オタクはこういう最終話の回収が大好き
こぬり@もそもそ
@muirunok
私は2話をたまたまリアタイしてて、ふーん……と思いながら1話を探して見たんですよ。するっと落っこちたんですよ。金曜日早朝。翌日仕事。3話延期。
2020-09-25 08:37:57
こぬり@もそもそ
@muirunok
そんなもんだから余計に感慨深いというか、やっぱりあの橋のシーンがあったからこそこの沼にたどり着いたみたいなところがあるからしみじみしてしまった かつて助けを乞わない加藤に思わず笑みをこぼした神戸、今回はわざわざ手を差しのべてから引っ込めるっていう(ある種の)人間らしさと学習が見えて
2020-09-25 08:41:01
こぬり@もそもそ
@muirunok
続）ほんと、加藤という存在、というか。……人の心が(いい意味ではないかもだが)確かにわかるようになったんだな神戸、というか このバディが育んだものは確かにあるんだなって感じられて、でもやっぱり根幹の部分は絶対に変わらなくて……もう本当に好きな関係。
2020-09-25 08:43:23神戸はやっぱり今でも加藤のことを面白いな、って思っているんだ、スタートはそこだもんな……と思うとなんだか本当に感慨深いよ
こぬり@もそもそ
@muirunok
ふごけって登場人物が全然論理的でも理知的でもないというか、突然行動を起こす理由が理性じゃないことが多い気がするんだよね。でも人間ってそんなもんだよな。ひとつのよろけと勢いこんだ選択が未来を永遠に縛ったりする。 人間って本当に不完全でゆらいでいて、そこが描かれているようで好き。
2020-09-25 09:22:15何かのはずみで簡単に曲がってしまう人間のダメさ、というか……全然完璧じゃなくてでも足掻きたくて、仲間がいるからこそ、そうやってぶつかったりこけたりしながらも歩いていけるんだな……って思う。そういう部分への愛おしさというか。
こぬり@もそもそ
@muirunok
「常識だよね」とか「普通こうだよね」みたいな決めつけが嫌なのでふごけにはまっているっていうのあるかもしれん。基本的に人の考えてることなんてわからんもんだ 勝手に理解できるとか言う方がよっぽど傲慢 んでお話の作りとしてその心情を読者に理解させ寄り添わせながら進めるのが王道なんだろうが
2020-09-18 12:32:22
こぬり@もそもそ
@muirunok
続）ふごけはそこからは外れているよねと思う。尺もあるけど、神戸の「わからなさ」は物語として意図的。それに対し、神戸本人が放った言葉は本当。そこに捉え方のずれとか言葉選びのセンスとかがひっかかってわかりづらくはなっても確かに本当なんだよなと思う
2020-09-18 12:36:02
こぬり@もそもそ
@muirunok
このバディの何が好きかって、自分と相手が違うってことを前提にしていることだと思うの それを理解できるはずもない(価値観が違う) それはただの当たり前で、今後も変わることはない。ただし少しずつ考えは影響し合ってくるし、気づけば相手の思うことが想像できている自分に気づく
2020-09-18 09:24:19
こぬり@もそもそ
@muirunok
「お前ならこうすると思った」って言わないのがいい。そういう原理ではない。でもそういう行動は知らぬ間にしている。なんだかんだバディだからね。
2020-09-18 09:25:35はやい！はやいわ！やっぱり運命なのだろうか
こぬり@もそもそ
@muirunok
このバディ、両方効率厨であればなんてことはなかったんだよなと 加藤がひたすらに人を思う気持ちで生きているから相対的に大助の切り捨てが目立つ目立つ 正反対っていうのはそういうことだよ
2020-09-18 09:14:53かつての大助ならそんなことは当然だからわざわざ伝えないと思う
こぬり@もそもそ
@muirunok
ヒーロー、特に神戸が思うヒーローっていうのは、「ヒーローという行動をする」じゃなくて「その心を持っている」ということなんだなと 神戸は自分をヒーローとは評さないとは思うけど、神戸も結局同じで、ひとつの思いが大切で手段はそれを成せるために付随するものにすぎないって考え方なんだなと
