恋は大騒ぎ（８）

るな@ドール @runadolls7

168-1 修二（今日から2年生だ…） 修二（クラス替え、うちの学校は） 修二（2〜3年のクラスが今日決まってるから） 修二（なんか緊張すんよ…） 修二（噂によると） 修二（今年から成績順にクラスが決まることになったとか） 修二（ウチそーゆー高校じゃないっしょ…） 修二（ゆるさが特徴なのに…） pic.twitter.com/xeXYAvO3X8

拡大

るな@ドール @runadolls7

168-2 修二（とりあえず1組らしい…） 修二（同じクラス誰だ？） 修二（ってか） 修二（みのりんいる！） 修二（成績順だとしたら） 修二（どんだけ勉強したのあの子…！） 修二（…取り乱した…） 修二（みはるんも瑠璃ちゃんも同じクラスか） 修二（…兄貴実はめっちゃ優秀なのでは…？） pic.twitter.com/w1gXbtg7WA

拡大

るな@ドール @runadolls7

168-3 実里「修二くんおはよう」 修二「みのりんあれ見た？」 実里「うん」 実里「同じクラスでホッとした…」 実里「みんな一緒だね」 修二「あと2年一緒、よろしくね」 実里「こちらこそよろしく」 実里「嬉しい」 実里「こないだ友達になった子達は3組か…」 実里「新しいクラスでも友達作ろう」 pic.twitter.com/cI2Zhg7wAo

拡大

るな@ドール @runadolls7

168-4 修二（ひとまず） 修二（みのりんと一緒なのは嬉しい） 修二（幸先良いというかなんというか） 修二（しかしなんだ） 修二（みのりんがすっごい頑張ってるのはわかる） 修二（負けてらんないな） 修二（この人に恥ずかしくない人間でいないと） 修二（少し焦るな…） pic.twitter.com/qiZlCR20Ct

拡大

るな@ドール @runadolls7

169-1 美晴「あー教室ここだ」 美晴「瑠璃ちゃんこっち」 瑠璃「あ、修二くんいた！」 瑠璃「また一緒のクラスだね」 美晴「また4人一緒だ」 美晴「よろしくねー」 修二「お、よろしく」 美晴「ところで…なんか今年から成績順なんだって？」 修二「って噂なんだけど」 pic.twitter.com/BN84Yr5PuG

拡大

るな@ドール @runadolls7

169-2 美晴「なんで私がここにいるの…？」 美晴「さすがにクラス30人中250番くらいで入ってるでしょ私」 修二「計算がおかしいよみはるん…」 修二「とりあえず」 修二「噂の域は出ないけど」 修二「兄貴に教えてやったら喜ぶんでね？」 美晴「大変ありがたいことです…」 美晴「LINEしとくか」 pic.twitter.com/qOzUZ7ZZeR

拡大

るな@ドール @runadolls7

169-3 修二「ところで瑠璃ちゃん」 修二「気になることがあるんだけど」 瑠璃「なに？」 修二「佐藤康太郎」 修二「あいつも同じクラスだ」 瑠璃「佐藤…ああ、文化祭実行委員会の」 瑠璃「学年リーダーね」 瑠璃（そーいや） 瑠璃（私のことを好きとかなんとか） 瑠璃（言ってたな…修二くんが） pic.twitter.com/0gR1EVn5UK

拡大

るな@ドール @runadolls7

169-4 修二「ほら、あれ」 佐藤「あ、」 佐藤「るりちーだ」 佐藤「クラス一緒だね！」 佐藤「よろしく頼むよ」 瑠璃「ああ…よろしくね…」 修二「瑠璃ちゃん」 修二「前に俺が言ったこと」 修二「分かっててね」 修二「俺の勘ではマジだから」 瑠璃「そんなーまさかー」 修二「いやマジだって」 pic.twitter.com/mYBTOvCGbw

拡大

るな@ドール @runadolls7

169-5 修二（ほら見ろ、あいつ、瑠璃ちゃんの方見てる） 修二（俺の目の黒いうちは） 修二（絶対瑠璃ちゃんは守るんだからね） 修二（兄貴の大事な大事な人なんだから） 修二（ぜーったい手を出させないんだから） 瑠璃「どうしたの？」 修二「あ、いや、なんでもない…」 pic.twitter.com/My0ygzUg4v

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-1 担任「今日から2年生になるが」 担任「進路指導の関係上、3年次のクラス替えは無いので」 担任「このクラスでみんなが楽しくやってってくれれば」 担任「俺は嬉しい」 担任「ってわけで」 担任「まずはクラス運営のための」 担任「委員決めから始めていきたい」 佐藤「せんせー、俺、」 pic.twitter.com/qApvbfMpgg

