僕がようやくカサンドラを理解した話

ともや @isitubutuyou

🐣【ようやく理解した】 実はカサンドラは地続き。 解決法がなくなり詰むまでの流れについて。 ※この内容には過去のツライ想い出を呼び起こしてしまうかもしれない危険性があります。 閲覧は体調とご相談ください。 OKな人のみ次へどうぞ。。

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■カサンドラ段階説 ①初期 ②中期 ③後期 　 ①初期 なんだか会話がすれ違う、意思疎通がうまくいかない、何度伝えても同じことを繰り返されるなどの様々な理由によって日常生活の中でお互いのすれ違いが生じるようになります。

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それを繰り返すうちに次第に「すりあわされる確率が低いものをすりあわせるよりも、自分で解決した方が楽だなぁ」という結論になりがちになり、日常生活の中にある責任や労力を1人で抱え込むようになりますので疲労は溜まりやすくなってしまいます。

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これは責任や労力を相手の分まで過度に背負っている状態になりますので、どのくらい耐えられるのかは人それぞれ状況によるのですが次第に「このままでは身が持たない」と感じるようになり、やはり相手にも協力してもらおうという気持ちになりますが、いざ伝えてみるとやはり伝わりません。

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なんで伝わらないのだろうか？じぶんの伝え方のどこが悪いのか？考えてみても分かりません。 自分1人では無理そうだったから相談したのに助力を得られなかったわけですから、体調不良と精神的孤立から完全にエネルギー切れを起こし、

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理性とは裏腹に「こんなにツライのに助けてくれないなんて、実は裏切られてるんじゃない？」などと体がパートナーを敵認定してしまい、さまざまな身体症状として現れはじめます。

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あんなに我慢強くてサポートしてきた温厚なあなたが、、交感神経優位、消化器系STOP、不眠などにより、急にキレているモラのように捉えられはじめます。 　 協力打診→むり→ワンオペ→きっつ→助けて→むり→ワンオペ→枯渇

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ちなみに健全なコミュニケーションと言われるアサーティブコミュニケーションの理論では、我慢して無理をするほど言動が攻撃的になるそうです。 　 例えばワンオペできっつーと思っている時の「助けて😭」は初回よりも攻撃的で相手に受け入れられにくくなってしまっている可能性があるそうです。

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②中期 体は完全にエネルギー切れしているのに敵と同居している形が継続されているわけです。 しかし、子どもの成長は待ってくれませんから、必死に「やるべきことをこなします」。 これは、例えるなら、ガス欠の車なのにアクセルを踏んでいるような状況です。

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当然、車体やギアがおかしくなりはじめます。 無理なものをさらに無理やり動かしていることになりますので、そりゃそうでしょうという話なのですが、次第に寝たきりのような状態に近くなり、自分の体すら思うままに動かせないなど、やりたい事しなければならない事すら出来なくなっていきます。。🤕

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③後期 もはや自分が寝たきりに近い状態で動けないのは当たり前。 このとき周りからサポートしてもらえるか？は、実家の近さや親兄弟から理解があるかどうか、金銭的余裕などの違いがあるので人それぞれです。

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また、どんなサポートを受けたいか？も、子どもの有無や子の年齢・人数などでも変わってきます。 さらにはパートナーから「お前の頭がおかしいんじゃないの？」などと言われたりするケースもあり、この場合、そう言われた側は、まともに動けないのに本人の人権すら実質なくなることになります😣

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ここまでくると、もはや子どもすら守れないのではないかという絶望感に襲われます。 ちなみに日本の場合、離婚届は双方の印鑑が押されてはじめて離婚成立となりますので、成立しなかった場合、、離婚話をしたことが原因でこじれてDVやモラハラの問題になってしまっているケースもあるようです。

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そして離婚を切り出す側は寝たきりに近い状態でしょうから、どれだけ無理ゲーかは心中察するレベルになります。。

