1978年12月16日に公開された「ルパンVS複製人間」の解説だ。
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

[五右ェ門の今日は何の日] 1978年の今日、劇場版第1作目「ルパンVS複製人間(クローン)」が公開された。 ルパン三世初の長編作品であり、劇場版「ルパン三世」は、この作品から始まった。 キャッチコピーは「世界史を塗り替えるのはどっちだ!?」 pic.twitter.com/JzgvNMOMIP

2021-12-16 19:11:52
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

公開時の題名は、「ルパン三世」のみであった。 ビデオソフト化の際に、以後の劇場版作品と区別を付ける為、「ルパンVS複製人間(クローン)」と名付けられた。 pic.twitter.com/IHkh21g5Nk

2021-12-16 19:17:22
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作は、まだゲストヒロインと呼べる女性がおらず、それどころか不二子以外の女性は登場しない。 その為か、本作の不二子は銃を乱射したり、派手なアクションはしないのが特徴で、マモーに囚われたり、ルパンへの想いや愛を見せたりするなど、ヒロインとしての属性が強めだ。 pic.twitter.com/1sL1OWzg8x

2021-12-16 19:18:20
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

拙者の代名詞となる決め台詞「またつまらぬ物を斬ってしまった」は本作から登場するようになった。 ただし、この時点では「またつまらぬ物を斬ったか」と言っており、「またつまらぬ物を斬ってしまった」と言うようになるのは、次作の「カリオストロの城」からである。 pic.twitter.com/4WiFFRPHC4

2021-12-16 19:18:31
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作の悪役の1人にして、最大の敵であるマモーだ。 クローン技術によって己自身を生み出し、育むことで1万年生き抜いてきた科学者だ。 性格は傲慢かつ独善的で、自らを「神」と呼ぶ。 不二子を気に入っており、手元に置こうとしている。 声を担当したのは、2代目水戸黄門役であった西村晃殿だ。 pic.twitter.com/p1UtW5hpfC

2021-12-16 19:19:13
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作の悪役の1人、フリンチだ。 マモーの忠実な部下だ。 無口で頭は良くないが、飛行機の操縦はできる。 長編で、拙者が初めて戦った相手だ。 余談だが、こやつの出番は結構あるのに、台詞はほんの少ししかなかったりする。 声を担当したのは、ナッパ(ドラゴンボールZ)等で知られる飯塚昭三殿だ。 pic.twitter.com/8oiD439sD9

2021-12-16 19:20:04
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

アメリカ大統領特別補佐官のスタッキーだ。 次元曰く、「世界で一番偉い男を操ってるおっちゃん」とのこと。 一見冷静な知性派に見えるが、「この世で神がいるのだとすれば、それは我々だ」と言い放つなど、傲慢な面も持っている。 声を担当したのは、喪黒福造で知られていた大平透殿だ。 pic.twitter.com/nF6FqR5wCY

2021-12-16 19:20:30
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

スタッキーの部下であるゴードンだ。 フリンチ同様に大男である為、次元にフリンチと間違えられた。 典型的なアメリカ主義者であるようで、マモーの本拠地を黙秘する次元に激昂するなど、短気で横暴な性格だ。 しかし、こやつの結末は…… 声を担当したのは、バックベアード等で知られる柴田秀勝殿だ。 pic.twitter.com/hFjyzqpNvb

2021-12-16 19:21:33
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

主題歌は、三波春夫殿が歌う「ルパン音頭」だ。 作曲は音楽担当でお馴染みの大野雄二先生で、作詞はなんと、作者のモンキー・パンチ先生だ。 ちなみに、三波殿はエジプト警察署長役で本作に出演している。 また、この曲は、PART2 64話「クリスマスは女神の手に」でも挿入歌として使用されている。 pic.twitter.com/xhCILbAmqu

2021-12-16 19:23:59
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

実は、「生きていた複製人間」の題名でテレビゲーム作品として本作の続編の制作が予定されていた。 内容は、「何人もいたマモーのクローンの中の数体が生き残っていて、ルパン達に復讐を企む」というものであり、マモーの他にも、劇場版に登場した悪役達のクローンがルパン達と戦う予定だったという。

2021-12-16 19:24:17
石川 五右ェ門 @goemon_zan

しかし製作が思うように進まず、最終的に没案となってしまっている。 その為、「複製人間」の続編は完全に絶たれたと思われていたが、2020年には、平和によるパチンコオリジナル作品として「Pルパン三世~復活のマモー~」が製作され、マモーが再登場を果たすことになった。 pic.twitter.com/eh7yKNftez

2021-12-16 19:30:30
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

なお、本作は「金曜ロードショー」でもよく放送されるのだが、放送に相応しくない台詞や場面、尺の関係上の為か省かれる場面が多い。 その為、本作を視聴する際は、DVDで見ることを強くおすすめする。 pic.twitter.com/OUm8NFUVy2

2021-12-16 19:31:40
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石川 五右ェ門 @goemon_zan

またつまらぬものを斬ってしまった… (石川五右ェ門の非公式なりきりです。仕様書必読。無言フォローはお断りです。フォローする際は合言葉をお願いします) ※仕様書が見れない時は遠慮なく言ってください。