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日傘 @pallasoul

201.『ジョン、全裸連盟へ行く』(北原尚彦著、早川書房 ハヤカワJA文庫)読了。300冊目への道のりの第一歩は偉大なるシャーロック・ホームズシリーズ、その和製パスティーシュ。北原先生の単著かつインパクトある題名が気になりすぎてもう何年も探してたのですが、最近ようやっと手に入れました。

2022-09-19 15:01:03
日傘 @pallasoul

202.『私たちが光の速さで進めないなら』(キム・ヨチョプ著、カン・バンファ、ユン・ジヨン役、早川書房)読了。エモーショナルで胸をギュッと鷲掴みにされるような切なさを内包したとても良いSF短編集でした。

2022-10-04 23:42:09
日傘 @pallasoul

203,204.『まほり』(高田大介著、KADOKAWA 角川文庫)読了。ちょっと融通の利かない若き社会学者の卵 勝山裕のルーツ探しと、都会から田舎に引っ越した少年 ・淳が沢で見かけた「馬鹿」の少女を探す、夏休みジュブナイル民俗ホラーです。作者の経歴もあり、民俗ホラーの「民俗」が非常に強く骨太な

2022-10-05 00:02:25
日傘 @pallasoul

205.『ぼくのがっかりした話』(セルジョ・トーファノ著、橋本勝雄訳、英明企画編集)読了。神保町ブックフェスで出会った一冊、表紙からタイトルから「これは幻想奇想モノ!」というカンが働き購入。帯も有名童話の意外な顛末を匂わせる魅力的な文章でそそられます。イタリア文学は

2022-11-20 22:35:03
日傘 @pallasoul

206.『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』(ミック・ジャクソン著、田内志文訳、創元推理文庫)読了。前作がユーモアに満ちた皮肉なら、こっちはペーソスに満ちた皮肉。その昔イギリスに居た”でっかくて かわいくて かしこ”い熊が”もういな”くなるまでの、いくつかのエピソード集。

2022-11-20 22:48:45
日傘 @pallasoul

207.『月のケーキ』(ジョーン・エイキン著、三辺律子訳、東京創元社)読了。表題作は過去に瑕疵ある者が時を戻すために作る魔法のケーキと、それをはねつけた男の子の話。その他、イマジナリーミーム”バームキン”にまつわる大人たちの狂騒、地域猫ならぬ地域ドラゴンと住民の愛すべき関係性、

2022-11-26 10:47:06
日傘 @pallasoul

208.『人魚の嘆き 魔術師』(谷崎潤一郎著、中公文庫)読了。『春琴抄』『刺青』で知られる文豪・谷崎の書いた二編を収録した短い本。収録されているのはどちらも過剰なほど華美な装飾に縁どられた美と破滅の物語。非常に似た構造になっているので片方を語るともう片方も語れてお得(そうか?)。

2022-11-26 11:03:42
日傘 @pallasoul

209.『ルビーが詰まった脚』(ジョーン・エイキン著、三辺律子訳、東京創元社)読了。前作『月のケーキ』でがっちり心掴まれてしまい、貪るにように読みました。2冊同時買いした過去の自分を盛大に褒めた。さて今作もかなりすてきなお話が多いのですが、大好きなのは書類ケースに取り憑いた(?)

2022-11-26 11:18:52
日傘 @pallasoul

210.『ガストン・ルルーの恐怖夜話』(ガストン・ルルー著、飯島宏訳、創元推理文庫)読了。神保町の古本まつりでお迎えした本です。この手のテーマまとめの新刊短編集やアンソロジーはわりとサクサク読めるエンタメにまとまってるイメージがあるんですが、これが古本になると読み下すには腹持ち重めで

2022-11-26 11:29:41
日傘 @pallasoul

211.『10ぴきのいたずらねこ』(メンシェン・ファン・キューレン文、ヤン・ユッテ絵、野坂悦子訳、朔北社)読了。神保町古本まつりで手に入れた絵本をまとめ読み。こちらは10ぴきのいたずらねこちゃんたちによるかぞえ絵本。彼らがパーティーに行ったりけんかをしたりお蕎麦を食べに行ったりすると、

