私は、ケーデル・サート・フェグラムと申します。階級は、恐れ多いことながら一等上士官《いっとうじょうしかん》の位《い》を賜わっておりますが、それに見合うだけの能力は未だ持ち得ぬ青二才に過ぎません。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-09-06 23:12:29『ケーデル・フェグラム』 軍事大国の武官。若くして一等上士官の地位を与えられる実力者で、のちに”マーナの知将”と呼ばれるようになる。 (野間みつね @Mitsune_Noma) #キャラログ pic.twitter.com/nAhaeqdCFz
2017-03-09 19:45:26……私は、他国にもケーデル・フェグラムが居るかもしれない、という可能性は、常に頭の片隅に置いていますよ。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-03-06 20:12:29◆自動プロモ / 『鷹の子』◆ 「それが、頭の切れる人間は兎角他人に対して横柄なものだ、というお考えから出たお言葉でしたら」 ケーデル青年は、陽光の流れ落ちるような輝きを持つ金髪の頭をふと傾け、ゆっくりと口許を綻ばせた。 「考え直していただきたいものです、デフィラ四等士官」
2016-12-18 11:41:11もしも必要に迫られてしまったら、この私でさえ、剣《リラン》の扱いを学びたいと思うようになるかもしれません。今の私は、どうにか片手で鞘から抜けはしても、きちんと振り回すことが出来ませんから。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-02-06 02:11:57参謀は、リランを握って敵を屠る武人などより余程、大量の人間を殺せる……所詮は大量殺人者なのだな……これからも、こんなことを続けなければならないのかな……〔ケーデル・フェグラム〕
2017-01-26 02:11:58そうか……そうなるようにこちらが追い込んだからとは言え、あの王も魔が差したか。負けると九分九厘わかっていて、起死回生に賭けた。その気持ち、わからないでもないが。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-10-13 00:42:30あなた方に楽をさせる気は毛頭ありませんが、戦に於いて確実な戦力として計算出来る折角の強兵集団を、無理な用兵で無駄に損ないたくもありません。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-04-08 00:12:30◆自動プロモ / 『ダグディグル・グルーグラス』◆ 「協力の報酬としてお前をやろうと言ったら、喜ぶかな」 「ケーデル様っ!」 「もっとも、後で、その倍は落胆するだろうな。それを想像すると、なかなか笑える」 「嫌でございますっ」 「……命令でも?」
2017-01-18 11:41:09父がそう言ったのなら、父は必ずそうしたでしょう。父が、仮令《たとえ》一瞬でも、あなたのような方を愛したとは思えない。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-10-09 12:42:32◆自動プロモ / 『将軍と呼ばれる迄に』◆ 「そうかなあ……」 トールは納得し難いという表情を見せる。 「兄さん、女の人、嫌いなの?」 「……どういう意味で」 「興味がないって言うから。ええっと……男の人の方がいいとか」 「それはない」 ケーデルは思わず失笑した。
2016-09-30 11:41:12◆自動プロモ / 『将軍と呼ばれる迄に』◆ いきなりの誘いに、ケーデルは即答出来ず、目をしばたいた。 「……そのような……いえ、予定は何もありませんが、私のような者が急に訪ねてゆくのは却って御迷惑かと……」 「遠慮など要らん」 ロブストは人の好さそうな笑顔でかぶりを振った。
2017-02-14 11:41:10青二才、とか、その腰のリランがお飾りにしかならない似非《えせ》武官のくせに、とかいう言葉が好意から出るとは思えませんから。……ただ、全てが事実なので、反論も出来ませんし腹も立ちません。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-02-19 20:12:19◆自動プロモ / 『ミゼルでの遭遇』◆ 「お手間をお掛けしました。有難うございます」 軽く頭を下げるケーデルをじっと見据え、ダランドーは静かに口を開き直した。 「……ひとつ、お願いしたいことがあります」 「私にですか」 顔を上げたケーデルが、やや意外そうな表情を見せる。
2017-03-09 11:41:09タリー一等近衛にはそれがお出来になる。だからこそ、上手にノーマン近衛副長とお付き合い出来る。私は、見栄っ張りなので、呆気に取られた顔など他人《ひと》に見られたくない。……私は大人びているのではなく、単に臆病な見栄坊に過ぎません。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-01-10 17:42:14何を貸し借りと思うかは人によって違いますし、その大きさ重さの受け止め方も異なります。……それに、私にとっては、これは、右脇に置いてある本を左脇に動かす程度の、ごくささやかな便宜に過ぎません。過剰にお考えにならないでください。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-12-15 20:42:20◆自動プロモ / 『その佳き日まで』◆ 「もう驚くのはやめますわ、ケーデル四等将官」 マリは軽く肩を竦めた。 「閣下は、まるで──そう、何もかも知った上で、知らない振りをしながら、相手を吃驚させようとお話しになっているみたい」 ケーデルは二度瞬いた。 「そう……見えますか」
2017-01-22 11:41:10もしもノーマン近衛隊長が無能で、同じ過ちを繰り返すなら、私の進言は確かに間違いとなるでしょう。願わくは、そこまで愚かな人物ではありませんように。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-01-29 14:12:19……隊長閣下は、私の苦労をぶち壊しにしてくださいましたね。私がそう申し上げれば、閣下はお喜びかもしれませんが。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-02-20 02:11:55◆自動プロモ / 『垣間見る未来』◆ 「俺の酒は飲めんか?」 挑戦するような響きに、ケーデルの表情が動いた。……触発されたような、不敵な笑みの形に。 目の前の木杯を手にするや一気に飲み干し、返す刀で、と言いたくなるような鮮やかな手付きでノーマンの前の木杯にメリアを注ぎ返す。
2016-10-14 11:41:12──最後の決断に当たっては、私の意見よりも隊長閣下御自身の直感をお信じください。一度も外れたことがないと聞き及びますから。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-03-06 08:12:31別段擁護するわけではありませんが……彼は……我がマーナで現在近衛隊長を務めている御仁は、嘘を吐《つ》くのが極めて苦手という人物です。お互いに反りは合いませんが、その点では余人《よにん》より余程信じるに足ります。〔ケーデル・フェグラム〕
2017-01-18 20:12:40……名医《マジャリテ》ダランドー、あなたのお手を煩わすのは私の本意ではありません。これは、私ひとりが手を汚せば済むことなのです。マジャリテのお手を、このようなことで汚したくない。〔ケーデル・フェグラム〕
2022-09-18 17:34:41◆自動プロモ / 『マーナの知将《ドー・ルーム》』◆ 「ケーデル! こ、この卑怯者ッ!!」 「私が?」 ケーデルは平然とミディアムを見下ろした。 「私の何処が卑怯なのだ?」 「さっきの約束を──さっきの約束を忘れたのかッ!!」 「私が何を約束したと言うのだ?」
2017-01-24 11:41:09◆自動プロモ / 『ミゼルでの遭遇』◆ (これが、あの時の浅慮の報いだというのなら──) ふっ、と暗闇に引き込まれるような思いに駆られ、リランの柄《つか》に右手を掛ける。 (相応なのか) 抜き放った直後、その重みでケーデルは我に返った。 自分は何をしているのだ。
2017-03-07 11:41:11私は偽善者が嫌いだ。その従弟に過ぎない独善家も嫌いだ。ふたつ共──この私の敵だ。〔ケーデル・フェグラム〕
2016-12-23 17:42:14