「EPISODE：0 ファーストコンタクト」解説

石川 五右ェ門 @goemon_zan

[五右ェ門の今日は何の日] 2002年の今日、TVSP14作目「EPISODE:0 ファーストコンタクト」が放送された。 第二次世界大戦中に各国諜報部員が捜していた秘伝の金属「クラム・オブ・ヘルメス」とその製法が記された錬金術書の争奪戦を軸に、ルパン達の最初の出会いが描かれている。 視聴率は20.6%。 pic.twitter.com/hZoBPjaOZo

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作のオープニングでは、1999年に放送されたTVSP11作目「愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」以来、3年振りに「ルパン三世のテーマ'89」が流れる。 また、1997年に放送されたTVSP9作目「ワルサーP-38」で脚本を担当した米村正二殿が再び脚本を担当した。 pic.twitter.com/C347YJeYzc

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作では、次元によく焦点が当たる為、次元はもう1人の主人公として描かれている。 暗黒街で1、2を争う腕のガンマンであることを見込まれてガルベス一家の用心棒として高い金で雇われている次元だが、ガルベス一家の卑劣な作戦は気に食わない様で、作戦から降りる場面も。 pic.twitter.com/m9uq5MyeC5

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

前作の「アルカトラズコネクション」同様、ゲストヒロインは一応登場しているが、話にはほとんど絡まない。 冒頭で、次元に密着している女性記者のエリナ殿が本作のゲストヒロインだ。 ルパン一家結成の謎を探っている。 声を担当したのは、金曜ロードショーのナレーターを担当している朴璐美殿だ。 pic.twitter.com/viUeSbM5EN

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作の悪役の1人であるガルベスだ。 ガルベス一家のボスで、ルパンを抹殺する為に次元を雇い、2人の出会いのきっかけを作った人物だ。 ルパン抹殺に対する次元のしくじりをその拳銃の腕を見込んで1度は許す器の大きさを持つ。 声を担当したのは、紅の豚のポルコ・ロッソで知られていた森山周一郎殿だ。 pic.twitter.com/4CDDQmDChk

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

本作の悪役の1人であるシェイドだ。 ガルベスの用心棒にして「掃除屋」でもある。 他の下っ端をこき使う様子も見られるので、実質的にはガルベス一家のNo.2のようだ。 ガルベスに腕を認められた次元を嫌っている。 声を担当したのは、後にPART4でニクスを担当する咲野俊介殿だ。 pic.twitter.com/VTkieli53w

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

1stのオマージュがある事からか、本作の人気はかなり高く、2019年にYouTubeで行われた「ルパン三世 TVスペシャル人気投票」でも第1位を獲得した。 2位は「燃えよ斬鉄剣」3位は「ワルサーP-38」で両方ともセル画時代のTVSPであり、デジタル放送のTVSPでは唯一3位以内を記録している。 pic.twitter.com/vSUg4rpd5R

拡大

石川 五右ェ門 @goemon_zan

そして、本作はもう1曲ルパン三世のテーマがある。 その名も「ルパン三世のテーマ'78(2002 VERSION)」！ 「PART 2」の1話から26話までOPとして使われた「ルパン三世のテーマ」に最も近いアレンジ曲であり、本作で初使用となった。 pic.twitter.com/muhv9BD9vJ

拡大