2022-11-27 09:25:25
日傘 @pallasoul

211.『おおきなトラとシカのはんぶんくん』(バーニス・フランケル作、レナード・ワイスガー絵、こみやゆう訳、好学社)読了。こちらもブックフェスでの釣果。チョコレートケーキみたいなブラウン×マンゴーみたいなイエローの色彩がとっても素敵で絵が好みで購入しました。

2022-11-27 09:33:15
日傘 @pallasoul

失礼、これは212冊目でしたね。間違えちゃった。

2022-11-27 09:40:01
日傘 @pallasoul

213.『このほんよんでくれ!』(ベネディクト・カルボネリ文、ミカエル・ドゥリュリュー絵、穂村弘訳、クレヨンハウス)読了。こちらも神保町ブックフェスでの戦利品。小~中学生の頃に本屋さんで見かけていいな~と思っていたので、見つけた時は嬉しかったです!森の嫌われ者のオオカミが

2022-11-27 09:42:57
日傘 @pallasoul

214.『へびのクリクター』(トミー・ウンゲラー著、中野完二訳、文化出版局)読了。こちらは立川蚤の市で手に入れた絵本。フランスで暮らすボド夫人のもとにある日届いたのは、ドーナツみたいなわっかになった箱。ブラジルでヘビの研究をしている息子さんからの誕生日プレゼントでしたが、この時点で

2022-11-27 09:58:31
日傘 @pallasoul

215.『ねずみのとうさんアナトール』(イブ・タイタス文、ポール・ガルドン絵、晴海耕平訳、童話館出版)読了。こちらは立川蚤の市で手に入れた一冊。結構前にフォロワーさんにオススメされて読みたい!と思ってたので、かなり運命的な出会いでした。パリにほど近いちいちゃなねずみ村で暮らす

2022-11-27 18:38:04
日傘 @pallasoul

216.『マウスさん一家とライオン』(ジョームズ・ドーハティ著、安藤紀子訳、ロクリン社)読了。こちらは神保町ブックフェスでお迎えした本。なんだかネズミ続きになっちゃいましたが、こちらのネズミとうさんモーゼズ・メリマン・マウスさんもまたすばらしく素敵なネズミです。

2022-11-27 18:48:37
日傘 @pallasoul

217.『ミセス・ハリス、パリへ行く』(ポール・ギャリコ著、亀山龍樹訳、角川文庫)読了。小学校の頃に単行本のハリスおばさんシリーズを読んでいて、この度文庫となって登場するということで購入。ちゃきちゃきっとした江戸っ子気質(※ロンドン住)な通い掃除婦のハリスさんが、ディオールの

2022-11-27 19:07:49
日傘 @pallasoul

218.『地獄の門』(モーリス・ルヴェル著、中川潤訳、白泉社)読了。幻想怪奇クラスタお墨付きの『夜鳥』で新たな短編小説の鉱脈を見つけたと喜んでいたルヴェルの短編集。帯にもあるように「フランスのポー」と呼ばるるに相応しく、あらゆる匂いが混じり湿り、死んだ鳥の濡れた羽毛のようにべとつく

2022-12-10 17:20:59
日傘 @pallasoul

219.『静かな終末』(眉村卓著、日下三蔵編、竹書房文庫)読了。読みやすくておもしろいのですが仕事大嫌い時期に読み始めたため、ちょっと読むのを止めていた単著短編集です。浅学ながらこんな作家がいることを知らないで、本編読んだり解説読みながらへぇへぇと思うことばかりでした。

2022-12-10 17:41:17
日傘 @pallasoul

220.『詐欺師の楽園』(ヴォルフガング・ヒルデスハイマー著、小島衛訳、白泉社)読了。ウヒーッ!と声に出して笑っちゃうほど最高にとんでもなくて最悪に嘘っぱちな物語。語り手であるアントンのローベルトおじさんが、非実在国家に非実在の天才画家を作り上げその陰の公認贋作者として国家的利権を

