この10選のマイルール
- 10選なので、順位づけはしない
- 劇場、配信は問わない
- 自分の中で評価が高くなりガチなのは「エンターテインメントしている」「これ一作でしっかり完成されている」という2条件がメイン
今年見た67本のリスト
https://youtube.com/playlist?list=PLXddKSNJMdiTLnoO_NZ7ZrzKBXkYfK4SN
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1本目:エクストリーム・ジョブ
ハチャメチャにアクションとコメディの勢いでぶちかましてくれた、映画。
失敗続きの麻薬捜査チームが、潜入捜査のために潰れかけのチキン屋を買い取ったら繁盛してしまって~という出だしの内容。
韓国で国民食とまで言われているチキンが、これまたいい味を出してくれてます。
予告の「いらっしゃいませ~」(パンパン)が頭から離れなくなって、観に行ったのを覚えています。
刑事モノ・アクション・コメディあたりの組み合わせが好きな人は間違いなくオススメ。
現在は配信レンタルのみですが、家で観ることができます。
エクストリーム・ジョブ(字幕版)
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2本目:スウィング・キッズ
スウィングキッズ、観終わった。 はーーーーー!!最高!! 映画館で観るダンスMVって勢いのある編集。エンタメとしてしっかり面白いのに、ちゃんとテーマの落ちを落とすところ落としてきてた。 エンドクレジットの写真もいいの多すぎぃ!! これは勧められる。見てほしい。
2020-03-15 20:34:25自分が今年見た韓国映画が4本あったんですが、一番好きなのはこれかもです。
朝鮮南北戦争時代の韓国側の収容所で、対外イメージメイキングのためのタップダンスチームを捕虜たちに作らせようとするってお話。
チームメンバーが全員ひとクセあり別々の事情で踊る人物ばかりの中で、国籍や言語やイデオロギーを超えてタップダンスでつながっていき、ラストのダンスシーンの圧巻さへとつながっていく。映画としての盛り上がりの持って行き方が最高。
何よりも各タップダンスシーンが最高にドキドキし、観てるこっちもついノリノリになってしまう作りは最高!!
ただ、この映画において「観終わった後の余韻の作り方」が人によって合う合わないがあると思うので、戦争ものが苦手な人には少し勧めにくいのも事実ですが、それでも僕は推したい!
ミュージカル、ダンス、戦争モノあたりが行けそうな人は是非に。
スウィング・キッズ(字幕版)
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3本目:弱虫ペダル
実写弱ペダ、個人的に思ってること 「どういう撮影したら、これが撮影できて、ちゃんと編集で繋がるんだよwww」
2020-08-14 21:17:10多分今年の漫画原作実写映画化の中で、はちゃめちゃに出来がいいです。
主人公の小野田坂道が、ひょんなことで自転車競技部に入り、仲間とともにロードレースの世界へ~という感じのストーリー。
びっくりするほど、ペダルを回すんですよ。ジャニーズの俳優さんが。まじで。心臓どうなってんの?ってぐらい。その上でセリフをしっかり演技込みで喋られる。どうなってるの役者さん???
それでいて、ガンガン登っていく自転車にしっかりした構図のままついていくカメラ・・・まじでどういう撮影して、それをどういう編集したらこれが出来るのか、わからなさすぎるし、スゴイ。
漫画原作を読めてない自分があまりお話側に踏み込みたくないですが、破綻なく非常に綺麗に映画尺にまとめていたのでは?という印象がありました。
邦画、漫画原作、スポーツ、青春あたりのキーワードでいけるかな?と思える人は是非に。
2021年3月10日からレンタルもメディア販売も開始になります。
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4本目:ミッドナイトスワン
ミッドナイトスワン、観終わったんですが・・・ これ、TOHOとかいう大手シネコンでやれる内容なんですか。え?いや、めちゃくちゃ好きで嫌いでわけわからん。
2020-11-01 17:52:41題材が題材なので、人を間違いなく選びますが、それを承知の上で是非何も考えずに最後まで見てほしい一本です。
トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えつつ日々を生きる凪沙の元に、虐待を受けたということでしばらく預かって欲しいと親戚筋からきた一果。一果がある日街中で見つけたバレエスクールに興味を持っていくところから段々話が展開されていきます。
最初「草なぎ剛かー。もう事務所やめられたとはいえ、ジャニーズ系俳優起用かー」って思いながら行ってみたら、この役は草彅剛さん以外ありえないってぐらいのはまり役と演技力でした。