2020-09-18 11:37:45
こぬり@もそもそ
@muirunok
そしてたぶん神戸は加藤がまぶしいんだとおもう ヒーローになれない、なりたい、と思いながらもまっすぐに正義をなす姿が 自分はそうはなれないから余計に嫌なあたりかたをしてしまう
2020-09-18 11:38:47そうしてしまっていたのかなって。
こぬり@もそもそ
@muirunok
大助はヒーローである加藤を全肯定してきたというより、はじめは疎ましく思ってたんだと思う(でも、確かにヒーローだとは思っていた)たぶん、1、2話までかな
2020-09-18 09:00:22
こぬり@もそもそ
@muirunok
3話は加藤の話だった。加藤が知っている犯人が、加藤の古巣の一課と対峙する話だった。だからこそ神戸は加藤を尊重したんだろうな、と今になって思う 自分の問題とぶつかるときに神戸が一番してほしいことだったんだろうな、と その意見を尊重しサポートする役回り 10話ではそれを加藤がやったんだよな
2020-09-18 09:03:33
こぬり@もそもそ
@muirunok
4話、加藤の過去の事件のあらましは知っていたけどその心のうちを知らなかった大助がプライベートでの加藤を見て、それから「太陽になけ」を通して、なんだこいつはいつだってそうなんだなって実感する回だったのかもしれない
2020-09-18 09:11:53
こぬり@もそもそ
@muirunok
バディはこれからも絶対に変わらないけど、確かに少しずつ変わっていくんだろうなって思うんだよね。それが本当に嬉しいし楽しみ……
2020-09-25 08:43:59
こぬり@もそもそ
@muirunok
海岸、夕日の光に包まれてあたり一面が輝いていて、でも彼らの顔は逆光で、自分たちはそう思わなくても端から見ると光の中にいるんだって事実が本当に尊い
2020-09-25 01:34:42一番象徴的なのは4話のラストシーンだと思うんだけど、バディで動くときは神戸のやり方に引っ張られるから基本ふたりの描かれ方は「影」のヒーローなんだよね。その一方で、加藤は正々堂々と一人で光であり続けるんだけど。
そのことを踏まえて、11話夕焼けシーンは「あたり一面が光に包まれた中での逆光」であることが本当に良くて。二人で行動するとき、今までの「加藤が神戸に振り回されていた」もしくは「神戸が加藤を利用していた」ことを超えて、「互いを認め、バディとして行動すること」を決めた（警察手帳を受け取った）とき、二人は光の中にいて。でもふたりとも自分としては影の中にいると思っているんだよね。今までと変わらない、やるべきことをやるべきだ、とするのも、もしかしたらふたり揃ってやることで光の中にいられるのかもしれないし、ひょっとしたら今までもすでに「光の中にいた」のかもしれない（勝手に影の中だと思い込んでいただけなのかもしれない）だって二人はなんだかんだずっと一緒に行動してきたわけだから……とそんなことを思うのでした。
ありがとうバディ。本当に好き。
お互いお前だからこそなんだよな。やっぱり気に食わないんだろうけど。
こぬり@もそもそ
@muirunok
そういえば……私はあのネクタイがずっと十字架に見えていたから最後千鳥格子に変わっていたのに涙した 過去を越えて飛び立てたんだなって……
2020-09-25 02:03:31神戸は1話冒頭でクローゼットを開けてあの服装を「選んで」いるんですよね。回想を見ても服の好みは全然違うから、あのスーツはあえて戦闘服として着ているのだと思う。
真っ黒のスーツに鋲のようなボタン、ぶどう色のクレリックシャツ。まっすぐラインの入ったネクタイに、きっちり留められたタイピン。フォーマルなようでそうではなく、カジュアルなようでそうでもない不思議な服装。
私がネクタイを十字架みたいだと思っていたのは絵を描くときに嫌でも意識してしまうからでした。（他にもそう思っている方がいたみたいで少し安心した）
白シャツ、薄いパープルに千鳥格子のネクタイ、細いシルバーのカラーピン。濃くどっしりとした印象の前者と比べて、少し軽やかで大人の余裕みたいなものが感じられるの、神戸が縛られていたものを抜けて動けるようになったからなのかなと。
