日焼けで逆バニー

高田🔰バルバロッサ深雪 @miyuki_usako

勇尾 潮干狩りにいった日の夜。袖のないシャツに手袋、太ももまで巻き上げたパンツ姿で掘っていた兄様は腕、脚がまっか。 痛むほどではないけどほかほかと熱をもって不快そうなのでタオルを氷水で絞ってゆーさくさんはあててあげる。 「きもちい……」 「よかった。真っ赤でつらそうです」

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「これで日焼けあと残ったら間抜けですね」 「ふふ、可愛いです」 「あなたなんでもそう言いますよね。まぁ俺はあんまり日焼けしないので赤みが引いたらほぼ消えますけど」 「そうですか」 「これ残ったらどうするんでしょうね」 「……腕と脚だけ覆って焼くとかですかね」

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「ぶっ……wwwちょっと想像してください」 首、腕カバーと太ももまでのハイソックスだけの兄を二人で想像。 「それは間抜けすぎませんか…」(大笑いの尾) 「それはえっちすぎませんか…」(勃起する作)

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笑ったあとに「今はダメですよ、腕も脚もあついから」って目元も赤らめた兄に言われてしまったので股間を膨らませつつしょんもりする作さん。でもちゃんと我慢してタオル換えますね、と冷やしタオルを腕と脚にあててくれる。 「……んっ……」 「冷たすぎますか？」 「ん……きもちい……もっと……」

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思い付きで作さんの手をとる兄様。「やっぱり。タオルしぼったから冷たい……ゆーさくさんの手、きもちい……」うっとりと目を閉じてほっぺにゆうさくさんの手をあててすりすりする兄様。 「……ん…きもち……ゆーさくさん……いいですこれ…」 「兄様わざとじゃないんですよね？」 「……なにが？」

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天然の兄に半泣きになりつつ、股間のとどまらない君をとどめるゆーさくさんでした。 しかし必死に元素記号表を頭のなかで埋めていったりしていたけれど、優秀なので萎える前に表が埋まる始末。 あぁ、さっきの兄様は間抜けだっていってたけど腕と脚だけ覆われてるってセクシーでは？とか考えちゃう。

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二人とも気づいていないけれどそれはいわゆる逆バニーなわけである。

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後日談 「絶対えっちだと思うんです」「間抜けですよ！」「えっちです！！」 と例の腕と脚がカバーされた格好について珍しくケンカする勇尾。 「そんなに言うなら見たらわかるんじゃないですか？」 「えっ！！着ていただけるんですか？！」 墓穴は自ら掘るスタイルの兄だったのでした。 pic.twitter.com/G79v86F0iM

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「……よく考えたら俺はパンツくらい履いてもよかったんじゃないですか？日焼けしたいひとでもパンツははいてますよね？」 「気づかれましたね……どうぞ」 「ゆーさくさん、このパンツ尻尾ついてますよ。ゆーさくさん？このゴミ箱にある『逆バニー』っていう袋なんですか？おいゆうさく？」