東北ミヤギの能力についての考察

まる@生き字引の筆 @5AGLwMenYOpldhM

1 対象を書いた文字のモノに変える能力は実はミヤギ自身の力であるという考察。 ただし、その事実に本人が気付いていない。 本人は筆の力だと思っている。 幼少期に能力が発露した時に「筆」を与えられ自身の能力ではなく「筆」による作用だと思い込むように言い含められる。(マインドコントロール) pic.twitter.com/4K1RtRdRz5

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2 ミヤギの家は先祖代々一帯を取り仕切る由緒正しい豪農で昔から栄え現在も近代農家として大きく展開している。 長く繋がりのある寺に奉納されている「筆」 何十年か毎に「力」を持つものが現れ、その都度一族とその周辺で「筆」を持ち出し「筆使い」としてその筆を与えた。

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3 「筆で書けば変幻自在」「漢字限定」「文字が消えたら戻る」という作用はミヤギがそう教えられそう思い込んでいるからである。 無意識に能力をセーブしている状態。 自覚(覚醒)すれば筆以外でも能力は発動できるはず。さらに不可逆的攻撃もできる。

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4 なぜ、己の能力であるのに周りは「筆の力」だと思い込ませたのか。 「筆の力」ということにしておけば、筆を持たないミヤギ自身は普通の人間であり危険はないということになる。 本人もそう思い込んでいるので筆無しで能力を発動することはない。 結果的にそれがミヤギの安全を担保することになる。

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5 対象を自在に変化させることができる力は神にも等しい力なのだ。 「筆」を与え「筆使い」として育てるのは長い歴史の中でミヤギの家系に受け継がれてきた特異能力者が安全に生き延びるための対応策。 人は支配できない脅威は攻撃を持って消そうとするが美しく愚かな者には優しい。

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6 他人が筆を使っても効果が発動するのはミヤギの残留思念のようなものが残っているから。 長い間ミヤギが触れないでいればただの大きい筆に戻る。 その意味合いからすればミヤギが持ちミヤギが使うからこそあの筆は「生き字引の筆」になるのである。

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7 ガンマ団もスカウトで入った。 上層部はミヤギの真の能力を認知した上で引き入れた。 そのチート能力は粛清するには惜しく、うまく使えばこの上なく役に立つ。

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8 他の対立組織の手に渡らせないよう飼い殺しにするため、そしてミヤギ本人が自らの力の偉大さに気付いたときにはすぐに排除できるようにするため。 神に等しい力を持ちながら神の器ではないミヤギの存在。 器も備えてしまったらガンマ団はおろか世界にとっても脅威でしかないのである。

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9 素直で根が真面目、さらに総帥の息子(現ガンマ団総帥)であるシンタローに憧れ心酔し組織に忠誠を誓い大それた野望など持ち合わせていなかったこともミヤギが生存するためにはプラスに働いた。 ミヤギの能力は本人も自覚がないままに現在も団のコントロール下にある。

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10 少年時代のスカウトにあたり事情がわかっていた高松 士官学校の保険医の役職にはミヤギを含め異能の子供たちの監視という役目もあった。 いつも側にいたトットリは次第に勘付きはじめるが、何度かミヤギの実家に連れってってもらってるうちになんとなく察してミヤギ本人に尋ねたりはしなかった。

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11 トットリは自分も生まれた時から忍びの末裔として普通の子供とは違った育ち方をしてきたので、一見普通の子供のように見えるミヤギにも何かしらの能力者の片鱗を感じ、また彼の実家に行く事で大家族親戚同郷のものたちが優しい嘘をついて大切な子供を守っていることに気付く。

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12 シンタローは総帥職を継いでから極秘事項のひとつとして知ることになる。 「そう言えば、あの時、、、。」と思い当たることもあった。 そしてミヤギの扱いについてはあえて現状維持。 このまま何も知らせず気付かせずにいることがミヤギの存在を守ることになると思ったから。

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13 ミヤギは「あれ？調子がエエ時は鉛筆でも同じ事できるなぁ〜。ヘェ〜？」くらいの認識であくまでも自分は「筆使い」だと思い込んでいる。 トットリと脳天気雲のように、自分も武器である筆を頼りにしている。