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-2 担任「おう、佐藤」 佐藤「また文化祭実行委員やりたいっす」 担任「お前去年楽しそうだったしな」 担任「佐藤が文実やると文化祭めっちゃ盛り上がるが」 担任「みんなそれで良いか？」 佐藤「あと、」 佐藤「去年一緒でやりやすかったんで」 佐藤「もうひとりは藤崎さんが良いんですけど」 pic.twitter.com/YMtP5ugYzQ

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-3 瑠璃「私？」 瑠璃「嫌です」 佐藤「るりちー、やろうよ」 担任「無理にとは言わないが」 担任「藤崎も去年頑張ってたし、どうだ？」 修二「あの、俺じゃダメっすか？」 修二「藤崎さん嫌だって言ってるんだから」 担任「長山も去年文実だったな」 佐藤「るりちー」 修二「瑠璃ちゃん」 pic.twitter.com/fMrRnMLzkO

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-4 担任「委員各2人でいーんだよな…」 担任「それに、実は」 担任「長山は人望厚いししっかりしてるから」 担任「クラス委員やってほしいと思ってたんだよな」 佐藤「それでいいじゃないですか」 佐藤「藤崎さん」 瑠璃（嫌…って言うと、修二くんが） 瑠璃（代わりにやるんだよな…） pic.twitter.com/slqm8cqFoE

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-5 修二「あの、勝手に決めないでください」 修二「藤崎さんも俺も、納得してませんし」 担任「そうか？」 担任「じゃあ、立候補があった2人ってことで…」 佐藤「それじゃ俺が嫌です」 佐藤「藤崎さんとじゃないとやらないです」 担任「まいったなぁ」 担任「どうする？お前ら」 pic.twitter.com/V4zC1qIiGV

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-6 瑠璃（修二くんに迷惑をかけるのは） 瑠璃（違うもんな…） 瑠璃「じゃ、いいです」 瑠璃「私文実やりますよ」 担任「大丈夫か？」 瑠璃「いいですってば」 担任「藤崎は去年から俺のクラスだけど」 担任「口は悪いが真面目にやる生徒なんで」 担任「お前がやってくれると安心ではある」 pic.twitter.com/R1uIJqPvP9

拡大

るな@ドール @runadolls7

170-7 修二（あー、もう） 修二（絶対瑠璃ちゃん、） 修二（俺に迷惑かけたくないとか） 修二（余計なこと考えてる！） 修二（そーじゃないんだったら！） 担任「じゃあ文実は佐藤と藤崎で」 担任「長山、クラス委員やらないか？」 修二「ええ、いいですよ、やりますよ…」 修二（もう…） pic.twitter.com/jNn4jmPnov

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-1 （放課後） 瑠璃「気を使わせてごめんね」 修二「そーゆーのじゃないから」 修二「大丈夫だったんだけど」 修二「俺、心配で」 瑠璃「何を心配してくれてるの？」 瑠璃「佐藤くんのこと？」 瑠璃「まーったく興味ないって」 修二「瑠璃ちゃんがそうでも」 修二「あいつはアレだから」 pic.twitter.com/LEhgNk44nJ

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-2 瑠璃「心配しなくても」 瑠璃「私はその…」 瑠璃「聡太さんのことが大好きで」 瑠璃「どうしようもないの」 瑠璃「…ってここで惚気てどうすんのよ私」 修二「いいです、存分に惚気てください」 瑠璃「…修二くんって」 瑠璃「お兄ちゃん大好きよね」 修二「まぁ…悪気のない人だから…」 pic.twitter.com/0TsH9M0rJj

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-3 瑠璃「悪気ないよね、あの人」 瑠璃「ホントに善意の塊ってか」 瑠璃「…素敵な人よね」 修二「そう思っていただければ」 修二「家族としては大変嬉しいです」 瑠璃「うん、ホントに思う」 修二「ときどき抜けてたり」 修二「アホなこと言ったりするかもだけど」 修二「基本、いい奴なんで」 pic.twitter.com/rVl6Uuxwc1

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-4 修二「可愛がっていただければ幸いです…」 瑠璃「ご丁寧にどうもです」 瑠璃「修二くんには」 瑠璃「出会わせてくれて」 瑠璃「ありがとう…って思ってる」 瑠璃「あの人に出会って」 瑠璃「私、生きてて楽しくなった」 瑠璃「それまではなんとなく生きながら」 瑠璃「何かに噛みついてた」 pic.twitter.com/b00NUD52dB

