そち
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今日食べたレモンケーキを褒め称えるレモニカハッセ 「このレモンケーキは甘過ぎずレモンの酸っぱさが程好く感じられてとてもおいしい。100点。」 ふと背後に気配を感じて振り返ると、そこに立っていたのは pic.twitter.com/q0lo4lE8GZ
2021-12-09 19:08:24
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「そう。おれはスウェーデンで歯科医を務めるノルディカハッセ、通称ノルディカハ・センセだ。歯周病とたたかったり委員会に仇なすものとたたかったりしている。」 pic.twitter.com/SFSyvFp5pM
2021-12-09 19:16:04
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「な、ななな何の用で？」 レモニカハッセは明らかにうろたえていた。 「その様子では分かっているだろう。おまえ、委員会で実施されたノルディカ歯科検診に来なかったな。」 pic.twitter.com/EtaB2wy1EP
2021-12-13 22:16:03
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「おまえはレモンをたくさん食べるから酸蝕症のリスクが高い。だから必ず検診に来るようにと口を酸っぱくして言ってただろう。レモンだけに！レモンだけに！」 「何で2回言ったし…」 pic.twitter.com/hNuU7O3e3j
2021-12-13 22:24:32
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「おれの口内環境は花丸べ並みにすこやかだ。だから歯科検診には行かない！とうっ！！」 そう叫ぶとレモニカハッセは天高く飛び上がった。 pic.twitter.com/uQMwUCZBno
2021-12-15 23:04:17
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レモニカハッセは棚の上に降り立ち、ハ・センセに向かって叫んだ。 「くらえッ！ハ・センセッ！半径2mレモンスプラッシュをーッ！」 pic.twitter.com/XvnE16a2J6
2021-12-16 23:08:00
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それを聞いて棚の上メンバーたちはざわついた。 おまう「ちょ待てよ。掃除が大変じゃないか。外でやれよ」 もちべ「この本丸賃貸だから壁にシミが付いたら退去時に請求されるんだぞ」 スワへし「変な抗議してる場合か、汁がかからないところに避難するぞ！」 pic.twitter.com/hSlqWvxrWF
2021-12-18 22:24:18
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（撮影の都合により立ち位置が変わっています） ハ・センセはすかさず帽子の先をぶんとひと振りした。 すると棚の上メンバーがハ・センセの背後に瞬間移動した。 ハ・センセはレモニカハッセに向かってにっこり微笑んで叫んだ。 「ノルディカ ハ・センセ・ザ・ワールド！！」 pic.twitter.com/tDRwZFXJWf
2021-12-20 22:24:14
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ハ・センセが魔法の名前を叫ぶとコップが現れ、レモンスプラッシュで飛散したレモン果汁を吸い込んでいった。 ハセンセは歯科医なので、バキューム機能を使ったのだ。 「さあ、瀬戸内レモン100%の果汁がたくさん集まったぞ。あとで牛乳とヨーグルトを買ってきてラッシーを作ろうね。」 pic.twitter.com/sZ6gWIywQz
2021-12-20 22:28:25
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「わ～い、やった～～」 みんなは大喜びした。 「くっそ～～～」 レモニカハッセは地団駄を踏んで悔しがった。 pic.twitter.com/3Z6Xy0lKHZ
2021-12-20 22:38:01
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ハ・センセはレモニカハッセのお手々をしっかりつないで歯科検診へ連れて行った。 レモニカハッセはお見送りに来たみんなの方をくるりと振り返って言った。 「I'll be back.」 「おいしいラッシーを作って待ってるからね」 ぱぺべが、ちょっとしょげているレモニカハッセに話しかけた。 pic.twitter.com/AOwLIUBj5t
2021-12-24 22:26:35
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レモニカハッセ「うん」 そうしてふたりのハッセはノルディカゲートの先へと消えていった。 「やれやれだぜ」 ぱぺべはそう呟いて、ラッシーの材料を買いに近所のスーパーへ向かった。<終> pic.twitter.com/tDTGSqbUFN
2021-12-24 22:31:00
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