日本統治下の朝鮮半島で朝鮮人の手によって撮影された映画を集めてみました。
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六衛府 @yukin_done

日本統治下で撮影された朝鮮映画「授業料」。子どもたちの生き生きとした学校生活が描かれている。学校内では日本語、校門を出ると朝鮮語で話していることにご注目ください。あたり前の話だが日本語を習得しないと中学校の入試を受けられず進学できない。 ※「授業料」高麗映画協会 昭和15年 pic.twitter.com/gPQLh04uhK

2019-09-11 02:20:00
六衛府 @yukin_done

この映画は京城日報の小学生向け新聞、京日小学生新聞の手記募集に応募した、光州小学校4年生、禹壽榮 君の作品に基いた実話で、当時は大反響だったらしいです。全編を観たいというフォロアーさんからの声がありましたので、YoutubeのURLを添付しておきます。 こちらです⇒ youtube.com/watch?v=XRMI02… pic.twitter.com/pDlrpJ90Cm

2019-09-12 01:14:07
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日本統治下で撮影された朝鮮映画「迷夢」。「死の子守歌」という副題がついている。あらすじは家庭を顧みない母親が情夫のダンサーの追っかけに狂い、タクシーで追いかける途上で事故起こしてしまい、その被害者が自分の娘だったという話。朝鮮初のトーキー映画。 ※朝鮮映画株式会社 昭和11年 pic.twitter.com/DrFcFYz77B

2020-09-02 09:06:53
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こんな倫理に反する自由度の高い映画でも映画を管轄していた京畿道警察部保安課の後援を受けていたことに驚かされる。併合から26年経過していた昭和初期、朝鮮の普通学校では朝鮮人教師による朝鮮語の授業が行われていた。日本語が教授言語になったのは準戦時に突入したからであったことが理解できる。 pic.twitter.com/SJ9bPMpoxR

2020-09-02 09:19:58
六衛府 @yukin_done

日本統治下で撮影された日朝合作映画「望楼の決死隊」。満州・朝鮮国境付近に出没する抗日ゲリラと戦う国境警備警察官を描いたもので、新任の日本人警察官を迎える宴会で朝鮮人警察官が朝鮮語で歌い、踊りを披露する場面も描かれている。 ※東宝・朝鮮映画製作株式会社合作 朝鮮総督府後援 昭和18年 pic.twitter.com/iPKZEOPmlF

2020-03-15 13:07:13
六衛府 @yukin_done

抗日ゲリラの襲撃を受け、村民を避難させていた警備隊長の妻が拳銃を渡される場面。一緒にいた警察官の妻も拳銃で万一に備え、武装していたのが印象的だった。撮影は満州・朝鮮国境、慈江道満浦市の鴨緑江沿岸で行われ、日朝のトップスターが出演していた。最後は応援隊が駆けつけて敵を撃退する。 pic.twitter.com/dmTYEpe0K3

2020-03-15 13:21:03
六衛府 @yukin_done

国境警備の任務についた警察官の妻が拳銃を使えることに驚く方もおられるかも知れませんが事実です。駐在所勤務の主人が外出中に万一のことがあれば身を守る必要があったからだと思われる。画像は射撃訓練を受けている国境警備警察官の妻。 ※日本地理風俗大系 第17卷 新光社 昭和5年 pic.twitter.com/OoF6c6HnE8

2020-03-15 13:26:59
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日本統治下の朝鮮で製作された映画「軍用列車」。タイトルの通り、総督府鉄道の車両ががっつり出てきますので、古い鉄道が好きな方には必見かも知れません。機関車の運行管理のほとんどの部分を朝鮮人職員が行っていたことが理解できます。 ※「軍用列車」聖峯映画・東寶映画株式会社 昭和13年 pic.twitter.com/55apVTMl8l

2019-10-19 19:35:51
六衛府 @yukin_done

あらすじは総督府鉄道の機関士・金と同居している友人の李。李はスパイに2000円の報酬に釣られてしまい、金の職場から軍用列車の運行情報を盗み出すが発覚してしまい、李以外の関係者は逮捕される。李は自身の罪を痛感し、金の列車に投身自殺してしまうという内容。冒頭の場面に出てきた男がスパイ。 pic.twitter.com/pc6dzTFZlo

2019-10-19 19:48:31
六衛府 @yukin_done

日本統治下の朝鮮で制作された「半島の春」。プロパガンダ色のほとんどない映画で、自分が興味深かったのは、動く総督府鉄道を見れたこと、当時の知識人は日常的に日本語を交えた朝鮮語を話していた(配役は全員朝鮮人の設定)ことなど。 ※「半島の春」昭和16年 明宝映画社 pic.twitter.com/4He4rG5C8H

2019-10-05 12:03:13
六衛府 @yukin_done

あらすじは朝鮮映画界が題材で、資金が欠乏する中で、トーキー映画「春香伝」が製作されていく過程と人間関係が描かれている。朝鮮映画界を描いた朝鮮映画。社会学的見地から鑑賞したい自分は、何度も言いますが、左の映画評などどうでもよく、当時の風景や事物、人間が写っていれば興味が満たされる。 pic.twitter.com/UvvHRs6SaJ