2022-12-10 17:48:22
日傘 @pallasoul

221.『魚のいない世界』(マーク・カーランスキー著、フランク・ストックトン絵(イラスト)、高見浩訳、飛鳥新社)読了。神保町ブックフェスでの釣果の一冊。応対してくれた店員さんが「ラス1だったので嬉しい!」と仰っていたのが私も嬉しくて記憶に残っています。

2022-12-10 17:57:33
日傘 @pallasoul

222.『偶然仕掛け人』(ヨアブ・ブルーム著、高里ひろ訳、集英社)読了。めっちゃ良かった~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!今年度滑り込みで間違いなく上位に食い込んでくる最高の読書体験でした。平日早めに終わったとはいえ会社勤めの後に夜中まで一気に読むなんて早々できないぞこれは。

2022-12-10 18:04:12
日傘 @pallasoul

223.『マリス博士の奇想天外な人生』(キャリー・マリス著、福岡伸一訳、早川NF文庫)読了。DNAの一部を効率的に増幅させることで化学社会に革命を起こしたPCR法、それを発明したノーベル賞科学者キャリー・マリス氏の自伝的な一冊。読み終わって気づきましたが、訳が福岡先生だったのですね。

2022-12-10 18:41:21
日傘 @pallasoul

224.『眼球綺譚』(綾辻行人著、角川文庫社)読了。確かす~~~っごい前にフォロワーに勧められたか、いつか読んだ米澤穂信の読書歴を書いたネット記事で見つけてほしいものリストに長らく入ってたやつだったかと思います。和製ホラーははっきりしていてわかりやすくてとにかく読みやすくて良いですね

2022-12-10 20:16:51
日傘 @pallasoul

225.『仕事ください』(眉村卓著、日下三蔵編、竹書房文庫)読了。前作『静かな終末』に引き続いた眉村卓の短編集。作品も非常におもしろいんですけど、前のもそうでしたがひたすらに表紙が可愛いですよね。イヌだらけでめんこいカバーイラストはまめふくさん。可愛い。ずっとこれでいってくれ。

2022-12-10 21:49:38
日傘 @pallasoul

226.『王子と乞食』(マーク・トウェイン著、村岡花子訳、岩波文庫)読了。確か去年の今頃に池袋に立った古本市で手に入れたやつですね。誰もが知る名作ですが手に取ったことはなかった。トウェインは昔『アーサー王宮廷のヤンキー』を英語教師に勧められて挫折して以来、なので今回は

2022-12-11 23:15:18
日傘 @pallasoul

227.『すぐそこの遠い場所』(クラフトエヴィング商會、ちくま文庫)読了。確かフォロワーさんが教えてくれたんだったかな?それともツイッターの本紹介タグをめぐってた時に見つけたんだったか。『詐欺師の楽園』を読んだ後だと、同じ架空の国の話だとしてもかなり誠実で清廉潔白に感ぜられるから

2022-12-11 23:40:17
日傘 @pallasoul

228.『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット作絵、わなたべしげお訳、福音館)読了。多分読んだのは小学生の時だけど、さてアニメで観たのが先だったか読んだのが先だったか忘れてしまいました。でも記憶はアニメのほうが強くて、ぬるっと動いて急に喋りだす猫とか、

2022-12-11 23:51:36
日傘 @pallasoul

229.『七人の魔法使い』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著、野口絵美訳、徳間書店)読了。今回多分読むの3度目かな?今まで読んだDWJ作品の中でも特に好きな一冊で、今回手元に置けたの本当に良かった。佐竹美保さんの表紙・扉絵も可愛い!昔はヴェンチュラスに一番感情移入していて、なんとなく彼を

2022-12-18 18:04:40
日傘 @pallasoul

230.『裏切りの塔』(G・K・チェスタトン著、南条竹則訳、東京創元社文庫)読了。『希商クラブ』『詩人と狂人たち』と続いてのチェスタトン三作目なんですが、正直私はもうチェスタトンはしばらくいいかな…。美辞麗句が連なっているというよりは思想・理想・概念の説明がひたすら続く冗長な

