長い長い過去ログ集④。全42話。 全キャラ含めてのまとめ過去ログ第4弾の【第四部】です。 明晰な頭脳を120%発揮して暴走するララ娘さんと被害者2名。 そしてウォーレン監獄に収監されていたあの男の復帰。 危うくブラック企業の社畜として働くハメになる所だった猫娘さんとアウラ娘さん。 続きを読む
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IkuS@FF14:雑煮処 @IkuSFF14

「でも革はコイツの専門だし、調達も任せた方が良くないか?」 FC立ち上げ早々に、何やら声を荒げる二人。 「ダメです!よく考えて下さい。 この人に素材費なんて大金渡したらどうなるか!」 アウラ娘さんを指差す。 何故自分がディスられてるのか。 アウラ娘さんにはコレが分からない。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/n45UdjjFRd

2020-08-29 21:29:02
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「良い機会なので、おねーさん達には仕入れを覚えてもらいます」 マーケットに訪れる3人。 「この素材、どう買います?」 指し示すは粗皮相場。 「安値の100g~117gまで5つ」 猫娘さん。 「買える限り全部!」 論外アウラ娘さん。 「二人とも不正解です」 ララ娘さんは即刻断じた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/GLpneGJTXI

2020-08-30 06:35:09
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ララ娘さんの講義は続く。 「正解は個数の多いこの3つだけ買うです」 「個数が少ないのを買わないのは?」 猫娘さんの疑問。 「例えば117g以下を全部買ったとすると、 次に出品する人はいくらで出します?」 「…!」 「そう。ワザと撒き餌で残してるんです」 この幼女…恐ろしい。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/xkhmCbeWHv

2020-08-30 11:24:00
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「読み合いと心理戦こそ商売の真骨頂です。 常にボードの向こう側の相手を意識して下さいね」 底冷えする笑顔のララ娘さん。 「他にも、仕掛けや仕手とか色々と手があるんですが… 今日はこの辺で」 「おねーさん達がどこまで成長するか…すごく楽しみです!」 彼女は嬉しそうに笑った。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/no0NBMILl7

2020-08-30 12:36:00
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FCランクポイント稼ぎに 納品用ミリシアチョーカーを作る事になったアウラ娘さん。 お気に入りのぼっちポイントへ。 「で、何個作れば良いの?1ダース?2ダース?」 「とりあえずコレで8ダース(96個)お願いします」 平然と渡すララ娘さん。 聞き違いかな?アウラ娘さんは訝しんだ。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/sNteBsrXTF

2020-08-30 15:53:10
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「堪忍してつかさい…堪忍してつかぁさい!」 アウラ娘さんの悲痛な叫びが船内に響き渡る。 だが、猫娘さんは振り返らない。 明日は我が身? 否。 我が身の方がひどくなる事は分かり切ってる。 スイッチが入ったララ娘さんは電池が切れるまで止まらない。 更なる無茶はこれからなのだ。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/rjMTmaZQq3

2020-08-30 18:15:56
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「素材の仕入れは、アウラおねーさん向けを最優先で。 とりあえず、グロス(12ダース)で、3つほどと考えてます」 サラッと無茶を言うララ娘さん。 「…私は仕入れだけで良いのか?」 「何言ってるんです?この後が本番ですよ^-^」 予想通りの展開に、猫娘さんは遠い目をした。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/8wEENI7QJm

2020-08-30 19:29:55
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「これを」 何枚もの紙を手渡すララ娘さん。 「…Lv40以下の防具リスト?」 不思議顔の猫娘さん。 「印の付いてる品を全部、3個づつHQで作って下さい」 「待て。全部って… 布系のギャザクラ防具全部(57種)に付いてるぞ?!」 「ハイ。だから全部です」 彼女は平然と言った。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/nxDkNmqg7A

2020-08-30 20:48:00
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「FCハウス獲得と同時に、本格的な装備販売に参入します。 製作によるランクポイント稼ぎも兼ねて、 今のうちに生産を開始を。 原材料は購入して構いません。 マルチクラフターのおねーさんなら、 多岐に渡る素材を自前で揃えられるハズです」 熱のこもった眼でララ娘さんは語り続ける。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/T3r0HmVCs8

2020-08-31 06:48:00
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「目標はマーケット…市場制覇です。 手始めに、初手で大量の品揃えを誇る事でギャザクラ防具市場を制圧します。 私達の名を… Craftsman's Prideの名を市場に刻み付けるんです!」 高らか言い放つララ娘さん。 …一瞬。 一瞬だが、猫娘さんですら心が揺れた。 この幼女。只者ではない。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/dXLOWUnLwm

