ここ数年の間で自分が試行錯誤している自作デカールの作製工程を紹介します。スタンピングリーフという色箔を使用した熱転写方式で、先ずは必要な道具などから。 #自宅デカール pic.twitter.com/6Fu79qxmFZ
2019-06-29 17:16:05先ず絶対に必要な物 ・デカールデータを印刷した版下 ・コピー用紙 ・クリアーデカール ・スタンピングリーフ ・ラミネーター ・無水エタノール ・水 あったら便利な物 ・水筆 ・幅長のクリップ ・トレス台代わりになる物 まだありますが、後は工程を追って紹介します。 #自宅デカール pic.twitter.com/MzqVIIpmfn
2019-06-29 17:16:35①図案データ作製に使用するソフトや方法は問いません。画像の様にハガキサイズで横位置にレイアウトして、デカールにしたい図案や文字部分は白、不要な余白は黒100%にします。データが出来たらレーザープリンター(自分はセブンイレブンにデータ持込み)で印刷。これが版下になります。 #自宅デカール pic.twitter.com/tMx5Ex5Lgm
2019-06-29 17:17:06②版下とスタンピングリーフを重ねたら2枚のコピー用紙で挟んでラミネーターに通します。通す時の重ね方はスタンピングリーフが下、版下が上になる様に、つまり1枚目の画像の状態からひっくり返して通します。 #自宅デカール pic.twitter.com/WxgOB3xq31
2019-06-29 17:17:23③スタンピングリーフ=色箔はトナーに転写されるので、版下の黒色部分のみに貼り付いている状態です。これを版下から剥がしていきます。無水エタノールと水を5:5〜6:4くらいで割った物を水筆に入れて、裏から図案が透ける程度に軽く塗っていきます。塩梅は経験を積むしかありません; #自宅デカール pic.twitter.com/cXtd9IuZXq
2019-06-29 17:17:43④リーフ側シートの1辺をクリップで挟み、版下側は平らか円柱状の物に固定して、シートが折れたりしないように丁寧に剥がしていきます。手でやると大体折れます; 因みに図案データを横位置でレイアウトするのはこの為です。 #自宅デカール pic.twitter.com/Krxe5nbN7p
2019-06-29 17:18:08⑥クリアーデカールはハイキューパーツさんのクリアーデカールTHを推奨。綺麗に色箔が転写されます。ラミネーターに通してからリーフのシートを剥がせば、自宅製白デカールの完成です! #自宅デカール pic.twitter.com/22088eZcCb
2019-06-29 17:19:05完成したデカールをマクロレンズで接写してみました。文字関係は全く問題無さそうです。カメレオンマークの様な図案はデータ上でもう少し調整が必要そうですが、肉眼では気にならないレベルなので今回はそのまま使用する事にします。 #自宅デカール pic.twitter.com/lvS6oUmVMK
2019-06-29 17:19:32コーションデータのみの物も転写してみました。版下のレイアウトはこのくらい詰め詰めの方が経験上綺麗に転写できる様です。 スタンピングリーフは金箔や銀箔もあるので、そちらを使って同じ様に製作すれば金・銀デカールも作れますよ! #自宅デカール pic.twitter.com/pwmjaiT3BG
2019-06-29 17:19:52このスタンピングリーフを使った熱転写方式デカールは白トナーによるレーザープリントやテプラ製の物に比べて精度や安定性は劣りますが、隠蔽力はダントツです。黒地に貼っても全く透けません。 レーザープリントした色デカールの裏打ちにも威力を発揮します。 #自宅デカール pic.twitter.com/tz5KVRSW3D
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