山隈太一朗さんは誘うようだけれどもセクシャルではないと以前に申し上げましたが完全に撤回せねばならない今日でした 今日のSPは明確にセクシーでした 秘密を要求するような指の仕草、この肌をこの熱を求めてみよと嗤(わら)うDiablo あまねく発散されていた魅力が指向性を持ったような
2017-11-04 03:00:09直後にも言及しましたが山隈太一朗さんの"Diablo Rojo"はまた一段と変わったというか……夜ではないのですが秘め事めいた誘惑の匂い、相手の唇に指を当てて言葉を塞ぐ仕草、自らを掻き抱いて首を巡らせ晒された喉、ともすれば女性的になりがちな魅惑・魅了・誘惑をあくまで男性として踊る、ような……
2017-11-09 23:16:24でも頽廃ではないんですよね、健全という枠からは少し逸脱したかもしれないんですが頽廃にはならない、それがラテンというジャンルなのか年齢的な部分なのかご本人の気質によるものなのかはわかりませんが……
2017-11-09 23:22:33山本草太さんは、今日へ至る道のりを知っているからか否か、宗教画や聖人画のような美しさを感じました 私に言えることはそれくらいです
2017-11-04 03:04:51古家龍磨さんの"Arabica"はもう、凄いものを見た、というか 裡なる世界への没頭と身体の統制 そこには確かに世界があって
2017-11-09 23:25:21櫛田一樹さんの"Leyenda"は濁りなくすきとおった印象は変わらずありましたが西日本では水というよりは結晶質な印象を受けました 硝子のような水晶のような、冷たく濁りなく硬質にすきとおったもの
2017-11-09 23:36:08木科(きしな)雄登さんの"Dance macabre"は15歳の少年の姿でありながら「男性」を踊るような、忌避すべき髑髏の姿で描かれたはずの「死」がやがて人々を魅了したような 死はうるわしい男の姿で口づける。
2017-11-09 23:42:26山本恭廉(たかゆき)さんの"El Tango de Roxanne"には粘つくように濃密な性愛を見ました でも決して淫らがましいものにはならず、正統であるというか毅然としているというか潔癖であるというか……呼吸を忘れるような密度、見据える眼球、見開いた目の強さ。それは"drive you mad"を綴るのかもしれない
2017-11-09 23:55:55もともと印象的に大きな瞳をしておられるんですがそこに気迫を籠めてぐっと見開いたときの「球体としての眼」みたいな印象がとても、こう、好きというか、ぐっとくるんですけれどもフィギュアスケート関係ない話になりますね 余談です
2017-11-10 00:00:26日野龍樹さんの"恋に溺れて"は正直言って読み解ききれていないのですが、恋をしている、恋に狂う、恋を失う、ように、感じました かろやかな印象から始まるんですがやがてきりきりとひとつところに狭まっていくような、フィニッシュのはっと見開いた瞳のおそろしさと美しさ あるいはわずかの狂気の瞳
2017-11-10 00:05:43いや本当に「確かに言語であるのに読み解ききれない!!!」って書き殴ってありましてすっごくもどかしかったんですよ……そこにことばとして演技が提示されているのにどうして読めないんだ、と もっと、教養を、あるいは感情を、積んでいないと読み解けない部分なんでしょうか……
2017-11-10 00:09:22余談ついでにシニア男子第2Gの滑走順を書いたページの欄外に「リャマの存在感」って書いてありまして、中野さんのメモをとったページの欄外にも「リャマの存在感」ってもう一回書いてありまして、気になったんでしょうね、リャマのティッシュカバー
2017-11-10 00:14:16中野紘輔さんの"Capone"は若くみずみずしく小粋で洒脱なギャングスター。無鉄砲と紙一重の、恐れるものなど何もない自信に満ちた色男。バンビーノ、という語彙を思い浮かべましたが本来はもっと「少年」を指す語だそうで……でも語感がすごくしっくり来るんです、明るくて自由で。
2017-11-10 00:27:02川原星(せい)さんの"Fly Me To The Moon"はやわらかく甘いジャズなんですがその中にもほんの少しの切なさ、心浮き立つばかりではない"恋"の微笑。切なさを刷(は)いた微笑み。
2017-11-10 00:31:21新田谷(にたや)凜さんの"Habanera"は女声だけのアカペラもあいまってどこまでもするするとなめらかな、語弊をおそれず言えば、玉の素肌の感触を想起するような 力強さよりはなよやかさ、肉感よりはたおやかな、やわらかにやさしい印象の女性なのですが心を惹きつけてやまない"女"ぶりでした
2017-11-10 00:52:45白神(しらが)伶菜さんの"天使と悪魔"は、すごくピンポイントな話にはなってしまうんですが、冒頭の、上体を低く構えて脚を水平近く大きく蹴り出す所作がとても好きです この世ならぬものの威嚇の仕草のような
2017-11-10 00:57:56