2020-08-31 10:58:00
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「さて。では私はちょっと顔出しして来ますね」 ここからは別行動とララ娘さん。 「顔出し?」 「各国上層部や職人ギルドへの挨拶。 当局への根回しと懐柔。 まだやる事はいっぱいあるんです!」 気合十分と意気込むララ娘さん。 「…はれ?」 が、次の瞬間。 突然膝から崩れ落ちた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/jNCKesXuVi

2020-08-31 11:58:00
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「あー…やっぱり」 倒れたララ娘さんを支えつつ溜息をつく猫娘さん。 「はぅ…視界がぐるぐる…」 熱っぽい赤ら顔でララ娘さん。 「お前、身体弱いんだからさ。 無茶し過ぎると、熱出してこうなるって自分でも分かってるだろ…」 そう。実はララ娘さん。 極度の虚弱体質なのである。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/jwNHZWKq2c

2020-08-31 15:58:00
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ララ娘さんが呟く。 「だって…やっとおねーさん達と会えたのに… 私、生産もクエも全然出来なくて… やっと…出来る事がって…グスッ…」 「あー…ほら。余計熱が出るぞ」 猫娘さんがあやすように優しく抱き寄せる。 「うぐ…ぅ…うわぁぁああん…」 堰を切った様に彼女は泣き出した。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/h7L2LOW6kM

2020-08-31 18:25:11
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さて。 所変わって久々登場の親父さん。 次なる依頼で、今度はウォーレン監獄へ向かう事に。 そしてソイツは… そこに居た。 奇妙な青い衣装の邪悪な微笑みを浮かべた大男。 「…ぼんじゅーる旅の衆…ってアレ?」 そこには、監獄にぶち込まれたあの男こと、 クソジジイが佇んでいた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/ECqQ57Rihb

2020-08-31 21:01:11
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そんなこんなで遭遇してしまった二人。 「つか、何でおめぇがここに居んのよ」 クソジジイこと爺。 「そりゃこっちのセリフだ」 即言い返す怪しいオッサンこと親父さん。 「「…。」」 微妙に降りる沈黙。 この二人、別に仲は悪くはないのだが、 性格が正反対なのでソリが合わんのだ。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/kwbySFIMZ4

2020-08-31 22:19:20
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「そもそも、おめぇなんでこんな関係ねぇ鯖に居んだよ。 ここ、Garuda鯖だぞ?」 爺の素朴な疑問。 「あぁ? Gなんとか鯖に移住するって話だろ?」 何言ってんだと親父さん。 「…それGungnirな」 「…マジか」 「まーぢーwww」 うっかり別鯖で初めてしまった親父さんがここに。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/svQjF8X67u

2020-09-01 06:48:00
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「そう言うてめぇはどうなんだよ?」 親父さんの反撃。 「いや、ちょっとカヌ・エ・センナちゃんの スカートの中身を探索しに行ったら、とっ捕まってだな。 全鯖強制監獄移送食らったらしくて、 どっか出れる鯖はねーかなと…」 とクソ爺。 何やってんだこの馬鹿。 親父は呆れた果てた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/ZzJELblYJe

2020-09-01 07:16:00
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「ミリシアチョーカーミリシアチョーカーミリシアチョーカー…」 薄暗い船室に響くアウラ娘さんの囁き声。 「お前、まさかずっと…?」 ララ娘さんを休ませた猫娘さんが漸く到着。 「ミリシアチョーカー…?」 人間、同じ作業をやり続けるとこうなるのか。 猫娘さんは一つ賢くなった。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/kipnf4K9Pn

2020-09-01 12:58:39
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「…あと42個…」 虚ろな表情で作り続けようとするアウラ娘さん。 だが、猫娘さんが止める。 「予定変更だ。 アイツが熱でぶっ倒れた。やり方変えるぞ」 途端に満面の笑みを浮かべるアウラ娘さん。 …そんなに嫌だったのかコイツ。 ため息をつきつつ、猫娘さんは色々覚悟を決めた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/ucw0951gVU

2020-09-24 04:11:05
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「…基本は教わったから大丈夫…だよな?買出し」 納品用にランク上げが必要な猫娘さん。 その間の素材集めを頼む事に。 「もちろん」 自信満々のアウラ娘さん。 「…あくまで材料費だからなその金。 …分かってるよな?」 「もち」 何故か一抹の不安が拭えない猫娘さんであった。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/WxXZ5ZurnA

2020-09-01 19:13:44
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「じゃ、張り切って集めてくる」 笑顔で駆け出すアウラ娘さん。 …怪しい。 いくらチョーカー生産が嫌でも、 面倒くさがり帝王が、こんな張り切るとかありえない。 そもそも買い出しなのに、何故一目散に街の門へと走るのか。 猫娘さんは一抹どころか十四松くらいの不安を覚えた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/FyueFGWOLq