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-5 瑠璃「だから、修二くんには」 瑠璃「すっごい感謝してる」 修二「それは、うん、どうも」 修二（あー） 修二（一年前にこの言葉を聞いてれば） 修二（俺の今も変わってたかもしれん…） 修二（ってか） 修二（やっぱこの子、いい子だな…） 修二（ますます佐藤と闘わなきゃ） pic.twitter.com/P34hO0K5rY

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-6 瑠璃「でもなんで佐藤くん、」 瑠璃「私なんかとあんなに委員やりたいって」 瑠璃「言ってんだろ？」 瑠璃「去年はほとんど同じ作業なんかしてなかったのに」 修二「だからね、」 修二「だから気をつけてって」 瑠璃「何度も言うけど」 瑠璃「私には聡太さんしかいないから」 瑠璃「大丈夫」 pic.twitter.com/OoflqXy7DR

拡大

るな@ドール @runadolls7

171-7 修二（言葉のキツさの奥にある） 修二（この人の良さに気づかなかったのは） 修二（俺がガキだったからなんだな） 修二（一年前に気づいてたら） 修二（兄貴にも渡さなかったんだけどなー） 修二（でもそれがなかったら） 修二（みのりんとは仲良くなれなかった） 修二（人生って色々だな…） pic.twitter.com/z1lrqNSqen

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-1 （大学ゼミ室） 健吾「おう、聡太おはよ」 健吾「なんか今日パキッとしとるやん」 健吾「いつもヨレヨレの白衣」 健吾「アイロン当ててる」 聡太「まぁ、親がやってくれるんですけどね…」 咲「シャッキリしてると、キミはいい男じゃん？」 聡太「あ、そういう褒められ方新鮮」 pic.twitter.com/4BTmHYatZE

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-2 聡太「普段シャッキリしてないですからねぇ」 健吾「うむ」 咲「うん」 聡太「否定してくれないのも織り込み済みっすよ」 健吾「外は入学式やな」 健吾「昨日から学部ごとにやってるから」 健吾「今日はどこの学部だろ」 聡太「去年はあっちにいたと思うと」 聡太「感慨深いわ…」 pic.twitter.com/zHoOZ33azi

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-3 咲「そーよ、長山くん」 咲「センパイになっちゃうじゃん」 咲「長山くんが…」 健吾「ウチの末っ子が末っ子じゃなくなる…」 聡太「そらまぁ、無事2年生になれましたし」 咲「確かに…去年の初めのことを思うと」 咲「育った感…」 咲「どこの中学生が紛れ込んできたかと」 咲「思ったもん」 pic.twitter.com/0n8o9Sqejv

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-4 聡太「島田さん」 聡太「俺やっぱそんな感じだったんすか」 咲「自覚無い？」 聡太「少し…いや、かなりあります…」 コンコン 聡太「え、ノックの音しました？」 健吾「したねぇ」 聡太「ノックして入ってくる奴なんか」 聡太「ここにはいないけど…」 聡太「あのー、どちらさま」 pic.twitter.com/OWBEj9zApP

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-5 ？？？「あの、こちら◯◯ゼミですよね？」 聡太「そーですが」 ？？？「あの、入りたくて来ました」 ？？？「昨日入学式やったばかりですが」 聡太「え」 ガチャリ 聡太「とりあえず入ってください」 淳奈「水木淳奈と申します」 健吾「女の子だ…！」 健吾「咲、お前の天下終わるぞ」 pic.twitter.com/I35pNB4bKJ

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-6 聡太「えー」 聡太「オリエンテーションまだでしょ」 聡太「そんとき説明があるけど」 聡太「ウチの学校のシステム、」 聡太「ゼミの概要聞いたあと」 聡太「前期は興味のあるところを見て回って」 聡太「後期に入りたいとこ絞って」 聡太「最後にゼミ論書いて」 聡太「OK出たら入る感じ」 pic.twitter.com/Gxgcsdo3wO

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-7 淳奈「そうなんですね」 淳奈「ありがとうございます」 淳奈「先生ですか？」 聡太「えっ、とんでもない」 聡太「2年生っすよ」 淳奈「お名前は」 聡太「えっ、長山聡太…」 淳奈「長山先輩、よろしくお願いします」 淳奈「オリエンテーション聞いたらまた来ます」 淳奈「では失礼します」 pic.twitter.com/HI0ibgi5ja

