みなみ推しのF(妄ツイ)
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1 ？？「和なら来ないよ。」 〇〇「え？」 ？？「愛しの和が来なくて寂しい？」 名乗ることもなく話を続ける女。 〇〇「別に愛しなんかじゃ…。」 ？？「ふーん。そっか。」 ピンクのスカジャンにピンクのメッシュ髪、そしてスケバンスタイルの女は勝ち誇った顔をしていた。
2024-02-26 17:01:19
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2 〇〇「からかわないでください。」 ？？「そんなに怒んないでよ。」 〇〇「用がないならお引き取りください。」 ？？「それがあるんだな〜。」 〇〇「え？」 ？？「これ見ても何も思わない？」 〇〇「えっ…。これは…。」 女から見せられたスマホには…。
2024-02-26 17:01:34
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4 〇〇「どうして！？」 ？？「まあまあ落ち着いてよ。」 〇〇「落ち着けるわけないだろ。」 ？？「おぉ〜怖っ。」 〇〇「和はどこにいるんだ。」 ？？「私に付いてこれば分かるって。でも事を大きくしたら、分かってるよね？」
2024-02-26 17:01:51
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5 一方その頃。千葉魂では…。 中西「咲月。何か分かったか？」 菅原「今日も進展はなかったです…。すみません。」 奥田「ん〜。こうなったら私たちも調べてみるか。」 冨里「確かに。人数いた方が範囲も広がるしね。」 彩「なんか、ごめんな。」
2024-02-26 17:02:02
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6 中西「大丈夫です。総長のためなら！」 彩「ありがとう。」 奥田「ちなみにその女ってどのあたりに住んでるんだ？」 菅原「あ、それは分かります！神奈川だと思います。」 中西「東京じゃないとなると少し手間だな…。」 彩「神奈川…。」
2024-02-26 17:02:14
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7 彩「あ！！」 菅原「総長？どうしました？」 彩「分かった！あの女が誰か！」 奥田「さっすが総長。ちなみに…。」 彩「お兄ちゃんが危ない！！」 冨里「え？」 彩「行くよ！！」 中西「えっ、あっちょっと…！」
2024-02-26 17:02:26
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8 謎多き女に連れられ向かったのは、とある倉庫。中は薄暗く、人気はまるでない。 ？？「ここに和がいるよ。」 〇〇「入っていいのか？」 ？？「もちろん。」 女の「もちろん。」を聞くやいなや〇〇は倉庫に入っていった。 〇〇「和ちゃん！！」
2024-02-26 17:02:39
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9 〇〇は辺りを見回したが、そこに和の姿はなかった。 〇〇「え？和ちゃん…？」 ？？「あれ？おかしいなぁ〜？」 〇〇「お前！さては騙したのか！」 ？？「騙すなんて人聞きの悪いこと言わないでよ。」 〇〇「じゃあ和はどこにいるんだ。」 ？？「もうすぐ出てくると思うから。」
2024-02-26 17:02:51
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10 ？？「それまで、少しだけ黙っててもらおうか。👊」 〇〇「うっ…。」 〇〇は脇腹を突かれうずくまる。 〇〇「な、何すんだよ…。」 ？？「あれ、黙っててって言ったのにな！👟」 今度は顔面に蹴りを入れられた。 〇〇「うっふ…。」
2024-02-26 17:03:02
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11 全く状況が飲み込めない〇〇。だが、これだけでは終わらなかった。 「桜、お疲れ〜。派手にやってんねぇ。」 女の正体が桜という名であると初めて分かった。しかし〇〇は桜に声をかけた女の声に聞き覚えがあった。 川﨑「これくらい私たちでは普通でしょ。それよりこれからどうするの…。」
2024-02-26 17:03:26
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13 〇〇「和ちゃん…！？」 そこにいたのは桜と同じスカジャンスケバンスタイルで竹刀を持った、まるで別人の和だった。 井上「あ、びっくりした？まぁびっくりするよね。」 〇〇「え？あの写真は…？」 井上「あれは〇〇に来てもらうために撮った写真だよ。」
2024-02-26 17:03:44
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14 悪びれる様子もなく淡々と話す和。 井上「まあでも、今度は〇〇を椅子にくくりつける番かな。」 〇〇「え？」 井上「〇〇。今日は来てくれてありがとう。そして、もう1つ感謝してるんだ。」
2024-02-26 17:03:56
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16 〇〇「え？どういうこと？」 井上「もう〜。鈍感だな〜〇〇は。ねぇ、桜？」 川﨑「そうだね。分かってくれたらもっと面白いのに。ね！👊」 〇〇「うっ…。」 井上「この私が何のとりえもないあんたにただで近づくと思う？そんなわけないよね？」
2024-02-26 17:04:18
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17 目の前が絶望に染まっていく〇〇。 井上「全てはあんたを利用するため。あんたを利用して私たちは千葉魂をぶっ壊すの。」 川﨑「もう和ったら言い過ぎだよ。まあ全て事実なんだけど。」 〇〇「…。」 〇〇は黙り込み、睨むことしかできなかった。
2024-02-26 17:04:31
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18 井上「あ？何睨んでんだよ。👟」 〇〇「うっ…。」 体まで交えた和からの一撃は桜の何倍も効果的なものとなった。 井上「まだまだこんなもんじゃないよ〜？もう少し痛めつけてから可愛い可愛い妹ちゃんに写真を送ってあげようと思ってるからね。」
2024-02-26 17:04:42
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19 そこから〇〇は防戦一方で殴られ続けた。体中が血だらけになり、どんどん体の感覚がなくなっていく。遂には意識まで朦朧とし始めていた。 川﨑「あれ？やりすぎた？」 井上「楽しすぎて気づかなかったわ。」 川﨑「相変わらずエグいね〜和は。」 井上「桜こそ。」
2024-02-26 17:04:57
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20 川﨑「じゃあそろそろ？」 井上「写真撮りますか。」 和は〇〇のポケットからスマホを抜き取り写真に収めた。 井上「〇〇〜暗証番号は〜？」 〇〇「言うわけねぇだろ。」 川﨑「そういうのいいから！👟」 〇〇「ぐふ…。」 その時だった。
2024-02-26 17:05:06