2020-09-01 20:48:00
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(…獲った!) 分厚い皮膚と硬い肋骨を貫き、 浸透した勁が相手の臓腑を打砕く感触が拳を伝う。 一瞬ビクンと体を震わせた後、 百雷のギーヴルの巨体は水面に崩れ落ちた。 「案外ソロ格闘でも行けるモンだな…」 R1討伐手帳を埋めるべく訪れた猫娘さん。 己が拳に更なる自信を深めた。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/nvpDx0hATN

2020-09-02 06:52:00
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なお、 ついででそのまま修練所のボスである獣闘士タンガタに突撃。 必殺の玉砕拳で叩き潰した模様。(何を …マジでやめてさしあげてください。。。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/RIu42AHvff

2020-09-02 11:24:00
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みんな大好き(?)玉砕拳。 せっかくなので、猫娘さん達の歴代被害者を集めてみた。 ①記念すべき初被害者。間抜けのトリップティックス。7/24 ②酔いどれスペンサー君見事玉砕。8/4 ③イクサル君に八つ当たり。10/31 ④アウラ娘さんの必殺玉砕ミザリー。卑怯。12/20 …これはひどい。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/raHmrOZd71

2020-09-02 16:58:00
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『ぷりんせすでー』とやらでウルダハに寄ってみたアウラ娘さん。 何やら怪しげな黄色いシャツを着て参加する事に。 「…面倒」 ボソッと本音がダダ漏れてます。 公演が始まったので、 とりあえず試しにライトを振ってみる事に。 …。 意外とノリノリだった件について。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/cSSmtnC5cI

2020-09-02 20:34:07
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ある日の猫娘さん。 採掘がLv50を超えたので、 試しにティガー装備一式を拵えてみた模様。 本人曰く、アメリカン西部風にしてみたとか。 どうやら気に入ったご様子。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/eaNj5LxCAC

2020-09-03 06:52:00
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無事希少品の納品が出来るようになった猫娘さん。 「素材揃えた!」 そこへドヤ顔のアウラ娘さんが帰還。 確かに数は揃っている。 が、何故か妙にHQ品が多い。 明らかに予算オーバーな数。 「…どうやって揃えた?」 目を逸らすアウラ娘さん。 …この女やりやがった。 疑惑が確信に。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/d9ZEGbvlm7

2020-09-03 11:21:37
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「お前ちょっと財布の中身見せてみろ」 疑惑が確信へと変わった猫娘さんが問い詰める。 「え。イヤ…その…」 「怒らないから、どうやって集めたか言うてみ?」 「全部自分で獲って作った!」 釣り銭ちょろまかすために、根性で素材を自力採取する残念娘。 それがアウラ娘さんである。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/3ygjzOHzdA

2020-09-03 17:24:00
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前回クソ爺との不期遭遇を果たした親父さん。 (結局そのまま別鯖で続けるコトにした) どうやら樵に手を出した模様。 気に入った様子で、一心不乱に斧を振るっている。 やがて、一休みしようとしてふと彼は思い立った。 「…椅子が欲しいな」 そう呟くと、一目散に街へと駆け出した。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/DtZ9Ike21p

2020-09-03 20:58:00
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街へダッシュで戻った親父さん。 彼はそのままの勢いで、木工師ギルドへ駆け込んだ。 受付に、木を愛して病まない変人達の一員になれるか? と問われ… 「ぜひ、お願いします!」 と力強く即答。 そう。この男。 椅子を作るためだけに、木工師になる事にしたのである。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/aFu0hr4Saz

2020-09-04 06:58:00
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「やったぜ」 そんなこんなで椅子作りのため木工師になった親父さん。 どうやら手作りの盾を作ってご満悦な様子。 なお、本人曰く、ラウンドシールドのハズだったモノとの事。 (この男、致命的なまでに不器用です) Q.椅子はどうしたの? …作る以前にレシピが出てなかった罠。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/YXiDJkHUjB

2020-09-04 11:31:54
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「…こんなモンかな」 何やら正装姿で、鏡の前で身支度する猫娘さん。 「どしたの?その恰好」 不思議そうなアウラ娘さん。 「ちょっと野暮用でな。 迷える子羊ちゃんの夢を、出来るだけ叶えてやろうかと思って」 そう告げると、 彼女は小さく笑いウルダハの街へと繰り出した。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/0Io7aSkQOB

2020-09-04 17:44:40
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「本当にありがとう、わたしの執事王さま…… バイバイ」 少女はそう言うと、 街の雑踏に溶け込む様に儚く消えていった。 跡には只、 満開の散りゆく桜が散り行くのみ。 「…もう、迷うなよ」 そう呟くと、 彼女は振り返る事なく、その場を後にした。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/OK2O0pfi4o

