捜査内容振り返り
グレグソン警部殺害について
死因:銃殺、凶器:10年以上前に司法関係者へ支給したピストル、殺害現場:『死神』活動の隠れ家
その他調査:バンジークス兄弟と親密な過去、クリムト死亡時に司法解剖の提言、ミテルモン氏を身代わりに利用、『死神』の関係者(指導者?)、10/31フランス滞在?・同行者1名の旅券、死亡時刻偽装の可能性
プロフェッサー事件について
亜双義父処刑~脱獄行方不明の遺書〈亜双義ファイル〉、処刑立会は執行人とドクター・シス、処刑執行後の棺桶クギの偽装、何者かによる銃撃
その他バスカヴィルの犬との関連、クリムト司法解剖記録(決闘での刺殺、体内の異物、ミコトバの筆跡)、担当検事ヴォルテックス卿→バンジークス弟への変更
その他のメモ
ミコトバの乗船券が証拠品に入ってるのがなんか…のちのちどう使うのかこわいんですよね…。顔を見せなくなったジゴク裁判長の行方も気になる。アイリスとミコトバの関連はそのうちでいいです。
やっとホームズとミコトバ教授は信頼していいかな、と思えるようになって良かった。わかってるよね?カプコン?
乗船券!ここでさっそく使うのか~~!!良かった!果たしてこれで本当に安心していいのかわからんがもうこの証拠品二度と使わなくてすみますように
2022-01-08 19:55:21疑似家族を形成するのはやめろ~弱いんだ… でもホームズの立ち位置わかんなくない?末っ子かペットあたりか?
2022-01-09 13:14:38感想
この作品は「真犯人」を暴いて依頼人を無罪にするカタルシスを楽しむものだと思うんですけどなにしろ。ええ、なにしろ、ジャスティスですから(*)。今作はとくに事実が明らかになることで傷つく登場人物も多いエピソードでしたけど、こっちが傷つけられることだってあるわけで。どいつもこいつも裏切るかもしれない、裏切るに違いないの精神のなかでなるべく予断抜きで事実関係を把握しなければならない。信頼できるのは証拠だけ(なのでいちいち確認事項を振り返った)。結果どのキャラとも終盤までは一歩おき、ただあかされる事実のみを受け止めるプレイになりました。そんな風にジブンをプレイさせたのはなんといってもカプコンなのだよね。
おわって振り返れば、主人公の龍ノ介くんとスサトさんのコンビも良かったし、人間的に不安要素はすごいけどホームズとの共同推理は楽しかった……なによりミコトバ教授とホームズのコンビは超好きなやつですね。ミコトバ教授が犯罪者じゃなくて本当に良かった…。バンジークス検事はこれまでの検事のなかでは特にはじめから大人で信頼できる相手だったし、むしろ亜双義くんがかなり暴走しちゃってはらはらさせられたくらいで。亜双義くんの造形もなんか裸に服を絵の具で描いてんのか?みたいなやたらめったらピチピチ感があってハラハラしたし。
しかしヴォルテックス卿もジゴク判事も作中でそれなりに信頼していた人物だったのでやはりあの展開は「オレ……ニンゲン……シンジラレナイ………」を再確認させられましたね。陪審員もリアルになりゆきで判断かわるし。他人に対しては他人は適当なもんですよ。信じていいのは明らかにされた「事実」だけなんよ…。
亜双義くんがちょうど事件シリーズの戦地調停士みたいな仮面つけてましたけど、「事実」をどうとらえて未来をつくるか、彼らにはそういう戦いが続いていくんでしょうね。
いろいろとホームズ案件なネタ挿入があってホームズ氏も登場するわけですが、「ホームズ」にそれなりの先行イメージがあったので作品中のホームズにはどうしても馴染めないところが。夏目漱石も、登場させる必要あった?わからんけどミコトバ教授はとても良かったです。ミコトバ教授が「探偵の助手」を発動した瞬間にこれまでのすべてが輝いて見えましたね…!
(*)逆転裁判5プレイ済みの意