2019-10-05 12:23:19
六衛府 @yukin_done

冒頭の会話で東京に何日に立つのかという問いに「明日のアカツキで」とありますが、総督府鉄道の「あかつき」は急行「のぞみ」「ひかり」より優等の特別急行列車でした。京城16:15発、釜山23:00着、6時間45分で走る豪華な列車でした。当然ですが、朝鮮半島の知識人も利用していたことになります。 pic.twitter.com/uaqvJFjcPk

2019-10-05 17:01:19
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六衛府 @yukin_done

日本統治下における朝鮮の鉱山労働者を撮影したニュース映画。集会の様子も写っているのだが、全員が決意文を復唱している。自分は内地の鉱山と変わらない印象を受けたのだが、韓国では当時の朝鮮内でも強制労働させられたと主張している。 ※朝鮮時報第11報 昭和18年9月22日 朝鮮映画製作株式会社 pic.twitter.com/0ZgjXI8ws9

2019-10-01 09:36:44
六衛府 @yukin_done

同じ映画に収録されている海洋少年団朝鮮支部の子ども達。当然だが子供たちの大多数は朝鮮人で、現在の韓国で糾弾対象になっている旭日旗を掲げて堂々と行進している。あたり前だが全員任意加入。何が親日派なのかさっぱり理解できないのだか、当時は大人から子供まで全員「親日派」だったことになる。 pic.twitter.com/A5CKHobZpi

2019-10-01 09:47:51
六衛府 @yukin_done

朝鮮語新聞「毎日新報」に書かれたこの映画の予告記事。当時の内地で放映された「日本ニュース」に性格が似ている映画だと思われる。もちろん国威高揚のための宣伝映画だったかもしれないが、自分には映画に写っている人々が演技しているとは到底思えない。 ※昭和18年9月21日付 毎日新報(旧毎日申報) pic.twitter.com/9eNXyVCwxY

2019-10-01 10:00:27
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六衛府 @yukin_done

日本統治下の朝鮮で制作された映画「志願兵」の冒頭部分。題名からして国策が反映された映画なのだが、右派としては、左の偏狭な映画評などどうでもいいわけで、誰が原作を書き、誰が企画・制作し、誰が出演して、誰が脚色・演出したのかを押さえておきたい。 ※「志願兵」 昭和16年 東亜映画製作所 pic.twitter.com/4q9M65xPwQ

2019-10-04 08:19:00
六衛府 @yukin_done

ほぼすべて朝鮮人スタッフの手で作られている。あらすじは主人公が小作管理人を地主に解任され、新設された志願兵に応募するというものだが、当然、作品は営利目的で人気が無く観客が見に来ないとそもそも成り立たないという視点は左の映画評にはない。 pic.twitter.com/czLQ8BgL2J

2019-10-04 08:36:29
六衛府 @yukin_done

日本統治下で撮影された朝鮮映画「家なき天使」。朝鮮人篤志家が医師である義兄の協力で京城で孤児の施設を建設するという実話に基づいた映画。孤児、児童労働などが描かれており、当時の朝鮮の負の部分が題材なのだが朝鮮総督賞・文部大臣賞を受賞している。 ※家なき天使 高麗映画協会 昭和16年 pic.twitter.com/VdgdVoQJT5

2019-09-18 08:55:23
六衛府 @yukin_done

映画の冒頭で夜の酒場で花売りをする孤児の姉弟も描かれており、当時の映画製作の自由度を知ることができる。六衛府が興味深かったのは日本統治下の夜のソウルが動画で見れたこと。電光掲示ニュースまで写っている。 pic.twitter.com/sEpdjA5zYz

2019-09-18 09:03:57
六衛府 @yukin_done

その後、文部大臣賞は取り消しになり、内務省の検閲に抵触したため、内地での上映は見送りになったという詳しい方の話もあるので、複雑な思いがするのだが、文部省推薦映画であり、全朝鮮で放映されたことは当時の映画広告から間違いないようである。 pic.twitter.com/d1C7eGuCP7

2019-09-18 10:10:42
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六衛府 @yukin_done

日本統治下の朝鮮・京城を紹介するために作られた、朝鮮総督府鉄道局映画「京城」。京城の朝から夜までの一日を撮影した淡々とした映画で全編ナレーションも無い映画だが脚色の無い当時の朝鮮が見れて興味深い。 ※制作 大日本文化映画製作所 昭和15年7月 pic.twitter.com/sv74xkd8sV

2022-06-25 21:10:16
六衛府 @yukin_done

同映画の昼間の様子。京城市内を自動車で走行しながら撮影したものも含まれている。鉄道局制作なので内地からの観光客誘致の目的もあったのかも知れない。 pic.twitter.com/Qr1aTiaGAu

2022-06-25 21:28:44
六衛府 @yukin_done

京城競馬場のシーンを見つけましたw やはり朝鮮服の人も多く来場していますね。朝鮮新聞などの当時の報道は歴史的に正しかったことがこのような紀行映画からでも確認ができます。 pic.twitter.com/8esNcKy6mR

2022-06-25 23:07:43
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まとめたひと
六衛府 @yukin_done

日本の伝統文化、先達が築いた日本の文化・歴史を大切にしたいと考えています。伝統保守 / 無党派 / 日本史 / 有職故実 / 凌霜会 / 法学士 / 1アマ / 反共 / ゆうきん / ブロガー / 國體護持 / 古文書 / 昭和マニア/ ※民族差別的コメントはご遠慮下さい。