2020-09-04 18:14:54
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先日の無駄にHQな素材の処遇で悩む猫娘さん。 脳内で鬩ぎ合う天使と悪魔の2人。 「そのままHQ素材として売って差額を着服です!」 とララ悪魔さん。 「私が必死で(つり銭着服のため)作ったのに!」 とアウラ天使さん。 どっちもクソだと猫娘さんが気付くのは、 もう少し後の事である。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/UKIMVVK3ZK

2020-09-05 06:58:00
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布ギャザクラ装備57種x3の量産を始めた猫娘さん。 「…なぁ。いつ終わるんだコレ?」 が、既に疲労困憊なご様子。 「…こっちはもうすぐ」 手伝いのアウラ娘さんは余裕の顔。 「良し…出来た。 見て見て!私用のジャックコート!」 …ダメだコイツ使えねぇ。 猫娘さんは悲嘆に暮れた。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/O5m0FPkrDt

2020-09-05 18:20:38
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「…やっと…終わった。」 約一名の役立たずの相手をしつつ、 山盛り布装備の生産がようやく終わった猫娘さん。 ふとララ娘さんから、 メールが届いてる事に気付いた。 「何々…当面の運営資金として、 6Mほどカンパニーチェストに入れておく…?」 二人の目が思わず点になった。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/EpjRe13gel

2020-09-05 21:48:00
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だが、ララ娘さんのメールはまだ終わらない。 残っている2通のメールを開き、二人は更に硬直した。 1.FCマスターの権限を猫娘さんに委譲。 2.アウラ娘さんのミリシアチョーカー量産は厳守。 余りの無茶ぶりに猫娘さんは愕然と膝をつき、 アウラ娘さんの表情はその場で凍りついた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/FqNq2pg8L0

2020-09-06 06:57:00
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黙々とチョーカー量産をする二人。 「所で3グロスって?」 アウラ娘さんが問う。 「十二進法の数の単位。 12個入ダース箱を12個重ねたのを想像しろ。 それを3つ」 「…馬鹿じゃないの?」 「お前、それアイツに面と向かって言えるか?」 魔王に宣戦布告する勇気は二人には無かった。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/u3TRmILCfz

2020-09-06 12:19:15
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諦めて作業を再開するアウラ娘さん。 だがすぐ飽きる。 「ねぇ。今度から何て呼べば良い?…マスター?」 「やめろ」 即答する猫娘さん。 「えー…ならぷーちゃん?」 「…お前の事もふぃーちゃん呼ばわりするぞ」 「本当?!」 しまった…逆効果だ。 猫娘さんは己が迂闊さを呪った。#FF14 #爺譚 pic.twitter.com/pLE0yOFMpP

2020-09-06 19:23:17
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彼はこの時を待っていた。 前回イベ「ぷりんせすでー」では、 初めてイベントに参加しようとするも、 メインクエを進めておらず、会場のウルダハに辿り着けずに失敗。 だが、今回の「エッグハント」は地元グリダニア開催。 「このイベント…貰った!」 早々に、親父は勝利を確信した。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/sBR2aPkumm

2020-09-07 06:58:00
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勝利を確信し、上機嫌でクエを進める親父。 だが、彼はやがてこのイベントの正体を知る。 【横スクロールアクションゲーム】 DEXが壊滅的に低い、 《キング・オブ・不器用》なこの男に、 アクションゲームなんぞクリア出来るハズが無い。 かくして、彼のエッグハントは終わりを告げた。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/YWbMeo1Xf7

2020-09-07 16:58:00
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「…飽きた」 作り掛けのチョーカーを放り出すアウラ娘さん。 「飽きた飽きた飽きたーーッ! もうこれ以上作らないから!」 唐突に立ち上がり、声高らかに不満を叫ぶ。 「…そうだな」 叱ると思いきや、同意する猫娘さん。 「え?」 予想外の反応にアウラ娘さんは急に心細くなった。 #FF14 #爺譚 pic.twitter.com/qsd7LAsVUx

2020-09-07 19:56:00
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まとめたひと
IkuS@FF14:雑煮処 @IkuSFF14

◇FF14の某Durandal鯖メインの群像劇型RP物語の裏話&回想アカとかいうキワモノです。◇フフリとニヤけたらめっけもの。それが当更新の目当てでございます。 ◇無言フォロー等もお気軽に◇RT用アカは@IkuSFF◇本編物語専用タグはこちら⇒#爺譚◇ARK編専用タグはこちら⇒#ARK爺記◇© SQUARE ENIX