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★まとめ ここまでを、どのくらいやりようがあるのか？という「手札の枚数」で見てみると ②中期 自分がかろうじて耐えている1枚手札が残っている状況。 ③後期 自分の体が思うようにならない＆相手からの人格否定&周囲に頼るあてがないなどで完全に孤立し、手札ゼロ枚の人も。。

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※ここに、理解のある親族や実家が近いからいざとなったら退避できるなど、それぞれの手札が追加される形になります。

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ちなみに僕は毒親によって②中期の状況だったと思いますが、エサをもらわなければ生きていけない子どもでしたので、寝たきりにはならずに相手のいびつさに適応する道を選んだようです(カラダがそう判断した？)。

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あれ？この話って、不登校だったり他にもアレに似てるなぁと思った人も居るのではないでしょうか。 　 基本的には「鬱で寝たきり」がどれだけツライのか？という実感が世間にはありません。(実感がなければ予測がズレる)

ともや @isitubutuyou

それぞれのツラさは確かにいま目の前にあるのですが、、③の人、いままで分かってあげられてなくてごめんねと僕は思っています。 だって、MAX②までの被害として評価していたのですから。 　 世間的には②も想像できませんし、①も意味がわからないかもしれません。

ともや @isitubutuyou

このように、「何だか話が通じないなぁ」から始まり、その人の手札の枚数によって最終的な被害状況が決まっているだけで、内容は共通するものがあります。 　 であれば、同族同士では「その人のツラさを軽くみた」と捉えられ兼ねないこのような内容は投稿しづらいですよね。

ともや @isitubutuyou

だって、ただでさえ手札の少なさで苦しんでいるのに「この人も分かってくれなかった」と更に相手の世界から手札を少なくすることになるのですから。

ともや @isitubutuyou

この内容を見て「あぁ、そういうことだったのか」と1人でも多くの方に思って頂けることで、いまツラい立場にある人の精神的孤立感が緩和され、彼彼女らのお子さんたちにも良い影響が届くのかな、と信じてこれを書きました。

ともや @isitubutuyou

僕は今まで「大丈夫きっとなんとかなるよ」教を信仰していたために「なんともならない人々」を傷付けてきていたように感じます。 　 その節はごめんなさい。 時間はかかりましたが、いま気付きました。🙏🏻

ともや @isitubutuyou

最後に、カサンドラの話題を取り扱う際に、1つだけどうしても共有しなければならない内容があります。 　 実は「カサンドラ」という言葉は医療用語ではなく、ASDの家族が作ったネットスラングのような表現です。 そして「ASDが全ての原因だ」という誤解を与えるような意味を含んでいます。

ともや @isitubutuyou

え？そうなの？そんなこと知らなかった😰という人も多いでしょう。 なぜこれが問題なのかというと、今まで見てきたように、その人のツラさは複雑な環境の組み合わせですので、世界に1つとして同じツラさはありません。 ですから、その原因をASDのみに限定すること自体に、まず無理がありますよね。

ともや @isitubutuyou

逆の立場から見たほうが分かりやすいかもしれません。 例えば「カサンドラってこういう所が本当に最悪」という言葉があったとき、それは確かに相手のツラさだから否定はしにくいんだけど、うちとは違うから一緒にされたくないなって思いますよね。

ともや @isitubutuyou

それを見たパートナーが「ほらやっぱり自分の言ってる通りじゃないか」と都合よく使ってきたら、更に状況が悪化するかもしれません。 そのときこう思うはずです「迷惑だからやめてよ」と。 カサンドラという言葉自体に残念ながらそのような意味が含まれてしまっているのです。

ともや @isitubutuyou

それをASD側は主張しているだけのように見えるのですが、なかなか伝わらないのは、ASD側がカサンドラ側からカサまされているようにも見えます。

ともや @isitubutuyou

相手の傷付きを無かったことにしない。 それは私もあなたも一緒なのかもしれません。 　 その意味では、今まで②までしか想像できていなかったことは本当に反省しています。 寂しかったよね。虚しかったよね。ごめんなさい。ようやく気付きました🍀