途中途中グッと来るシーンはいっぱいありましたが、劇中最後のバレエダンスのシーンが、本当にカメラワーク・ライティングが最高ですし、ラストの引きとしての演出も最高でした。
あと、この映画なんですが、「鬼滅の刃」より先に始まって、ブームの最中にありつつも、未だに上映数は少なくなりつつも大手シネコンで上映し続けてるという事実がありまして、なんか凄さの一旦が伝われば・・・
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5本目:TENET
TENET、みました。 「良かった・・・んだけど、これパンフレット含めて無限に見直さないとちゃんとした評価ができなくない!?」 という状態。
2020-09-18 16:19:28ド安定、クリストファー・ノーラン監督の最新作。
映画になれてない人には勧めにくい3時間という超大作かつ、最低2回観ないとしっかり理解ができない難しさながら、エンタメとして最高に良くできています。
「時間逆行」装置で、未来からの攻撃で「第三次世界大戦」を防ぐために、同じ用に時間逆行を駆使して主人公が様々な場所で戦うという、超ざっくりですがそんなストーリー。
ともかくアクションと、逆光演出の映像がすごい。それでいてIMAXフィルムカメラでの撮影シーンが多い都合もあって、9割近いカットが「CGによる合成なし」というこだわり。
そして何よりも緻密に作られたストーリーというか「時間の流れ」。1周目は大体どうなってるのか理解しきれないですが、ネタバレ解説記事等を観てから2周目を観たときの爽快感がヤバイ。
SF、スパイもの、アクションあたりが好きな人にはオススメできます。
現在、年明けにメディアでの発売が決まってますが、配信はすでにスタートしてるので是非。
TENET テネット(字幕版)
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6本目:ようこそ映画音響の世界へ
前半・後半で話の内容を分けていて、特に前半の「音響から観る映画史」の流れがめちゃくちゃ良かったなと。 『ようこそ映画音響の世界へ』予告編 youtu.be/Tkicdmd9boo @YouTubeより
2020-09-29 12:03:45ドキュメンタリー映画枠。
前後半で少し解説がかわるドキュメンタリー。
前半は、音響から観る映画史という感じの内容ですが、インタビュー先がともかく豪華!それでいて入門編レベルの話からしっかりしてくれていて、普通にためになる。
後半は、現代映画における「音」の構成要素を分解し、各セクションの現役スタッフからのインタビューも入れ込んで説得力満点で、しっかりと解説をという感じ。
映画好きのために、もう一歩映画に踏み込んでみよう!って解説をしてくれてる映画です。逆に映画あんまり~という人は少しむずかしいかもですが、これを気にドキュメンタリー中で紹介された映画を観てみるのもいいかもです。
まだ配信・メディア販売もないので、早く来てほしいですね。
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7本目:BURN THE WITCH
BURN THE WITCH、観終わったー! BLEACHに触れてこなかったのもあって、久保帯人先生文脈完全初見。楽しめてよかったー!! あの2〜3話の間に世界観と結末に向けて必要そうな要素を全部説明仕切ってるまとめ方が素直にすごい・・・w youtu.be/HEnPo8Xcmqk
2020-10-03 18:56:36ジャンプ漫画の映画化。
現在まだ単行本1巻だけですが、その1巻をほぼまるごと映画化。
フロントとリバースという、表裏一体の世界設定。そのリバースでウィッチとして活躍するニニーとのえるのコンビが、異形の存在「ドラゴン」保護を・管理を通じて事件に巻き込まれていく話。
ストーリーの面白さ、アクションの画の良さ、アニメとしての出来。色んな角度からみて大変きれいにまとまった作品でした。
少年漫画らしいかなり特徴的なキャラと、爽快なストーリー。1時間ほどで観終われるのもあり、万人に勧めやすいです。
AmazonPrimeVideoなら3話分割で全編観れますので是非。
BURN THE WITCH
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8本目:ジョゼと虎と魚たち
朝一映画「ジョゼと虎と魚たち」観終わりました。 個人的にハードル爆上げしてたんですが、ちょうどピッタリ!!良かった!! 予告の時点で楽しみにしてた、ジョゼの想像の中の海のシーン、完璧でした・・・最高。 youtu.be/sw07I2OH4Ho
2020-12-25 11:08:3425日に公開されたばかりの作品。
小説原作で、以前に実写映画化もされています。