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-8 聡太「…なんか気合い入った子が来たな…」 健吾「なかなか可愛かったな」 健吾「色白で切れ長の目」 健吾「美人だ」 聡太「健吾さん！」 聡太「彼女の前で言うこっちゃないっしょ」 健吾「でも客観的に見て美人だろ？」 聡太「ええ、まぁ…」 健吾「名前聞かれたな」 聡太「何故でしょう？」 pic.twitter.com/E1Ob9m4MPd

拡大

るな@ドール @runadolls7

172-9 健吾「ロックオンされた？」 聡太「まさか、何言ってるんすか」 聡太「健吾さんならともかく」 咲「でも、不思議なものね」 咲「長山くんがフツーに女の子と喋ってる」 咲「一年前は、私の前でもどもってたのに」 健吾「彼女ちゃんの影響大きいな…」 聡太「ええ、まぁ…」 pic.twitter.com/MpT2q3020f

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-1 聡太「ずいぶん遅い時間まで高校にいるんだね」 瑠璃「もうね、聞いてよー」 瑠璃「ほぼほぼ無理矢理文化祭の実行委員にされて」 瑠璃「今日は顔合わせだったんだけど」 瑠璃「これから週一回くらいこんな時間になるかも」 聡太「えー、大変じゃん」 瑠璃「去年もこんなだったんだけどね」 pic.twitter.com/K5kcpjmbWP

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-2 聡太「去年もやってたんだ？」 聡太「修二がやってんのは知ってたけど」 瑠璃「うん、そこで修二くんとお友達になった」 瑠璃「でも今回は修二くん」 瑠璃「クラス委員に取られてしまった」 瑠璃「人望厚すぎて先生からご指名」 聡太「へー」 聡太「あいつ昔からそんななんだよね」 pic.twitter.com/0cAHjojJWV

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-3 聡太「小学校の頃は学級委員とか」 聡太「中学なんか生徒会長やってた」 瑠璃「マジ」 聡太「俺がそういうタイプじゃないから」 聡太「俺、小学校では『長山の兄の方』って」 聡太「呼ばれてたもん」 瑠璃「ひどーい」 聡太「瑠璃ちゃんはなんかやってたの？」 瑠璃「ううん、全く」 pic.twitter.com/S0vzQxcS4k

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-4 瑠璃「文化祭の実行委員だって、」 瑠璃「去年はくじ引きでたまたま」 瑠璃「修二くんと2人当たっちゃっただけで」 瑠璃「今年は…」 聡太「今年は？」 瑠璃「去年別のクラスでやってた子が」 瑠璃「何故か私を指名してきた」 瑠璃「私と一緒だとやりやすかったって」 聡太「へー、ご指名」 pic.twitter.com/7LiY7BETq6

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-5 瑠璃「だから、あんまり乗り気じゃなくて」 瑠璃「なんかモヤってる」 聡太「うんうん」 聡太「でもまぁ」 聡太「瑠璃ちゃんと一緒に作業したら」 聡太「捗りそうなのはわかる」 聡太「光栄じゃん？」 瑠璃（そーじゃないかもしれないんだけどなぁ） 瑠璃（うーん） 瑠璃（でも、やっぱり） pic.twitter.com/O32gmilkYh

拡大

るな@ドール @runadolls7

173-6 瑠璃「聡太さん」 聡太「ん？」 瑠璃「好き」 聡太「わ」 聡太「ドキッとした」 聡太「嬉しい」 聡太「俺も瑠璃ちゃん、大好き」 瑠璃「うん」 瑠璃「嬉しい」 瑠璃（私の答えはこれだから…） 瑠璃（別に誰がどう言っても） 瑠璃（私の答えはこれだから） pic.twitter.com/e76LJWOqDx

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-1 （高校、廊下） 佐藤「おい、長山」 修二「え？」 佐藤「聞きたいことがあるんだけど」 佐藤「昨日の文実の帰り」 佐藤「るりちーを迎えにきた奴がいた」 佐藤「お前くらい背が高くて」 佐藤「お前よりちょっと細い感じの」 修二「ああ、それは…」 佐藤「で」 佐藤「ついてってみたら」 pic.twitter.com/orESX0YAyh

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-2 佐藤「随分と仲良さそうにしてて」 佐藤「2人が別れた後に」 佐藤「男の方が帰って行った家の表札に」 佐藤「長山、って書いてあった」 佐藤「お前の名前も書いてあった」 佐藤「あいつ誰なんだ」 修二「尾けたの？」 修二「うわ、気持ち悪っ！」 佐藤「だから誰なんだよあいつ！？」 pic.twitter.com/QN27fExoxm