千鳥格子、日本だと鳥が飛び立つ様だけど、イギリスでは「猟犬の歯」の柄と捉えられているようで。その物騒な感じもまさしく富豪刑事という感じで良いです…。
こぬり@次のフェスナイもよろしくね
@konurium
富豪刑事として飛び回ってる神戸はこのスタイルなんだなあと思うと本編スタイルとも同時に愛おしく思えてくる ほんとよかった……
2020-09-26 23:33:40
こぬり@もそもそ
@muirunok
「家紋」ではなくて「富」をマークとして使うようになった神戸、「神戸家の人間」ではなくて、「富豪刑事」という個人として生きていくことを決めたんだなってツイートを見て泣いている
2020-09-25 21:41:16
こぬり@もそもそ
@muirunok
「守られてきた白い手」に自ら傷を受けた手のひらで、茶道としては「ありえないやり方」で祖母のお茶を受け取り、飲み干したんだなと……
2020-09-26 00:57:19「神戸家の人間」としての責任も矜恃も全部飲み込んだ上で「富豪刑事」として生きていくんだなという覚悟を感じて泣けてくる
喜久子さんの持つ暖かさは確かに本当だと思っている
同時にあの冷酷さも確かに本当
こぬり@もそもそ
@muirunok
喜久子さんだけど、黒幕ということは5話の体調不良は仮病だったと思うんだよね。そうすると5話の時点では既に大助は不要だったわけで。8話の茂丸(仮)襲撃時点では完全におびきだしにかかっている。殺すことが難しくなった(どうしたって捜査内容に紐づけられてしまう)から海外拉致を考えたのだろうか
2020-09-25 08:56:40
こぬり@もそもそ
@muirunok
そうすると、船が爆破された時点で計画は失敗、神戸家の裏を匂わせて仲間とするしかなくなったのかしら。だからこその「跡継ぎであるあなたしか」発言なのかもしれん
2020-09-25 08:58:21
こぬり@もそもそ
@muirunok
結局、「親が子を思うのは当然」で、「祖母が孫を思うのも当然」だ。喜久子さんが大助を狙ったのは、愛ゆえに神戸家の秘密から隔離したかったからなのかもしれんよな。知らずにしんだほうがましと思うなんて……とは思うけど、両親のことがあって変わってしまった大助を見てたから言えなかったのかなあ
2020-09-25 09:38:19
こぬり@もそもそ
@muirunok
もしそうだとすると喜久子さんも八方塞がりだったんだろうか……「10年生きるかわからない」だし。あれか。「積極的な選択を放棄して結果的に世界が滅ぶことになる」ルートを選ぼうとしてたのが喜久子さんなのだろうか。そして最後にお茶を点てるときに、孫にこの重い手綱を渡す決心をしたのだろうか
2020-09-25 09:35:17
こぬり@もそもそ
@muirunok
無感動に日々を過ごすようになってしまった孫を見ながら秘密を抱えて生きてきたからこそ、やることを見つけて帰って来た孫を応援していたんだろうな。だからこそ加藤も家に招待したんだろうな。4話のあたたかさだって本当なんだよな。それだけの重みを独りで背負ってきてしまったんだな喜久子さんは…
2020-09-25 09:40:32神戸家と水尾フューチャーが一枚岩だったのかは今はまだわからないけど、喜久子さんが主導してたのかな？と思っています（現状親族が他に出てきていないので）↓
こぬり@もそもそ
@muirunok
5話、神戸家がリカルド側についている以上その利点があるんだよな……と考えていたんだけど、 ダム開発によりポリアドル自身がエネルギーを得て国が潤うことは、選択肢を得ることで現状の神戸家との蜜月関係とアドリウムの採掘権の独占（または秘匿）を脅かす可能性があるからなのかなと
2020-09-26 01:08:52
こぬり@もそもそ
@muirunok
あのやり方なら反乱という形に隠して大統領を始末できる。 神戸家はポリアドルを「助けている」建前だと思っているので、それに関してダムの建設はおおっぴらに反対するとおかしなことになる おそらくアドリウムを採掘することが必要だから山とか切り開く「開発」は推進派の立場だと思うんだよね
2020-09-26 01:14:07