2022-12-18 18:22:31
日傘 @pallasoul

231.『キャクストン私設図書館』(ジョン・コナリー著、田内志文訳、東京創元社)読了。同テーマ短編集だと思ってたんですけど、単話短編集でちょっぴり残念。高名な物語の書き手が死んだ後、その初版本と共に実体化したキャラクターが集う図書館の物語ということで、ちょっと期待してました。

2022-12-26 23:41:47
日傘 @pallasoul

232.『眠れる人の島』(エドモンド・ハミルトン著、中村融訳、創元SF文庫)読了。ず~~~~~っと探しててたしか去年の池袋古本市で奇跡的に出会ったハミルトンの短編集!手に入れられて良かった~。中身は全部いつものハミルトンの異世界転生(転移)マンミーツガール者です。

2022-12-26 23:54:40
日傘 @pallasoul

233.『ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2』(ミシェル・バークビイ著、駒月雅子訳、角川文庫)読了。コナン・ドイル財団公認であり、シャーロックとジョンではなくマーサとメアリーに焦点を当てたシリーズ2作目。前作もおもしろかったですが、今回も

2022-12-27 01:04:13
日傘 @pallasoul

234.『クリスマス・キャロル』(チャールズ・ディケンズ著、井原慶一郎訳、春風社)読了。去年お友達と初めてデカイ本屋さんへ行ったときに見つけた一冊。すごく大好きな一冊なんですけど手元になくて、ようやく手に入れました。装丁が凝ってるのもいいよね。なんか久しぶりに読んだからか

2022-12-27 01:20:58
日傘 @pallasoul

235.『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール著、松原葉子訳、小学館文庫)読了。主人公のベンは無気力な生活を送る中年男。弁護士としてバリバリ働く妻とは正反対で結婚生活は冷え切っている。そんな彼らの家の庭に突如現れたロボットと、彼を直すために世界中を駆けずり回るベンの

2022-12-31 20:09:56
日傘 @pallasoul

236.『池澤夏樹の世界文学リミックス』(池澤夏樹著、河出文庫)読了。2023年初読書!池澤夏樹が編纂した世界文学全集の1タイトルを軸にして、時代やテーマ的、或いは池澤自身の思い出を含めた近縁な文学作品を語る、読書家垂涎の四方山集。誰もが知る名作からちょっとなかなかお目にかからないような

2023-01-02 14:53:35
日傘 @pallasoul

237.『ゆく川の流れは、動的平衡』(福岡伸一著、朝日新聞出版)読了。福岡先生は何年か前に『遺伝子はダメなあなたを愛している』(朝日出版文庫)を知って、同じドリトル先生ファンという点での親近感とその文章の上手さでファンになったのですが、こちらもまた新聞コラム集ですね。

2023-01-02 14:58:45
日傘 @pallasoul

238.『草を結びて環を銜えん ケン・リュウ短篇傑作集4』(ケン・リュウ著、古沢嘉通訳、角川SF文庫)読了。大分前に買ってたんですけど途中で止まってしまってた。今作も非常におもしろかったですが、いつも以上にケン・リュウの持ち味の中にある中国文化の味が強かった一冊です。

2023-01-02 15:10:55
日傘 @pallasoul

239.『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』(ジェイムズ・ラヴグローヴ著、日暮雅通訳、早川文庫)読了。数あるホームズパスティーシュの中でもここまで怪奇に、しかも本格に降ったのはなかなか見なくてちょっとびっくりした。私たちの世界には正典として残るホームズと

2023-01-09 11:32:07
日傘 @pallasoul

240.『生まれ変わり ケン・リュウ短篇傑作集5』(ケン・リュウ著、古沢嘉通・他訳、角川SF文庫)読了。ケン・リュウお得意の生命や寿命にアクセスするSF的バイオガジェット短編の表題作や、エステ用パックの泥でできたゴーレムによるスペースネズミ捕りコメディ『化学調味料ゴーレム』、