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-3 修二「俺の兄貴だよ」 修二「うちに帰ってきてなんか問題あるかよ」 佐藤「るりちーとどんな関係なんだよ」 佐藤「お前の兄貴がよ？」 修二「え、フツーに」 修二「付き合ってるけど」 佐藤「お前、そんなこと一言も言わなかったじゃねーか」 修二「なんでいう必要があるんだよ？」 pic.twitter.com/SAHj3BTSUJ

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-4 佐藤「なんでお前の兄貴が」 佐藤「るりちーと付き合うんだよ」 修二「別によくない？」 修二「誰が誰と付き合おうと」 修二「お前には関係なくない？」 佐藤「俺は！」 佐藤「去年からずっとるりちーのことが」 佐藤「好きなんだよ！」 修二「そんなこと言われても」 佐藤「だいたい、」 pic.twitter.com/XJLtaeuDBV

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-5 佐藤「お前だってるりちーのこと」 佐藤「気になってただろ」 修二「ちょっと待って」 修二「こんなところで大声で言うことじゃないだろ」 修二「ってか知られてたの！？」 佐藤「お前が斉藤さんと付き合いだしたから」 佐藤「気遣いなくるりちーに」 佐藤「声かけようと思ってたのに」 pic.twitter.com/79ABeyVXtb

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-6 佐藤「邪魔すんなよ」 修二「邪魔はしないが、」 修二「兄貴の邪魔もすんなよ」 修二「俺は兄貴の幸せを願うもんね」 佐藤「お前が好きなわけじゃないだろーが」 修二「そうだけど！」 修二「でも！」 修二「瑠璃ちゃんだって幸せそうだし！」 修二「問題ないだろ？」 pic.twitter.com/gVADudIP8L

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-7 佐藤「俺、」 佐藤「るりちーを奪還する！」 修二「言葉の意味わかってる？」 修二「それ取り返すって意味だからね？」 佐藤「気持ちの上ではそーだよ！」 佐藤「俺、るりちーのことが」 佐藤「めちゃくちゃ好きなんだよ！」 佐藤「なんでこう」 佐藤「邪魔が入るんだよ！」 pic.twitter.com/nfCuf0sbCG

拡大

るな@ドール @runadolls7

174-8 佐藤「お前には気を遣ってやったが」 佐藤「今度は遠慮せんぞ」 修二「ってかもう、」 修二「兄貴とは4ヶ月くらい付き合ってるし」 修二「お前の出る幕ないと思うけど」 佐藤「うるさい！」 佐藤「4ヶ月なら追いつくわ！」 修二（あちゃー） 修二（めんどくさ…） 修二（いや、闘うよ俺？） pic.twitter.com/vVRDntGiJq

拡大

るな@ドール @runadolls7

175-1 （長山家） 修二「ただいまー」 修二「あれ、兄貴」 修二「早いね」 聡太「まだ授業始まってないからねぇ」 修二「あ、おやつ食べてる」 聡太「お前も食べる？台所にあるよ」 修二「うん…」 修二「そういう気分じゃないかも…」 聡太「珍しいな」 修二「あの」 聡太「ん？」 pic.twitter.com/Ui4WS0p5Wq

拡大

るな@ドール @runadolls7

175-2 修二「兄貴」 修二「瑠璃ちゃんとは…」 修二「うまくやってる？」 聡太「ん？」 聡太「今んとこなんの問題もなく」 聡太「楽しくやってるよ？」 修二「そーか」 修二「それならいいんだ」 聡太「どした？」 聡太「瑠璃ちゃんから何か言われでもした？」 修二「それはない」 修二「大丈夫」 pic.twitter.com/9yYmXkHbXG

拡大

るな@ドール @runadolls7

175-3 修二（きっと、この人に） 修二（さっきの話をしたら） 修二（無駄に不安になったり） 修二（…するよな…） 修二（そもそもそんなに） 修二（自分に自信があるタイプじゃないから） 修二（受けて立つ！って感じには） 修二（ならんだろうしな…） 修二（でも、この人の、） pic.twitter.com/OES5nCUJc7

拡大

るな@ドール @runadolls7

175-4 修二（ちょいとポンコツ気味で） 修二（底抜けにお人好しなところが） 修二（いいところでもあるので…） 修二（…放って置けない気分） 修二（…腹減った） 修二「お湯沸かしてくるわ…」 聡太「ういうい」 聡太「そーいや」 聡太「瑠璃ちゃん忙しくなるって言ってたな」 修二「それだよ」 pic.twitter.com/vlSSoV3rxm

拡大