を無意識に選んでいるようにしか思えない。

なぜだ、一言も国広の話をしていないのに、国広しか思い浮かばない。
多分これは幻覚。
お刀様の心を聞こうとして、自分の心をきいているやつ。

気になったセリフ③
「俺はニセモノがさもホンモノのような顔をしてのうのうとしているのがたいそう気味が悪くてね。反吐が出る。」〈01:30〉

ここ、見方によっては、例の”長義がニセモノくん＝国広を嫌っている”って取られそうな場面ですけど。
考察班の方が言うように、長義が国広以外にニセモノと言うことってない…
そもそも、ミュ長義、めちゃくちゃミュんば先輩の挙動を気にしている。
その声色も、どちらかといえば心配してるふうな探り方にも見える。
（イメージ：子供が学校でどうやって授業うけているか心配する親）
そこを踏まえると、ニセモノ＝国広、でこのセリフを言っているのではないと思う。
そうではなく、国広のニセモノが出ることを恐ているんじゃないかな…と。
これはミュはずれてゲームになるけど、匿名調査・聚楽第のボス戦、ずっと何かの刀を打つ音が聞こえるやつ…
一説に、正史とは違う山姥切国広が打たれようとしている、という推論がある。
あの事態を恐ているんじゃないだろうか。
セリフ②とも通じると思う。

ミュでは一度もまっとうな匿名調査の描写はない。
（パライソが慶応熊本、心覚が天宝江戸、江水がもしや文久土佐の互換かもしれないが）
だから、匿名調査・聚楽第に関わる謎が、どこまでミュ本丸に関わるのかはわからないけど。
ミュ長義は、国広のことをもっと知りたいし、おそらく心配してると思う。
ずっと桜の花びらをみつめ、国広が歌っていた歌に興味を示し続けている。

心配する対象になってしまってるがゆえ、ミュんば先輩にはうまく声をかけられてないのかなーとは思う。
その分、長谷部の方が本音で気を使わず声をかけられているのが現状なんだろう。
もし、互いのわだかまりがない状態の国広がこの出陣にいれば、長谷部のように長義にシンクロしてたのは国広だったんじゃないか？
という想像の余地を残す演出が随所になされている。
(時間あれば追加でまとめます)

（もし本当に長義が国広を嫌悪してて、セリフ③を本人に言ったとして。
「そうか。本科がいればこの本丸も安心だな」
とか言って、一見流してしまい、まったく長義のセリフが響いてない風にみえるだろうし。
　発破をかけるために言うには…外面の奥が重傷状態と知っていたら、下手に本科が言えるセリフではない。
　陽キャ大包平すごいわ。）