2023-01-09 11:39:29
日傘 @pallasoul

241.『10の奇妙な話』(ミック・ジャクソン著、田内志文訳、創元推理文庫)読了。『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』のミック・ジャクソンがおくる、奇妙で風雅/フーガでそして寂しい10の幻想的なショートストーリーの短編集です。骨を掘り起こす少女、家でして森人となった男の子、

2023-02-25 11:26:13
日傘 @pallasoul

242.『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新著、講談社NOVELS)読了。めっっっちゃ待ってた!というわけではないけどめちゃくちゃ嬉しい戯言シリーズのハイエンドモデル、ここに爆誕。久しぶりに西尾節を拝めたのが良かった。盾ちゃん、今のところいーちゃんの遺伝子が色濃く

2023-02-25 11:33:48
日傘 @pallasoul

243.『黒ゐ生徒会執行部』(にかいどう青著、PHP研究所)読了。フォローさんが読んでてへ~児童向けかと思って試しに買ってみたけどおもしれ~~~~!!!!!これ子供のころから読んでる今の世代、絶対バリメチャおもしろいエンタメ作るよな!??1話5分ということで構成はシンプルだけど、

2023-02-25 11:39:34
日傘 @pallasoul

244.『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』(福岡真一著、朝日新聞出版)読了。福岡先生の著作は『遺伝子はダメなあなたを愛している』『川の流れは動的平衡』に続き3作目ですが、なんと今回はヒュー・ロフティングのドリトル先生シリーズの続編と題した児童書です。過去の著作でも

2023-03-28 19:15:46
日傘 @pallasoul

245.『オズビック鳥』(エドワード・ゴーリー作、柴田元幸訳、河出書房新社)読了。ご存知柴田先生によるゴーリー絵本シリーズ、今回はなんだか珍しくカラフルで絵本っぽい(?)表紙でお届けします。本屋でパラパラ開いて『ダブル・ソリテア身が入り』でフィンズビーとケンカしてる絵が良すぎて買った

2023-03-28 19:30:15
日傘 @pallasoul

246.『はてしない物語 上下』(ミヒャエル・エンデ著、上田真而子/佐藤真理子訳、岩波少年文庫)読了。名作児童文学、フォロワーさんがすごくオススメしていたようやく読めました~。初見のインパクトを楽しんでもらいたいので深くは言いませんが、私のだ~い好きな物語のフラクタル構造をそのまんま

2023-03-28 19:37:37
日傘 @pallasoul

247.『やんごとなき読者』(アラン・ベネット著、市川理恵訳、白水社Uブックス)読了。あんまり行かない本屋さんでなかなか他の書店の白水社の棚に見ないな~と思い、また設定がおもしろかったので購入。某国の某女王がそれまで縁のなかった、というか深くやりこんでこなかった「読書」に目覚め、

2023-03-28 19:49:07
日傘 @pallasoul

248.『怪物 ブッツァーティ短編集Ⅲ』(ディーノ・ブッツァーティ著、長野徹訳、東宣出版)読了。先ほどの『やんごとなき読者』は『はてしない物語』の上下巻の間のインターバル的に読んでいて、こちらはそのあとに読書がしてえ!と思って読んだ本(のはず、多分)。ブッツァーティはTLでもよく話題に

2023-03-28 20:04:07
日傘 @pallasoul

249.『超動く家にて』(宮内悠介著、創元SF文庫)読了。近未来、ハードウェアエンジニアたちの聖典でもある雑誌「トランジスタ技術」の物理圧縮が競技化した時代で行われる最後の大会で、アイロン派VSむしり派のプライドと歴史と威信をかけたバトルが今始まる『トランジスタ技術の圧縮』

2023-03-28 20:34:15
日傘 @pallasoul

250.『異端の祝祭』(芦花公園著、角川ホラー文庫)読了。所謂因習村の系譜に属する宗教×民俗ホラーの今作。怪異の背景設定がおもしろかったのと、そこはかとなく感じていた違和感みたいなものがキーキャラであるるみさんたちと一緒にアハ!と開ける感覚が良かったです。

2023-03-28 21:01:43