先に言っておくと、小説・実写映画とはストーリーやキャラの設定に大きく手が入っているので、別物として観るのをおすすめします。
夢のためにバイトでお金を貯める大学生の恒夫が、ある日助けた車椅子のジョゼ、その祖母から彼女の身の回りの世話を持ちかけるところから始まっていくラブストーリー。
公開日が12/25ということで、完全にデート映画ポジなんですが、ストーリーの受け入れやすさや、画の良さが本当に良い。
特に予告にも出てくる、ジョゼの想像の海の世界が、個人的に最高に好き。
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9本目:2分の1の魔法
2分の1の魔法、観終わりました。 劇場出てきた直後の自分。 pic.twitter.com/WRNWv3duIG
2020-09-15 23:23:59ピクサー×ディズニーの映画。
魔法がはるか昔のものになった世界で、亡くなった父親からの誕生日プレゼントでもらった魔法の杖で「足だけ」蘇った父親を、魔法が解けてしまう24時間以内にちゃんと復活させようとする兄弟のバディ物という感じのストーリー。
個人的にストーリーラストの兄バーリーが大変に好きです。その兄の背中を押す弟イアンも最高に好きでした。そして母がまさかの冒頭の伏線回収というのも()
アニメーションのクォリティも申し分なしの出来。そして冒険の過程で様々な伝承が「現代ナイズ」されている部分がコメディ要素としてよくできている。
まだディズニー+でも配信されていないようですので、配信開始まで待ちたいです。
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10本目:ソウルフル・ワールド
ソウルフルワールド、観終わった。 youtu.be/BbWtMdvbPYE 2020年最後にみた映画で、ヤバイの来たなぁ・・・刺さる人めっちゃいそう。ジャズシーンが劇場音響で聴けないのだけ、本当に残念。 流石のピクサークォリティのアニメーションで、本当に文句なし。
2020-12-31 22:47:52一本前のと同じく、ピクサー×ディズニーの映画。
学校の音楽教師をしながらジャズミュージシャンを目指す主人公が、ある日大きなチャンスを掴むが、そのことに浮かれてうっかりマンホールへ落下して、生まれる前の世界「ソウル」の世界へ足を踏み入れてしまった・・・という感じのストーリー。
音楽のソウルと、魂のソウルをかけているのかーと最初思っていましたが、「魂を満たすもの」(ソウルフル)というニュアンスのタイトルだなと観終わってから思いました。
ともかくストーリーが、人生になにか挫折経験がある人ならぐっと来るところがありそうな作りに。自分周りのクリエイター系の人は刺さる人多い気がします。
ジャズシーンが映画館の音響で聴けなかったのが本当に残念。
こちらはディズニー+にて絶賛配信中。
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選外だけど紹介したい作品2つ
2020年公開ではないので、選外としてますが、今年見てよかった中で2作紹介を。
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ロシャオヘイセンキ
ロシャオヘイセンキ、すごすぎた。 めちゃくちゃ動く動く!!それでいて戦闘シーンだけじゃなくて、細かい箇所も(特に食事)がしっかりアニメーションしていてビビった それら動画マンの熱量だけじゃなく、根底のシナリオも日本アニメーションっぽさを感じる善悪に割り切れない話をあつかっていて(続
2020-11-14 14:40:21国内公開が2019年が最初なので、一応選外あつかい。
ともかくアクションでめっちゃ動く!それでいてわかりやすいシナリオに、日本アニメにも多い勧善懲悪にならないキャラの陣営わけ。
中国のアニメーションでついにここまで来たか!!という衝撃がめちゃくちゃデカかった一本でした。
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サイダーのように言葉が湧き上がる
「サイダーのように言葉が湧き上がる」 youtu.be/luWcue3t2OU 5月上映予定だったが公開延期されてる作品の先行公開。 ほぼ予告どおりの内容なのに、舞台・音楽・セリフ・キャラの行動...全てが噛み合って、終わった瞬間に「爽やか!!満点!!」って叫びたくなる一作でした。
2020-11-03 18:36:55今年公開予定だった作品がコロナで延期になり、東京国際映画祭で先行上映されたので観てきました。
ある意味今年No1だったかもしれない。
ウィルキンソン持っていったら、映画終わった後にラムネに変わってそうなぐらい、甘いけど爽やかな恋愛映画。
それでいて、ストーリーの良さ、画の独特さがともかく惹きつけられる一作でした。
新公開予定美が、2021年の6月25日。
自分は後2回みたい気持ちがあります()