20221216 BS-TBS【Bizスクエア】(12/3公開) （1）、「高速炉」に関して

首都圏反原発連合 @MCANjp

12/3公開のBS-TBSの番組、ツッコミどころ満載の原発推進番組で今後反論をいくつかしていく予定なのですが、先に一つ、奈良林直氏の高速増殖炉についての発言を取り上げます。 政府が新増設提案　次世代原発とは～安全性やコストは？専門家と徹底検証～【Bizスクエア】 youtu.be/9avW-Do5lwk

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【訂正】「高速炉」と「高速増殖炉」には違いがあって、→ mhi.com/jp/group/mfbr/… 奈良林氏が番組内で言及しているのは「高速炉」でした。 twitter.com/MCANjp/status/…

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27:10から 奈良林氏：高速炉もありましたけど、「トイレなきマンション」といわれていた、あの核のゴミを燃やすことができるんです。 あれ、もんじゅの失敗を知らないの？ とまず声が出ますね。（続く） youtu.be/9avW-Do5lwk

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以下、この記事から高速炉の現状を確認していきます。 もんじゅ－再処理＝次世代高速炉？　日米原発計画は矛盾だらけ　田窪雅文 weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221… （2022年9月26日の記事）

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【テラパワーと文部科学省所管の日本原子力研究開発機構や三菱重工業などが協力覚書を締結した。 　覚書に日本側で署名したのは、相次ぐトラブルで頓挫した高速増殖炉「もんじゅ」（福井県敦賀市、廃炉中）を建設・運転した当事者らだ】weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221…

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【福井県の地元紙は、今回のテラパワーとの協力について、「もんじゅの廃炉で地元自治体や住民の期待は一度裏切られたものの『ポストもんじゅ』をにらみ、再び期待感が膨らみ始めている」と報じている／テラパワーは、この炉は「再処理を必要としないため、核拡散のリスクを制限する」という】

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【日本側の日米協力決定の裏には、「核燃料サイクルを維持していると国内外に示す狙いがあった」とする機構出身者の説明を紹介している。高速炉開発が停滞すれば再処理事業の意義が失われるからだという。とっくの昔に意義のなくなっている再処理を続けるために高速炉開発のポーズを示すという話だ】

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【「ナトリウム」は、その名が示す通り、冷却材に液体ナトリウムを使う原子炉だが、プリズム計画で構想された原子炉やVTRとは異なり、燃料はプルトニウムではなく、ウラン235の含有率を通常の原発の3～5％をより高い20％弱にまでにした「高含有低濃縮ウラン」だ（20％以上だと核兵器に直接使える（続く

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「高濃縮ウラン」となる）。使用済み燃料は、そのまま地下処分場に入れるという。 冒頭で述べたように、テラパワーは、「ナトリウム」は「再処理を必要としないため、核拡散リスクを制限する炉」だとうたっている。この炉の開発に参加するのは日本の再処理政策の誤りを認めることになるのではないか】

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「もんじゅ」が頓挫したことは原発問題に関心がない方もご存じの事実ですね。その先に、引用したように日本原子力研究開発機構などは高速炉「ナトリウム」を計画しているテラパワーと協力覚書を締結したのですが、「ナトリウム」は再処理をしない、使用済み燃料は、地下処分場に入れるものなんです。

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「もんじゅ」が頓挫しても次がある、「核のゴミを燃やすことができるんです」よ、と言ったとしても、「もんじゅ」の次の「ナトリウム」は使用済み燃料を地下処分場に入れるもの。奈良林氏は別の高速炉の実現を夢見ているのでしょうか （ナトリウム自体の雲行きも怪しい）。→ weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221…

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奈良林氏は同じ番組の中で、「高速炉」の「安全性」と「コスト」に関して、「◎」も「〇」も付けていません。→youtu.be/9avW-Do5lwk （他に対する「◎」や「〇」はビックリですが、後日のツイートで取り上げる予定です） pic.twitter.com/lIwi6mNuYr

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